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70年代 | 80年代 | 90年代 | Q | ドラマティック | ブリテン | プログレッシヴ | ポップ/キャッチー | メロディック | ロックンロール | 叙情/哀愁 | 洋楽ロック/ブルース
QUEEN
解説
1970年にイングランドのロンドンで結成されたロックバンド。
1973年にデビュー。エレクトリックギターをダビングすることによって作られる「ギターオーケストレーション」と、Freddie Mercury、Brian May、Roger Taylorの3人のメンバーが声のパートを重ねることによって作られる重厚な「コーラス」が、特に初期に目立ったサウンド上の特徴といわれている。
そのギターオーケストレーションを生み出す源、Brian Mayのハンドメイドギター、「レッド・スペシャル」は、友人の家の暖炉の素材として当時100年以上使われていた木材から作られたといわれ、フィードバック奏法をやりやすくするための空洞なども、独自のサウンド作りに貢献している。John Deaconが作った(あるいは既存の製品を改造した)とされるギターアンプも、随所で使用されている。
シンセサイザーを用いずにギターオーケストレーションで重厚なサウンドを生み出していることを明示するため、初期のレコードには「ノー・シンセサイザー」というクレジットがなされている。
Queenのコーラスの録音方法については、最上パートはRoger Taylorが担当することが多い。特にオペラ風コーラスに際しては、BS-TBS番組「SONG TO SOUL ボヘミアン・ラプソディ」において当時のエンジニアら制作関係者の証言で、マルチトラックテープが摺り減りテープのベース部分が透けるほど繰り返しコーラス部分のダビングを行った経緯が細かく説明されていた。
また、メンバー全員が作曲ができ、作風もそれぞれ異なっているため、ヴァリエーションの多様さがQueenの強みとなっている。
1991年にリードボーカルのFreddie Mercuryが死去してからも、残されたメンバーによるQueen名義での活動は断続的に続いており、ギターのBrian MayとドラムスのRoger Taylorの2人が、2005年から2009年までPaul Rodgersと組んで「Queen + Paul Rodgers」として活動を行った。その後はAdam Lambertを迎えた編成での活動も行なっている。
2001年には、Michael Jackson、Aerosmithらと共にロックの殿堂入りをした。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第52位。
世界的に有名なヒット曲としてBohemian Rhapsody、We Will Rock You、We Are the Champions、Killer Queenなどがある。
これまでに15枚のスタジオ・アルバム、その他多くのライブ・アルバムやベスト・アルバムを発表。現在の認定セールスでは、アルバムとシングルのセールスで世界第5位の3億枚を超え、「世界で最も売れたアーティスト」にも名を連ねている。
Current members
Brian May – lead guitar, keyboards, piano, vocals (1970–present)
Roger Taylor – drums, rhythm guitar, percussion, vocals, tambourine (1970–present)
Former members
Freddie Mercury – lead vocals, piano, rhythm guitar, tambourine (1970–1991; his death)
John Deacon – bass guitar, rhythm guitar, keyboard, backing vocals, triangle (1971–1997)
外部リンク
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QUEEN II
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“Queen Life"
コメント・評価
Recent 20 Comments
409. Shirabetty ★★★ (2015-04-08 20:17:10)
NEELSさん
私は大丈夫ですよ!有り難う。そんなに思い詰め無いでくださいね。
ちょっと風邪をこじらせて寝込んでました。無理しすぎがたたりました。パソコンの調子も悪くコピペも開けません、ごめんなさいもう少し待っていてね。
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410. NEELS ★★★ (2015-04-08 21:07:59)
Shirabetyyさん、お久しぶりです・・・・何か失礼な文章を書いてしまっていたら申し訳ないです。。。。
はい!いつでもお待ちしております(*^-^*)
今は御風邪を引いてお辛いと思うので、今はどうかごゆっくり、お休みくださいね・・・・(^^♪
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411. Shirabetty ★★★ (2015-04-09 01:15:24)
NEELSさん
温かいお言葉やコピペ有り難うございました。やっと開けました!
