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00年代 | 10年代 | 70年代 | 80年代 | 90年代 | J | ツインリード | ドラマティック | ブリテン | メロディック | 叙情/哀愁 | 正統派 | 有名バンド
JUDAS PRIEST
Jugulator (1997年)
1. Jugulator (115)
2. Blood Stained (31)
3. Dead Meat (13)
4. Death Row (33)
5. Decapitate (7)
6. Burn in Hell (34)
7. Brain Dead (12)
8. Abductors (8)
9. Bullet Train (59)
10. Cathedral Spires (42)
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解説
1997年10月16日、Zero Corporationよりリリースされた13thアルバム。
1992年、自身のソロ・プロジェクトを巡ってレーベルと契約問題でもめ、ボーカリストのRob Halfordがバンドを脱退する。Glenn TiptonとK. K. Downingは後任ボーカリスト不在の段階で曲作りに入り、1996年1月には一部楽曲のバッキング・トラックを録音した。
バンドは世界中から送られてきたデモテープを聴いて、実際にオーディションを試みたが、結局誰一人最後まで残らなかった。因みに、このオーディションにはGamma Ray脱退後のRalf Scheepers(英語が母国語ではないと言う理由により落選)やRoyal HuntのD. C. Cooperなど錚々たるメンバーが参加していた。
そんな中、Scott Travisが持参したビデオテープに写っていたのがJudas PriestのトリビュートバンドBritish SteelのTim "Ripper" Owensだった(本人及びBritish Steelには無断)。実際にTimをロンドンに呼んでスタジオでオーディションを行い、「Victim of Changes」の2番まで歌ったところ即採用が決まったという。
本作の収録曲はTim加入前にはほとんど書き上げられた状態であり、重厚さを強調した内容で、大部分の楽曲ではギターにダウン・チューニングが施されている。
セールス的に成功せず、本国イギリスではチャート・インを果たせなかったが、日本のオリコンチャートではトップ10入りを果たした。

Recorded:1996–1997, Silvermere Studios, Surrey, England
Producer:Glenn Tipton, K. K. Downing, Sean Lynch

外部リンク
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登録されている2曲を連続再生(曲順) - Youtube
1. Jugulator, 1. Blood Stained, 1. Dead Meat, 1. Death Row, 2. Decapitate, 2. Burn in Hell, 2. Brain Dead, 2. Abductors, 2. Bullet Train, 2. Cathedral Spires


