この曲を聴け! 

IWSKさんのページ
IWSKさんの発言一覧(評価・コメント) 51-100
→PC向けページ
Tweet
BLIND GUARDIAN-Battalions of Fear
BLIND GUARDIAN-Follow the Blind
BLIND GUARDIAN-Imaginations From the Other Side
BLIND GUARDIAN-Nightfall in Middle-Earth
BLIND GUARDIAN-Somewhere Far Beyond
BLIND GUARDIAN-Tales From the Twilight World
BLOOD STAIN CHILD-Silence of Northern Hell
BULLET FOR MY VALENTINE-Fever
BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire
BULLET FOR MY VALENTINE-Temper Temper
BULLET FOR MY VALENTINE-The Poison
BURNING IN HELL-Believe
CAIN'S OFFERING-Gather the Faithful
CANNIBAL CORPSE-Bloodthirst
CARCASS-Heartwork
CATHEDRAL-The Carnival Bizarre
CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet?
CHILDREN OF BODOM-Blooddrunk
CHILDREN OF BODOM-Halo of Blood
CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll
CHILDREN OF BODOM-Relentless Reckless Forever
CHILDREN OF BODOM-Something Wild
COLDRAIN-Through Clarity
CONCEPTION-In Your Multitude
CONCEPTION-Parallel Minds
CONCEPTION-The Last Sunset
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast
CRADLE OF FILTH-Midian
CRADLE OF FILTH-Thornography
CROSSFAITH-ZION EP
CROW'SCLAW-Blacker than the Blackest Black
CRUCIFIED BARBARA-'Til Death Do Us Party
CRUCIFIED BARBARA-In Distortion We Trust
CRYPTOPSY-CRYPTOPSY
Cruelty and the Beast
DARK LUNACY-The Diarist
DARK TRANQUILLITY-Character
DARK TRANQUILLITY-Damage Done
DARK TRANQUILLITY-Fiction
DARK TRANQUILLITY-Haven
DARK TRANQUILLITY-Projector
DARK TRANQUILLITY-The Mind's I
DEATH-Individual Thought Patterns
DELAIN-Lucidity
DELUHI-Revolver Blast
DEMETORI-闡提宗祀 ~ Offering to The Sukhavati
DEMONS & WIZARDS-Demons & Wizards
DIMMU BORGIR-Abrahadabra
DIMMU BORGIR-Enthrone Darkness Triumphant
DIMMU BORGIR-In Sorte Diaboli

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7



BLIND GUARDIAN-Battalions of Fear ★★ (2013-08-18 01:06:10)

勢い重視で多少物足りなさを感じるが、デビュー作なのでまあいいでしょう。しかし、今後の作品の基礎となる部分はできている。

BLIND GUARDIAN-Follow the Blind ★★ (2013-08-18 01:08:27)

前作よりはよい。②と⑧は名曲。個人的にはインスト曲が気に入りました。

BLIND GUARDIAN-Imaginations From the Other Side ★★ (2013-08-18 01:17:45)

クワイアが壮大になり、曲展開も複雑かつ多様性を帯びる作品となった。これまでのようなパターンを一歩推し進めた形となっている。トータルタイムもちょうど良い。

BLIND GUARDIAN-Nightfall in Middle-Earth ★★ (2013-08-18 01:19:31)

大作というのはこのようなアルバムである。コンセプトアルバムとしてはよいが、少し疲れる。リフやリズムのパターンが大幅に増えた。

BLIND GUARDIAN-Somewhere Far Beyond ★★ (2013-08-18 01:14:31)

一番最初にBlind Guardianを聴いたアルバムで、文句なしの傑作!しかし、彼らの快進撃はここからである。

BLIND GUARDIAN-Tales From the Twilight World ★★ (2013-08-18 01:11:13)

過去二作品より洗練されたアルバムである。疾走感は相変わらずといったところか。

BLOOD STAIN CHILD-Silence of Northern Hell ★★ (2013-08-28 22:40:59)

ボーカルのデスボの弱さとサウンドプロダクションの悪さを除けば、名作である。COB,Nightwish,Dimmu Borgirの影響を強く感じさせるだけではなく、クサメロ充実のため日本人好みの作品に仕上がった。日本にこんな凄いバンドがいたのかとつくづく感じさせられた。このバンド、私は1stまでかな。

BULLET FOR MY VALENTINE-Fever ★★ (2013-08-18 01:29:34)