手をとりあっては懐かしい日本のライブ!というか、日本でしかやった事が無いので、Freddieは手やピアノの上に歌詞を書いて見ながら。。。ですね。可愛いですよ。
マイケミカルとBrianの共演も見ましたよ。凄い盛り上がりですね。
Brianは才能ある若手ミュージャンに対しては昔から素直に絶賛し、評価してました。嫉妬して無視する様な事無く。人間性ですね。それに、本当に自分に自信があるから人を褒める事もできるんだと思います。
アシュリーさん、John は、Queenは化学的に結合したグループだとよく言ってました。
つまり、一人でも欠けたらそれは Queenとは言えない。。。という意味でもあり、電気分解しなければバラバラにはならない、しっかりと
…続き
412. Shirabetty ★★★ (2015-04-09 01:45:56)
NEELSさん
ご親戚の方の事は、今のNEELSさんには受け止める事は無理です。
大丈夫ですよ!他の方が優しく包み込んでくれますから!
今のNEELSさんに一番必要な事は、<自分がどうにかしなくちゃ> といった気持ちを捨て去る事です。
自分の力でどうにかしよう、なんて所詮、無理な事なんです。人間の力は弱いですから。
NEELSさんは、実はどんどんお心が強くなっているんですよ!ご自分では逆に思っているかも知れませんが、これだけ沢山試練を乗り越えて来たのですから。
今ヘラヘラ楽しく元気に過ごしている同年代の人はその分この先、ちょっとした小さな試練にもヒーヒー苦しむ事になります。
NEELSさんはお若い割りに早く試練を与えられているので、同年代の一般人とは魂のレベルも違います、つまり
…続き
413. NEELS ★★★ (2015-04-09 08:16:37)
Shirabetyyさん、コンサートのお忙しい準備とお疲れの中、暖かいお言葉ありがとうございますm(__)m
僕ももしジョンだったら彼と同じ道を歩んでいたかもしれません。
ジョンはフレディが大好きでしたし、フレディの大ファンだったので。。。
Shirabetyyさん、追悼コンサートを行われるのですね!お母様も音楽をやられていたなんて!
素敵なお話ですね!
追悼曲を書かかれていらっしゃるとは・・・・愛に溢れて素敵な曲なのでしょうね(*^-^*)
僕は亡くなった親戚に14小節の詩を書きました・・・・。まぁ内容は「お前が煉獄の炎の中で焼かれ灰になった身体や魂、意志、想いは全て俺のモノ」みたいな下らない内容ですが(;^ω^)
追悼の気持ちを込めた作品は創り上げるのが物凄く辛い分、出来上がった時暖かい
…続き
414. NEELS ★★★ (2015-04-09 18:04:58)
ちょっと個人的な解釈事を書かせてもらいますm(__)m
QUEENのロジャーテイラーってQUEENファンの間では「バンドのコーラスの要」であったり、
「謳える凄いドラマー」、「アルバム毎に音楽性が成長していく凄い作曲家」としてしか見られないポジションのメンバーではないでしょうか?
余り一ドラマーとして語られないことが多い気がするんです。
これからかくことはあくまで僕個人の解釈なので・・・間違いだらけかもしれませんが・・・・。
ロジャーはドラマーとしての十分、いやそれ以上の無限の可能性や才能、「一つの美学を貫き通す」(所謂魅せるような派手なアクションをするドラミングやドラムソロが「自分の技術のを見せびらかす発表会」のようで大嫌いだからドラムソロは全くやらない等)素晴らしいドラム理論を持った方です。
それはROGER
…続き
415. アシュリー ★★★ (2015-04-10 17:38:58)
NEELSさん、素晴らしい解釈ですよ。キースムーンに比べると、少し抑えている理由がわかりました!