コメント・評価

Selected Comments
5. 真・マツソガソ ★★ (2002-07-30 18:51:00)
確かに何回か聞いただけで素晴らしいと思えるものではないですね。ぼくは、30回ぐらい聞いたあたりで全曲いいなと思えるようになってきました。相当な覚悟をもってひたすら聞き込みまくればいいアルバムに変身する・・・と思います。ヘヴィロックとしては凄まじい出来だと思いますよ。ヘヴィロックが好きなら結構いけるかもしれないです。ただ、僕はヘヴィロックがあまり好きではないので苦労しましたが。①⑩はヘヴィロックが好きとか嫌いとか関係なく聞ける名曲だと思います。あと、⑨も評価が高いみたいです。
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6. クーカイ ★★ (2002-10-06 12:18:00)
'97年発表。
そりゃあどうしたってあの名盤『PAINKILLER』と較べれば、見劣りするだろう。
しかし、この怒り(憤怒と言っていい)に満ち満ちたブルータルなサウンドは買いだ。
①がもっとアップテンポの曲だったら、と思わないではないが、④とか⑨など激烈なナンバーの存在はこの作品の価値をぐっと高めている。
アーティストが自らの心情を激白したという意味において、そしてリッパーが実力を表現しきったという意味においても、本作は名盤として位置付けられると思う。
聴くたびに頭に血が上る、ある意味危ない1枚。しかしとても気に入っている。
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7. m.c.A.K. ★★ (2002-11-22 11:11:00)
立ち止まる事を由としない彼等だから、サウンドの変化には大した驚きはなかった。音作りというのは、その時代を反映するものである。しかし...
このアルバム全体に渦巻く怒りの空気。ROBの脱退事件に対するスッキリしない気持ちと相まって聴いていると息苦しさを感じてしまった。
「PAINKILLER」アルバムから発散される「HM界(JUDASPRIEST)を取り巻く環境に対する怒り・不屈の闘志」に対し、
「JUGULATOR」アルバムのそれは「ある特定の個人(=ROB)に対する怒り・意地」のように感じられてしまった(実際のところは不明だが)。
最近になってようやく冷静に楽しんで聴ける様になったが、特に私のようなオールドファンには「慣れ」「聴きこみ」そして何より「時間」が必要だったのであろう。
それに加えROBが(紆余曲折を経ながらも)元気に復活し、例の脱退事件が私の中
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9. Metropolis ★★ (2003-03-17 19:05:00)
METALLICAへの強烈なアンチテーゼのように思える。重さとグルーヴを主眼に置いている。「BRITISH STEEL」の90年代版とも受け取れるが彼らを取り巻く状況がこの作品に更にヘヴィな印象を与えている。「PAINKILLER」のタイトル曲を更にブルータルにした楽曲に最もふさわしいVOCALは、やはり「彼」であってロブではない。ただし、この作品が本当に名作と思えるようになるには時間と聞き込みを要する。ちなみにスコット・トラヴィスはここで大変な活躍をしている。前作でも手数の多いドラミングを見せてくれたが、ここでも、非常に重要な役割を果たしている。
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12. うにぶ ★★ (2003-05-06 23:03:00)
ロブ・ハルフォードに代わり、ヴォーカルにティム“リッパー"オーウェンズを迎えた、『PAINKILLER』から7年ぶりとなる復活の13thアルバムです。
全体的にヘヴィ・リフで押しまくる曲調になっていて、ミドル・テンポの曲が多く、重苦しい雰囲気なので、けっこう評判の悪いアルバムです。しかし個人的にはJUDAS PRIESTの作品では2番目に好きです。不動のナンバー1は『PAINKILLER』なのだけれど、甲乙つけがたくなるくらい良いアルバムです。
まあ、メロディアスな曲や速い曲、80年代の彼らのような曲展開を求める人には厳しいと思うので、無理にすすめたりはしませんが、これは紛れもなくJUDAS PRIESTの個性あふれる傑作です。(モダン・ヘヴィネスの影響を云々してらしくないという人もいますが、影響はしっかり消化され、全体的にとても彼ららしいと思います)
ヘヴィ・メタルと
