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IWSKさんの発言一覧(評価・コメント) 201-250
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MASTERPLAN-Masterplan
MOI DIX MOIS-Lamentful Miss
MORBID ANGEL-Domination
MORBID ANGEL-Formulas Fatal to the Flesh
MORBID ANGEL-Gateways to Annihilation
MORS PRINCIPIUM EST-The Unborn
MUNICIPAL WASTE-Massive Aggressive
MURDERDOLLS-Beyond the Valley of the Murderdolls
MY MATERIAL SEASON-Mind of You Fragile in Vitriform
MYONMYON-蓬莱姫譚
MYPROOF-Pupil of Astraea
Moi dix Mois-Lamentful Miss
NAPALM DEATH-Enemy of the Music Business
NIGHTWISH-Angels Fall First
NIGHTWISH-Century Child
NIGHTWISH-Oceanborn
NIGHTWISH-Once
NIGHTWISH-Wishmaster
NILE-Those Whom the Gods Detest
NOCTURNAL RITES-Afterlife
NOCTURNAL RITES-New World Messiah
NOCTURNAL RITES-Shadowland
NOCTURNAL RITES-Tales of Mystery and Imagination
NOCTURNAL RITES-The 8th Sin
NOCTURNAL RITES-The Sacred Talisman
NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Anecdote of the Queens
OBITUARY-Back From the Dead
OBITUARY-Slowly We Rot
OPETH-Damnation
OPETH-Ghost Reveries
ORIGIN-Antithesis
PASTORE-THE END OF OUR FLAMES
PATHFINDER-Beyond the Space, Beyond the Time
PATHFINDER-Fifth Element
PAY MONEY TO MY PAIN-Pictures
PERIPHERY-Periphery II: This Time It's Personal
PINK CREAM 69-Games People Play
PINK CREAM 69-One Size Fits All
PINK CREAM 69-Pink Cream 69
POISONBLACK-A Dead Heavy Day
POISONBLACK-Lust Stained Despair
POISONBLACK-Of Rust and Bones
POWER QUEST-Master of Illusion
POWER QUEST-Neverworld
PRETTY MAIDS-Carpe Diem
PRETTY MAIDS-Jump the Gun
PRETTY MAIDS-Scream
PRETTY MAIDS-Sin-Decade
PRETTY MAIDS-Spooked
PRETTY MAIDS-Wake Up to the Real World

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MASTERPLAN-Masterplan ★★ (2013-08-18 18:33:21)

ベテランらしい味があり、安定感が心地よい。正直Helloweenよりもいい!書き忘れたが、レコーディングのときのkeyはCOBのヤンネでしたよね?

MOI DIX MOIS-Lamentful Miss ★★ (2013-08-28 22:30:01)

生音になったのはよいが、ギターが前面に出たせいかシンフォニックなサウンドが抑えられてしまったのが残念。しかし、Manaのセンスについては認める。

MORBID ANGEL-Domination ★★ (2013-08-18 18:48:06)

ベストメンバーで最高傑作!邪悪でありながらも荘厳さ優雅さを感じさせるデスメタルは他にない。同時にテクニカルでもある。これが、彼らの世界だ。彼らはメタル界の頂点に立つべきだよ!

MORBID ANGEL-Formulas Fatal to the Flesh ★★ (2013-08-18 18:49:32)

今作も捨て曲なし!ピートのブラストビート、かなり過激になっているような気がするが?

MORBID ANGEL-Gateways to Annihilation ★★ (2013-08-18 18:51:07)

Morbid Angelの駄作ってあるのか?今作も素晴らしい。

MORS PRINCIPIUM EST-The Unborn ★★ (2014-04-07 23:13:29)

一曲目から攻撃的なリフとオケヒットが聴けると思ったらテクノ調のリズムになり女性Voが現れその後男性デスボと共に激情を纏ったダークで冷徹なリフで疾走。こんな完璧な曲から始まってもらったら他が見劣りすると思ったらプログレッシブな展開の曲があったり、ブラストビートがあったりメランコリックなリフが聴けたりとどの曲も珠玉の名曲揃い。北欧特有のメロデススタイルではあるけれどもきちんと独自の世界観があり、特にkeyのクラシックな部分とモダンな部分が大きく貢献しているのではないかと思う。おそらくこのアルバムがリリースされた年のベストアルバムに入ることは間違いないクオリティを持っている。もう少し国内での知名度上がってほしいなー。

