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帰ってきたクーカイさんの発言一覧(評価・コメント) 251-300
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NICKELBACK-Feed the Machine-Feed the Machine
NICKELBACK-Feed the Machine-Home
NICKELBACK-Feed the Machine-Silent Majority
NICKELBACK-Feed the Machine-Song on Fire
NICKELBACK-Feed the Machine-The Betrayal (Act III)
NICKELBACK-Here and Now
NICKELBACK-No Fixed Address
NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS-Chasing Yesterday
NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS-Noel Gallagher’s High Flying Birds
OASIS-Dig Out Your Soul
OASIS-Standing on the Shoulder of Giants
ONE OK ROCK
ONE OK ROCK-残響リファレンス
OUTRAGE-Outraged
OUTRAGE-Raging Out
PANTERA-Vulgar Display of Power
PARADISE LOST-Host
PARIS-Big Towne,2061
PARIS-Big Towne,2061-Blue Robin
PARIS-Big Towne,2061-Money Love
PARIS-Paris
PARIS-Paris
PARIS-Paris-Breathless
PARIS-Paris-Religion
PARIS-Paris-Solitaire
PARIS-Paris-Starcage
PAUL GILBERT-Fuzz Universe
PAUL MCCARTNEY(WINGS)-Chaos and Creation in the Backyard-English Tea
PAUL STANLEY-Live to Win
PEARL JAM-Backspacer-Unthought Known
PERFUME-LEVEL3
PINK FLOYD-Atom Heart Mother
PINK FLOYD-The Endless River
POISON-Look What the Cat Dragged In
PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz
PRINCE-Graffiti Bridge(Soundtrack)
QUEENS OF THE STONE AGE-Villains
QUEENSRYCHE-Hear in the Now Frontier
RADIOHEAD-Kid A
RAGE-Unity-Unity
RAINBOW-Monsters of Rock - Live at Donington 1980
RATED X-Rated X
RICHIE SAMBORA + ORIANTHI-Radio Free America
RICHIE SAMBORA-Aftermath of the Lowdown
RIOT V-Rock City
RIOT V-Unleash the Fire
RIOT-Rock City
RIOT-Unleash the Fire
RUSH-Clockwork Angels
RUSH-Clockwork Angels Tour

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発言している8曲を連続再生 - Youtube



NICKELBACK-Feed the Machine-Feed the Machine ★★ (2017-07-15 05:59:55)

 実はアルバムリリース前にYoutubeで流しているプロモーションビデオで聴いた(視た)時には、あまり良さがわからなかった。
 しかし、実際にCDで聴いてみるとなかなか良い曲だと思った。少しダークでリフが格好良い。アルバムの世界観を冒頭で表現(紹介)するのに最も適した曲である。もちろんタイトルトラックなわけだし。
 今では曲が始まるとワクワクするし、リフはゾクッとくる。ライヴの開幕にもってこいであろう。

 あまり関係のない話だが、プロモーションビデオの話の筋が今でもよく分かっていない。
 あのマスクをしたガタイの良い男性は人々を支配している悪役(親玉)っちゅうことで良いのだろうか。最初に観た時に(敵の本拠地に忍び込んだヒーローかな)と思い、いつまでたっても活躍しないでボーッと同じところで仁王立ちしている(たまに両腕を広げてみせる)だけなので、「?」と頭の上
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NICKELBACK-Feed the Machine-Home ★★ (2017-07-15 06:17:47)

 実はイントロだけ取り上げると、この曲がアルバム冒頭にあっても良いように思う。ただ、その後の展開がどちらかというと攻撃的にいくより、ややスローテンポでドラマティックな方向に流れていくので、やはりアルバム中盤のこの位置にあるのが正解。
 今回のアルバムは個人的には捨て曲が無いのだが、収録曲の中でもこの曲を含めバラード系の曲が成功しているように思う。それぞれ曲の個性がはっきりとしているし、似たような王道パターンに堕していかず、良いメロディをいかに有効に作用させるかということに細心の注意が払われているように感じる。

NICKELBACK-Feed the Machine-Silent Majority ★★ (2017-06-17 22:07:37)

 アルバム後半(レコードで言うとB面)は個人的には⑥から始まり、徐々に盛り上がっていきこの曲あたりでクライマックスになるような気がする。あくまでも個人的な感想だけれど。
 劇的な曲調、高まっていく緊張感がたまらない一曲。ハードボイルドな刑事(探偵)ドラマか、展開に予断を許さない社会派のサスペンスドラマなんかで(歌詞の内容は全く考慮の外にして)山場に使ったら良いかと思う。
 ドラマティック。
 

NICKELBACK-Feed the Machine-Song on Fire ★★★ (2017-06-17 21:53:00)

 NICKELBACKは非常に優れたバラードを多数持っているのだが、この曲はその中でも上位に入ると思う。
 切なく、諦観を感じさせながらも明るく展開していくサビのメロディ。涙を堪えながら笑って見せるというか。

 この歌は燃やしてしまってもいい
 煙にしてしまえ
 川に流してもいい
 ゆっくり沈むのを見る
 紙飛行機に折ってしまい
 月まで飛ばしてしまえ

 世界のために奏でても意味はない
 僕は君に歌っているんだ

NICKELBACK-Feed the Machine-The Betrayal (Act III) ★★ (2017-07-15 06:26:58)