前作は勢い重視であったが、今作は古典的な要素も含みサウンドに重みを増した。しかし、ブレットらしさは健在。彼らは常にメタルを現在進行形に直している。⑤と⑩のギターソロはマイケル・アモットっぽい。

BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire ★★ (2013-08-18 01:24:30)

一曲目でハマった。若いということがプラスに働いていて、アルバム全体にエネルギーが満ち溢れている。これぞ新世代型メタルということを示したアルバムだ!あえて苦言を言わせれば似たような曲が多く、ドラムのリズムパターンが単調。

BULLET FOR MY VALENTINE-Temper Temper ★★ (2013-08-18 01:34:12)

これ結構レビューでたたかれているけど、そんなに悪いアルバムか?前作のようなキラーチューンは少ないが、アルバムを最初から最後まで通してみると意外といいよ。路線が外れてブレットらしくないわけではないし。

BULLET FOR MY VALENTINE-The Poison ★★ (2014-06-04 00:13:28)

メイデン+メタルコアという印象を最初聴いたときに持った。一応この頃はエモ・スクリーモと呼ばれていたかもしれないが、それにしてはヘビィだし時には正統、メロデスの要素もあるので間違いなく新世代メタルである。先人達のスタイルをしっかり勉強し、自分達の音も作っているので真摯にメタルを追求しているなと思う。ギターの自己主張は多分これが一番強く、曲もワンパターンではなく必ずキャッチーな部分があるところが良い。技術は普通かもしれないが若いメタラーの教科書になることは確定だ。これで全作品聴いたことになるが、おそらく彼らの名盤はインパクトも含めてこれになるかもしれない。こういうバンドがメタルシーンを引っ張っていかなければならないと強く実感した。イギリス出身というのも強みになるね。

BURNING IN HELL-Believe ★★ (2014-09-27 23:44:22)

ギネス記録を持っているというギタリストがいるので買ってみたがほぼ全編に渡って疾走メロスピのオンパレードなので最高だ。ギターの乱舞は凄まじくDragonforceと同じくらい暴れている。ブラジル出身ということでAngraの影響が強いが当然スピードはそれよりも速く、音楽性ではシンフォニックな部分を取り払ったPathfinderに近い。ただメロディにフックが欠けているのでそこを修正すればさらに良くなるだろう。意外にもベースの自己主張が激しいのが何気に印象に残った。ピロピロギターが聴きたい人におすすめの一枚。

CAIN'S OFFERING-Gather the Faithful ★★ (2014-03-08 15:11:41)

初期ソナタらしさを期待していたが実際聴いてみるとそのような曲は少なかった。しかし良質でメロディックな北欧メタルとして聴くとかなりいいアルバムだと思うし、楽曲がソナタの頃と比べてよりプログレッシブになっている。一番の聴きどころといえばインスト曲だと思う。全体的にギターソロが少ないのでもう少しギターソロがあれば最高だった。ちなみに今ヤニはなにをしているのだろう?

CANNIBAL CORPSE-Bloodthirst ★★ (2015-01-16 23:55:47)

ジャケットが残虐な描写であるとともに音楽性も残虐極まりない。彼らの音楽はどれもたいして変わってはいないが混ざりものがないピュアなデスメタルであることは共通して言える。最初はどれも似たような曲ばかりで面白味がなかったが聴き進めるうちにはまっていく自分がいた。他のデスメタルバンドの影響はあるが彼らはやるべきことを最優先した結果このような仕上がりになったのだと思う。デスメタルの中では聴き易くリフもかっこいいためおすすめ。速くて残虐、これが正しい姿だ。

CARCASS-Heartwork ★★ (2013-08-18 16:21:44)

Carcassの中では一番好きな作品です!他のアルバムより聴きやすく、初期の作品が苦手な自分でも大いに楽しめた。理由としては、多分メロディーがいいからではないかと思う。特に、④がお気に入りです!

