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帰ってきたクーカイさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 401-427
WHITESNAKE-Forevermore
WHITESNAKE-Good to Be Bad
WHITE WIZZARD-Flying Tigers
METALLICA-Lulu
MEGADETH-Th1rt3en
THE DATSUNS-Smoke & Mirrors
ENFORCER-Diamonds
WHITE WIZZARD-Over the Top
BOSTON-Boston
MOTORHEAD-The Wörld Is Yours
CHICKENFOOT-Ⅲ
AMORPHIS-The Beginning of Times
CHICKENFOOT-Chickenfoot
SEBASTIAN BACH-Kicking & Screaming
SLAYER-Reign in Blood
DAVID LEE ROTH-Eat 'Em and Smile
ANTHEM-HERALDIC DEVICE
ANTHRAX-Worship Music
SEBASTIAN BACH-Angel Down
FREE-Highway
ANTHRAX
ONE OK ROCK
YES-Drama
PAUL GILBERT-Fuzz Universe
AMORPHIS
YNGWIE MALMSTEEN-Perpetual Flame
DOKKEN-Back for the Attack
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WHITESNAKE-Forevermore ★★★ (2011-11-12 15:44:04)

 個人的には、印象的なリフでグイグイ引っ張っていく曲が多い前作が好みなのだが、本作も十分聴き応えがある。特に⑨以降の流れは圧巻で、本編ラストのタイトルトラックはとどめの一撃である。そのスケール感といい、緩急のつけ方といい、申し分ない。
 前半も、DCのヴォーカルメロディで聴かせる曲が主体なのだが、これが味わい深い。二人のギタリストもとても良い仕事をしている。
 もし、本作がWhitesnakeのラストアルバムになったとしても、DCは“最後までアーティストとして一切手を抜かなかった”と胸を張れるだろう。だが、本作の充実は、当然のことながら次作を期待させる。
 ラストはまだしばらく後ではないか。本作を聴いて、そう思う。希望的観測ではなく、それは確信に近い。

 

WHITESNAKE-Good to Be Bad ★★★ (2011-11-10 00:21:32)

 2008年発表。10作目のオリジナル・スタジオ・フルアルバム(って帯に書いてあった)。
 ここんとこ、なんだか気になって引っ張り出し、聴いていた。
 購入時の印象も悪くはなかったのだが、改めて“充実作”だと思う。
 捨て曲が無いし、リフが格好良い曲、スピーディーな曲、しっとりと歌い上げられるバラードまで入っている。そしてベースにあるのはブルーズだ。
 '80年代後半のあの2作品(の特に白い方)の要素と、'70年代の諸作品の要素を上手く調和させ現代風にアレンジしており、古臭さを感じさせないのは流石である。
 21世紀の名盤と言ってなんら遜色なかろう。

WHITE WIZZARD-Flying Tigers ★★ (2011-11-03 03:05:20)

 結論から先に。
 この2ndアルバムはなかなかの力作です。
 しかし、制作体制がえらいことになってます。結局、1stアルバムで歌っていたVo.は1st発表後「長期のツアーには出たくない」と言ってバンドを辞めてしまうらしいのですが、紆余曲折を経てこの2ndで再び歌っています。また、2人のギタリストも脱退。本作ではBでリーダーのジョン=レオンがギターを弾いています。まるでFOO FIGHTERSの3rdアルバムのような壮絶な状況になっています。それでも内容的には充実しており、よくもまぁ、ここまで作り上げたなぁと。
 ジョンはベースがとても上手いのですが、ギターもそこそこ聴かせてくれており、逆に自分のベースのフレーズを知ったうえでギターを弾いているので、楽曲の整合性が高まっているような気も。さすがにピロピロと速弾きはしませんし、基本、ツインリードもないのですが。
 し
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METALLICA-Lulu ★★★ (2011-11-02 03:03:37)