 ギターリフのリズムとドラムのリズムが絡み合って徐々に緊張感を高めていく展開が好きだ。
 冒頭のアコースティックな始まりから一転、ベースのビートが聴き手をダークでタフな世界観にグイッと引き込むあたりが上手い。格好良いと思う。

NICKELBACK-Here and Now ★★★ (2011-11-23 01:09:21)

 前作から聴きだした。前作も良かったのだが、本作も良い。
 音がもう、もろに好み。エッヂがギリリと立ったギター、ドムドムうねるボトムに漢気あるVo.。
 そしてメロディとギターリフも申し分無し。彼らは職人である。
 ぜひとも、AC/DCやLEPPSの正統な後継者として、迷わずこの路線を極めて欲しい。

NICKELBACK-No Fixed Address ★★ (2014-11-24 03:43:44)

 相変わらず上手い。
 何がというと、曲作りと音作り、それにアルバムにおける楽曲の配置だ。
 一曲単位でのダウンロードが主流になりつつある昨今、ここまでアルバム・オリエンテッドな製作姿勢を保持しているのは、まことに好ましい。彼らが我々同様にロック・ファンであり、自分たちが聴き親しんできたもの(形)を大切にしているという証しであると思われるからだ。
 本作はメンバーのコメントにもあるよう、ヘヴィなものはヘヴィさを損なわず(「よりヘヴィに」)、ポップなものはディスコソングに通ずるアレンジが施されているものもある。ホーンが入ったりラップが入ったりしているのだが、それでもきちんとニッケルバックの楽曲であることは、その特徴的なヴォーカルメロディや男気溢れるチャドの声が主張している。バラードも充実しており、全編あっという間に聴き終えてしまうし、すぐにまた聴きたくなってしまう。
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NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS-Chasing Yesterday ★★★ (2015-02-28 20:51:42)

 これは来たねェ。
 2nd、待っていたけど、スッと出してきた。だけど自分にとってお馴染みの方法論で、楽に出してきた感じはしない。音楽的実験(冒険)を経てひと回り大きくなった上で、自然体で作ってきた・・・いや作品自身がコロンと生まれてきた?そんな印象を受ける。
 その昔、BLURの2ndを聴いた時に、「これは大好きだが、アメリカじゃ売れないだろうな」と思ったのだが、本作にも同様の感想を持った。骨の髄までブリティッシュというか、イギリスのアーティストでないと作れない作品だろうな。例えばディヴィッド・ボウイとか聴いていても思うのだけれど。アメリカでも売れると良いんだけど(ぜひ売れて欲しい!)。
 1stと異なり、アップテンポにギターのリフでグイグイ引っ張っていく曲や、ポップなメロディが印象的な曲などが、素敵なアクセントになっている。作品の内容を色で例えると、よりカラフルで見
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NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS-Noel Gallagher’s High Flying Birds ★★ (2014-05-19 17:48:58)

 オアシスのノエル兄ちゃんの1stソロ・アルバム。2011年発表。
 オアシスの解散は残念だったが、正直な話、仕方がないことだったと考えている。どう控え目な表現で評価しても、(4thは未聴なので)5th以降は自らの殻を破れずにいた。もちろん各アルバムには良い曲が収録されていた。だが、このバンドに本当に求められていたのは、U2が『Achtung Baby』や『Zooropa』で見せたような、そしてRADIOHEADが『KID A』で見せたようなブレイク・スルーだったのだと思う。
 オアシスは結果的にそれを為し得なかった。

 本作は、ほどよく実験的精神も盛り込まれており、期待に応える傑作に仕上がっている。欲を言えばアルバム全体のトーンが、物憂げなものに染まりきっているところか。2曲ほど、ちょっとブルーではあるけれども、少し溌剌さを感じさせる楽曲が収められていれば、も
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OASIS-Dig Out Your Soul ★★ (2013-05-11 19:22:41)

 現時点(2013年5月)でラスト・アルバムとなっている。
 それで、再結成の声明も出されていないので、本作がOASISというバンドの最後のアルバムであり続ける可能性は高い。
 そのような見地から本作を評価しても、「最後まで非常に質の高いアルバムを発表していた」と言える高いクオリティを持っていると思う。前作までの焼き直しではなく、常にチャレンジングな姿勢を崩さなかったという意味でも、本作の価値は高い。
 だが、ノエル(兄の方ね)は、もっともっと限界を超えたかったのだろう。そしてリアムもそれは同じ思いだったのだろうが、二人が目指している地平線の彼方は、それぞれ異なっていた。
 なので、解散も致しかたなかったと思われる。
 もしかすると、いずれ再結成するかもしれないが、その時は本作を超えるものが創造されないと意味がないだろうな。
 高いハードルであるという
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OASIS-Standing on the Shoulder of Giants ★★ (2014-07-05 17:36:43)

 正直なところ発表当時、妹が購入してきたのを(ちょろっと)聴かせてもらって、“自分で買って聴くことはないな”と思ったので、この一枚だけ持っていなかった。
 だが、先日某B〇ok off(伏せてませんね)に行ったら、500円コーナーに4枚も並んでいるのを見つけてしまった。まるで雨に濡れて弱っている仔犬と目が合ってしまったような気がしたので、最も状態が良さそうなものを選んで(日に焼けてない。綺麗。帯っていうか、あの紙の札がついている)買った。
 これが意外と良い。
 少なくとも3rdアルバムより一本芯が通っている、聴き応えのあるアルバムだったことを、今更ながらに確認した。
 もっとちゃんと聴いておけば良かったですね。
 良い作品です。

