解説 1991年に結成された日本のハードコアパンクバンド。 PIZZA OF DEATH RECORDS所属。略称はハイスタ。 全編英語の歌詞とキャッチーなメロディー、テンポの速い曲調で1990年代後半は10代のロックファンを中心に圧倒的な人気をほこった。 1991年、日本大学第二高等学校の同級生だった難波章浩と横山健に加え、恒岡章、松本敦彦で結成するが、間もなく松本が脱退。難波がリードヴォーカルを兼任するようになる。 1994年6月にミニ・アルバム『LAST OF SUNNY DAY』をリリースしてインディーズデビュー。トイズファクトリーと契約。 1995年、1stアルバム『GROWING UP』をリリース。海外盤を含めると、70万枚を超えるセールス。 1997年、2ndアルバム『ANGRY FIST』をリリース。オリコン初登場4位を記録。 1999年、PIZZA OF DEATH RECORDSをトイズファクトリーから独立化し、3rdアルバム『MAKING THE ROAD』をリリース。インディーズとしては異例の日本と海外を含め、ミリオン・ヒットした。 人気絶頂期だった2000年、8月29日のAIR JAMを最後に活動を休止。当時横山は抑うつ状態にあり、バンド活動を続けるのが困難な状況になり、突然の活動休止だった。その後、横山は「リハビリのつもり」でサイドプロジェクトを開始したが、「解散ではなく、あくまで休止」と認識していた難波との関係に歪みが生まれ、難波は脱退。メンバーの気持ちはどんどん離れていった。2003年に難波のバンド復帰が発表されるもHi-STANDARDの活動自体は凍結のままだった。 しかし、2011年、東日本大震災がきっかけとなり、日本を盛り上げるために三人が再結集、AIR JAM 2011を開催し、11年ぶりのライブを行った。