CATHEDRAL-The Carnival Bizarre ★★ (2015-11-27 23:50:42)

雰囲気がサバスっぽいなと思ったらなんとトニー・アイオミが参加していた。違和感なく溶け込んでいたからライナーノーツを読むまで気付かなかった。それだけサバスに認められていると同時に彼らの目指すべきサウンドがこれに提示されている。さてこの作品、ドゥームにしてはアップテンポなものが多く、また正統派、ストゥーナーの要素が強いことから暗く沈んだものではなく自然とノレる仕上がりになっている。本人達が音楽愛好家だからこそメジャー、時代に関係なくマニア向けの音作りを行えるのだと思う。

CHILDREN OF BODOM-Are You Dead Yet? ★★ (2013-08-18 16:28:53)

前作のような明るさはなく、モダンでダークな作品となった。この方向性を悪く言う奴がいるが、この手もありだと思う。①②③はBGMとしてテレビで流れたことがあるし。個人的にはCOBの作品で一番好きです。

CHILDREN OF BODOM-Blooddrunk ★★ (2013-08-18 16:33:05)

前作の反省により、前々作に近い作品となった。近いとはいえ、個人的には微妙。テクニカルさは追求されたものの、どこか足りない感じがする。

CHILDREN OF BODOM-Halo of Blood ★★ (2013-08-27 17:25:56)

初期に戻ったという声があり初期ファンは満足かもしれないが、なんかブルータル度が足りない気がする。キャッチーさも少ないため、一曲一曲のインパクトもあまりない。一般的にはアレキシのブチ切れた感じがなく、COBの作品の中では比較的安定かつ安心できる作品ではないだろうか。まだあまり聴いていないため、聴きこめば今後の評価が変わるかもしれない。

CHILDREN OF BODOM-Hate Crew Deathroll ★★ (2013-08-18 16:24:49)

一番最初にCOBを聴いた作品です。当時一日三回くらい聴いていたと思う。それぐらいかっこいい!名曲も多いしおすすめです!

CHILDREN OF BODOM-Relentless Reckless Forever ★★ (2016-02-07 23:26:49)

初期の頃と比べるとインパクトは薄れたが、相変わらず高いクオリティを維持したものを世に出してきた。中期の音楽性はそのままにリフや曲構成が良く練られたものになっており、安定感が出てきたと思う。バンド側はこれを含めて常に最善策をとってきたから、ある意味スルメアルバムな本作はもっと聴き込むと評価が上がるかもしれない。

CHILDREN OF BODOM-Something Wild ★★ (2015-10-07 23:48:36)

危なっかしい部分やまとまりのなさが目立つが、オケヒット、ギターとキーボードのかけあいというデスメタルになかったスタイルを提示した。当時これを様式美ブラックメタルとかいう訳の分からない名称で呼んでいたことも踏まえると斬新だったに違いない。今ほどモダンで洗練されている訳ではないがメロディに関していえば初期の方が良い。頭に残りやすい曲もあることから高いポテンシャルを感じさせる。

COLDRAIN-Through Clarity ★★ (2013-08-28 22:07:44)

カテゴリーはラウドロックとは言え、メタラーにもアピールできる作品である。B誌で八十点台だったので買ってみたが、非常に良い。曲数は少ないが、十分満足できる内容である。また、日本人離れしたサウンドもよい。

CONCEPTION-In Your Multitude ★★ (2016-02-04 23:34:40)

技術面においては本作が一番で、プログレにしては比較的分かり易い部類に入る。ただ冒頭から分かるようにこの方向に進んだのは失敗だと思う。これだとメロディの良さが減退するばかりかロイの魅力を殺しているようなものだ。そして曲がまあまあの出来なので人気が落ちるのも分かる気がする。

CONCEPTION-Parallel Minds ★★ (2016-02-02 23:47:36)

散漫な前作とは違い今作はよりまとまりのあるものになったと思う。楽曲は少しプログレに近づいたが比較的ストレートである。ロイの声はここで基盤が出来上がり音そのものにも影響してくる。本作に神秘的な部分が見られるのはそのせいだろう。

CONCEPTION-The Last Sunset ★★ (2016-01-20 23:42:31)

Kamelotの方がいいと言えばそれまでだが、あの妖艶な歌唱力はここでも聴け、バラードになると本領を発揮していると思う。中心人物はギターで、フラメンコ風のフレーズが最も印象に残った。北欧らしい湿り気のあるメロディはいいが、楽曲の出来はそこそこが多いため微妙な仕上がりなのが残念。

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast ★★ (2015-01-27 23:49:52)

この一枚でバンドの音楽性を決定づけたと言っても過言ではない。コンセプト自体も悪くなくダニの声質によりホラーな世界観がダイレクトに伝わる。プロダクションの軽さと長尺が欠点となっているが、それを補うあまりの壮大でドラマ性のある楽曲と声の使い分けは称賛に値する。またシンセが活躍しているためブラックメタル初心者におすすめ。ボートラであるメイデンのカバーは彼ららしい部分もあるがオリジナルに忠実な仕上がりとなっている。