ONE OK ROCK ★★★ (2011-07-31 11:43:40)

 シングル『Re:Make/NO SCARED』を購入して聴いたんだけど、驚いたね。特に「Re:Make」の格好良さには。
 日本からこういうロックバンドが出てきて、しかも注目を浴びていて、そして何より楽曲が良い。これはとても良いことだと思う。
 Vo.が誰か(と誰か)の息子なんていうのは、もう関係ないね。上手いっていうのもそうだけど、個性が半端じゃないな。おすすめです。

ONE OK ROCK-残響リファレンス ★★★ (2011-11-23 01:31:52)

 正直なところ、私にとって日本におけるHR/HMは、ANTHEMとOUTRAGEがいてくれれば不満はないのだが(いや、他にもたくさん素晴らしいバンドはいると思いますよ・・・)、このONE OK ROCKもかなり気に入っている。他のバンドを引き合いに出すとアーティストに失礼かもしれないが、近い存在だとFOO FIGHTERSを想起する。いや、FOOと同じくらい格好良いという意味で言っている。
 シングルカットされた曲の出来が良いのは無論のこと、アルバム全編にわたり高いレベルにある。
 このようなバンドが売れているというのは、とても良いことだと思うし、素直に嬉しい。

OUTRAGE-Outraged ★★★ (2013-06-24 12:46:22)

 久しぶりに橋本さんが復帰され、充実度と緊張感が半端ではなかった“復活作”の前作も、喜んで聴いたものだが、本作もかなり良い。
 このバンドは、基本的にはスラッシュ・メタルとハード・コアをバック・グラウンドに持っているのだが、作品によってその混ざり具合というか、発色のしかたが異なる。
 私が大好きな『LIFE UNTIL DEAF』や、前作(『OUTRAGE』)は、スラッシュを出自に持つことを主張しつつも、より普遍的かつOUTRAGEにしか作り得ないHMであり、『Who We Are』はハード・コア色が若干強い。で、私はハード・コア色が薄い方が好み。
 本作は前作の路線を引き継ぎつつ、徹底的に完成度にこだわっているようで、またしてもJapanese HMの傑作が生まれたと言えよう。
 トータル・ランニング・タイムが短めなのも潔く、ただただ格好良い。
 

OUTRAGE-Raging Out ★★★ (2017-11-04 19:15:54)

 やっと入手した。
 もう一曲目からシビれっぱなしである。
 冒頭からガンガンつっ走るし、ガラッパチなキレっぷりがもうたまらない。
 前作(企画盤じゃなくて『Outraged』の方)も前々作もそりゃあ大変良かったのだが、今作はそれらを上回ってきている。

 もの凄い格好良い。

 名盤。

PANTERA-Vulgar Display of Power ★★ (2012-07-09 16:22:58)

 20年経つのか・・・。
 全く古びず、というか、時代を超越して屹立している。HM史の中でも数少ない独立峰のような作品。
 確か、現バーンコーポレーション社長の酒井康氏が本作品発表当時、B!誌の表紙をPANTERAが飾ったのを見て、酒井氏が馴染み深かったHMが別のものに変化したことを実感した、というようなコメントをどこかでしていたような・・・(間違っていたらごめんなさい)。
 PANTERAがブレイクした後も、HMは様々なスタイルを身に纏い拡散していく方向性にあり、それは現在も変わらない。ただ、今ではこのバンドがHMのコアな部分を象徴する存在のようになっているとともに、その革新性を評価されているというのは、なかなか感慨深い。
 私は本作及び前作が、ただへヴィでハードコアなだけでなく、適度にキャッチ―・メロディアスな部分があり、好きだ。

PARADISE LOST-Host (2012-06-28 20:19:35)

 基本的に、このサイトで書き込んだ作品というのは、昔の「クーカイ」名義であろうが、今の「帰ってきたクーカイ」名義であろうが、心に何かひっかかった作品を対象にしている。
 「お勧めしたい(したくない)」、「これは良い(惜しい)」など、要するに何かしら書き込みたくなる作品だからこそ、シコシコ打ち込むわけだ。
 で、今回はあえて“これは多分、取り上げることは金輪際ないだろうな”という作品を選んでみた。
 アーティストからすると余計なお世話以外のなにものでもない。

 選び方。普段ほとんど聴かないCDをしまっている箱の中から、“これは評価が難しいなあ”というのを取り出してみた。つまり本作である。

 決して質が悪いわけではないし、本当にごくたま~に取り出しては聴いているので、悪い作品ではないのだ。だが、(発売時に購入してもう何年も経っているのに)1曲目以
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PARIS-Big Towne,2061 ★★★ (2017-08-21 21:16:29)

 メタル慶昭さんに教えてもらって以来、ちょっと気の利いたCD屋に行くと探していた(絶対にネットでポチらないのは、性というか・・・)。
 ありましたね(ついでにTHE ANSWERの3rdも見つけた)。

 聴いてビックリしたのは(冷静に考えると当然あり得ることなのだが)、エアチェックして聴いていたであろう楽曲が含まれていたこと。イントロのメロディが流れてきた瞬間に、「あ。これ知っているわ。俺、好きだったわ」という曲が、確実なところで3曲(①Blue Robin、②Big Towne,2061、⑥Money Love。もしかすると④のNew Orleansもだが、自信が無い)。懐かしい事この上なく、現在絶賛愛聴中。