MUNICIPAL WASTE-Massive Aggressive ★★ (2014-10-09 23:41:07)

収録時間が30分と短いためあっという間に終わった。爆走曲ばかりなので長時間この手だとさすがに飽きるが最後までテンションを損なうことなく聴ける。パンクスラッシュながらも時折メイデンみたいなリフやソロがある。だから完全にHMが払拭されたわけではないのでご安心を。クロスオーバースラッシュが好きな人、普段パンクを聴いている人に聴いてもらいたい一枚。余談だがこいつらのpvは必見。

MURDERDOLLS-Beyond the Valley of the Murderdolls ★★ (2015-01-18 23:46:13)

Slipknotとは違う音楽性に戸惑いつつも意外な方向性を提示したのでこれはこれでありだと思った。初期Motley Crueの影響が強くそれをパンキッシュにしたようなサウンドだ。歌詞とサウンドの両方がストレートであるためリスナーの耳に直接届きやすい。またコンパクトにまとめた楽曲が多く最後までノリを維持できる。パンクっぽい部分もあるがハードロックの部分もあるので両方のリスナーにおすすめ。個人的にはヤワになったSlipknotよりこっちがいいな。

MY MATERIAL SEASON-Mind of You Fragile in Vitriform ★★ (2013-08-28 22:55:17)

ピアノをメロデスに導入するとはいい試みである。そのせいか、普通のメロデスより幾分か聴きやすい。時々X JapanやSerpentの影響を感じさせ、クサイ要素もある。これは名盤!

MYONMYON-蓬莱姫譚 ★★ (2013-11-20 23:04:37)

一曲目がへヴィロック調だったのでこの後もこの調子かと思ったがそれは杞憂にすぎなかった。三曲目はイントロから変拍子を使用するし、二曲目と四曲目は新世代へヴィメタルで近年のIn Flamesを彷彿させるような曲であった(シンセの使い方、グルーブ感、リフは特に)。前半二曲だけだがギターソロはオーセンティックでこれもIn Flamesを彷彿させる。フルアルバムではないため物足りなさを感じるが、それでも東方メタルにしては完成度が高いほうではないか?

MYPROOF-Pupil of Astraea ★★ (2013-08-28 22:57:45)

こんなに解りやすいアルバムってある?そう思わせたくらい、キャッチーなメロディーやリフが多い。ただ、⑦はいらんだろ。

Moi dix Mois-Lamentful Miss ★★ (2013-08-28 22:30:01)

生音になったのはよいが、ギターが前面に出たせいかシンフォニックなサウンドが抑えられてしまったのが残念。しかし、Manaのセンスについては認める。

NAPALM DEATH-Enemy of the Music Business ★★ (2015-01-01 01:07:24)

グラインドコアは苦手な部類に入るがこれはデス、スラッシュ、パンクの要素があったのですぐに馴染めた。これらの要素を全て網羅し上手く組み合わせることによって、出だしからテンションとアグレッションが高くグラインドコアの帝王の名にふさわしい作品となった。一番印象に残ったのはドラムでリズムのパターンが多くスピードが速いので素晴らしいドラマーだと思った。一曲一曲が短い、ギターソロがない、構成が金太郎飴状態というのが欠点となるかもしれないがそんなことは気にならない。聴き易い作品なのでグラインドコアが苦手な人も気に入ると思う。

NIGHTWISH-Angels Fall First ★★ (2013-10-25 23:32:59)

これ以降の作品と比べると質がいくらか落ち、現在のスタイルが確立されていない。しかし、1stであることを考慮すると合格点ではないでしょうか。メタルよりもゴシック色が強いアルバムなので、メタラーには少し不向きかもしれない。実際、私もターヤ在籍時代の中ではワーストの部類に入ると思います。しかし彼らの原石とも言えるので、ファンなら買ってもいいかしれませんね。

NIGHTWISH-Century Child ★★ (2013-08-18 18:54:58)

疾走曲が少なく最初聴いた時にはイマイチだったが、じわじわとよさが伝わってくるアルバム。また、マルコの加入は大正解。④は良すぎて泣きそうです。

NIGHTWISH-Oceanborn ★★ (2013-10-27 00:00:26)