CRADLE OF FILTH-Midian ★★ (2014-09-28 23:42:46)

Moi Dix Moisをそのままシンフォブラック化した②でやられた。最初に聴いたアルバムがThornographyだったのでCradle=メロデスという誤った認識があったが本作ではゴシック、メロデスの要素がありながらも基本的にはシンフォブラックなのでこれで初めて彼らの本領を知ることとなった。ダニの声は幅広くかつ病的なので聴いてるだけで気味が悪い。しかしそこが彼らの魅力でありホラーな演出に一役買っている。また曲によっては女性Voも取り入れているので聴き易い仕上がりになっている。

CRADLE OF FILTH-Thornography ★★ (2014-02-10 22:51:43)

Dimmu Borgirと同系列の音楽性とかねてから聞いていたのでやっと購入に踏み切ったが、これはいい意味で裏切られた。どう考えてもシンフォブラックではなくメロデスだろ、これは。路線としては決して悪くはなくむしろギターが前面に出ているし、曲構成も複雑さはなく聴きやすい。やけにオーケストラを取り入れるとどうしてもギターって引っ込みがちになるからなー。迷走期と言われた作品だが、個人的にはこの路線でもいいと思うし迷走すらしていない。違った一面があっていいと思うし、ジャンルの幅広さもうかがえる。もう一作この路線でいってほしいが原点回帰した近年では無理だろうなー。ファンからも不評だし。

CROSSFAITH-ZION EP ★★ (2013-11-01 22:08:43)

メタリックかつラウドなサウンドにエレクトロニカを導入しているので、初めて聴いたとき新鮮味を感じた。メタラーにはブラストビートがある⑥がおすすめ。Dir En Greyに続いて世界で通用するバンドなので、これからも頑張ってほしい。ただし、ダブステップやダンスミュージック等に走らずもう少しメタル寄りに。

CROW'SCLAW-Blacker than the Blackest Black ★★ (2013-08-28 22:47:45)

インストアルバムの中ではこれが一番!Arch Enemy,Testament等の影響を強く感じさせる。宅録にしてはクオリティが高く、サウンドプロダクションも問題なし。海外のバンドと勝負してもひけをとらない作品である。アルバム全体は重さに重点を置き、時には泣きのフレーズも入る。一聴して日本の同人サークルとは思えない。

CRUCIFIED BARBARA-'Til Death Do Us Party ★★ (2016-01-21 23:49:44)

前作はパンキッシュで骨太なHRという印象を持ち、今作はそれをさらに進化させHMの要素を強めたと思う。その証拠にアップテンポな曲が増えたことや、女性とは思えない強靭で媚がないパフォーマンスが挙げられるだろう。課題は図太いサウンドに対してメロディが弱いところで、そこをクリアすればより深みのあるオールドかつモダンななHR/HMを展開できるだろう。マッツ・レヴィンがゲスト参加したのだから高い能力を持っているバンドだと思う。

CRUCIFIED BARBARA-In Distortion We Trust ★★ (2013-08-18 16:36:27)

ガールズロックバンドの中ではいいほうではないでしょうか。ベーシックなパターンが多いものの、きっちりしている点がよいと思います。

CRYPTOPSY-CRYPTOPSY ★★ (2016-01-22 23:46:06)

Cryptopsyはこれから聴いたのでみなさんがおっしゃるように原点回帰したと言われてもピンとこないが、音楽性はデスメタルそのものであるしバンド名を冠したタイトルだからその通りなのだろう。唐突にジャズが入る曲があるものの、エクストリーム系を上手くブレンドしセンス良く組み立てている。中でもドラムが素晴らしく複雑なプレイを軽々とこなしている。この人がいるからこそプログレッシブで攻撃力の高いデスメタルが成り立つのだと思う。

Cruelty and the Beast ★★ (2015-01-27 23:49:52)

この一枚でバンドの音楽性を決定づけたと言っても過言ではない。コンセプト自体も悪くなくダニの声質によりホラーな世界観がダイレクトに伝わる。プロダクションの軽さと長尺が欠点となっているが、それを補うあまりの壮大でドラマ性のある楽曲と声の使い分けは称賛に値する。またシンセが活躍しているためブラックメタル初心者におすすめ。ボートラであるメイデンのカバーは彼ららしい部分もあるがオリジナルに忠実な仕上がりとなっている。

DARK LUNACY-The Diarist ★★ (2016-01-23 23:54:18)