 1976年の発表なので、若いリスナーからすれば今聴くとおっそろしく古臭く聴こえるのかもしれない。しかし、今のバンドが持っていない大きな魅力があ
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PARIS-Big Towne,2061-Blue Robin ★★★ (2017-08-21 21:48:06)

 チャララン、チャララン、チャラララーン。

 これもイントロが印象的な曲。始まった瞬間にあの頃の自分を思い出すっていうか。
 「ヘイヘイー」という甲高い声がファニーといえばファニーなのかもしれないが、「味」ですね。

 冒頭に置くならもう少し勢いのある曲が良いような気もするのだが、でも『Big Towne,2061』の冒頭ということでは、この曲しかあり得ないとも思う。奇妙な説得力と(大きな)魅力があるんだよね。

 名曲。

PARIS-Big Towne,2061-Money Love ★★★ (2017-08-21 21:35:43)

 チャララチャッチャ、チャララチャッチャ、チャララチャッチャ、ジャン!

 イントロが印象的な曲がこのバンドには多いのだが、これも冒頭で耳を持っていかれる。
 その後はチャラッ、チャラッ、チャララチャッチャと結構スピード感を持って反復され、その上に軽快なヴォーカルメロディが乗る。
 なんか似たような曲、好きなヤツでもう一曲あったなぁと思って聴いていたが、Lou Reedの「The Original Wrapper」(1986年発表の『MISTRIAL』に収録)がそうだった。ただ、ギターリフは異なっており(チャッチャッ、チャッチャッ、チャッチャッ、ッツチャララララ)テンポが似ているだけだったんだけど。これも格好良いんだよ(アルバム総体としては今一つなんだが)。

 ハードかっていうとそうでもないんだけど、ギターロックだよね。ギターが印象的っていうか、リフ
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PARIS-Paris ★★★ (2017-04-22 16:49:57)

 PARISはフリートウッド・マックのギタリストであったロバート・ウェルチ(G.,Vo.ボブ・ウェルチ)が元ジェスロ・タルのグレン・コーニック(B,Key)、元ナッズのトム・ムーニー(Dr)と組んだトリオバンドである。
 本作は1976年1月にリリースされたデヴューアルバム。
 バンド自体は短命で、商業的な成功からもほど遠かったらしい。本作もチャートの最高位が103位という成績だったとか。日本では渋谷陽一氏がレッド・ツェッペリンに似ているということでプッシュし、そこそこ売れたらしい。

 私がこのバンドを知ったのは’80年代前半から中頃のことで、例によってFMラジオをエアチェックしている中で出会った。やっぱり”渋谷陽一氏がどうのこうの”とアナウンスされていたか、渋谷陽一氏本人がDJをつとめた番組であった可能性もある。4(5?)曲ほど(2曲目の「Religion」、
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PARIS-Paris ★★★ (2017-04-29 20:21:47)

>メタルけいしょうさん

 はじめまして。いつもコメントを拝見させてもらっています。
 メタルけいしょうさんが推薦されておられるのでしたら、これはゲットするしかないですね!2nd。
 有難うございます。

PARIS-Paris-Breathless ★★★ (2017-04-22 17:13:07)

 リフが重いんだけどキャッチーという、「昔のバンドはこういう曲書いたんだよなぁ」と思わず目を細めてしまいそうになる曲。
 キャッチーなヘヴィブルーズというか奇妙な魅力にはちょっと抗し難い。う~む、と黙って聴いてしまう。
 このバンドの懐の深さを感じさせますね。

PARIS-Paris-Religion ★★★ (2017-04-22 16:57:46)

 なんとなくリフや唄い出しがレッド・ツェッペリンの「Black Dog」に似ている。だが、”似ているから良い”のではなく、そんなことには関係なく良い曲のように思う。
 スペーシーなアレンジがなされているが、サイケっぽいとも言えるかもしれない。ほっておくと3人で延々とジャムっていそうな雰囲気も漂ってくる終盤あたりも美味しい。
 名曲。

PARIS-Paris-Solitaire ★★★ (2017-04-22 17:10:10)

 曲そのものはブルージーとも言えるのかもしれないのだけれど、歌メロが妙にキャッチーで後を引く曲。耳に残るんだよね。
 歌い始めのメロディが最もキャッチーで、そこでグイと聴き手の心をつかんでしまうというのはビートルズみたい。
 収録曲中最もポップなような気もするが、やはり中盤の展開はきちんとロックしていて好きだ。

PARIS-Paris-Starcage ★★★ (2017-04-22 17:05:33)

 アレンジがインダストリアルっぽい一曲。あくまで「ぽい」という以上のものではないのだが、当時としては斬新だったのではないかと思うし、今聴いても時代を超越した格好良さがあると思う。
 人によっては「そうかな?」と思われるかもしれないが、私にはなんだか打ち込みっぽく聴こえる(もちろんマシンでもプログラムでもないのだと思われるが)ドラムに、ベースと音を加工したキーボードの反復メロディ(だと思うんだが)が絡み、ちょっと格好良く思える。隙間を埋めるように(あるいは楔を打ち込むように)鳴らされるギターがまたシブいし。

 ちょっと毛色の変わった名曲。

PAUL GILBERT-Fuzz Universe ★★★ (2011-06-18 00:12:38)

 ポールのソロって他に持っていないんですが、これはとんでもなく良いですよ。
 私はJEFF BECKとSTEVE VAIが好きなんで、ギター・インスト・アルバムについては、自分なりに一定の基準を持っているのですが、本作はかなり高いレベルにあります。いや、技術的に優れているというだけでなく、メロディ、サウンド、どれをとっても特筆に値しますね。
 ポールは天才です。こんなに気持ちよくギターを歌わせる人は、現在、第一線で活躍しているギタリストの中でもちょっと他にいないのでは。
 名盤!!