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13. 夢想家・I ★★ (2003-07-26 14:35:00)
ロブ・ハルフォードが復帰して、このアルバムも闇に葬られることになるのだろうが、そうなるには少々惜しい作品だ。色々批判されたが大半は「らしくない」「曲が弱い」と言う意見だった。私も当初はそう感じていたのだが、聴き込んでみてその印象は変わった。
まず、曲自体は紛れも無くPriestだ、間違い無い。メロディーが弱いと言われるかもしれないが、少なくとも「BRITISH STEEL」と同程度にはメロディックで、ずっとアグレッシヴだ。なによりも忘れてはならないのは、正真正銘のヘヴィ・メタルだということだ。「らしくない」といえば、ほぼ時を同じくして発表されたロブの「TWO」のほうが「らしくない」作品だった。もし仮にロブがこの時期Priestにいたとしてもこれほどメタル然としたアルバムを作り得たか、正直疑わしい。
個人的にはおおむね満足している「JAGULATOR」だが、一つ残念なのはサウン
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14. けんしょー ★★ (2003-07-30 23:31:00)
このアルバム、メイデンがこけた時期でしたねえ。
英国の将来はPARADISE LOSTに任せるしかないかと思いました。
何回か聴けば良く聞こえるのかもしれないけど、それはもしやただの慣れではないかなあ。
そこまで温情をかけるのは、周りで懸命に頑張ってるバンドに失礼。
野村監督がカツノリを一軍で使ったくらい失礼だし、
叶姉妹を「セクシー」と勘違いしてるほど失礼。
「TURBO」はいろいろ言われたけど、今聞けばいい感じでしょ。
しかしこのアルバムはなあ。。。。
音楽として楽しめない。わざわざ正座して聴かなくてもいいやろ。
そういや、同時期に出たRIOTの「INISHMORE」は最高だったなあ。
当時はRIOTがHM/HR最後の砦と言われてたのでしたね。
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15. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-12-29 17:42:00)
私は多分、皆さんより歳のせいもあるのかヘビィな楽曲は多少、違和感を覚えましたが
車で通勤の際に大音響で聴いたら、このアルバムもなかなか良かったです。
やはり、HR・HMは大音響じゃなきゃ意味ないですね。
この作品、リッパー氏が加入する前に曲は出来ていたと聞きますが・・・。
とにかく、継続は力なりです。
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16. ら~しょん ★★ (2004-01-10 14:27:00)
プリースト史上最重のアルバム。
予想以上にへヴィでブルータル過ぎる音だった為に評論家やファンにいろいろ批判されましたが、自分はそれほど拒絶反応はなかったですね。
80年代のJPの音を追い求めている方には苦痛この上ない音でしょうが、ヘヴィロック好きな方には概ね受け入れられんじゃないですか?
①⑩は名曲だし、②③⑦⑨あたりもライブ映えするかっこ良いヘヴィナンバーだと思います。
リッパーのVoも中低音部においてロブよりも男らしくて破壊力があり、このアルバムの雰囲気に凄くマッチしています。
しかし、ロブが歌っていればアルバムの評価はもっと上だったんでしょうね(苦笑)
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19. 地獄葬戦士 ★★ (2004-03-29 01:48:00)
「PAINKILLER」から約7年ぶり(!!)に発表された鋼鉄神の復活作。
率直に言って曲の出来は往年の作品に比べれば劣ると思う。
殆どの曲に付属しているイントロのCE等も余計に感じるし、このバンドの売りの一つでもあったギター・ソロのメロディも心に響かない。
しかし、リッパー・オーウェンズがロブの穴を埋めるにふさわしい実力者であったため、素直にJUDAS PRIESTが戻ってきたことに喜びを覚えたのも事実。
リッパー版「PAINKILLER」のような「JAGULATOR」、思わずリフに乗って頭を振りたくなる「BLOOD STAINED」、ヘヴィでブルータルな「DEAD MEAT」、ザクザクと刻まれるリフが心地よい「DEATH ROW」、引き摺るような重さの「DECAPITATE」、リッパーのハイ・トーンが素晴らしい「BURN IN HELL」、途中のツー・バス連打