 本作は正直なところ、LOU REEDの項にもアルバム・タイトルを登録していただきたいほど、ルーの色が濃い作品です。
 聴いていて語りたいことが、頭の中から箱根・大涌谷の湯のように湧き出てきたのですが、それを全て書き連ねても、本作を語りつくすのは不可能と感じています(いずれ他の機会に書くかもしれませんが)。一言だけいうと、世紀の問題作であり、かつ美しくも猛々しい傑作ということです。
 楽曲は、ルーのソロの曲がハードになったようなHR調のものや、METALLICAでしか鳴らせないリフとリズムが鋭く格好良いもの、楽曲の元になったと思われるサウンドスケープが禍々しく響く中、ギターリフがザクッと切り込んでいくものなど色々です。それらに共通するのは、ピンと張りつめた緊張感と、腕の良いミュージシャンが音楽で会話する、物語を紡いでいくスリルに満ちた展開です。
 ただ、ルーのVo.は基
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MEGADETH-Th1rt3en ★★★ (2011-11-02 02:39:08)

 私も、ヤングラジオさんと同じく、本作は5thアルバムに近いという印象を抱きました。
 ただ、感触的にはかなり好く、繰り返し聴いてその度になにかしら発見しています。
 ギターは、前作から暴走気味に過剰なまでに弾き倒されていたりしていて、それがまた格好良かったりするのですが、本作でもその方法論は踏襲されています。デイヴもそういうスタイルに対し、手応えのようなものを感じているのではないでしょうか。
 惜しむらくはアートワークに表現されているように、単なる13作目というだけでなく、これまでの集大成の作品というものが意識されているようなのですが、1st~5thまでに獲得したスラッシーな方法論は有効に用いられているものの、6th~8thで見せた、テンポの遅い曲におけるへヴィでありつつキャッチーなリフや、バラード系の曲での抒情的な歌メロというのがあまり意識されていない、もしくは故意
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THE DATSUNS-Smoke & Mirrors (2011-10-29 23:08:26)

 んで、2ndのコメントを書いた時に、良い化け方を期待していたのですが、化け方が不満だったのがこの3rdです。
 決して駄作ではないのですが、どうにもガレージ・パンクっぽいノリはちょっと期待していたところとは異なり・・・。とうとう私は4thは買いませんでした。
 結局1stが一番好きです。

ENFORCER-Diamonds (2011-10-29 22:59:42)

 で、ごめんなさい。
 実のところ、WHITE WIZARDと比較して、あんまりピンとこなかったのがこの作品。まだ、聴きこみが足りないんだと思います。それに期待が大きすぎたのかも。IRON MAIDENの1st・2ndを比較対象として出されると、そりゃあ期待するなっていうのが無理ってもんでしょう。でも、あんまりMAIDENを感じなかった。
 ただ、質は高いような気もするし、たまに“聴こうかな・・・”という気にさせるということは、心のどこかにひっかかっているためなので、将来的に「こりゃ傑作!!」というふうな評価に変わる可能性もあります。しかし、今のところは「次作に期待」。

WHITE WIZZARD-Over the Top ★★ (2011-10-29 22:50:05)

 昨日、2ndの取り寄せを店にお願いしてきました。
 聴くのを楽しみにしているのですが、とりあえずこの1stについて。
 全体的な雰囲気は、IRON MAIDENの3rdに似ているなぁと、思います。楽曲の野暮ったさ加減が、MAIDENの作品とは大きく異なるのですが、新人バンドだし、またそれが良い味だったりしますよね。
 ベースの走り具合は、本当にスティーヴ=ハリスにそっくりです。
 楽曲の完成度が高くなれば、かなりの有望株だと思っていたのですが、Vo.が変わったとのことで、そしてまた、2ndは音楽性が少し複雑なものになったとの話もあり・・・。一足飛びで最近のMAIDENのような音楽性になっていたら・・・。と考えると少し怖いのですが。どうなっていますかね。

BOSTON-Boston ★★★ (2011-10-29 22:35:42)

 最近、よく聴いていました。
 ちょっと忙しかったもので、疲れてもいて、神経もささくれていて・・・。
 そんな時に聴くと癒されますね。音も良いです。'70年代の色々なバンドの諸作品と比較しても抜群に。
 1曲目の邦題が、歌詞の内容を考えると「?」なのですが、曲の雰囲気を思うと「!」です。

MOTORHEAD-The Wörld Is Yours ★★ (2011-10-08 01:11:10)