でも、声も良いですね。ロック的なのから、美声重視まで。
ドラムより今まで、声が好きでした。
Queenはボーカル三人全員良いですからね。
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416. NEELS ★★★ (2015-04-10 21:45:23)
アシュリーさん、ありがとうございます!
三人の声は素晴らしいですね!でも、QUEENは楽器隊としての評価があまり
書かれていないと思うんです・・・・。
ブライアン博士のギターテクニックもレッドスペシャルと言う名器の凄さに隠れてしまって・・・・。博士のプレイは主にブルースギターを基調としてますがバッキングは実に丁寧で且つ繊細・・・・
ギターソロでも特別な指癖、手癖があって、そのお陰で音色が独特で綺麗なんです。只のレッドスペシャルとディッキーアンプだけではあの美しい音色は出せないと思うんですよ。。。
ジョン・ディーコンは特別なエフェクターをあまり使わない(?)ベーシストなのでファンキーでストレートなベースなのですが(物凄い握力と力強いピッキングで)ベース主体の楽曲ではアタック音が実は他の楽器隊よりもデカいんです。
で
…続き
417. NEELS ★★★ (2015-04-11 10:35:35)
QUEEN+アダムの初のジャパンツアー「サマーソニック」出演における「手をとりあって」ですm(__)m
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24297747
ブライアン博士のギターが美しいですね。そのあとブライアン博士が大好きな曲「Love Of My Life」もおまけで付いています。
一緒に歌いたかった・・・・OTL
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418. NEELS ★★★ (2015-04-11 10:51:13)
http://cittaworks.com/queen/
QUEEN来日40周年特設サイトです!
<クイーンの伝説は1975年4月17日から始まった!>
1975年4月17日18時25分。JAL061便、ホノルル経由で羽田国際空港に降り立ったメンバー4人は
アライバル・ゲイトを出た瞬間、仰天した。自分たちを迎える3000人のファンが鈴なりになってロビーに溢れていたのだ。
1973年にデビューしたクイーンは、シングル『キラー・クイーン』をヒットさせ
自らがヘッドライナーとなる英国ツアーを開催する等、3年目の新人としてはまずまずの滑り出しを果たしていた。
とはいえ、せいぜい2000人収容クラスのホールを満員にする程度。
そんな彼らを数千人のファンが羽田空港で出迎えスーパースター並みの扱いを受けた。
しかもコンサート会場は、あのビートルズが公演を行った巨大アリーナである日本武道館。
2週間以上に及んだ初めての日本での滞在は、各地で歓待を受けコンサートは軒並み満員で武道館の追加公演が出る程。
この日本での滞在をきっかけにクイーンは大きくステップ・アップする。
日本での成功が自信へと繋がり、来日公演の後に録音されたアルバム『オペラ座の夜』から
『ボヘミアン・ラプソディ』というメガヒット・シングルが生まれ一挙にスターダムを駆け上がって行く。
1975年4月17日の羽田国際空港はクイーンにとって大きな転機となった1日だったのだ。
あれから40年。
4月17日を『The QUEEN Day』と制定し、あの日と同じ日の羽田空港でクイーン初来日40周年記念イベントを開催!
あらたな伝説が始まる!SHOW MUST GO ON!
2015年4月17日(金)
TIAT SKY HALL
(羽田空港国際線ターミナル4F)
OPEN 18:30 / START 19:00
自由席(入場整理番号あり)
前売 ¥4,320 / 当日¥5,000 (各税込•ドリンク代¥600別)
特典 ※来場者全員にメモリアルチケットプレゼント
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主催:CITTA' WORKS
企画制作:Queen初来日40周年記念実行委員会
協力:ユニバーサル ミュージック / シンコーミュージック・エンタテイメント / 六角堂
後援:InterFM
PROGRAM
▶ Special Talk Time ◀
1975年初来日時のクイーンを当時の映像&ライヴ等を見ながら検証!
