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00年代 | 10年代 | 90年代 | H | カナダ | テクニカル | ポップ/キャッチー | メロディアスハード | メロディック | 叙情/哀愁HAREM SCAREM
Rubber (1999年)
解説
1999年10月26日、WEAよりリリースされた6thアルバム。
今作がHarem Scarem名義でリリースされたのは日本だけで、海外ではRubberとして翌年2000年にリリースされた。
同年、バンドは地域によりバンド名を変えて活動を行うという前代未聞の決定を下した。日本ではHarem Scaremで成功しているが、それ以外の国、特に北米では名前だけで時代遅れのヘアメタル・バンドだと思われていて音楽を聴いてもらえない事が、改名の最大の理由となった。
Harry Hessのハードロック・ヴォーカリストでは一般的な喉から押し出すような太めの声を封印し、Pete Lesperanceもギターをシングルコイル・ピックアップ搭載のものに持ち替え、曲調もさわやかではあるが穏やかな、軽めのカントリーミュージックのようなサウンドとなり、声に聞き覚えがなければブリットポップと間違うようなサウンドであった。同年11、12月には公演数・箇所とも過去最大規模の来日公演が行われたが、前半Rubber・後半Harem Scaremというような構成をとった。
ツアー後、ドラムのDarren Smithはバンドを離れ、Creighton Doaneが加入した。そして日本においてもRubberを名乗るという発表がなされた。
Recorded:Vespa Studios, North York, Ontario, Canada, 1999
Producer:Pete Lesperance, Harry Hess, Arnold Lanni
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1. It's Gotta Be, 2. Sunshine, 2. Who-Buddy, 2. Stuck With You, 2. Coming Down, 2. Headache, 2. Trip, 3. Pool Party, 3. Face It, 3. Everybody Else, 3. Enemy
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. 地獄葬戦士 ★★ (2003-12-29 04:06:00)
後にこのバンドの新しい名前にもなるタイトルのアルバム。
昨今のハード・ポップ・バンドに影響を受けたかのような、とにかくポップで明るい作品である。
ファンの中で問題作扱いされるのは必至だと思われるが、路線変更云々という以前に楽曲の質が落ちているような気がしなくもない。
ソロが少ないなど、ピートのギター・プレイが大人しいのも気になる。
ただ、その中でも個人的に気にいったのが「WHO-BUDDY」、「STUCK WITH YOU」、「HEADACHE」の3曲で、サビのメロディが耳に残るようなキャッチーさを持つ好曲。
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2. うにぶ ★★ (2005-11-19 19:44:00)
ひよこちゃんジャケが可愛いです。
良質のポップ・ロックがいっぱいで、2ndに思い入れの薄い身としては、こういう作品も抵抗なく楽しめます。
ただし、メロディや雰囲気が良いのに、歌詞が惨めで暗いのはマイナス。こんなジャケだったら、歌詞の内容もハッピーでないと。
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3. ジョージベラス ★★ (2007-07-17 03:40:00)
これはいただけない。これはメロハーでもなく、パワーポップです。明るすぎる。哀愁がまったく無くなり、アメリカンになりすぎた。ジャケも駄目駄目。
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4. メイフラワー ★★ (2007-08-19 23:18:00)
前作より更にポップ化が進行。
②⑥なんてまるでCHEAP TRICKの曲みたい。
過去の作品とは全く異なる音楽性だが、凄くキャッチーだし聴きやすいアルバムだと思う。
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5. 86 ★★ (2007-12-30 23:58:00)
コーラスが薄いとか、ポップすぎるとか、らしくないとか関係ないな。いちいち文句いってんじゃねえよ。そんなこといってるばかなファンがいるから有能なバンドが解散したりしちまうんだよ。名曲は名曲少しだまって応援してやれよ。
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6. ムッチー ★★ (2014-08-17 06:00:33)
1999年にリリースされた6thアルバム。全11曲で43分の作品(ボートラ含む)。
日本以外の市場では、同時にバンド名もRUBBERへと変更されましたが、
日本ではHAREM SCAREM名義で発売されました。ちなみに、次作『ULTRA FEEL』はRUBBER名義でした。
前作『BIG BANG THEORY』の時点で既にその傾向は窺えましたが、音楽性は更にポップになってます。
以前のようなドラマティシズムやテクニカルな面は影をひそめ、シンプルにさらっと聴かせるスタイル。
そして、今作はその狙いが上手い具合にハマっていて、こういうのもアリだよなと思いましたね。
個人的には、次作『ULTRA FEEL』を先に聴いて、これは違うわと感じたのですが、
何故かこの『RUBBER』は違和感は少ないですね。あっさり気に入ってしまいました。
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