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70年代 | 80年代 | 90年代 | Q | ドラマティック | ブリテン | プログレッシヴ | ポップ/キャッチー | メロディック | ロックンロール | 叙情/哀愁 | 洋楽ロック/ブルース
QUEEN
Queen II
Procession (25)
Father to Son (57)
White Queen (As It Began) (63)
Some Day One Day (33)
The Loser in the End (19)
Ogre Battle (140)
The Fairy Feller’s Master-Stroke (102)
Nevermore (116)
The March of the Black Queen (155)
Funny How Love Is (46)
Seven Seas of Rhye (111)
See What a Fool I've Been (12)


解説
1974年3月8日、EMI Recordsよりリリースされた2ndアルバム。日本では3か月後の6月に発売された。
彼ら最初のコンセプト・アルバムであり、前作『Queen』によるプレスからの酷評に対する回答でもあった。
レコード発売当時は、ギタリストのBrian May中心の「White Side」と、ヴォーカルのFreddie Mercury作の曲のみの「Black Side」の2つに分けるという形式がとられた。この「白と黒」というコンセプトは、メドレー形式の曲の収録方法、アルバムジャケットの裏表や見開きの写真にも貫かれており、片面ずつのトータル性や「白と黒」が対になったコンセプトを1枚のアルバムとして押し出していた。 ライヴにおいても、ライティングの効果を無視してこのコンセプトが用いられた。しかし、CD化に際して上述のようなコンセプトも失われた。ただ、できるだけこのコンセプトを守るため、「Ogre Battle」の冒頭には長めの空白が挿入されている。
デビュー当初から、ルックス面におけるグラムロックの影響、作品にみられるクラシックの影響や組曲的、メドレー的な曲構成、レコードのA面B面をトータル・コンセプトの元に作る作風などから、一部ではプログレッシヴ・ロックの要素をアルバムに取り入れたともいわれた。
メインジャケットはFreddie以外のメンバーは白の衣装を着た写真を希望していたが、Freddieの強い要望で黒のジャケットが採用された。また、「Greatest Video Hits 1」のジャケットにも流用された。
また、Guns N' RosesのAxl Roseは、「オレが死んだらQueen IIのアルバムを棺に入れてくれ」と述べたという逸話がある。


Recorded:August 1973 at Trident Studios, London
Producer:Roy Thomas Baker, Robin Geoffrey Cable, Queen


外部リンク
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1. Procession, 1. Father to Son, 2. White Queen (As It Began), 3. Some Day One Day, 4. The Loser in the End, 5. Ogre Battle, 6. The Fairy Feller’s Master-Stroke, 7. Nevermore, 8. The March of the Black Queen, 9. Funny How Love Is, 10. Seven Seas of Rhye, ....

