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オルタナティブ/グランジ | ニューウェーブ/ポストパンク | ロック/ブルース
U2
Achtung Baby (1991年)
1. Zoo Station (0)
2. Even Better Than the Real Thing (5)
3. One (66)
4. Until the End of the World (4)
5. Who’s Gonna Ride Your Wild Horses (6)
6. So Cruel (0)
7. The Fly (12)
8. Mysterious Ways (13)
9. Tryin’ to Throw Your Arms Around the World (0)
10. Ultra Violet (Light My Way) (21)
11. Acrobat (3)
12. Love Is Blindness (3)
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解説
1991年11月18日、Island Recordsよりリリースされた7thアルバム。
1993年のグラミー賞最優秀ロック・グループ受賞。
ルーツ・ミュージックに接近した1980年代後半の音楽性と決別し、対極的な「1990年代型U2」を宣言した作品。硬派なロックサウンドから打ち込みを駆使したダンス・ビートへ転向し、歌詞も官能や不道徳を赤裸々にさらけだすものになった。 その衝撃的な変身ぶりは、ファンを中心に多くの物議を醸した。しかしそれと同時に多くの新たなファンを獲得した作品でもあり、それまでの商業的な大成功の後でのこの大胆な路線変更は、以前とは違い多くのミュージシャンからも評価を得るものとなった。 また、ZOO TVツアーの奇抜なステージセットやライブパフォーマンスも話題を呼んだ。
U2が新路線を見出した背景には東西冷戦構造崩壊後の混沌とした世界情勢や、湾岸戦争の衛星テレビ中継(テレビの中の現実)があった。これら新時代の流れをシニカルかつスタイリッシュに捉えたのが本作である。
「Zoo Station」はベルリンの動物園駅からのネーミング。「Until the End of the World」はWim Wenders監督の映画『夢の涯てまでも』の主題歌。「One」は、後にMary J. BligeがU2との共演でカヴァーしている。
アルバムタイトル「Achtung Baby」の由来については、バンドのサウンドマンであるジョージ・オハーリーがアルバム「The Unforgettable Fire」以降U2が自らの音楽スタイルを変化させながら巨大な存在へと変貌していく姿を描写して名づけた“Dangerous Baby”から来ているといわれている。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500において62位にランクインされている。

Recorded:October 1990 – September 1991
Producer:Daniel Lanois, Brian Eno

外部リンク
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登録されている3曲を連続再生(曲順) - Youtube
1. Zoo Station, 1. Even Better Than the Real Thing, 1. One, 1. Until the End of the World, 1. Who’s Gonna Ride Your Wild Horses, 2. So Cruel, 2. The Fly, 2. Mysterious Ways, 3. Tryin’ to Throw Your Arms Around the World, 3. Ultra Violet (Light My Way), 3. Acrobat, 3. Love Is Blindness


コメント・評価

Recent 20 Comments


1. KATZ ★★ (2000-12-22 03:42:00)
初期のU2が、たしかに魅力的なんだけれど、これぐらいの時期にきて、このアルバムは、名盤だと思うよ。


2. すみれ ★★ (2001-10-12 17:37:00)
90年代のテクノちっくなU2もイカしてましたよ。
常に進化してるのって凄いっすね。
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3. GEORGE ★★ (2003-09-07 19:30:00)
テクノロジーを大幅に取り入れる寸前の危ういバランスがいいです。
ONEを聴くと青春時代が甦る…

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4. Kamiko ★★ (2003-10-01 01:39:00)
やはりU2の名盤はコレッスね。
で最大の名曲バラードONEは最強。

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5. APPESAN ★★ (2003-10-19 04:39:00)
ONEとFLYが好きです。
U2の中でベスト3に入る名盤では?
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6. yk ★★ (2004-02-17 11:26:00)
恐らく、ここでU2ファンの中に大変動があったんじゃないでしょうか?前作までのイメージに愛着のあるファンには大ショックを与えたであろうこのアルバム、私の中ではベストです。そりゃ最初マクフィスト見た時にはどうしちゃったのかと度肝抜かれましたけど(笑)。ライブスタイルや音は大幅な進化を遂げ、一部には「商業バンド化した」と誤解を与えたようですが、バンドとしてのシリアスさにはむしろ磨きがかかっています。ライブ映像も是非セットで見ていただきたいです。
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7. クーカイ ★★ (2004-03-12 23:18:00)
そうそう。ykさんが言うとおり、ここでファンの入れ替えがあったね。
俺の知り合いもここから先の作品を聴かなくなった。
良い曲が多いし、物凄くど派手にイメージチェンジを図ったのに、U2らしさはしっかり残されているという、奇跡のようなバランス感覚を誇示した作品。
個人的に一番好きな曲は④かな。
しかし、このバンドってなにやるんでも真面目だよねえ。マクフィストにしたって「肥大化・偶像化したロックスターのパロディ」を真剣にやって、なんだか訳わかんないことになってた。結局みんな絶賛するしかなかったという。U2らしいや。

