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90年代 | N | アメリカ | アメリカンロック | オルタナティブ/グランジ | 有名バンド
NIRVANA
In Utero
Serve the Servants (24)
Scentless Apprentice (37)
Heart-Shaped Box (89)
Rape Me (83)
Frances Farmer Will Have Her Revenge on Seattle (16)
Dumb (21)
Very Ape (6)
Milk It (17)
Pennyroyal Tea (58)
Radio Friendly Unit Shifter (22)
tourette’s (15)
All Apologies (69)
GALLONS OF RUBBING ALCOHOL FLOW THROUGH THE STRIP (0)


解説
1993年9月21日、DGC Recordsよりリリースされた3rdアルバム。
アルバム・タイトルは、直訳すると「子宮内」である。
前作『Nevermind』の大成功を受け、バンドの意向によりアンダーグラウンドへの回帰をテーマに作られた。プロデューサーにはSteve Albiniを起用。特に、Kurt Cobainの意向が強く反映されており、サウンドはより暗くなった世界観を受けて、ヘヴィで低音を重視したものになった。サウンド・デザインに関しては、「インディーの鬼才」と呼ばれたSteve Albiniの貢献が大きく、特にドラムの録音は伝説に近くなっており、リスナーの期待を良くも悪くも裏切り、セールス的には前作ほどは振るわなかったアルバム自体に対して、Steve Albiniの名声は一気に高まった。また、オープニング・ナンバーの「Serve the Servants」は最初の音が不協和音であったり、「Very Ape」の狂気染みたハウリングから「ノイズと言う名の芸術」と言う異称を持つアルバムでもある。レコーディングにかかった費用は24000ドル。要した期間はたったの1週間という短期間であった。Steve Albiniはこの作品のプロデュース料について、自身の信条を理由に、通常の慣例となっている印税として報酬を受け取ることを断っている。
また、発売直前になってバンドがSteve Albiniのミックスにリミックスを施して「レコード会社からの圧力」が囁かれたり、『Rape Me』がフェミニスト団体から「不謹慎である」として訴えられるなど、図らずもあらゆる面で「問題作」になってしまったアルバムである。
「Heart-Shaped Box」「All Apologies」の2曲はメンバーの意向によりScott Littがミックスを担当している。
アメリカでは量販店向けに「Rape Me」を「Waif Me」に表記を変更し、バック・カバーのデザインを中央部を拡大した検閲バージョンが発売された。同時に収録曲中「Pennyroyal Tea」は、Scott Littによるシングル・ミックスに差し替えられている。
Billboard 200では、再び1位を記録。RIAAより5x platinumに認定。2013年までに、世界で1,500万枚以上のセールスを記録している。

Recorded:February 12–26, 1993, Pachyderm Studio in Cannon Falls, Minnesota
Producer:Steve Albini, Scott Litt

外部リンク
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コメント・評価

Recent 20 Comments


51. ニートパペッツ ★★ (2006-05-14 23:08:00)
ウィーザーの「ピンカートン」のように、神格化された作品になるだろう。(万人受けしないという意味で)


52. 270 ★★ (2006-07-24 02:12:00)
一つ上に同意
→同意(0)

53. キッコリー ★★ (2006-08-10 11:19:00)
ニルバーナってナーヴァナのこと?前はよく聴いたけど、今は自分の音楽やってるからね・・・まあお疲れさま、あとは俺にまかせてよって感じ


54. B.C.Rich ★★ (2006-08-26 21:39:00)
NEVERMINDよりもこっちの方が飽きにくいと思う。
NEVERMIND聴いただけでNIRVANAを知った気にならないでほしい。
→同意(0)

55. INA ★★ (2006-09-08 17:58:00)
確かにNevermindはいい!
でもIn Uteroの方がNirvanaっぽい。
初めて聞いたときはあまりのダークさに落ち込みながらも憑かれたようにリピートし、どんどん深みにはまっていったようなw
個人的にはこちらの方が好き
→同意(0)

56. ふっ ★★ (2006-09-13 15:31:00)
レビューみればわかると思いますがこっちの方が人気があるしわかりやすい曲が多くて好きです。
だけどnever mindと比べたりあのCDを聴く人はファンではないとか言うは何様なのかなと思う。そういう人こそファンではない。いわゆるB!脳でしょうか。


57. 洋輔 ★★ (2006-12-05 22:45:00)
耳が腐るほど聴いた忘れられない名盤。
これを聴いてからはしばらく周りの曲全てが糞に聞こえたwww
ダウナーというかなんというか落ち込んでいるとき、鬱な時、
これを聴くと更に深く深く沈めること請け合い。
誰かが言っていたが、通勤前にこれを聴くと非常にやる気が失せるので、
素人にはおすすめ出来ないwww
→同意(0)

