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00年代 | F | シンフォニック/シアトリカル | テクニカル | ファスト/ブルータル・ブラック | ブラックメタル | 北欧
FUNERIS NOCTURNUM
Pure Satanic Blasphemy (2000年)
1. Burying the Last Breathe of Christianity (28)
2. Damnation of Inri (28)
3. Withering Life (4)
4. Slay and Burn (8)
5. Pure Satanic Blasphemy (35)
6. Kuolontoive (24)
7. Seitsemäs Portti (7)
8. Three Steps Closer to the Truth (4)
9. The August Hammer of Satan (15)
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解説
2000年11月21日、Woodcut Recordsよりリリースされた1stアルバム。
1998年秋、フィンランド中部の街ユヴァスキュラで、Torment (Vo)とGrimort (G)によりバンドは結成された。メンバーを集め始め、同年中にJoni (Ds)が加入。しかし、翌年には早くもJoniは脱退してしまう。この他にもメンバーの加入脱退が短期間に行われ、メンバー固定が中々できないでいた。1999年春にHorgath (ホルガス、B)が加入し、メンバーの入れ替わりが落ち着き始める。その数か月後、Ruho (Key・Syn)とDraco (Ds)が加入、バンド体制が整う。
1999年9月3日にデモテープ『Slay and Burn』をレコーディング。このデモテープには、セッションギタリストのJuha (Lead G)が参加している。
デモテープのレコーディング後、地元で初めてのライヴを行うことになる。そのため、二人目のギタリストとして、アルガザンスのVeilroth (G)がバンドに参加していたが、アルガザンスとの両立が難しく、時間的な問題から正式メンバーとならず、ライヴ前に脱退している。その後、ライヴ数週間前になって、Nergal (G)が加入、ライヴをこなした。デモテープ『Slay and Burn』がきっかけとなり、フィンランド・ヴァーサのインディーズレコードレーベル、Woodcut Recordsと1999年末から2000年初頭の間に契約を交わす。
2000年2月に1stアルバムレコーディングのためにスタジオに入り、同年春にこの1stアルバム『Pure Satanic Blasphemy』をリリースしデビューする。このアルバムは、日本ではサウンドホリックのHIDDEN MANIACS SERIES第3弾として、輸入盤に帯・ライナーノーツが追加された形式で日本盤がリリースされた。同アルバムの日本盤は500枚限定出荷であった。

音楽性は、ブラストビートを信条とするMardukや初期mayhem、Impaled Nazareneと比較されるブルータルなブラックメタルになっている。また、ブルータルな一方で、キーボードを導入したメロディラインにも特徴があった。また、1stアルバムではDracoのドラムプレイ、特にブラストビートについて注目を受け、同アルバム日本盤のライナーノーツを書いた音楽ライターの後藤信哉は、同ライナーノーツで所属レーベル (Woodcut Records)に本当に人間が演奏しているのか問い合わせを行ったとを述べている。中でも「Kuolontoive」のツーバス速度は発表当時、リスナーの間で“全世界最速ではないのか”という話題にもなった。

外部リンク
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1. Burying the Last Breathe of Christianity, 1. Damnation of Inri, 1. Withering Life, 1. Slay and Burn, 1. Pure Satanic Blasphemy, 1. Kuolontoive, 1. Seitsemäs Portti, 1. Three Steps Closer to the Truth, 1. The August Hammer of Satan


コメント・評価

Selected Comments
1. うにぶ ★★ (2003-04-16 01:09:00)
フィンランドの真性ブラック・メタル・バンドの1stアルバムです。アルバム・タイトルを見てわかる通り、完全にサタニック・バンドです。メンバーは白塗りメイク。ジャケもいかにもって感じ。
1曲目からサビで「Hail! Hail! Hail! SATAN!!!」とか絶叫してます。狂ったように叫んでます。おおい、大丈夫か?と心配になります。怖いです。歌詞は読む気が失せますね。
ヴォーカルもいっちゃってますが、ドラムのバスドラの速度がまたやばいです。解説でもドラム・マシンかと思ったとか書かれてますが、恐ろしい速度で2バスが叩かれています。それがまた、ブラックだと普通はドラムの音が引っ込んでるのに、このアルバムではクリアに前に出ていて迫力があります。このサウンド・プロダクションはどっちかというとデスっぽいです。
ギター・リフとかもメロはブラックなんですが、かなり音づくりがブラックっぽ
…続き
3. ★★ (2004-01-03 12:21:00)
Vo、ドラムが恐ろしいほど凄まじい!
keyも使われていますがシンフォニックブラックとは言えません!極悪サタニックブラックです!
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4. ボドムっ子 ★★ (2004-03-10 01:05:00)
2バスの絨毯です。隙間なし。
とにかく凶悪なのですが、若干のシンフォ・アレンジがあります。
ホンモノですのでブラック好きの方は聴いて損は無いかと。
欲を言えば、もう少し緩急をつけて欲しかったな。
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Recent 20 Comments