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8. 酒とバラの日々 ★★ (2004-03-17 21:16:00)
90年代ロックの名盤に挙げられることの多いアルバム。
ベテラン・バンドでありながら、貪欲に新しい音楽を吸収し、アルバムごとに作風を変えて、しかもそれを成功させていくというのはスゴい。
大胆にテクノロジーを導入したサウンドは発売当時賛否両論だったようですが、根っこはU2のエモーショナルなロック。いい曲揃い。

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9. kotora ★★ (2004-07-04 17:51:00)
最初は拒否反応1本でしたね。アクトン以降のU2が好きだという人達に喧嘩売ってました(笑)
しかし、聴いてみればすごくいいという。すいません。
ボノは魂を売ったのか…なんて考えたりしたけど、時代も変われば、人間も成長(退化?)するわけで、例えばいつまでもアイルランドの内戦歌ってられないですよね、実際。
きっと自分も変わったから、聴けるんだろうけど。
捨て曲なしの名盤!には違いない。

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10. 蛇めたる ★★ (2006-02-12 00:28:00)
なんというジャンルにも括れない「U2」たるものはここで確立されたと思う。

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11. T-MIRAGE ★★ (2006-04-13 18:04:00)
当時賛否両論あったけど普通に名盤でしょこれは。U2が孤高さを捨てて普通のバンドになった感じがして変化が良い方向に向かった好例だと思った。別に曲調が変わったわけではないけどいいメロディーが沢山ある。ボノの歌は張りが無くなった代わりに表現力が増してむしろ良くなった。当時はUltra Violetが一番好きだった。アートワークがBON JOVIのKEEP THE FAITHに酷似しているのは何故だろうか?ACHTUNGはドイツ語で、attentionの意味らしい。

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12. ピピン ★★ (2006-07-04 03:13:00)
keep the faithより発売早かったと思うけど・・・


13. 怒号 ★★ (2006-09-01 00:36:00)
有名な曲が満載だが、それ以外の曲の素晴らしさが尋常じゃない。
⑥⑩⑪なんか隠れた大名曲だと思う。これらの曲のやるせない空気感はこの作品でしか味わえない。
彼らには珍しく捨て曲が無く、おそらく90年代U2の最高傑作といえると思われる。
最初にこの作品を聴いてみるのも良いと思います。

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14. verga de ngro ★★ (2006-10-17 12:54:00)

★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.125 ★
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15. アース ★★ (2008-01-31 15:23:00)
捨て曲一切なし。
ボノが数々のインタビューなどで「U2のなかで一番好き」
とかたっている名盤。
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16. Zepp神奈川 ★★★ (2010-11-13 16:44:06)
個人的には1番彼らのアルバムの中では好きです。

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17. ダイアスパー ★★★ (2012-10-13 08:10:20)
社会問題を背負って戦う道をいったん外れ、完全に内省の聖域と引きこもったU2の音には、驚くべきことにまた別の世界が開かれていた・・・。

信じられないほど快楽主義的な陶酔的サウンド・プロダクションにため息が出る。また、数曲において珍しくエッジが本格的なギターソロを披露しているが、それがまた涙が出るほど美しい・・・。

夜明け前の近未来都市に鳴り響くかのようなスケールの大きいサウンドに乗せて歌われるのは、その印象とは正反対とも言える極めて個人的な感情の手触りたち。

そのアンビバレンツに「人間」の二文字を感じずにいられない。

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18. Ray-I ★★★ (2013-04-16 22:25:26)
打ち込み全開時代の幕開けを飾ったのがこのアルバムでしたね。
まさかU2が電子音をふんだんに使うなんて、誰も想像してなかったので、
この組み合わせは当時、相当衝撃的だったでしょうね。

U2入門編として「The Joshua Tree」「All That You Can't Leave Behind」と共に
聴いてほしい名盤です。洋楽初心者にもオススメしやすいですしね。

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19. 名無し ★★★ (2013-04-29 12:26:17)
奇跡の傑作 今聞いても幸せになれる

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