コメント・評価

Selected Comments
2. IMOGAN ★★ (2001-08-08 23:13:00)
かのアクセル・ローズの愛聴盤。いや、ホント。
ブラックサイドはマジで完璧!です。
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8. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2002-11-28 19:51:00)
全てが名曲。
アルバムを聞きながらアルバムジャケットのメンバーを見ていると彼らが神々しく見え、観音様のようだ。
この世のものとは思えない美しいサウンドが頭の中の重箱の隅をつつく。
なにがなんでも聞かなければならない永遠の名盤!
→同意(0)
9. アゴ 勇 ★★ (2002-12-24 04:01:00)
個人的に、最も思い入れ深い作品。
初期の彼等の音楽的特徴として、ハードロックをベースにしながらも凝りに凝った目まぐるしい曲展開や、コーラスハーモニーの多用があるが、その路線の集大成がブラックサイドと題されたB面(CDだと6曲目から)の流れだろう(A面はホワイトサイド)。特に「Ogre Battle」のクライマックスで、演奏が消えて裏声の分厚いコーラスが「COME TO OGRE BATTLE」とシャウトする部分など、何度聴いてもカッコいい!
→同意(0)
10. kotora ★★ (2003-02-02 22:04:00)
QUEENの最高傑作。へぼ音楽評論家のすすめで、4作目を聴くくらいなら、
これを聴いたほうがいい。サイドブラックをは、アビーロードのB面に匹敵する完成度。
凄さ。ドラマティックさ。
ロック者なら聴かずに死ねない。
→同意(0)
17. ライキチ ★★ (2003-05-27 01:20:00)
2作目にして早くも自分たちのオリジナリティを築き上げたという印象が強い。1stではまだツェッペリンやビートルズなんかの影響が強く出ていたが見事にそれを消化した作品であると思います。
それだけではなく、曲自体とてもいいのです。大分古い作品なので敬遠しがちな方も多いと思いますが、このアルバムは大丈夫だと思います。ロックだけどポップセンスも良く、耳あたりも良い。コーラスワークなんて後のバンドたちにどれだけ影響を与えた事か!
そして少々プログレッシブな感じもします。
NEVER MOREという曲があります。この曲は人を泣かすために作られた曲です。泣きます。泣きました。
音質は独特ですね、「古臭い」じゃなくて、「アンティーク」といえばいいのかな。古き良い音。安っぽさはなく、むしろ高級感と気品さえ感じちゃう。この音質はこの時代としては異様だ。
クイーンのアルバムはどれも
…続き
24. エリカ・フォンティーヌ ★★ (2003-11-13 17:14:00)
アルバムの頭から最後までが完璧に構築された唯一無二の世界!クイーンの最高傑作にして
あらゆる音楽の頂点に立つアルバムの一つです!!わたしも棺桶にいれてほしい一品!!!
もう芸術ですね!ぶっちぎりです!エリカ大感激ぃ!!
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25. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-11-15 22:32:00)
クィーンがHRバンドから唯一無比のクィーンになったアルバム!
もちろん、劇的なブラックサイドも良いに決まっていますが、ホワイトサイド
だって聴きこめばすごく良いよ~♪
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28. STORMBRINGER ★★ (2004-01-26 17:36:00)
ベスト盤に収録されている曲は「SEVEN SEA OF RHYE」だけだが、これは断片的じゃなくアルバム全体として聴いて欲しい。
実を言わせてもらうと恥ずかしながら俺はこのアルバムは、クイーン初心者のころ(何年前だ?(笑))はぜんっぜん好きになれませんでした。今ではなんでこんな名盤を昔わからなかったのか自分でも理解不能です。でも今では一番とまではいかずともかなり大好きなアルバムです。
俺は個人的に劇的なブラックサイドの流れのほうが好きですが、ホワイトサイドの流れもけっこう良いです。
捨て曲はなし。俺は「FATHER TO SON」とブラックサイドの曲全部がお気に入り。
間違いなくクイーンファンなら必聴でしょう。
→同意(0)
30. marmyi ★★ (2004-02-01 23:44:00)
クイーンの作品中で、最もお薦めのアルバムだ。
クイーンファンはもちろんの事、全HR/HMファンにぜひ聴いてほしい一枚である。
俺の大好きなブラックサイドの素晴らしさは、上のみなさんのおっしゃられる通りで、
6曲目以降を連続して聴くのが理想的な聴き方だと思うのだが、
あくまでも一曲としての楽曲にこだわる聴き方を好む方も、曲自体が劇的に展開する
流をくむ曲もあるので、曲単位で聴くのもありかな、と言う気もする。(オイ、言ってる
ことが矛盾してないか?)
あと、個人的には、ホワイトサイドはあまり聴かないけど、②の「FATHER TO SON」
だけは、異様に大好きで、これは曲単位で頻繁に聴いている。
とにかく、このアルバムをまだ聴いてない人は、なにがなんでも聴いてみましょう。
当然超名盤です。
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Recent 20 Comments
31. 3割2分5厘 ★★ (2004-02-12 14:18:00)
White Sideにはブライアン作曲の美しい楽曲が並ぶ。
Processionからレッド・スペシャルは見事なハーモニーを奏で、
Father To Sonでフレディが歌いだした時の衝撃といったら・・・こんなに美しいアルバムの入り方が他にあるというのか。
この曲ではブライアンのギターが唸りまくっている。はっきり言ってこれはヘヴィ・メタルだ。にも関わらず、こんなにも優美だ・・・
White Queen(As It Begun)では絶望すら感じる哀しいメロディとフレディの繊細な歌声が見事にマッチし、この世とは思えないほどの美しさを醸し出す。
Some Day One Dayはブライアンがその優しい歌声を聴かせ、
Loser in the Endはこれからブラックサイドへ移る上での一休み、といった曲だろう。ある意味、この曲はアルバムの鍵となる曲だ。