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20. 工場長 ★★ (2004-05-11 20:08:00)
DEATH ROW でのリッパーの表現力がすごい!!訳を見て聴けばよくわかる。
メロディアスですよ。全曲かっこいい。だってプリーストだもん。
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21. 康介 ★★ (2004-05-31 17:50:00)
JP史上最もブルータスで怒りに満ちたアルバム。
鬱憤した気分を晴らしてくれるのが1曲目のJUGULATERである。
リッパーの重低音、高音を使い分けたボーカルは癖になる。とにかく上手い!
アルバム全体としては少々ダレルがアッと度肝を抜いてくれる名曲も入ってます。
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22. Z400FX ★★ (2004-09-18 10:47:00)
アルバム全体を通して非常にブルータルであるため、全体の印象が思わしくないのだろうか。
一曲単位で聴いていくと、名曲に成りえたかもしれない曲がちらほら見えてくる。
確かに、自身でもアルバム全体で評価するならそんなに絶賛は出来ない。
だがしかし、個別には隠れた名曲が潜んでいる。そんな気がしてたまらない。
①や⑨は攻撃性でいえば「Painkiller」に次ぐ勢いとモチベーションを持っている。
⑧は短いながらも複雑な展開を見せ「SAD WINGS OF DESTINY」の各曲を思わせる。
⑩は「聴かせる」タイプの曲で従来の「泣き」の曲と比べても見劣りもしない。
ロブの復帰でこの作品の影が薄くなってしまうかと思うと、非常に残念である。
いや、リッパー時代の曲をライブでも演奏するといっていたらしいので、
もしかしたら、再度その存在を多くのファンに
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25. K/10 ★★ (2005-08-20 02:06:00)
良い曲もあるけど、個人的にあまり聴かないアルバム…
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26. 車屋さん ★★ (2005-08-29 14:18:00)
聴けば聴く程、好きになっていく。→判る気がする。
リッパー・オーウェンズは頑張ったよ、凄ぇプレッシャー感じたと思うよ!?
そんな訳で、俺的には凄く好きなアルバムだ。楽曲も凄く良いと思う。
年取ってもこの凶暴性を保てる事自体が奇跡だろ!?
でもやっぱりロブバージョンのジャギュレイター&デス・ロウが是非聴きたいねぇ。
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29. メタル伝道師 ★★ (2005-10-26 23:56:00)
世間での評判は良くないが個人的には十分楽しめたアルバム。
確かに名盤とまではいかないがティム・リッパー・オーウェンズの高い歌唱力と
ブルータルで怒りに満ちたサウンドなど、駄作扱いされる程ヒドイとは思わない。
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34. 松戸帆船 ★★ (2006-06-24 13:48:00)
リッパーは何が悪いんじゃいと言いたくなる程歌唱力のあるヴォーカリストである。
しかしながらこのアルバムはブルータル過ぎる。ペインキラー位のブルータルさが丁度良いと思う。
ジューダスとは変化するバンドだから致し方なかったのだろうが。
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35. J.K.O. ★★ (2006-10-10 15:19:00)
昔のプリーストが好きな人には拒否反応が出るでしょうね。
自分も余りこの音には慣れなかったですね。
ギターソロもオーヴァードライブのチリチリな音で自分好みではないし、イントロも同じ様なイントロばかりでつまらないですね。
ただ、ティム・リッパーのヴァーカルはロブの後任に相応しい歌唱力だし、曲も要所要所でカッコ良いメタルナンバーが聴くことが出来るので聴く価値はあると思います。
①⑨⑩は特に好きな曲ですね。
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Recent 20 Comments