5. GOD ★★★ (2004-05-04 21:23:00)
ドラコのツーバス目当てに買ってみましたが、買って大正解でした!
凄まじいツーバスですね!もうたまりません!ここまで速いと気持ちよくて仕方がありません!
激しいツーバスの連打だけでなく、狂ったヴォーカル、ギターとキーボードの荘厳な雰囲気があわさってえらいことになってます!1、2、5曲目がお気に入りです。

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6. GOD ★★ (2004-05-24 17:31:00)
やはりこのアルバムは素晴らしい!聴けば聴くほど暗黒の世界へ引き込まれていきます。最初の方はツーバスの音ばかりに耳が言っていましたが、今はこの破滅的なメロディーも凄く気に入ってます。全曲素晴らしいですが、やはりツーバス全開、狂気爆発の1曲目と絶望と美と破壊が合わさった5曲目が素晴らしすぎる!

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7. デスあやや ★★ (2005-01-13 16:44:00)
GODさんの意見にもありますが、
ツーバス速すぎて気持ち良いです!超気持ち良い!
私は①②⑤が好きです☆
ツーバスの速さでは⑥がすごいことに・・・
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8. sz ★★ (2005-01-23 11:12:00)
遂に邦盤を手に入れましたよ。これでフューネリスはコンプリート!
先にNILE聴いてたのでツーバスの速度にはさほど驚きませんでした。
確かに「ズムズム」ではなく「ドゥルルルルル」って感じで死ぬほど速いんですが。
恐らくテンポ300台で16符を踏みっぱなしくらい(!)だと思われます。
怒られるかもしれないですけど、ボーカルが悪魔というよりダダッコの悲鳴のように聞こえました(別に馬鹿にしてるわけじゃありません)。
俺の感覚がどんどんおかしくなってるだけだと思うので、まともな人が聴いたら間違いなくビビるでしょう。
声の高さで言うとCRADLE OF FILTH>FUNERIS NOCTURNUM>MARDUKくらいかな?

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9. (・∀・) ★★ (2005-03-08 17:44:00)
このアルバムだけどこにも売ってないんですが
廃盤になったんですか?
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10. ぬりかべメヒコっこ ★★ (2005-03-21 23:42:00)
<(・∀・)さん
このバンドの日本版はサウンドホリックから出ていますがこのアルバムの
日本版は限定500枚みたいです。
詳しくはサウンドホリックのホームページを。
しっかし500枚って少なすぎるるよ。
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11. 下手メタル ★★ (2005-03-28 02:31:00)
限定500枚!?!?少なすぎるよ・・・探してもないわけだ(超泣)
どうしても欲しいのですが、どなたか入手方法を教えて頂けませんか?国外盤でもいいです。(あるのか?)
もしくは試聴できるサイト等。
みなさま、よろしくおねがいします。
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12. ガサイレゴロウ ★★ (2005-05-01 12:21:00)
ヴォーカルのTORMENTが、悪魔を連想させるように、凄いギャーギャー声で歌っている。DRACOのバスドラムが、全体的におかしいんだが、特に6曲目のKUOLONTOIVEで更におかしくなってきている。速すぎてボーーン・ブゥーーンって聞こえる。バスドラムだけではなく、ブラストの技術もかなり上手い。全体的に最狂の良作。
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13. (・∀・) ★★ (2005-11-12 01:27:00)
結局輸入盤買ったんですがいいですね!
僕的にはデス、ブラック系では最高の1枚です。
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14. ルリヲ・フルチ ★★ (2006-02-19 15:14:00)
とにかくドラムのおかしなことで有名ですが、このアルバムの肝は案外keyな気がします。
たっぷり盛り込んであるわりには、あまり気にならない使い方はなかなかいい。
ヴォーカルとドラムで魅せて、keyやギターで土台を作るって感じですかね。
非常に親しみやすい(!?)サタニズム。
カッコいいです。

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15. たまねぎ ★★ (2006-06-10 21:41:00)
やっぱこのバンドはこの1stが一番だなぁ。何だかんだ言って。
Key.の使い方が非常に良く、ファスト・ブラックとシンフォ・ブラックの要素が、
本当に巧く融合した感じです。これは絶妙。
前面に出てくるのではなく、バックで荘厳な雰囲気作りに徹しているのが+。
これにより、全ての曲に邪悪さと崇高さ?がブレンドされてます。
Vo.もかなり上手くてが絶叫・低音ヴォイス共に素晴らしいし、あと何と言っても、
Dr.の炸裂する鬼ツーバスがこのアルバム全体のテンションを格上げしまくってます。
主役は俺だと言わんばかりに・・・
客観的に見ても非常に良質なブラックだと思うし、結構聴きやすいので初心者の方にもオススメします。

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16. 枯林 ★★ (2006-08-25 11:53:00)
2バスうんぬんより、アルバムとして超名作です
全体的に凄くメロディアスじゃあないですか!って感じた私は結構キてますかね
3rdしか持っていませんでしたが、3rdより好きになりました
上の御二方のおっしゃる通りキーボードが素敵(特に⑦)
あと・・・ぶっちゃけ2バスは凄いけど驚きはしませんでしたね
MORBID ANGELのGATEWAYS TO ANNIHILATIONの「OPENING OF THE GATES」とか本作の6曲目と同じくらい?
まあ、そんな感じで名作です

