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80年代 | 90年代 | P | スラッシュメタル | ブリテン | 正統派PARIAH
Blaze of Obscurity (1989年)
解説
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1. Missionary of Mercy, 1. Puppet Regime, 1. Canary, 1. Blaze of Obscurity, 2. Retaliate, 3. Hypochondriac, 4. Enemy Within, 5. The Brotherhood
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. 火薬バカ一代 ★★ (2007-04-09 21:40:00)
SATAN、BLIND FURY、SKYCLAD等の活動で知られる、スティーヴ・ラムゼイ(G)率いるイギリスは
ニューカッスル出身の5人組へヴィ・メタル・バンドが、'89年に発表した2ndアルバム。
チリチリとささくれ立ったリフといい、煮え切らないメロディを歌うVoといい、如何にもブリティッシュな
暗い湿り気を帯びた楽曲といい、NWOBHMの薫りが濃厚に匂い立つサウンドは、このバンドの前身である
SATANやBLIND FURYと同様ながら、本作はそこに更にスラッシュ・メタルのエッセンスを取り入れ、
よりスピーディに、よりへヴィにと、一層アグレッシブ面の強化が図られた仕上がり。
尤も、リフの刻みや疾走感にはスラッシーな雰囲気が強く漂うとはいえ、そこはキャリアの長いベテラン・バンド。
力押しのみに終始するなんて野暮な真似はせずに、押しと引きを心得た
…続き
2. カットタン ★★ (2009-01-06 23:04:00)
この人たちが作るメタルの楽曲は、似たものがありそうで無い。
NWOBHM的だったりスラッシュメタル的であったりする要素を、巧みなリフワークと曲の構成で、非常に個性的な曲に仕上げている。
いや個性的というよりは、非常に美味な持ち味があるというのか。SATAN、BLIND FURY、またSATAN、そしてPARIAHと全ての時代に、その持ち味が存分に活かされています。
個人的にこの一連のバンドは80'sメタルの最高峰!とまで言い切りますよ。
そしてこのアルバムは、そんな彼らの80年代の集大成ではないでしょうか。
90年代に入るとSKYCLADに分裂してしまいましたが、90年代を生きるこのバンドの曲も聴いてみたかった。
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3. 失恋船長 ★★★ (2015-01-13 15:34:19)
まずは前作よりもスッキリとした音質の向上がバンドサウンドを飛躍的なものにしています。マイケル・ジャクソンさんも荒さを押さえメロディを追いかけて歌い込む事により安定感も出てきており今作の躍進に一役も二役も買っていますね。前身がサタンだけにNWOBHM由来のリフワークを活かしたスラッシーな展開と聴かせる長尺なギターソロ、旨味を逃がさないツインギターの切れ味鋭い洗練されたプレイの数々は前作以上の威力を備え聴き手をねじ伏せていくでしょうね。単純に走るだけではない緩急をつけた楽曲群の魅力もリズムアレンジが練られたことにより倍増と全てにおいて前作を凌ぐ内容となりました。英国的な匂いが香り立つ洗練されつつあるスラッシュサウンドの追及はこれにて一旦終わり、シンガーを変えSKYCLADへと流れていくのですが、この魅力的なソロは今作ならではの味わいだけに解体は惜しまれますね。
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4. 聖なる守護神 ★★★ (2016-11-12 19:26:47)
前作からの反省だったんかは知らんが、本作の出来は素直に素晴らしいネ。
音楽性が少しアグレッシヴになったものの、前作では肝心のメロディまでもが影を潜めてしまった感もあったが、本作では見事あの独特のメロは復活。
全体的にも素晴らしいと思うが、そんな中にあって③"カナリア"は個人的に良く聴いた1曲。
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5. cri0841 ★★★ (2022-08-27 23:27:07)
こりゃ素晴らしい!SATANをスラッシュよりにしたんだろうけど、非常に個性的なサウンドになってる。
まあパワーメタル的なんだろうけど、出入りの激しいサウンド。刻みの細かいリフはメガデス的?
いや逆に彼らの方がメガデスに影響を与えたのか。アグレッシブなんだけど、叙情性もたっぷり。
こりゃ英国だぁ・・・たまらないねぇ!名前をコロコロ変えたせいか、歴史に半ば埋もれたが、
何だか勿体ないですな。まずマニアにしか評価されないだろうが、中毒性はスゴイよ!
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