38. ICECLAD RAGE ★★ (2007-02-18 21:51:00)
ロブの後任に、ティム"リッパー"オーウェンスを迎えた1997年の復活作。
「RAM IT DOWN」から見られたサウンドのへヴィ化は、このアルバムで頂点を迎えた。
タイトル曲や"Decapitate"に代表される、
7年の空白を埋めるかの如く凶暴性が牙を剥くサウンドに驚いたファンも多いでしょう(僕もそうでした)。
このサウンドのへヴィ化を「時代に無理に合わせた」か「先鋭化した」と受け取るかは聴く人の自由ですが、
いずれにせよ、強烈なアルバムには違いないと思います。

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39. マスタング ★★ (2007-10-06 00:14:00)
ジャケ絵が微妙^^;
音は とにかくヘヴィ
ヘヴィだけどロブ在籍時の名盤にあるような旋律美(とは違うがなんといったらよいのやら
は失われた気もする まぁ精神状態もあれだったろうし ライナーノーツとかにあったと思うけど「怒り」とかそういうのがかなり影響している のかも
聞いてたらブラックアルバムとかのメタリカがなんか 浮かんできた
HMの歴史としては 聞く必要があるのかも
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40. ぷにょぷにょぽっこん ★★ (2007-11-11 09:15:00)
70年代のプリーストに近いものを感じる。
第一印象からしてそうだった。
たぶんほとんどの人の共感は得られない感想だと思うが
プリーストらしいダークな灰汁の強さが練りこまれてるかんじ。
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41. Jyun77Bikers ★★ (2008-06-17 23:13:00)
ノストラが届くまで、priestの過去アルバムを復習中。
で、ひっさしぶりにコレ聞いた。
リフはいいんだけどなあ。ドラムも文句ないし。
声質もロブにそっくりで、確かにロブ以上に声ででてるんだけど。
何が悪いんだろ。やっぱ、歌い回しかなあ。。。
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42. Middle finger is the flag that... ★★ (2009-04-07 18:01:00)
待望の復活作だっただけに発売当時、毎日気が済むまで数え切れない数聴いた。ひたすら重く憤怒に満ちていて超攻撃的。今でも時々聴くし、プリーストでは一番お気に入り。本家へヴィネスの連中にある意味敵わん部分があるのは仕方ないが、ティムのヴォーカルは素晴らしいし、元々、米の一流バンドと繋がりがあるスコットと、この二人がサウンドの若返りに貢献してくれている。ゾクゾクする①、狂乱状態になる②(K.K.が吠えている)、主義主張爆発が熱い③、緊迫感最高の⑤が好きだが、④⑦のリフや⑥のムードもイイ。とにかくプリーストにしか書けないリフや曲作りがあるし、本質とクオリティを保ちながら進化していれば、過去より新作の方に魅力を感じるのが当然のはずだが。
因みに曲のバラエティでは次作「DEMOLITION」の方が充実してる。
ただその後の再結成からは長年の超マニアながら?だけに?個人的に同窓会としか感じず
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43. モブルールズ ★★ (2009-05-03 22:38:00)
良い曲もいくつかあるしリッパーはロブよりうまい。しかし何かが足りない、いや足りないのではなくやり過ぎだ。へヴィーメタルは決して過激にすれば良いという音楽ではないのだ。デスメタルならこれで良いのかもしれないが、へヴィーメタルにはキャッチーさも必要だ。

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44. はっちゃん ★★ (2009-07-04 22:40:00)
これがリリースされた時、TVのCDランキング紹介番組で1位になってるのを見て
笑ってしまった。
それほどに、当時HMが露出することなど珍しかったし、同時に多くのメタルファンが
彼らの作品を渇望していたかが如実にわかる出来事だった。
さっそく購入したはいいが、ちょっと困ってしまったのは事実。
前作はあの「PAINKILLER」だからタイム・ラグはあるものの上昇するばかりの期待値が
これを聴いた途端、どんどん左へ傾いてしまった。それ以来ラックの肥やしと化した。
しかし、最近になって思い直し久々にトレイに乗せてみた。
面白い。確かに往年の彼らのサウンドとは趣を異にするが、まさにプリーストの音だ。
K.Kとグレンの音だ。ブリティッシュ臭は激減したもののこれもまた純然とした
彼らの作品なのだ。過去彼らは失敗作、駄作と酷評される作品を発表し

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45. ジョージべラス ★★ (2009-09-01 02:59:00)
これはきつい・・・ いくらパンテラが売れてた時期とは言えジューダスがやってはいかん。曲の良い悪いは別として、メタルゴットべきプリーストが、パンテラのクローンになるとは・・・プライドをもて! メロディーを捨てるな。ブリティッシュ精神を捨てるな。と個人的に言いたくなるアルバムでした。これならファイトの方がぜんぜん良い。