 購入した後、結構へヴィ・ローテーションになっていた。
 ここ数作のMotorheadのアルバムは、どれも充実の作品で外れがない。良いプロデューサーを見つけたんだと思うのだが、中でも本作は飽きが来ず、聴き終わるとまた最初から聴きたくなってしまう中毒性を持っている快作だ。
 音としては、そんなに激しいものではないのだが(とは言え、十分やかましい。そこはそれ、Motorheadだから)、メロディがキャッチ―で、それぞれの曲にフックがあるため、あれよあれよという間に聴き終えてしまう。
 会心の出来だと思う。

CHICKENFOOT-Ⅲ ★★ (2011-10-08 01:01:56)

 2NDアルバム。
 前作同様、一聴して地味なのだが、結構キャッチ―なコーラスが入っていたり、気づくとサトリアーニが弾きまくっていたり、アレンジも良く練られ、前作より旨味が増した印象を受けた。
 2作目でどうして『Ⅲ』なのか良くわからないのだが、前作はジャケットを触っていると体温で黒色が薄れアートワークが現れるという、特殊インキを使用したものだったので、今作は「アートワークは3Dだな!」と、ジャケットの遊び心を優先してタイトルを決めたのだろう。なんというか全般的に余裕な一枚。こういうの、好きだなぁ・・・。

AMORPHIS-The Beginning of Times ★★★ (2011-10-08 00:52:28)

 もう最近は、あまり新しいバンドを開拓したりしないんですが、B!!誌のレヴューに誘われて本作を購入。
 はっきり書きますが傑作です。
 今、一番好きな曲は②で、このメロディの美しさ、それでいてHMとしてのエッヂを失っていない音作りは、まさに驚嘆の一言。中盤のキーボードソロが、またなんというか、どこか懐かしい感じで・・・。大好きですね。
 こういうバンドとの出会いがあるんで、いまだにHM/HRを聴くことをやめられないんですよ。

CHICKENFOOT-Chickenfoot ★★ (2011-10-06 22:21:31)

 ルーズな空気感をまといつつ、粗削りでごつごつした質感も感じさせる良盤。
 何が格好良いって、この人たちにしか出来ない音楽を、余計なヒネリを加えずサラッと演っていること。
 まぁ本当に良いグルーヴ、良いスイングです。
 一聴、地味なんだけど、繰り返し聴きたくなり、聴いているうちに自然とメロディを覚えてしまうという、味わい深い一枚。喉越し爽やかですがコクもあります。

SEBASTIAN BACH-Kicking & Screaming ★★ (2011-10-06 21:45:18)

 ヤングラジオさん、お久しぶりです。お元気そうでなにより。
 追加していただいたので、書き込みさせていただきます。
 結論から言いますと、私は前作より気に入っています。まぁ、欲を言えば、“この1曲!”っていうのが欲しいところですが、総合的に結構高い水準をキープしているように思います。
 バラードが2曲ありますが、どちらも良いですね。
 基本的にニックが作詞した歌詞はやや青臭くて、私はバズ作詞の曲に共感を覚えてしまうのですが(言うまでもなく、それは私が良い年齢したおっさんであることと、無関係ではないのですが)、ニックは逸材ですね。良いパートナーを見つけてきたなぁと思います。今回はバズとニックでがっちりタッグを組んでの共作する時間がそんなになかったようですが、次の機会にはぜひ全曲にバズの刻印を焼き付けてもらいたいと思います。
 本作が出たばかりでなんですが、なん
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SLAYER-Reign in Blood ★★ (2011-09-29 23:39:51)

 すでに歴史的な評価が定まっているので、今更なんですが・・・。
 以前、買ってきたけどあまりのウルサさに絶句。しばらくして中古盤屋に売り飛ばしました。熱狂的なファンの方に殺されそうな所業です。
 でも、なんだかやっぱり初めて聴いた時に受けた衝撃を忘れられず、数年を経て先日再購入。馬鹿ですね。
 一日中聴いていたいとは思わないけれど、殺傷力がゴルゴ13並みに高いので、たまに聴きたくなります。
 (同じような作品としてSlipknotの2ndが挙げられます)

DAVID LEE ROTH-Eat 'Em and Smile ★★★ (2011-09-29 23:26:02)

