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解説
Destruction, not Reformation (Usher-to-the-ETHER)
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Destruction, not Reformation
2010年発表の2nd。
2009年結成のかなり新しいバンドらしいですが、新進気鋭のバンドらしい実験性に満ちたブラックを演っていますね。ザラついたギターリフがメタルのヘヴィネスではなく、アンビエントなアトモスフェリックさを演出し、そこに胡弓らしきストリングスの大陸的で雄大な音色が乗る、瞑想的な雰囲気を醸し出すポストブラック。宗教性よりも思惟性を強く感じさせるような知的な音。
サタニックな邪悪さはほぼ皆無に等しい音なんですが、何故か聴いていて恐怖を覚える音なんですよね。特にギターノイズに溶け込むようにして、リズムを刻む音が精神を少しずつ冒していくような感触があってかなり怖い。メロディアスなストリングスとの対比のせいもあり、いびつで壊れた世界観が表現されているような印象がありますね。
このバンドは聴く人によって評価が極端に分かれがちらしいですが、それ
Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-07-29 12:54:03)
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