…続き

32. ろか ★★ (2004-02-15 01:39:00)
若い頃LPで聴いた時は何故かあまりピンと来ませんでした。それでコレはCDを買ってもいませんでした(後期のCDは全部持ってるんですが)
しかしつい先日、噂の紙ジャケで購入(最も紙ジャケ映えするデザインなので…実際美しいです)ついでに(!)聴いてみました・・・・・私は自分の不明を恥じます・・・いやホント!!
これは本当に凄いアルバムですね!!
何で若い頃はこの良さが分からなかったんだろう???
約20年ぶりに聴いたNevermoreの余りの美しさに落涙。


33. TDK ★★ (2004-02-20 23:44:00)
初めて借りたQueenのアルバム。
これを見つけなかったら今音楽を聴いてることはなかっただろうというくらい、思い入れの深い作品。
ブラックサイドの流れに感動しました。

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34. DUST ★★ (2004-04-03 01:46:00)
クイーンII、ついに聴きました。みなさんの言う通りBLACKサイドの流れは圧巻ですね。
凄すぎます。もう毎日毎日繰り返し聴きこみます。
1曲目のProcessionも素晴らしい。アルバムって感じがする。
→同意(0)

35. ら~しょん ★★ (2004-04-05 12:00:00)
2作目にしてQUEENサウンドを完成させてしまった初期の傑作。
ここで多くの人が言うようにブラックサイドは完璧な流れですね。
ホワイトサイドの方もFather To Son、White Queenはドラマティックな大曲で素晴らしいし、トラッド/フォーク調のSome Day One Dayも好きな曲です。
トータルアルバムとして完璧な故、お遊び的なナンバーのSeven Seas Of Rhyeしかベスト盤には収録されていないのも納得でした。

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36. HAWKWIND ★★ (2004-05-17 04:36:00)
一部を除いて完璧な名盤です。
Side-BlackとSide-Whiteには言う事がありません。
QUEENの最高傑作にあげる人も私を含めて多々います。
→同意(0)

37. mirrorpolisher ★★ (2004-05-29 01:46:00)
もう語りつくされた感のあるいいアルバムだよね。ロジャーの曲のクオリティーがもう少し高ければ完璧なアルバムになったと思う。とはいえロジャーのボーカル曲が聴けるのもクイーンの魅力の一つなんだけどね。1stの曲よりは進歩してるし、後々ロジャーもいい曲を書いているので本当に残念。きっと他が良すぎるからめだっちゃうんだろうね。
→同意(0)

38. ぶらいあ五月 ★★ (2004-06-10 20:46:00)
クイーンⅡは何と言ってもサイドブラックでしょ。サイドブラックの圧倒的な疾走感、ドラマチ
ックさ、重厚さには何回聞いてもぶっ飛んじゃう。オススメ曲はネヴァーモア。
→同意(0)

39. 残ってねぇ ★★ (2004-07-13 12:38:00)
クイーンⅡはクイーン好きなら絶対わかるベストアルバムだ~~
ブラック・ホワイトクイーンも好きだけど他のも全部好きだ~

お勧めは全部としか言えません。


40. イギリス組曲 ★★ (2004-08-05 14:24:00)
針をおろした瞬間から、タイムトリップで英国中世へ。
そこで王の戴冠式に参列し、白の女王を目撃、(the loser in the endで一時現世に戻る)鬼に襲われるも間一髪で妖精に助けられ、黒の女王にひれ伏したら大航海へ。
大変濃厚な一枚です、覚悟してかかれ。


41. アミノ ★★ (2004-08-29 23:49:00)
最近ファンになった私。みんなが「いい、いい」って言うから
半信半疑で買ってみた。
てか、ミラクルとか最近のは全部聞いてたけど、
初期のってチョッと抵抗あったのよ。
でもさぁ、聞いてみてビックリした訳よ!
同じ2600円で、こんなに内容濃いなんてさー
他のに比べたら、この懲りよう、力の入れようは
CD3枚分に匹敵するわって、思った。
そのくらい凄くて凄すぎて圧倒されまくり!
病み付きになります・・・ホント
QUEENってやっぱ天才だよ!
ヤバイって!