 スティーヴ=ヴァイやビリー=シーンという、上手いだけではない超個性派のメジャーリーグ級スタープレイヤー(とは言え、本作発表以前は二人とも玄人好みのアーティストで、今ほど知名度は高くなかったが)をバックにし、出来た音楽はダイアモンド・デイヴのそれ以外ではなかったという、嘘みたいなアルバム。
 同じデイヴィッドでも、カヴァーデイルの方はヴァイ色に染められてしまったことを思うと、ダイアモンド・デイヴのキャラの濃さはすでに劇薬レベル。
 滅茶苦茶で、なんだかわからないけど、ただ呆然と「すげえなぁ。おい・・・」と呟くしかない。書くまでもないことだが、傑作。

ANTHEM-HERALDIC DEVICE ★★★ (2011-09-29 22:34:59)

 一時期、こればっかり聴いていました。
 『Seven Hills』で惚れ込んで以来、欠かさず聴いています(Live盤を除く)。
 アイデンティティを失わず、かといって過去の作品の焼き直しに陥らず、奇跡のようなバランス感覚で作品を発表していく孤高の存在。
 Anthemこそ、実は進化・深化していく真のプログレッシヴ・バンドであるのではないかと思います。いや、誤解しないで下さい。プログ・ロックという意味で言っているのではありません。AnthemはまごうことなきHM。HMの権化です。

ANTHRAX-Worship Music ★★★ (2011-09-29 22:22:33)

 有難いことに、どなたかが追加して下さったのでコメントさせていただきます。
 制作段階でVo.が入ったりやめたり紆余曲折があった本作は、ジョーイ=ベラドナが歌を入れて発表されました。B!誌のインタヴューを読むとミスタ・ベラドナも「俺、最後に呼ばれたんだよね・・・」と、少し寂しそうでしたが、本当に良い仕事をしています。
 私は一時期、ジョーイのVo.がキーを外しているように聴こえる曲があるような気がして、ジョンのVo.の方を高く評価していたのですが(3rd・4thを聴き直し、後にジョーイのVo.も悪くないことに気づきましたが)、本作におけるジョーイの歌は、全く問題なし。というか、良いメロディのっけてます。
 リフも③を筆頭に格好良いんですが、それだけでなくギターソロも相当良いですね。
 久しぶりに興奮して聴いたHMのアルバムです。
 この編成で、出来るだけ息の
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SEBASTIAN BACH-Angel Down ★★ (2011-09-29 21:53:39)

 2007年発表。実質的にこれが1stソロ・アルバムと言えよう。
 上で幾人かの方が触れているとおり、プロデュースはロイ=Z。言わずと知れた、メタル・アーティスト復活仕掛け人だ。
 『Kicking & Screaming』が発表されたので、ここで改めて聴いてみた。これまでは、たまに聴き「後半が弱いなぁ」などと思っていたのだが(あと、「2曲目、悪くないんだけど、少し全体の雰囲気の中では浮いているような・・・」などとも)、いやいやどうして、悪くなかったんではないか。
 確かビルボードでは予想外に早くチャートを転げ落ちてったような記憶があるが(そのことは、当時も今も自分自身の評価とは、あまり関係ないのだが)、後半もなかなか聴かせる。バラードも良い。
 作品のトータルイメージはSKID ROWの3rdが一番近い気がしたが、②やAEROSMITHのカバーである③やバラード
…続き

FREE-Highway ★★★ (2011-09-20 16:49:58)

 いや、どうも前作が売れていて、バンド内の関係も良好で、そしてこの内容で売れなかった理由は、164さんが書いたとおりっぽいですよ。
 発売時、レヴューに「この“Highway”はいいバンドだ。彼らは驚くほどフリーに似ている」と書かれたらしいですから。
 間違いなく、音楽的滋養に富んだ名盤です。上で皆さんがおっしゃっているとおり。

ANTHRAX ★★★ (2011-09-20 16:33:49)