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46. YOSI(実家) ★★ (2009-09-13 22:22:00)
長らくPRIEST自体、HM自体から遠ざかっていたが、久々聴き直しつつあるこの頃、聴きあきるほど聴いてきたPRIESTの諸作品の中で、今でも最も新鮮かつ新たな発見があるのがこれ。これが出た当時、一年間は毎日聴き狂ったにも関わらず。いまだに、凄まじい違和感に圧倒される、もちろんいい意味に置いてだ。よく正統派HMを語るのに良く使われるほめ言葉、「故郷に帰ったような思い」、「母の懐にいるような」云々。ロブの戻ったPRIESTにも良く使われる表現だ。しかしだ、そういう居心地の良さに定住するだけで、HMという先鋭音楽が生き続けられるのか。確かに故郷に戻るのもよい、ルーツに帰るのも素晴らしい。しかしそれは、冒険や挑戦があってこそ、たまの回帰がより嬉しいのでは。かたくなにルーツを守り続けるバンドも作品も尊敬する。しかし挑戦し、変化し続けることも圧倒的にすごい事だ。PRIESTはその両方をやってくれる。
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47. koguma ★★ (2010-03-09 05:58:00)
発売当時は、曲の出来というより、①のようなじらしてじらして爆発!みたいなアレンジがかっこいい王道、理想のオープニングであるものの、リッパーがハイトーンの狼煙を上げる前の疾走するドラムが軽めで引っ込み気味のミックスだったり、エッジは剃刀のように鋭いが、厚みに欠けるディストーションバリバリのギターの音が早くも俺の期待を裏切り、いい録音機材が揃っているであろう1997年にこのビッグネームのアルバムの音がこれかよ・・・とショックを受け、全体的につかみが悪い曲が揃っていたことも手伝い長らく聴かずにいたが、年月を経て、許容量が広くなった耳で改めて聴いてみると、やっぱり凡百のバンドにはない凄みが曲から伝わってきて、あれ?意外といいじゃないか、という評価を持つに至った。
当時のモダンヘヴィネス的なリフに旧来のファンは賛否もあろうが、創り手がいいと思った要素なら柔軟に取り入れればよい。時代ととも
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48. N男 ★★ (2010-06-30 21:25:00)
1997年発表の13th Album。
実に7年ぶりの作品となった、Tim“Ripper"Owens加入第一弾アルバム。
まず、サウンドの変貌に戸惑う方がいるかもしれない。
何しろ、あの“レーザー光線よりも速く"“核爆弾より大きな轟音"で“千の太陽より眩しい"PAINKILLERの次の作品である。
太陽一つない暗黒サウンドに、地を這うようなもたついたスピード感、戸惑う人の気持ちは理解できる。
SLAYERの「REIGN IN BLOOD」を聴いた音に「DIABOLUS IN MUSICA」はおろか、後期PANTERAを聴くような感じだろうか?
しかし、このメタリックなリフワークはPAINKILLERの次に来るべき作品だと思うわけです。
リフがしっかりしているのでメタルとして結構受け入れやすいです。
ただ、上級者向けな作品だと思うので注意。

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49. takurou ★★ (2010-07-11 12:09:00)
名盤じゃん。
したり顔してメロディーがないとかブルータルすぎるなんて言ってる奴は偏見にとらわれすぎ。
だいたい発売が'97年なんだからサウンドも過激になって当然だし
名曲とされてるペインキラーだって歌メロは曲の流れについていってるだけなんだから
このアルバムの曲だけとやかく言われる筋合いは全くない。
難点を挙げるとすると、ミドルテンポの曲がおおすぎって事と、
どの曲もイントロが似たようなアルペジオで始まるってとこがマイナスではある。
どうせならBullet Train並に疾走感のあるビートにして欲しかった。
Jagulatorももっとスラッシュっぽくしちゃって良かったと思う。
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50. 失恋船長 ★★ (2012-05-24 04:58:46)
1997年リリースのアルバム、長らく続くグランジ・オルタナミュージックに対する彼ら流の答え。今の感性で聞けば分厚い音で迫るメタルらしい作風と聞くことが出来るでしょうね。いわゆるキッチリとしたメロディを歌うのではない姿に90年代の色の濃さを滲ませるところと一曲の長さが好悪を分けるポイントでしょう。一曲一曲の完成度の高さは素晴らしく、ロブ・ハルフォード同様な中音域から突き抜けるハイトーンを駆使したリッパーの歌声は素晴らしく新しい旋風を巻き込んでいますね。図太い音がパワフルにかき鳴らされるギターリフも聴き応えはありますね。単純明快な疾走ナンバー等があれば印象も変わりますがこれも時代の流れです、ロブが辞めて後任が決まるまでの掛かった時間を鑑みても世の中は変わりませんでしたからね。鋼鉄神と崇められた彼らがこの作風に舵を切った事に当時は否定的だったしプリースト信者ではない僕でも当時は複雑な心境でした