PAUL MCCARTNEY(WINGS)-Chaos and Creation in the Backyard-English Tea ★★★ (2018-03-21 19:13:47)

 10年以上前の作品なのだが、最近引っ張り出して良く聴いている。
 購入当時も今もお気に入りなのがこの曲。

 一緒に座って
 紅茶でもどう?
 のんびりと
 僕とね
 晴れた日の朝には

 愉快なお喋りに
 勝る喜びはないよね

 ばあやが焼くのは
 可愛らしいケーキ
 日曜の朝にはいつだって

 なんかいかにもイギリス貴族階級の休日って感じじゃないですか。
 でも多分これってポール自身からみても想像上の「イギリスの朝」なんだよね。
 だからこそ、聴いていて「なんか良いよな」と思える。

 実体験だったら単なる自慢話みたいなもんなんだけど、そう聴かせないのがこの人の天才的なメロディセンス。
 どこか牧歌的で、神話的とも言える世界が眼前に広がるから。

PAUL STANLEY-Live to Win ★★ (2012-11-26 09:06:19)

 KISSの「MONSTER」の出来が非常に良かったので、改めて引っ張り出して聴いた。
 購入した当初(もう6年も経つのか・・・!)も、「良いアルバムだな」と思ったが、今聴いてもやっぱり良い作品だ。
 上の方々がもう書いておられるとおり、メロディが充実している。だがサウンドはあくまでハード・ロックであり、この人が骨の髄からロッカーであることが示されている。バンドの演奏もタイトで、色々な意味で軸がぶれていないところも潔い。こういうところは、KISSの近作でも貫かれていると思う。
 「やっぱりこの人は偉大なロッカーでありアーティストなのだな」と、しみじみ思わせてくれる名作である。

PEARL JAM-Backspacer-Unthought Known ★★★ (2014-11-06 21:23:03)

 トム・ペティはダブル・ミーニングというか、聴き手が自由に解釈できる優れた歌詞を書くが、トムのことをリスペクトするエディも、優れた作詞家であり作曲家だ。
 「彼女はリズムっていうものを体得しているぜ・・・」と歌うROCKも好きだが(例えばAC/DCとか)、深い意味を湛えているのも好きだ。この曲のように。

 
 思考の総体・・・。君が見ることはない・・・。いつだって考えている・・・。
 頭は絡め取られ・・・。深みにはまり・・・。
 ああ。君は沈んでいくのかい・・・?

 日々の細い道筋を探り・・・。君が受け入れた道は・・・?
 息が苦しくなり・・・。好機が・・・。ああ、これが生きるということ。

 愛と証しを注視せよ・・・。保つ価値があるか?・・・。
 違うと知っていて鵜呑みにした・・・。それはあまりに悲しく、そして
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PERFUME-LEVEL3 ★★ (2015-04-26 16:37:03)

 娘に「PERFUMEのCD、何か買ってくれない?」とねだられて買ってきたのがこのアルバム。
 で、娘に「ipodで聴けるようにしてくれない?」と言われてmp3化し、娘のipodに入れ、ついでに車のカーナビにも入れてみた。
 それで車内で聴いて思うのだが、なかなかイケている。
 ズンズンくるビートと小技の効いたピコピコいう電子音の入れ方が絶妙。
 YMOのテクノが、'80年代後半のユーロビートやJESUS JONESもやっていたデス・テクノ、その後のジャングル・ビート、RADIOHEADも取り入れたアレなどを通過すると、こうなるのだろうか(この手のものって、ほとんど聴かないから良くわからないんだけれど)。

 ま、こういう音楽が成立する背景事情はとりあえずどうでも良い。聴いていて気持ち良いなら、それで十分。
 なんか娘にカツアゲ喰らったような気も
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PINK FLOYD-Atom Heart Mother (2014-12-15 20:53:52)

 『The Endless River』の項で本作に言及したおり、「そういえば久しく聴いていなかったな」と思い、引っ張り出して聴いてみた。
 どうも本作については、以前聴いた時には1曲目の印象がほとんど全てだったようで、2曲目以降はおまけの認識だったらしい。それで『The Endless River』で書いたような表現となった。
 改めて聴いてみると、2~5はきちんと独立した曲だし(今更何をという感じだが)、それなりのヴォリュームを有している。
 だが、やっぱり印象自体は当初のそれとあまり変わらない。
 それどころか、かなり評価に困る作品であったことを改めて確認した。
 やはり1曲目なのである。問題は。
 凄いと評価している人の気持ちは理解できるが、良くわからない(だが、いずれ凄さがわかるのかも)。好きだと言う人が多いのは認めるが、私はそんなに好きでは
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PINK FLOYD-The Endless River ★★ (2014-12-07 13:20:07)

 AC/DCの新譜を買いに行ったら、上段に本作が置かれていて非常に驚いた。アートワークからアンビエント系のアーティストの作品かと思っていたらPink Floydの新作だった。まさか20年も経ってから新作が発表されるとは。
 内容はというと、少しばかり取扱い注意だ。
 買ったのは日本盤なのだが、歌詞カードや解説や一切見ずに聴き始めた。
 ずーっとインストゥルメンタルが続く。
 いつになったらヴォーカルが入ってくるのかな?と思っていたのだが、数曲終わっても唄が入らない。
 これはまさか全曲インスト・・・?