【 トークゲスト 】
ML006.jpg
セキュリティスタッフ:伊丹 久夫(東京パトロール)
2回目の来日公演から通訳を担当:小林のり子
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▶ Live Performance ◀
Queen Tribute Band:Queer (クイーア)
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世界的に有名なロックバンド”QUEEN”のトリビュートバンド”QUEER”。
2011年5月に結成し、国内で精力的な活動をしている彼ら。
LEGEND OF ROCKに出演やテレビ、ラジオ、音楽誌等
メディアにも頻繁に取り上げられるなど勢いのあるバンド。
■ メンバー ■
Bulsara (フレディ・マーキュリー)
BULA!!!ian M Sato (ブライアン・メイ)
Roger M.T.(ロジャー・テイラー)
George Deacon(ジョン・ディーコン)
QUEER Official Website
http://www.queer-web.co.uk
オフィシャル 先行発売 ( A )
2015年3月2日(月) 正午〜2015年3月8日(日) 23時59分
http://r-t.jp/queenday
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プレイガイド 先行発売 ( B )
2015年3月9日(月) 正午〜2015年3月11日(水) 18時
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プレイガイド 一般発売 ( C )
2015年3月14日(土) 10時~
楽天チケット http://r-t.jp/queenday
LivePocket-Ticket http://t.livepocket.jp/e/g2qcv
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:258-327)
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:73374)
イープラス(e+) http://eplus.jp
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419. NEELS ★★★ (2015-04-11 10:52:09)
QUEEN ニュース
クイーン初来日40周年!記念イベント開催&記念シングルも配信!
クイーンが初めて来日公演を行って今年で40周年を迎える。彼らが最初に日本に降り立ったのは1975年4月17日の羽田空港。ホノルル経由のJAL061便で18時過ぎに到着した彼らを迎えたのは3000人のファンだった。当時のクイーンはシングル『キラークイーン』のヒットこそあったが、本国では2000人クラスのホールでヘッドライナー公演を行う程度。まだデビュー3年目の新人ロックバンドだった彼らは、黄色い歓声が飛び交うファンの出迎えに肝を潰した。しかも会場は、あのビートルズが公演を行った巨大アリーナである日本武道館。国内7都市で開催されたコンサートは全て完売で武道館の追加公演が出る程の熱狂ぶり。約2週間に及んだ日本での滞在は、彼らの自信に繋がり、あのメガヒット・シングル『ボヘミアン・ラプソディ』が収録されたアルバム『オペラ座の夜』を録音。初めての日本公演を機にクイーンは大きくステップアップしていく。
クイーンと日本のファンが手を取りあって40年になる今年、初めて日本に到着した4月17日を『クイーンの日(The Queen Day)』と日本記念日協会に申請し、この度認定された。記念すべき40周年メモリアル・イヤーにあわせ、様々なイベントやリリースが企画されている。
まずは、1975年1月25日に日本で発売された『キラー・クイーン/フリック・オブ・ザ・リスト』を4月15日にデジタル・シングルとして配信開始。ジャケットは発売当時の日本盤のシングルを復刻する。
クイーンSTOREでは3タイプのTシャツの予約受付をスタート。クイーン40周年ロゴをプリントしたブラック・ボディとホワイト・ボディのTシャツ、そして今年リリースから40周年を迎える『オペラ座の夜』のジャケットをプリントした3種類のTシャツを発売。他にも昨年のサマソニ会場で販売され完売した人気のボクサーパンツ『クイーン×BODY WILDのコラボ・パンツ』の再発も開始!