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17. norizi ★★ (2007-01-25 19:16:00)
key入り、多分ファスト・ブラック・メタルの1st。
ここのバンドの声も凄いです。ギャーギャー喚き散らしまくって狂ってるとしか思えん。
上記でも言われてるように、ドラムは鬼です。とにかく速過ぎ(特にツーバス)。確かに解説でもドラムマシンかと思ったと書いてありますね。
key入りと書きましたが、結構多用しているにもかかわらず、key自体はそれほど表立ってはなく味付け程度に使ってるくらいです。
でもそれによってシンフォ並とはいかないような、何とも絶妙な良い雰囲気を出しています。
楽曲もメロウな部分が活きててカッコいいです。
個人的に手持ちのデス/ブラックではかなり好きな一枚。
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18. 背徳ノ翼 ★★ (2007-06-29 00:37:00)
やっとの思いで手に入れた彼らの1st。期待通りの真性サタニック・ブラック・アルバムである。①は期待以上の出来だった。全体を通してひたすらに暴虐なファスト・ブラックで、所々に聴けるキーボードのアレンジが良いアクセントになっている。サタニックで邪悪な雰囲気十分。そしてなにより、ドラコ氏のドラミングが恐ろしい。このブラストとツーバスは異常であり、特にツーバスの速さは最早悪魔に取り憑かれているかの如く激烈。俺の聴いてきたブラックのアルバムの中でも五本の指に入る超冥盤。

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19. PaganHorde ★★ (2007-08-12 11:44:00)
日本盤の入手困難さのせいで話題性に拍車がかかったんだと思いますが、
ドラミングの速さを聴くために無理して手に入れるほどのものではないと思います。
日本盤とはいっても輸入盤に帯と解説つけただけのものですので、オークションとかで何千円も払ったりするのは絶対にやめといた方がいいです。
ちなみに最近は正規輸入盤(woodcut records盤)も品薄状態のようで、怪しげなロシア盤が出回ってます。
もちろん決して質が低いわけではないので、プレミア価格でなければ買ってみても良いとは思います。

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20. 背徳ノ翼 ★★ (2007-08-26 01:43:00)
俺が買ったのは日本盤ではないけど、オークションで1500円程度で手に入れました。何盤かは不明・・・ まあ何はともあれ真性ブラック・メタル好きにはたまらないアルバムだと思います。カッコイイ!!

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21. 零ータム ★★ (2008-07-25 03:45:00)
何年か前に入手困難な筈の日本版を、田舎の中古屋で見付けて
バスドラ速いんだっけな~っと買ってしまってビックリ!
一曲目から踏み殺す気満々です。
全体的にファストですが曲展開等、確りしてて洗練されてる感が有ります。
Keyがかなり良い感じに味付けしています。
Gtはトレモロも有りますが、
結構スラッシャーな感じにも弾いたりしててカッコ良いと思いました。
メロディも良いです。
Voはブラックらしいギャーギャー声と低音ヴォイスも使っていて良いですが、
正直"本物の凄み"みたいな物はあまり感じませんでした。
Dr凄いんですけどチョット違和感します、けど問題無いです。
バスドラムの速さはアスモデウスのDr位ですね。
⑤は超名曲です。⑦や⑧などもシンフォブラな感じの曲で良いです。
曲の質はかなり高く捨て曲も無いのでブラック
…続き

22. くろまどうし ★★★ (2013-04-11 23:29:58)
フィンランドのメロディック/シンフォニックブラックバンドの1st。
最近やっとの思いで入手しましたが…もう最高です!!ドラムばかり取り上げられがちですが、他も素晴らしいです!!特にギターはかなりカッコよいリフを奏でています。シンフォニックブラックというとシンセサイザーやオーケストラの部分がやたら目立っていてギターリフはテキトーor目立たないというのが多いですが(そういうのも好きですが)、Funeris Nocturnumはその全く逆で、凝ったギターリフのバックでシンセによるメロディがうっすらと流れている感じです。このスタイル、個人的にはかなり好みです!!…なだけに、解散が本当に悔やまれます。
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23. 名無し ★★★ (2014-02-05 21:29:34)
昔、なんも考えないでジャケ買いしましたが、、、素晴らしいです。手放せない大切なCDの一枚です。


24. ハルディン ★★★ (2014-10-20 19:54:51)
フィンランドはユヴァスキュラ出身シンフォニック・ブラックメタルバンドの1st。Tormentのサタニック極まる叫びやグロウル、Dracoの人間離れした激速ドラミング(特に6はヤバい!)が蹂躙するファストナンバーの連続で畳み掛け、タイトルに恥じぬ冒涜の限りを尽くさんばかりの凄惨さは圧巻の一言。また薄っすらと寒々しさを演出するRuhoのセンス溢れるシンセ捌きがある種のメロディックな聴きやすさを運び、それも聴き所。

現在は日本盤はもとより輸入盤も入手が難しい状況だが、それだけの価値はある。

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