 だが、この楽曲群が悪くないのだ。いかにもPink Floydだし、「狂ったダイアモンド」の新世紀版だ。

 最後の1曲だけがヴォーカル入りの普通の曲。それが終わって、アルバムもお仕舞い。

 これから初めてPink Fl
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POISON-Look What the Cat Dragged In (2012-03-07 01:45:28)

 勝てば官軍というわけではなく、2ndの大ブレイクは差し引いても、本作はなかなかのものだと思う。
 チープなのだが、それは多分狙ったのだろう。もしくは、そういうのが好みだったのか(それしか出来なかったという話も)。
 2nd以降はっきりとわかるメロディ・メーカーとしての才能は、本作にもその片鱗が見えている。バンド自体は本作での成功を無駄にはせず、きっちりと2ndから4thまで充実の作品を作ってきた。
 そういう意味でも、価値のある一枚だったと思う。

PRETTY BOY FLOYD-Leather Boyz With Electric Toyz (2012-03-07 01:33:32)

 「青田買い」で思い出すのがこのバンド。
 やはりチープで、出来の悪いMOTLEY CRUEの複製のような印象を受けたものだが、今思うに当時の空気感が良く感じられて、変な意味で「悪くない」。
 でも、正直なところ当時のレコード会社が、“出来はどうあれ売れているジャンルのものだったら、さっさと売り抜けてしまえ”って考えていたことが如実に現れているアルバムでもあり、言うまでもなくレコード会社の姿勢はファンを馬鹿にしている。で、この後グランジ・ロックがメイン・ストリームになるのだから、全くレコード会社の抜け目の無さには呆れる(と言いつつ、こちらの方もそれで良いバンドにたくさん出会ったのだけど)。
 などと愚痴をこぼすわけだが、別にバンドをけなすわけではない。バンドもファンも、“この辺が曲がり角だったねぇ”とメルクマールを知る一枚。

PRINCE-Graffiti Bridge(Soundtrack) ★★ (2013-07-24 00:51:30)

 ’90年発表。何枚目だかは知らない。
 PRINCEは、本作と「Brack Album」しか持っていないのだが、本作は良く聴いた。あ、そうそう。「Purple Rain」も持っていたのだが、夫婦喧嘩した際に妻に捨てられてしまったようで、今、手許に無い。実のところは「Purple Rain」の方が好きかもしれない。
 それはともかく、本作は同名の映画のサウンド・トラック扱いで、存在として良くわからない位置にあるものの、内容はなかなか興味深い。
 1曲目の「Can’t Stop This Feeling I Got」はPRINCEらしい、ポップな名曲だと思うし、3曲目の「Release It」は、ラップが少し入ったクールな一曲だと思う。ラストから二曲目のタイトル曲は、本当にこの人一流の名バラードだ。
 もう今では頻繁に聴くことをしないが、なかなかの良盤だと思う。

QUEENS OF THE STONE AGE-Villains ★★★ (2017-10-24 19:12:38)

 長らくバンド名は「石器時代の女王」だと思っていた。
 それはそれで興味深く、階層未分化の石器時代に女王が存在することはあり得ないわけで(だってそもそも国という概念がないわけだし、国が無い以上王権もないわけなので)、なかなかクールなバンド名だな、と。
 実は「石器時代のオカマ」という意味だったようだ。
 それもクールだ。石器時代にも男性・女性という二分にとまどいを感じていた人は居たろうから。もちろん現在の“クイーン”のように自らの存在をしっかり認識し、他者に開示するということはしなかったろうけれど。

 で、本作である。
 一聴して「デヴィッド・ボウイみたいだ」と感じた。
 声もそうなのだが、何より音楽性がひねくれポップ・(ハード)ロックだ。ボウイが遺した楽曲には、ハード・ロック寄りにエッジの立ったキレている曲が存在するが、それらを想起させる。
…続き

QUEENSRYCHE-Hear in the Now Frontier (2014-09-08 18:26:27)

 今日、仕事しながら聴いていた。相変わらずお金にならない仕事をしている。いや。お金は貰っているっちゃあ貰っているんだが、休日出勤だ。
 一緒に持っていったのはジョン・コルトレーンとマイルズ・デイヴィス、そしてレナード・バーンスタイン指揮のマーラーの9番。
 もっとも退屈したのが本作だ。
 約11年前の旧名義での書き込みでは、私は『Q2K』と『TRIBE』を絶賛はしていないが、そこそこ褒めている。少なくとも酷評はしていない。寛大である。
 で、今の私は年を喰って偏狭になってしまったのだろうか。本作をそこそこのレベルでも褒める気になれない。悪くはないんだが聴いている時間の7割方は退屈だった。今聴くと、特にグランジっぽくもなくただ退屈。
 なんとなく今の私には、このバンドは5作目で終わってしまったような気がしているのだが、今後『Q2K』と『TRIBE』も改めて聴き
…続き

RADIOHEAD-Kid A ★★★ (2014-05-19 18:40:38)