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51. 神鳥 ★★★ (2013-03-06 21:50:09)
バンド史上最もドラスティックな作品。ボーカルがロブ・ハルフォードからティム"リッパー"オーウェンズへ。
ジャケットの画が実に昔のゲーム臭がする。
肝心のサウンドは...うん。悪くないねぇ。冷徹にギターリフが地面を押し付けているかのようだ。
ネット上に散見されるネガティブなコメントを見る限り、「この作品はイカンのかな...」と思っていたが、
予想をいい意味で裏切られた。
恐らく当時のファンからしてみれば、相当な戸惑いがあっただろう。
あれだけ長い年月をかけてロブの後任のオーディションが行われたのだ。
どれだけティムが仕事をしてくれるのか、Judas Priestという看板を背負うのにふさわしいのか、ロブ・ハルフォードと比肩する、あるいはそれを凌駕するボーカリストなのか...。
その期待値の高さは、僕の想像をはるかに超えたレベルにあると思う。
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52. 洋楽大好きじーさん ★★★ (2016-10-12 23:45:26)
一曲目から圧倒されっぱなしの一枚!自分のように後追いの人間からしてみれば、やれペインキラーより劣ってるだとか、駄作だとかそういう意見に耳を貸す必要がなく聴くことができるのではないでしょうか?
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53. 左衛門 ★★ (2017-09-11 11:36:34)
余り普通の精神状態では聴かないアルバム、日頃溜まった鬱憤や不満があると大音量でかけたくなります
プリーストだからとかそういう事は忘れます
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55. きらめきごはん ★★ (2017-10-22 00:16:37)
そもそも後追いですが久しぶりに聴いたら格好いい曲が多くて、黒歴史扱いなのがもったいない。
曲名見る限りでは、無理してないか??!!と思わなくもないけど…One Shot At Glory の後だから余計に…

個人的にサウンドが小綺麗なのが引っかかりますが、それも含めてメタルシーンの中でも独特な立ち位置の良盤と言えるかも。ロブ復帰後のアルバムは、ペインキラーまでで確立した様式美に自分達が引っ張られてる感があるので、ここまで潔いと…なんかいいんですよね
全10曲でかつ終盤に強力なチューンが収録されてるので最後いきなり加速する感じではあるけど無理ない範囲で聴けるかと。(もし)再販が実現した暁にはボートラでなんか明るいやつを1個入れてほしい
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56. 正直者 ★★★ (2018-03-19 22:14:48)
ヘヴィメタルの指針となるバンドだったJUDAS PRIEST。売上ならMETALLICAやGUNS N'ROSESに敵わないがメタルという旗の下ではJUDAS PRIESTが一番のバンドだった。しかし、そんな彼らにもモダンヘヴィネスの波に飲まれ、スピードとキャッチーさは大きく減退。ミッドテンポ中心のダウナー系がメインのアルバムになった。どんよりとした楽曲が頭から続き、多くのファンには悪夢が訪れたが、新シンガーのリッパーはロブに迫る威力があり、メタルゴッズの復活に貢献している。
往年のファンにとっては一番進んで欲しくないモダンヘヴィネス路線。残念ながら今聞いてもやはり違和感は拭えない。

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57. しょちゅ飲んごろ ★★★ (2018-09-19 22:52:48)
これは、NEWジューダス・プリーストという新しい物じゃ。
とても新しい音がします。ロサンジェリスのような。
そうモトリークルーに似ているのであります。以上。
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