1stの頃と比べると楽曲が随分洗練され今のスタイルが確立したと聴いたときに感じた。2ndの時点では大衆向けのシンフォニック系の楽曲はなく純粋にシンフォニックメタルをやっている。その辺が好感度を上げ、彼らのベストワンの作品を決めにくくしてしまった。捨て曲はもちろんなく、これが名盤であるという声があるのも分かる気がした。初めて聴く人は1stをスルーしてこれから聴くほうがいいと思います。

NIGHTWISH-Once ★★ (2013-08-18 18:58:27)

Nightwishの中で最高傑作であると同時に自分の中でもベストワンに入るアルバム。非の打ちどころがないためレビューしようがありません。これ聴くとガチで泣けます。ターヤ戻って来てー

NIGHTWISH-Wishmaster ★★ (2013-11-01 22:02:20)

前作と比べると②、⑥等代表曲が増えより大衆向けの作品になったと思う。それと⑪のように大作も取り入れた。購入前ネットで半分近くの曲を聴いていたので新鮮味はなかったものの、優れたアルバムであることは間違いない。捨て曲はもちろんなく、批判のコメントすら浮かばない。ターヤ在籍時代の頃彼らの存在はまさしく神であった。

NILE-Those Whom the Gods Detest ★★ (2013-08-18 19:02:13)

初めてデスメタルを聴いたバンドがこれでした。なんといっても、ブラストビートが速すぎる。これが最も印象に残りました。とにかく過激だが、ドラマ性も感じ取ることができる。

NOCTURNAL RITES-Afterlife ★★ (2014-05-08 23:22:26)

前作のVoが脱退し新Voになったせいか前作で聴けたクサメタルは影をひそめてしまった。それと同時にギターソロが大幅に削られ、キラーチューンも減ってしまったため私を含んだメタラーは不満を持ったに違いない。しかし聴き進めると音の軽さは減りへヴィでグルーブ感のあるサウンドになった。歌唱力も前任者と比べて明らかに上手く表現力も豊かだ。アプローチを変えただけでちゃんとNocturnal Ritesとわかる曲もある。新たなる門出にふさわしく今後の方向性を示しているように感じる。要は個人のキャパが広いかどうかの問題で一回で諦めるのはもったいない作品だ。

NOCTURNAL RITES-New World Messiah ★★ (2016-02-12 23:41:59)

前作は評価が分かれた4th路線ではなく3rdに戻った部分が見られたが、いまいちパッとしない印象を受けた。しかし今作はそんなことはなく、より正統派に近づきVoの声質が最も活かされるものになった。特に序盤の曲はメタルとは何かを端的に示したものだと思う。次作以降から疾走チューンは封印されるので今作が最後となってしまったのは惜しい。

NOCTURNAL RITES-Shadowland ★★ (2014-05-21 23:46:24)

前作の反省を踏まえてかジャケがファンタジー調になったのと3rdまでにはいかないにしろクサさや哀愁が戻ってきた5th。それと同時にミドルチューンが増えたことや正統派のサウンドになったことも本作のポイントではないだろうか。キラーチューンも前作より多めで特に全編にわたって疾走する⑦はかっこいい。ボートラである3rdの曲のリメイクはこっちの方がいいな。しかしVoは上手いねー。

NOCTURNAL RITES-Tales of Mystery and Imagination ★★ (2015-11-09 23:27:25)

3rdを先に聴いているため今作がそれの劣化版という印象を受けてしまった。しかし佳曲も存在し、特にI Want Outのような軽快でノリのいい④とクラシカルな旋律を持つ⑩が気に入った。前任Voは線は細いけれどもこういった路線なら現在のVoより向いていると思う。全体的に安っぽいが近年の作品に見られない部分が存在しているので初期を好む人がいる理由が分かる気がする。

NOCTURNAL RITES-The 8th Sin ★★ (2013-10-25 23:43:29)

かつて彼らのスタイルであるクサいメロディーと疾走感がある路線が好きだったが、ミドルテンポながらもドラマ性や力強さを感じさせる路線もまた好きである。一曲目からインパクトのある楽曲が続き、久しぶりにパワーメタルで熱くなれた。ギターもかなりテクニカルだし、それを支えているリズム隊のグルーブもよい。楽器隊がVoの上手さを引き出し、より楽曲が劇的になる。これが人気がないとするとメンバーが地味だといった音楽に関係ないつまらない理由だろうな。いまのところ彼らの中では最高傑作。

NOCTURNAL RITES-The Sacred Talisman ★★ (2013-08-18 19:05:06)