 『Worship Music』、購入してきました。
 一聴して、というか、今もまた聴きながらこれを書いているわけなんですが、3曲目、すごく良いです。3曲目だけでなく、全体的な印象としてかなり好きですね。
 私は以前書いたとおり、Vo.はどちらかというとジョン派なのですが、『Worship~』におけるジョーイは非常に良い仕事をしています。歌メロがとても魅力的で、その上ギターもザクザクいっているので、復活のあり方としてはかなり理想的なのでは。
 いや、それにしてもジョーイ、良い仕事してます。
 『Worship Music』、お勧めです。

ONE OK ROCK ★★★ (2011-07-31 11:43:40)

 シングル『Re:Make/NO SCARED』を購入して聴いたんだけど、驚いたね。特に「Re:Make」の格好良さには。
 日本からこういうロックバンドが出てきて、しかも注目を浴びていて、そして何より楽曲が良い。これはとても良いことだと思う。
 Vo.が誰か(と誰か)の息子なんていうのは、もう関係ないね。上手いっていうのもそうだけど、個性が半端じゃないな。おすすめです。

YES-Drama ★★ (2011-06-18 00:22:17)

 上で皆さんが書かれている通り、良いアルバムです。
 特に、「光陰矢の如し」にはしびれました。
 まさに「隠れた名盤」。

PAUL GILBERT-Fuzz Universe ★★★ (2011-06-18 00:12:38)

 ポールのソロって他に持っていないんですが、これはとんでもなく良いですよ。
 私はJEFF BECKとSTEVE VAIが好きなんで、ギター・インスト・アルバムについては、自分なりに一定の基準を持っているのですが、本作はかなり高いレベルにあります。いや、技術的に優れているというだけでなく、メロディ、サウンド、どれをとっても特筆に値しますね。
 ポールは天才です。こんなに気持ちよくギターを歌わせる人は、現在、第一線で活躍しているギタリストの中でもちょっと他にいないのでは。
 名盤!!

AMORPHIS ★★★ (2011-06-18 00:01:39)

 新作『the Beginning of Times』を聴きました。
 とても素晴らしい。
 特に2曲目。激しく、美しく、メロディが頭から離れなくなるくらい印象的です。
 このような作品に出会えるから、HM/HRを聴くことをやめられないんですよね。まだまだ、聴くほどに新発見がありそうな奥深さも垣間見せ、確実に名盤と言えましょう。 作品はこの新作しか知らないのですが、とても良いバンドですね。驚きました。

YNGWIE MALMSTEEN-Perpetual Flame ★★ (2011-06-17 23:51:40)

 以前も書いたが、私はインギーの1stと2ndを中古盤屋に叩き売った人間である。
 この所業からして、確実にファンじゃありませんね。
 だが、Vo.がリッパーだということで、好奇心が抑えられずに購入した。
 結構、繰り返し聴いた。
 ついでに書くと、この次の作品も買って聴いている。
 確かに、お世辞にも「素晴らしい音」とは言えないし、「リッパーとの相性は最高!」とも言えない。だが、何だか結構良い。
 どこが気に入ったのか、上手く説明できないのだが、本作には確実に(インギーのファンとは言い難い)私の心に響く何か-HMの聴き手として認めざるを得ない普遍的な“何か”-が存在している。
 これを聴いた後、やはり中古盤屋に売りとばした「SEVENTH~」を改めて買った(馬鹿だねぇ)。

DOKKEN-Back for the Attack ★★ (2011-06-17 23:32:43)

 実のところ、DOKKENというバンドを、長い間敬して遠ざけてきた。
 初めてドンのヴォーカルに接したのはDON DOKKENのアルバムであり、それはそれで名盤なのだが、しばらくの間、ドンのヴォーカルとメロディアスなギターとの組み合わせが何か物足りず、”少し柔弱?”などという感想まで抱いていたためだ。
 しかし、本作を聴いて物足りなかったのは何かがわかった(遅まきながら)。
 それはギターのエッジだ。
 「カミソリ・ギター」とは良く言ったもので、ジョージのギターサウンドは切れまくっている。その切れ味の鋭さは尋常ではない。このアグレッシヴなギターならば、ドンの高音が良く伸びるメロディアスなヴォーカルは、持ち味を最大限に発揮できる。
 楽曲も、1曲目の格好良さはは言うまでもなく、他のものも粒揃いである。
 今更ながらだが、名盤だ。


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