42. イナダ ★★ (2004-10-21 21:11:00)
ハッキリ言います、、、レコ~ドで聴きましょう、、、効果倍増です、、、すこぶる良い出来。


43. Re:J ★★ (2004-12-24 23:58:00)
いやはやこれは...何とも鬼気迫るものがあります。
1stは未聴ですが、この2ndとの間には相当な音楽的成長があったのでしょう。
WHITEサイド・BLACKサイドと分かれていますが、あくまでアルバム1枚をブッ通しで聴くべき作品です。コマ切れに1曲ずつ聴いてちゃ、この凄さがきっと半減しちゃうよ!
→同意(0)

44. 泡沫 ★★ (2005-01-17 21:42:00)
フレディはアタマが狂っているか、きっと別次元とつながっているんだ。
ブライアン・メイ作の「White Side」も当然水準以上なのだが、「Black Side」の狂いっぷりにはかないません。流れるメロディと美しいコーラス、ブライアン・メイのギターも冴えてます。詩の世界は・・・ファンタジー?
確かに、これはやばすぎる傑作。1974年作、シンセなしという点もまたぶっ飛び。

→同意(0)

45. tom ★★ (2005-01-30 18:55:00)
リアルタイムで聴いていたが、当時は男でクイーン好きっていうとバカにされたもんだ。女・子供のミーハーロックだとか。もうかれこれ30年経つが、優れたものは時代を超えてやっぱり残る、という好例。今の若い人にも十分に納得させる音。
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46. ZTN ★★ (2005-02-14 04:37:00)
正直一般受けはしない、真のQueenキチガイにしか評価されないアルバムだと思ってたけど、ここ読んでびっくり。でも、ボーントゥーラブユー聴いてQueen好きになった人がこれをどう評価するのか疑問。
初めて聞いたときは感動と衝撃の余り暫く立ち上がれませんでした。Blackサイドは語られ尽くされてるけど、Whiteサイドも十分凄いと思う。特にWhite Queenの途中の盛り上がりは痺れまくり。Whiteから聴くとBlackの感動が更に増します。
CDで初めて聴く人はルーザーインジエンドの後に一旦CD出して、一呼吸置いてからオウガバトルに行くことをお奨めします。このアルバムはLPの時代にレコードをひっくり返すことを念頭に作られているので。
→同意(0)

47. naoi ★★ (2005-03-15 23:24:00)
コレを聞かずに死んでいった人たちは不幸だと思う
そんな気にすらさせてしまう素晴らしいアルバムだ…
何度聞いても飽きが来ないそれどころか深みにはまっていく…私はこれ以上凄いアルバムに出会ったことがないです。
the loser in the endが良くないという人もいるがアレが無かったらもっとつまらないアルバムになっていたと私は思う
→同意(0)

48. fearlessness ★★ (2005-04-01 01:02:00)
ロックとか関係無しに最高傑作。
もしCDが一枚しか聞けなくなるとしたら迷いなくこれを選ぶ。
それくらい凄い。凄すぎる。
死ぬ前に出会えてよかった(笑)
→同意(0)

49. へっくしょおわ~ん!! ★★ (2005-04-29 17:07:00)
いままで6枚アルバムを買いましたが、僕の中での最高傑作だと思います。「GREATEST HITS」に1曲しか入らなかったのは、曲全体が続き物ばかりなせいでしょう。入れようと思ったら、それだけで4,5曲分のトラックを費やさなければなりませんからね。


50. ロック23 ★★ (2005-05-07 21:38:00)
衝撃度なら「オペラ座の夜」以上かも。
特にブラックサイドのスピード感、ドラマチックさは最高ですね。
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