これはメタル史におけるコンセプトアルバム最重要名盤で、レニングラード包囲戦という重苦しいテーマを見事描き切っている。所々に挿入されているロシア民謡、赤ん坊の泣き声、女性Vo等は場面を盛り上げるとともに、この戦争が悲劇であることを私達に教えてくれる。激しいパートは戦闘、悲哀に満ちたパートは包囲戦に巻き込まれた人々という表現を用いていると思う。叙情メロデスを聴くというよりは、戦争ドラマを観ているような感覚に陥ります。

DARK TRANQUILLITY-Character ★★ (2014-10-08 23:56:16)

一曲目を聴いた時点でダートラの最高傑作と確信した。音楽性は前作の延長線上にあるがよりアグレッシブに、プログレッシブになった。リフに関しては慟哭のメロディが復活し2ndや3rdの頃を思わせる部分もあったが当時の音楽性に回帰したというわけではない。そこで4thから加入したキーボードの存在が鍵となってくる。モダンで退廃的な場面もあるが美旋律をセンス良く奏でる場面では本領を発揮し今の彼らになくてはならない重要なものだ。本作の特徴としては過去と現在がシンクロしたというところだろう。モダンな部分もあるが古典的な部分も忘れていない。それでいて進化し続けるのだから素晴らしい。

DARK TRANQUILLITY-Damage Done ★★ (2014-01-08 22:24:59)

ダートラ初体験ですが、北欧メロデスが好きな私にとってまさにドストライクなアルバム。似たような曲が多くギターソロが少ないという欠点は抱えているけれども、疾走タイプの曲が大半を占めるので途中でダレることはない。哀愁漂うメロディやメランコリックな部分が強いため全ての楽曲がいい雰囲気を醸し出している。またキーボードも出しゃばらずいい仕事をしているのでさらに哀愁を増すのではないかと思った。

DARK TRANQUILLITY-Fiction ★★ (2015-04-21 00:10:25)

前作は過去と現在の音楽性をシンクロさせた最高傑作だったが本作はそれ以上の出来栄えだ。まずバラエティに富んだ楽曲で構成されている。マンネリズムに陥らず今までの歴史を総括しているようだ。次に表現力だがリフのザクザクした感触は切れ味を増した。また所々で聴けるキーボードはメタル系のアーティストにはあまり見られないデジタルエレクトロの音だが、鋭利な刃物のように冷たくどこかサイバーな部分もあり今回一番貢献度が大きかったと思う。これらはアグレッションを損なうことなく耽美なメロデスへと一歩前進した成果であろう。さらにクリーンボイスも復活した。抜きん出た曲がなくインパクトに乏しいととらえがちだが、逆に言えばどれも甲乙つけ難く素晴らしいということだ。

DARK TRANQUILLITY-Haven ★★ (2015-01-28 23:51:06)

前作は仕方なかったとはいえリスナーからすればやる気のないものに聴こえたが今作では前作の反省点を克服している。それを顕著に示したのがデスボとアグレッションの復活であろう。もうこれだけで復活の兆しが見えてきたようだ。終始退屈することなく彼らの世界観に浸っていたらあっという間に終わっていた。ミドルテンポ主体という点は克服出来ていないがメランコリックなメロディはそのままで前作から加入のキーボードのプレイを更にフィーチュアした結果新たな可能性を提示している。特にボートラのような明るい曲は新鮮に聴こえるだろう。冷気を纏った未来感のある雰囲気を重視した音作りはこの時点で欠かせないトレードマークとなった。この後今作と前作の音楽性が過去三作の音楽性とシンクロし素晴らしく劇的な復活を遂げることは言うまでもない。

DARK TRANQUILLITY-Projector ★★ (2014-09-29 23:47:56)

このアルバムはクリーンVoを多用しているということで全編クリーンかと思いきやデスも入っているので安心した一方、前作で聴けたソリッドでシンプルなメロデスは影をひそめてゴシックに転向していた。しかも大半がミドル、スローで構成されている。こんなのでは当然ファンは満足出来ない。しかしよく聴くとこれはこれでいいアルバムだと思うようになった。ミカエルのクリーンはなかなか味があるいい声だと思うし曲に上手くフィットしている。またダートラ節が完全に消滅したわけではなくゴシックでも充分に生かされ彼らならではのリフも健在だ。後にこのスタイルが過去三枚の音楽性とマッチして完全復活を遂げるので避けては通れない道だったと思う。このアルバムのような曲をライブでやるとさすがにしんどいが一曲一曲はとても優れている。たまにはミドル、スローのメランコリックなメロディに浸るのも悪くないかな。

