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90年代 | C | テクニカル | ドラマティック | プログレッシヴ | ポップ/キャッチー | メロディアスハード | メロディック | 産業ロック | 叙情/哀愁CANNATA
Mysterium Magnum (2006年)
解説
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1. Spirit Of The Four Winds, 2. Kali Allah, 3. Somewhere Beyond The Sun, 4. 4:17 (California), 5. King Of The Mountain, 6. Promise You Heaven, 7. Book Of Ages, 8. Tears Of America, 9. Wanted: Dead Or Alive, 10. Life, ....
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. tomy2006 ★★ (2007-08-08 20:06:00)
昨年リリースされましたが、素晴らしい作品ですね。
作りこみも、ここまでいくと、あっぱれです。
この人は、本当に才能ある、文字通りアーティストだと思います。
これほど芸術性の高い作品は、なかなかないですね。
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2. cozy_ima ★★ (2007-10-15 19:56:00)
これはプログレ系メロハーの傑作アルバムだ。
とにかくメロディの秀逸さ、そしてダイナックな展開と、
全く隙がない。まさに芸術品。
ジェフカンナタは、アメリカンプログレハードの教祖的存在だ。
70年代初頭より活動しており、元々ドラマーで、当時あのジェイムス
クリスチャンと共に、Jasper Wrathで活躍している。
80年代に入ってからは、Arc Angelでの活動はメロハーファンの間では
よく知られている。
また93年には、WATCHING THE WORLDというタイトルのソロをリリース
しているが、これも広く知られている。
2002年に更にソロをリリースし、そして昨年、彼の全身全霊を傾けた
作品がこれだ。
本作では、ヴォーカルはもとより、ギター、ベース、キーボード、
シンセと多彩に手がけるが、ドラムだけは全て別のミュージシャンに
まかせている。しかし、もともとドラマーだけあって、その音作りや
ドラミングに関する心配りは並ではない。
まさにあらゆる面で、ジェフ自身が全てをコントロールしきった作品だ。
本作はソロアーティストにありがちな、決して自己満足的な
マスターベーション的な作品ではない。リスナーをどれだけ感動
させることができるか、という一点に絞って作品は展開されている。
いきなり8分台の長尺ナンバーで幕を開けるが、秀逸なメロディと
目まぐるしい展開で聴き手を飽きさせない。
3曲目にはプログレの鬼とも言えるような複雑怪奇なナンバーを
もってきている。私のようにプログレ嫌いでも、思わずのめり込んで
しまう鬼気迫るナンバーだ。このドラミングは、素人の私でも
すごいと思う。
一方、それ以外の曲、#2,#4~#10,#12は4分前後の優れたメロハーが
これでもかと続く。軽く聞き流せるような曲は1曲もない。
どれも素晴らしいメロディと構成力で聴き手を惹き付けて離さない。
前衛的な#10もアルバム全体の中では、良いアクセントになっている。
秀逸なメロディはあのスティックスとの類似性も、ところどころで
感じさせる。またRUSH的なメロディや展開も感じられる。
決してテクニック至上主義ではなく、あくまでメロディでリスナーに
訴える姿勢が素晴らしい。
40年近くの活動歴を誇るベテランらしい、すさまじい作品だ。
聴きこむほどに、わが身が震えるのを感じる。
多くのメロハーファンに聴いて欲しい、それこそ神盤である。
ジャケットデザインやインナーも芸術的で、本作を聴きながら
ブックレットを見ると、至福の時に浸れる。
ジェフカンナタは、文字通りのアーティスト(芸術家)だ。
http://www.arcangel-cannata.com/main.html
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