クイーンが羽田空港に着いた日に4月17日にちなんで、羽田国際空港内にあるTIAT SKY HALLで『Queen初来日40周年記念~The Queen Day』イベントも開催される。スペシャル・トークショーでは初来日時の映像を見ながら、ゲストに当時の思い出を語ってもらう。このコーナーでは初来日以来、フレディ・マーキュリーのセキュリティを努めた伊丹久夫氏が登場。あの3000人のファンが殺到した羽田空港の模様やプライベートでのメンバーの話しなど、貴重なエピソードが聴ける。トークゲストはまだ増える可能性ありとの事。今後の発表が楽しみだ。
ライブ・パフォーマンス・コーナーではクイーンのトリビュートバンドとして国内外で知られるQueer(クイーア)が出演。ライブは2部構成で第1部は1975年初来日公演のセットリストから演奏予定。一瞬にして40年前にタイムスリップ出来る。
第2部ではオーディエンス全員で一緒に歌えるグレイテスト・ヒッツ・ナンバー構成。又、入場時には1975年のコンサート・チケットのイメージを再現したメモリアル・チケットも配られる。まさに、クイーン・ファンにとっては堪らないイベントだ。
Queen初来日40周年記念~The Queen Dayのチケットは3月14日からの一般発売に先駆け、イベント公式サイトにて本日より先行受付がスタートする。
<クイーンSTORE (UNIVERSAL MUSIC STORE内)>
http://store.universal-music.co.jp/fs/artist/c/queen_goods_others
クイーンSTORE.pngクイーンSTORE.png
<クイーン公式サイト>
http://www.universal-music.co.jp/queen
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420. NEELS ★★★ (2015-04-26 10:48:15)
【イベントレポート】<クイーン来日40周年記念イベント>、一瞬にして40年前にタイムスリップ
2015-04-18 10:54:41
シェア
クイーンが初来日を果たしてちょうど40年。4月17日(金)に羽田国際空港旅客ターミナル内のTIAT SKY HALLで記念イベントが開催された。
◆<クイーン来日40周年記念イベント>画像
1975年4月17日、羽田空港に降りたクイーンを迎えたのは1000人を超える熱狂的なファンだった。デビュー3年目の新人だった彼らはこの大歓迎に大いに驚き、以来、大の親日家となる。又、この初来日公演を機にクイーンはスーパー・スターへの道を駆け上がる。クイーンと日本のファンが"手をとりあって”繋がった最初の日でもある4月17日は「クイーンの日」に制定され、この思い出の地である羽田空港で開催されたのが<クイーン来日40周年記念イベント>だ。
クイーンのメンバーが出演しないイベントにも関わらず、チケットは完売していた。入場時には1975年の初来日公演時のデザインを復刻したメモリアル・チケットが配布され、19時ちょっと過ぎにイベントスタートとなった。40年前にメンバーが羽田空港の到着ゲートに表れたのと同時刻だ。
冒頭、司会者より「クイーンの日」制定の報告があり、羽田空港に降り立ったシーンや滞在中の模様を紹介したドキュメント、武道館公演の映像が約20分にわたって上映された。その後、トリビュート・バンドQUEER(クイーア)が登場し、セカンドアルバム冒頭の「プロセッション」が場内に響き渡るとファンの期待と高揚は否が応にも高まる。1曲はサードアルバム『シアー・ハート・アタック』から「誘惑のロックンロール」。ライブ・パフォーマンス第1部は1975年武道館公演のセットリストの再現だ。前半は様子を見守るかのように静かな対応だったオーディエンスも、「キラー・クイーン」のイントロが流れるやせきを切ったように立ち上がり、懐かしのナンバーの応酬に元ティーンエイジャー世代は一緒にして40年前にタイムスリップしたかのようだ。初期クイーンのライブ名物であるドラムソロや、ディレイを駆使したギター・オーケストレーションも披露され、元ロック小僧のオヤジ世代ファンの目を潤ませた。
約40分のQUEER(クイーア)のライブ・パフォーマンスが終わると間髪入れずトーク・ショー・コーナーへ突入となった。このイベントの企画構成を担当したクイーン評論家の石角隆行がトーク・ゲストを呼び入れる。フレディ・マーキュリーの専属として全ての来日公演でガードマンを務めた伊丹久夫は、当時の追っかけファンにはお馴染みの人気者だ。小林のり子は、1976年の2回目の来日以降、通訳を担当し地方公演を含め全日程に帯同した人物。そして、この日たまたま会場に来ており急遽トークゲストに参加した宇都宮カズは、初来日から去年のサマソニまで全ての来日公演に関わったスタッフの重鎮だ。