 すでに上のほうで多くの方々によって語り尽くされているが、あえて付け加えさせてもらう。
 本作は陰惨かつこの上もなく過激な、ロック史上にその名を残す傑作アルバムである。
 ほとんど、音によるジェノサイドと言っても過言ではないし、聴いた後の疲労感と感じさせられる絶望感には、NIRVANAの3rdと同等のものがある。
 故に、常に接していたい音でなくて、良いのだと思う。
 世の中には、聴いた瞬間に「あ、これはこれまでになかったものだ」と感じさせる傑作がある。そして、その中の(ごく)一部には、繰り返し聴くと精神的な負担を強いられるものも、含まれているのだ。
 

RAGE-Unity-Unity ★★ (2016-08-06 19:12:20)

 アルバムについては旧名義でコメントさせてもらっており、自分の評価は定まっている。まぁ気に入っている。
 久しぶりに引っ張り出して聴いているのだが、改めてその良さに驚いている。
 具体的には、ヴィクター・スモールスキの偉大さを改めて痛感していると言って良いだろう。

 本編最後のこの曲は、真に瞠目すべきところが多い。
 テクニカルだが、それだけでなく豊潤なメロディがヴィクターの持ち味だということが、このインストゥルメンタルを聴くと心の底から納得できる。
 プログレッシヴな風味も耳に心地良い。一部YESへのオマージュ的なフレーズも聴ける。
 7分ちょっとの曲なのだが、あっという間に終わってしまうように感じる。

 名曲。
 

RAINBOW-Monsters of Rock - Live at Donington 1980 ★★★ (2016-05-09 17:47:28)

 個人的にはこのバンドの歴代ヴォーカリストの中では、グラハム・ボネットは“3番手”(ロニー・ジョー>グラハム>ドギー・ホワイト)であった。本ライヴ盤を聴くまでは。
 それで、本作を聴いて目から鱗が落ちる思いだ。この人は唄が滅法上手い。存在感もとんでもなくある。なによりロニーが歌った曲(「Stargazer」「Catch the Rainbow」)でも自分の歌にしてしまう。

 それで「グラハムって本当にコージーと仲が良かったんだなぁ」と思う。
 ドラム・ソロの後、「コージー・パウエル!」と3回叫ぶのだ。
 何故か。
 理由を『METALLION』Vol.8掲載のグラハムへのインタヴューから以下に引用したい。

 「~(前略)俺達は、キャッスル・ドニントンでの『モンスターズ・オブ・ロック』に出たところだった。大きなヘッドライナーとしては初めて
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RATED X-Rated X ★★ (2014-11-23 07:56:25)

 ジョー・リン・ターナーがVo.、カーマイン・アピスがDr.、トニー・フランクリンがB.、カール・コクランがG.のニュープロジェクトである。
 音楽はRainbowにDeep Purpleが2割程度混ざり込み、現代風にアップグレードされたような感じ。ジョーはグレン・ヒューズとのプロジェクトでも似たようなことをやっており、それら(2枚のアルバム)も出来が良かった。ジョーの音楽性には全くブレがない。
 だが個人的には、このアルバムで最も注目したのはトニーのベース・プレイである。長い間待ち望んでいた。本当に嬉しい。
 あの特徴的なフレットレス・ベースの演奏は変わっていない。The Firm、Blue Murderで聴かせたトニー独特のフレーズ。この人はただ上手いと言うだけでなく、ベースに良いメロディを歌わせるのが得意なのだ。好きなベース・プレイヤーを3人挙げよ、と言われると必
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RICHIE SAMBORA + ORIANTHI-Radio Free America ★★ (2018-08-19 20:35:41)

 4月から職場が変わった。それまでは自宅から10~15分くらいだった移動時間が、今では(出勤・帰宅で)CDを1枚聴けるくらいだ。
 そのような訳で、この待ち望んでいたリッチー・サンボラとオリアンティのアルバムも、じっくり聴くことができた。
 本当に待っていたからな。早く出せよと。そうしたら「配信でEPを」ということでガッカリしたのだが(ダウンロードでは絶対に購入しないから)、良かった。CDが出て。

 まぁ、熱心に聴いた。運転中なので100%音楽に集中しているわけではないのだが、何日も車内でかけましたね。もちろん就寝前にも聴いていた。
 悪くない。とても良く出来ている。ソングオリエンテッドで、ギタリスト二人が好き勝手に作りましたっていう作品ではない。良い曲を作り、曲が求めているプレイに徹底するという姿勢。例えて言うなら、オリアンティのソロ一作目(『BELIE
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RICHIE SAMBORA-Aftermath of the Lowdown ★★★ (2012-10-12 22:33:25)

 ソロ3作目。
 なんだか色々辛かったのだろうな、というのがカラりと湿らずに伝わってくる。
 私はこの人を“ギター職人”として信頼している。
 人柄については知らないが(もっと言うと「知ったこっちゃない」が)、一人のギタリスト、アーティストとして、とても真面目な人だ。
 自らのルーツに誠実で、理想とするポイントがとても高く設定されており、なおかつそれを実現できる力量の持ち主だと、私は思う。
 本作は、そんな“ギター職人”が、弾くべきところを弾き、唄うべきところを唄った、逸品である。

RIOT V-Rock City ★★ (2012-03-26 17:35:21)

 クローン病というのは、腸の病気で、「線維化や潰瘍を伴う肉芽腫をつくる炎症性のかなりまれな疾患」(電子辞書版『家庭の医学』より)とのこと。軽度の腹痛・腹部不快感・下痢・発熱・貧血などがその症状で、なかなか治らないらしい。
 ツアーの時なんかは大変だったろうな。
 マーク・リアリさんのご冥福をお祈り申し上げます。