58. makokun ★★ (2007-02-16 00:20:00)
リアルタイムで聴いた者として言うなら「All Apologies」が響きすぎた。
重い。とてつもなく重い。14年たった今でも重いよ、この曲は。
すでに故人となってしまった現在では、
NIRVANAのアルバムを1枚だけ選ぶことはできないよね。
これはもうすべてのアルバムを平等に聴くべき。
ただ、彼らの音楽は本当に素晴らしいのだけれど、
そこまでしなくては作れない音楽というのは、
何かが間違っているような気がしなくもない。
→同意(0)

59. 初心者A ★★ (2008-10-29 05:44:00)
最近NIRVANAを聴くようになった者ですけど。
In Utero聴くまでは、カートが死んだのが今ひとつ理解できなかったんです。
ハンサムで才能に溢れていて(普通の人は、どっちか一つだって持っていない)、
その上奥さんと子供もいるのに無責任に死にやがって、デイブさんじゃないけど、
「バカ野郎」って思ってました。
でも、In Utero聴いたら、なんか納得がいっちゃったんですよ。
これだけの絶望しかないような世界に生きてたんじゃ、しょうがないって。
まあ、ナルシズムも強かったみたいだし、なぜここまで人生に絶望できるのか?
ってのも、結局の所よくわからないんですけど、ここまで人生に絶望している人間に、生き続けろってのは、どんな理由があっても無理だなと。


60. パックスロマーナ ★★ (2008-11-12 18:54:00)
ニルヴァーナはネヴァーマインドより絶対にインユーテロだよ。彼らの本質的なものが
爆発している作品になっている(ネヴァーマインドはバンド認知及びグランジの教科書だとは
思う)聴くときはヴォリュームを上げて可能なかぎり大音量で!


61. o ★★ (2009-06-11 22:52:00)
んんんんんんんんんんんん.......。
→同意(0)

62. えろす ★★ (2009-09-01 19:50:00)
個人的には捨て曲なしのニルヴァーナの最高傑作だと思う。
このアルバムが最後の作品になってしまったのが非常に残念。
1のサーヴザサーヴァンツの雑音から入り、12のオールアポロジーズで終わる。
2、3、4、8、10などカートの叫びとギターが絡み合う作品は素晴らしい。
是非、聞いて欲しいアルバムのひとつ。
→同意(0)

63. 加藤 小判 ★★ (2009-09-12 22:18:00)
墓に持ってく作品


64. 朱雲 ★★ (2010-03-18 23:49:00)
このアルバムには三つセールスポイントがある。
一つが、辺り構わずまき散らされた負のエネルギー。
二つ目はドラム。全体を通してドラムの音、フレーズが気が利いている。
三つ目はノイズとメロディの調和だ。程よくキャッチーさを残しながら、中毒性たっぷりな内容になったと思う。
まぁ、圧倒的な負のエネルギーは、素通りするのが勿体なくなる気を起こさせるけど、聞き込みが必要だね。

→同意(0)

65. Spleen ★★ (2010-04-11 12:02:00)
カート・コバーン最後の叫び。
これだけの作品が出来るのなら最後にならなくとも良かったのに、と思いますが、同時にこれだけの絶望と暗黒(それも所謂ブラックメタルのそれと違い、美学にもイデオロギーにもならず昇華されていないドロドロの感情)を抱えてどこまで生きられるもんなんだろうとも思えます。
『Nevermind』ほどのとっつきやすさはありませんが(あれも「Smells…」あってのとっつきやすさですが)、未経験者だろうと他のアルバムから入った経験者だろうと、よりNirvanaを知りたいという人には聴いてみて欲しいです。

→同意(0)

66. LazyNamake ★★ (2011-01-22 19:28:18)
正直聴きにくいと思う。でもNirvana好きだから聴いちゃう。
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67. 名無し ★★★ (2011-04-29 10:34:15)
never mindと同時購入
一度再生した後は向う三か月は手がつけられんかった
聴くと鬱になるアルバムランキング断トツ一位

in uteroは素のカートでnever mindは人前に出るから
とりあえずちゃんとしましたみたいな感じ


68. 名無し ★★★ (2016-02-26 07:40:02)
Nevermindは悪くないアルバムかなぐらいの印象だったけど
In Uteroを聴いて完全に打ちのめされた
NIRVANAにハマるきっかけになった名盤

今はBleachもUnpluggedも全部好き


69. 名無し ★★★ (2019-07-21 11:59:47)
正直Nirvanaは好きでも嫌いでもない(「Smells~」ばかりかかるのには嫌気が差してた)
昔聴いた時は「音がヘヴィだな」程度にしか思わなかった

ふと発売20周年記念に出たIn UteroのDeluxe Editionを改めて聴いてみると、
つい先ほど産声を上げたかのような重く生々しい、剥き出しの曲たちに打ちのめされた
詞と向き合って何度も何度も聴いて、今ではなくてはならん一枚にまでなった
「Nirvanaの好きなアルバムは?」と問われたら真っ先にこのアルバムを挙げる

スティーヴ・アルビニは本当に素晴らしい仕事をしてくれた
こんな音作りにしなかったらここまで好きにならなかった


70. しょちゅ飲んごろ ★★★ (2019-08-02 13:47:47)
最高です。( ̄□ ̄;)
→同意(0)


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