スクリーンに映された1975年、1976年の詳細な滞在スケジュールを見ながら、秘蔵のエピソードが披露された。メンバーの中でいちばんのジェントルぶりを見せたのはブライアン・メイ、ちょっとした行き違いでフレディ・マーキュリーをすねさせた話など、スタッフとして内側から見た貴重な話が次々に飛び出してくる。1982年の札幌公演の後にサッポロビール園を貸し切って行われたメンバー/スタッフ全員参加の大打ち上げパーティーの模様や、最後のツアーとなったMAGIC TOUR(1986)直後に来日したフレディのプライベート・ショットなど、レア中のレアな写真がスクリーンに映し出され、ファンは大喜びだ。3人のゲストが披露する話が面白過ぎて予定時間を大幅に過ぎる結果になったほどだ。
1979年3度目の来日公演時の衣装でQUEER(クイーア)が登場し、ライブ・パフォーマンス第2部として1970年代クイーンのベストヒットが披露された。アルバム『華麗なるレース』冒頭のSEが流れるや場内はざわつき始め、1曲目の「タイ・ユア・マザー・ダウン」から総立ち状態だ。ロジャー・テイラーのドラミングでのちょっとした仕草、ジョン・ディーコンの動く際の足の上げ方といった細か過ぎるところまでも再現するQUEERの完璧ぶりには、クイーン全ての公演に立ち会って来た宇都宮カズをも唸らせるほどだった。本編ラストはクイーン唯一の日本語曲「手をとりあって」で、演奏者、オーディエンスが一体となった大合唱大会となった。
アンコールでは、フレディ役のBulsaraが着物を羽織って登場してきた。これは1976年の2回目の来日公演のアンコールと同じだ。オリジナル・アルバムにも収録されてない初期ステージでのレア曲「ビッグ・スペンダー」の演奏が終わると、パッと着物を脱ぎ捨て赤白ストライプのホットパンツ姿に速変わり。これは1976年来日時の出で立ちだ。最後はお約束の「ウィ・ウィル・ロック・ユー」~「伝説のチャンピオン」~「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」で締め、2時間30分を超えるクイーン・ファン大満足のイベントが終了となった。
開催日、開催場所、開演時間にオリジナル・チケット復刻、40年前の来日公演スタッフ招集、オリジナル衣装再現と細部の細部までこだわった主催者のクイーン愛が伝わって来るイベントだった。
<クイーン初来日40周年記念~The Queen Day~>
2015年4月17日(金)19:00開演@TIAT SKY HALL
●QUEER LIVE 第1部/1975年日本武道館セットリストより
OP.SE:プロセッション(QUUEN Ⅱより)
1.誘惑のロックンロール/NOW I'M HERE
2.オウガ・バトル/OGRE BATTLE
3.ホワイト・クイーン/WHITE QUEEN(As It Began)
4.キラー・クイーン/KILLER QUEEN~マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン/THE MARCH OF THE BLACK QUEEN~リロイ・ブラウン/BRING BACK THAT LEROY BROWN
5.炎のロックン・ロール/KEEP YOURSELF ALIVE~ドラムソロ~ギターソロ~サン・アンド・ドーター/SON AND DAUGHTER
6.神々の業/IN THE LAP OF THE GODS...revisited
●トークショー
ゲスト:伊丹久夫(フレディ・マーキュリー専属ガードマン)
宇都宮カズ(75年の初来日から、 2014年のサマソニまで全てのクイーン来日公演に関わる)
小林のり子(1976年以降2回目の来日から通訳を担当)
司会:石角隆行(クイーン評論家)
●QUEER LIVE 第2部/1970年代のクイーン代表曲より
OP.SE:オーバーチュア(華麗なるレースより)
7.タイ・ユア・マザー・ダウン/TIE YOUR MOTHER DOWN
8.愛にすべてを/SOMEBODY TO LOVE
9.アンダー・プレッシャー/UNDER PRESSURE
10.ボヘミアン・ラプソディ/BOHEMIAN RHAPSODY
11.手をとりあって/TEO TORRIATTE(Let Us Cling Together)
ENCORE
12.ビッグ・スペンダー/BIG SPENDER
13.ウィ・ウィル・ロック・ユー/WE WILL ROCK YOU
14.伝説のチャンピオン/WE ARE THE CHAMPIONS
15.ゴッド・セイブ・ザ・クイーン/GOD SAVE THE QUEEN
ソース http://www.barks.jp/news/?id=1000114782
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421. 名無し (2015-10-27 16:47:37)
フレディマーキュリーに声がそっくりの歌手知らない?