 本作は、アメリカ東海岸のバンドが持つ独特の湿り気があり、たまに聴きたくなる。
 正直、作品としてのインパクトは『THUNDERSTEEL』が本作の3倍ぐらいあるのだが、それは後になってから聴いた場合の印象。’70年代終わり頃の発表当時では、かなりの衝撃があったと推察する。同時代の作品では、個人的にはほとんど、JUDAS PRIESTの『STAIND CLASS』と同レベルで語って良いのではと思う。
 名盤である。

RIOT V-Unleash the Fire ★★★ (2014-09-11 18:02:05)

 もう銘菓ひよこさんが、だいたい私が思ったことは書かれていますが、それでも書かせて下さい。
 吃驚ですよ。本作は。
 中心人物不在でも、バンド名に期待されるものを裏切らない作品が作られることは、あります。ありますが、そのレベルを高いものにするのは非常に困難。まぁ稀なことです。
 この作品は非常に質の高いメロディアスなHR/HMです。
 私は正直申しますが、このバンドは1stと『ThunderSteel』しか持っていません。ですが、「あぁ。これはRiotだな」と思いましたし、1stアルバムと同一線上に本作があることを強く感じました。そして『ThunderSteel』の雰囲気もあります。
 なにより、ツインリードが気持ち良すぎますね。それにVo.。この人、上手いなぁ。ボーナス・トラックのライヴ音源歌っているのも同じ人ですよね?こんな逸材いたんだねぇ。
 R
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RIOT-Rock City ★★ (2012-03-26 17:35:21)

 クローン病というのは、腸の病気で、「線維化や潰瘍を伴う肉芽腫をつくる炎症性のかなりまれな疾患」(電子辞書版『家庭の医学』より)とのこと。軽度の腹痛・腹部不快感・下痢・発熱・貧血などがその症状で、なかなか治らないらしい。
 ツアーの時なんかは大変だったろうな。
 マーク・リアリさんのご冥福をお祈り申し上げます。

 本作は、アメリカ東海岸のバンドが持つ独特の湿り気があり、たまに聴きたくなる。
 正直、作品としてのインパクトは『THUNDERSTEEL』が本作の3倍ぐらいあるのだが、それは後になってから聴いた場合の印象。’70年代終わり頃の発表当時では、かなりの衝撃があったと推察する。同時代の作品では、個人的にはほとんど、JUDAS PRIESTの『STAIND CLASS』と同レベルで語って良いのではと思う。
 名盤である。

RIOT-Unleash the Fire ★★★ (2014-09-11 18:02:05)

 もう銘菓ひよこさんが、だいたい私が思ったことは書かれていますが、それでも書かせて下さい。
 吃驚ですよ。本作は。
 中心人物不在でも、バンド名に期待されるものを裏切らない作品が作られることは、あります。ありますが、そのレベルを高いものにするのは非常に困難。まぁ稀なことです。
 この作品は非常に質の高いメロディアスなHR/HMです。
 私は正直申しますが、このバンドは1stと『ThunderSteel』しか持っていません。ですが、「あぁ。これはRiotだな」と思いましたし、1stアルバムと同一線上に本作があることを強く感じました。そして『ThunderSteel』の雰囲気もあります。
 なにより、ツインリードが気持ち良すぎますね。それにVo.。この人、上手いなぁ。ボーナス・トラックのライヴ音源歌っているのも同じ人ですよね?こんな逸材いたんだねぇ。
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RUSH-Clockwork Angels ★★★ (2012-06-26 20:33:42)

 本人たちの言によると、前作も結構インストゥルメンタル的に弾きまくったらしいのだが、私が受けた印象ではアコースティックな感じだった。
 今作もかなり弾き(たたき)まくっているのだが、前作とは異なり、かなりへヴィだしグルーヴィだ。ゲディのベースがぐいぐいと引っ張っていく曲が多いような気もする。
 ある意味へヴィ・メタリックとも思われる今作は、はからずもドリーム・シアターにちょっと近いような感じもあるのだが、ドリーム・シアターと決定的に異なるのは(リズム・チェンジを多用する複雑な楽曲構成が、こんなに類似しているのにも関わらず!)、やはり、“自分たちは何でも出来る。何処へでも行ける”という自信に裏打ちされた自然かつ自由な実験精神が、作品の隅々まで行きわたっているからだろう。 どのような作風を追及しても、RUSHのアイデンティティは確かなものであり、しかも自らの焼き直しを作らない。そ
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RUSH-Clockwork Angels Tour ★★★ (2015-06-29 00:02:44)

 それで、久しぶりに購入して聴いた(と言っても、もう2年も経つんですね)RUSHのライヴ盤がこれ。この前とさらにその前のライヴ盤はスルーした。『Rush in Rio』(2003年発表)が、まだ聴き込めていなかったし、『Different Stages/Live』(1998年発表)ですら、まだなんか聴き込めていないような気がしていたので。

 だが本作は買った。何故ならあまりライヴでやっていなかったらしい、’80年代後半の楽曲をあえて選曲したツアーであったこと(CD1に収録)と、CD2に最新スタジオアルバム(『Clockwork Angels』の楽曲を、オケ帯同で再現していたからだ(ちなみにCD3収録曲は、オール・タイム・ベストな楽曲群。演奏しないと観客が暴動を起こす多数の名曲が収められている)。
 正直歳喰ったせいか、CD3枚を大人しく聴いている忍耐力はもうない。しか
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