DARK TRANQUILLITY-The Mind's I ★★ (2014-06-17 23:48:13)

また反省しなければいけないアルバムが増えてしまった。事前にこれはPunish My Heavenのような名曲もなく、中期以降のようにシンセを多用していないという情報を得ていたので中古があっても購入を見送っていた。最近安くなっていたので購入したが、何度でもリピートしたくなった。初期のIn Flames同様トラッドをふんだんに取り入れた美しくも哀しいメロデスが聴ける。とにかく激しさの中の悲しみがひしひしと伝わり、胸が締め付けられそうだ。どの曲も一切の無駄を削りキラーチューンが選べないほど駄作がない。私の中では北欧叙情メロデスの最重要名盤の一枚となりそうだ。ホント誤った判断をしないですんだなと思うばかりです。

DEATH-Individual Thought Patterns ★★ (2013-08-18 16:40:51)

これはデスメタルというよりプログレだな。こういう系統のデスメタル、結構好きだよ。参加メンバーの個性が発揮されたアルバムで、複雑かつテクニカルな曲構成が魅力である。今年で二十年経つが全然色褪せない。

DELAIN-Lucidity ★★ (2015-03-21 23:49:12)

元Within Temptationのキーボードを中心に結成されたバンドで、落ち着いた感じのある壮麗なシンフォ/ゴシックメタルを聴かせてくれる。このアルバムではメンバーが決まっていないせいかNightwishのベース、Leaves'Eyesのボーカル、Within Temptationのボーカル等のゲストミュージシャンが参加しておりプロジェクト的な側面が強い。豪華ゲストを招いた割にはこの手の音楽におけるありきたりなものになってしまったがそれでも質は高い。じっくり味わうと良さが理解出来るかも。

DELUHI-Revolver Blast ★★ (2014-07-07 23:41:22)

激烈ブラストビートから始まり強烈なシャウトで進行するがサビはキャッチーな①、バラードながらもツーバスが入り何気に楽器隊の高いスキルが伺える②、本作で最もスラッシュの要素が濃く間奏のギターソロが聴きどころの③とV系ながらもかなり本格的なメタルが聴ける。ゴミみたいなバンドが多いV系シーンで良質なバンドの中の一つだった上に解散が残念。

DEMETORI-闡提宗祀 ~ Offering to The Sukhavati ★★ (2013-11-24 19:44:13)

とにかく重くてカッコイイ。日本でここまでヘビィなサウンドを聴けるのは稀ではないか。楽器隊は同人では珍しくバンドサウンドが生で、演奏テクやアレンジはかなり高い。さすがプログレで鍛えただけのことはある。ヘビィな曲はとことんヘビィだが、それでいてキャッチーさも忘れないところがいい。東方メタルの中でも一、二位を争うものだと思う。余談だが今入手困難だろうな、これ。

DEMONS & WIZARDS-Demons & Wizards ★★ (2013-08-18 16:46:41)

Blind Guardian,Iced Earthを聴く前に聴いたアルバム。ハンズィの得意とする幻想的な音楽性と、ジョンの得意とする力強い音楽性が見事に融合した。でも、どちらかといえばIced Earth寄りかな。

DIMMU BORGIR-Abrahadabra ★★ (2013-08-18 16:55:16)

メンバーの脱退が致命傷になるかと思われたが、これまで以上にオーケストラサウンドを大胆に取り入れ、良いアルバムを作り出した。なぜDimmu Borgirがブラックメタルのバンドの中でも成功したのかが分かる気がする。

DIMMU BORGIR-Enthrone Darkness Triumphant ★★ (2013-12-26 22:13:14)

初期作を聴いていなかったせいか、全ての曲が完成度の高いものに聴こえる。近年のような壮大さ、派手さは薄いもののギターが前面に出ていてしかもダークな世界観も確立されているのでよい。ブラックメタルではあるもののシンセの味付けがよく、メロディもしっかりしているので作曲者のセンスがいかに高いかがよくわかる。彼らの歴史を語る上で外せない作品だと思う。

DIMMU BORGIR-In Sorte Diaboli ★★ (2013-08-18 16:51:16)

シンフォ的な要素が減り、ギターが前面に出てきた。とは言え、そこらのブラックメタルバンドよりかは良い。


MyPage