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神の犬 (2003年)
解説
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1. 啓示, 1. ロックンロール・ファイヤー, 2. 儀式, 2. 奇跡, 2. 黄泉の国, 2. 洗脳, 3. 早死するのはスターの運命, 3. 魔女狩り, 3. 屈辱の悲哀歌, 3. 理想郷, 3. 鎮魂歌~レクイエム~, 3. [untitled], 3. 決死隊
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2003-11-21 16:06:00)
「ロック・スターを甦らせ、荒廃した世界を救う」ことを教義に掲げる暗黒宗教集団
「神の犬」というコンセプトで展開されるアルバム。
ストレートでメロディアスなハードロックの②、おどろおどろしくコミカルな世界観の⑥、
一昔前のグループサウンズのような⑧、叙事的な哀愁バラード⑪、ゲストに三柴理がピアノ、
キーボードで参加した美しい曲の⑮など、かなり秀逸な曲が揃っていますが、
ちょっと寸劇や笑いの要素が強すぎ、今までのドロドロとした人間関係を歌う世界観が損なわれている気もします。
しかし、⑦は漫才風の語りですが、②の鼓笛隊バージョンがバックで流れていたり、
なかなか聴かせる作りになっていると思います。
ただ、これを最初に聴くと犬神をコミックバンドであると思ってしまうかもしれません。
寸劇を聴いてみたい人はこのアルバムから入ると良いでしょう。
→同意(0)
2. ぴつ太 ★★ (2004-02-10 21:08:00)
21世紀初頭の日本に忽然と現れたコンセプトアルバムの迷作、もとい名作。
荒唐無稽ながら現代日本の病巣を鋭く描ききったストーリーは秀逸。
もともと人間の愚かさや情念 等どろりとした内面世界を描くことを得意としていたが、今作はそれが外に向かった。社会派である。
この作品が一部先鋭的な人達にしか届いていないことが残念。う~む、名作とはとかくこういう扱いを受けるものなのか!
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