422. 名無し ★★★ (2015-11-28 16:27:19)
聴き始めの頃Brighton rockで高音と低音の声を使い分けるフレディが分からずブライアンかジョンが歌っていると思っていました
423. 名無し (2016-05-15 22:23:05)
Uriah Heepファンとしては、Queenのコーラスはヒープの影響と言いたいぞ。
クイーンも嫌いではありません。
424. 名無し ★★★ (2018-11-28 22:00:40)
初めまして。先日、神の啓示?を受けて
「ボヘミアン・ラプソディー」を見て参りました。
フレディに完璧にノックアウト。
クラシック道でしたが、これから
「QUEEN」道を精進したいと思います!。
425. こ~いち (2018-12-22 22:34:35)
先日、忘年会のカラオケでThe Show Must Go onを歌った。「本人映像」と書かれていたが、モニターに流れたのは映画「ボヘミアン・ラプソディ」の映像。宣伝じゃねーか。
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426. いまぴょん ★★★ (2019-06-21 20:02:31)
クイーンのリアルタイムは高校時代でカインドオブマジックだったが、そこからさかのぼりオペラ座を聴いて超感動。ただ、好きなバンドの一つに過ぎなかった。それからメタルに目覚めメタラーとして30年ほぼメタル道一筋だったが、昨年のボラプを観てこれまた超感動。改めて全アルバムを聴き直すと、なぜこれまでこの良さにハマらなかったのか自責の念に。特に2〜5枚目のアルバムは神盤!ビートルズに次いで、あらゆる世代に永遠に聞き継がれるバンドだと思う。深過ぎて多様過ぎる音楽性。圧倒的な歌唱力と卓越した楽器陣。飽きない。耳の保養。芸術。メタルは暫し休憩。
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427. 浮かれ者 ★★ (2020-05-06 10:43:08)
こちらから言わせてクイーンはある意味ジャーニーやボストン、TOTO、サバイバー、REOスピードワゴンなんかの80年代ロックがかもし出すポップさに通じるようなメロディーが印象的だと思いますが万が一売れることを考えず自分のやろうとしていたロックを奏でたとしてもメロディーがここまで美しくて綺麗で分かりやすいと後に登場するエイジアを思わせてもおかしくはありません。エイジアだって同じブリティッシュ系でメロディーは分かりやすかったろうし····つまり産業ロックの分かりやすくて聴きやすい歌のメロディーに匹敵する楽曲を割と早くからたくさん送り出したクイーンの素晴らしさは永遠に生き続けるという事で。
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428. アイザップ ★ (2021-05-02 13:01:20)
確かにクイーンはブリティッシュロックながらに、産業ロックみたいなアメリカンハードロックに通じるようなポップな音像になっているパターンが多いですよね。当時は何とボストンが「アメリカのクイーン」と言われるようなバンドだったし後に登場するエイジアなんかオレさんから言わせれば「80年代型クイーン」だと考えられます。
→同意(0)
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