クサメタルといえばこれだろ!日本人好みのフレーズが多く、途中でダレることもなく一気に聴ける。また、バラードがかっこいい。

NOZOMU WAKAI'S DESTINIA-Anecdote of the Queens ★★ (2016-01-30 00:06:44)

ここ最近注目されているギタリストということで聴いてみた。テクニカルでメロディが良いことはもちろん、今作のように正統派をベースにしながらバラエティ豊かな楽曲を書けることからコンポーザーとしての能力も優れている。また、リズム隊が完全にHR/HM出身者なので安定したプレイが聴ける。本作の特徴は、二人の女性Voである。Fukiは、Unlucky Morpheusを聴いているから高い歌唱力の持ち主であることは当然分かっており、本作でも十分に実力を発揮している。一方榊原ゆいもFukiに劣らない素晴らしいシンガーで、アニソンやゲーソンとは違った一面を見せてくれる。特に後者が歌う曲はPhantasmのキャラソンでも良かったと思う。中には女性Voを受けつけない人もいるだろうから、そんな人にはボートラを聴いてほしい。

OBITUARY-Back From the Dead ★★ (2015-09-14 23:52:54)

良く言えば無駄を削ぎ落としデスメタルが苦手な人でも聴きやすいものにしたのだろうが、悪く言えばデスメタル特有の重くて速く残虐な音楽性は感じられない。またミックスのせいか音が軽く聴こえるのも問題であろう。頼みの綱となるのはVoの苦しそうな呻き声だけである。死の淵から戻って来た割には残念な出来栄え。

OBITUARY-Slowly We Rot ★★ (2015-10-28 23:49:25)

ミドル、スローが多いデスメタルバンドだが、この頃は邪悪なスラッシュに近く疾走部分もある。またテンポチェンジを生かしミドル、スローな部分を効果的に織り交ぜている。あの苦しそうに呻くデスボイスはすでに顕在。整然としていないという意見があるが私はそれほど気にならず、デスメタルとは何かを模索している真っ只中であったことを教えてくれる。

OPETH-Damnation ★★ (2015-10-18 23:48:40)

初めてOpethを聴いたのがこれなので面喰ったのは当然。激しくないしメタルでもない。しかしよく聴くとなかなか味のある作品であることに気付いた。特にギターとメロトロンがいい仕事をしており、静かで哀しく幽玄な雰囲気作りに大いに貢献している。またミカエルのクリーンも上手くそれにマッチしている。非常に質の高いプログレ作品なので、大人しいからと言って避けるのはもったいない気がする。このバンドはメロディアスな側面に焦点を当てたいと言った時正しい音楽性の変化の在り方を会得しているのでこのような方向性にシフトするのは許容の範囲だ。

OPETH-Ghost Reveries ★★ (2015-12-01 23:47:11)

過去作の延長線上にあるのだろうが、このバンドは静と動の表現が本当に上手いと思う。デスメタルの激しさと幽玄なプログレの融合、そしてメンバーの音楽知識が合わさることにより聴き手は一つの絵画を見ているような感覚に陥る。また専属keyを加入させたことでプログレ色を一気に強めたと思う。二つ名である北欧の暗黒神としては大人しい部分があるので、本作は北欧の旧神という名のほうがふさわしい。

ORIGIN-Antithesis ★★ (2016-01-31 23:43:54)

この作品一番目立っているのはドラムで、ブラストビートを目にもとまらぬ速さで正確に叩いており、この部分においては達人レベルである。また手数、足数が多い点も良いことだと思う。これだけ高度なデスメタルを演奏するなら技術の高い人間が求められるのは当然で、他のメンバーもかなりのテクニシャンであることが分かる。同じような曲が並ぶがテクニカルなデスメタルとしての水準は満たしている。

PASTORE-THE END OF OUR FLAMES ★★ (2015-09-16 00:01:36)

Hibriaと同じベクトルをもつブラジル出身の正統派HMバンドで、こちらもメタルシンガーの手本ともいえるハイトーンVoと強力な楽器隊がいる。音楽性が剛直であることも共通点であろう。ただ正統派なのにあまりブレイクしないのはキラーチューンの不在が大きいと思う。せっかく伝統的な音楽をやっているのだからもう少しソングライティング能力を磨いてほしい。今のままでは持ち味を生かしきれず宝の持ち腐れになってしまう。

PATHFINDER-Beyond the Space, Beyond the Time ★★ (2013-08-18 19:10:43)

まだ発言なし?まあいいや。
ドラフォのようなスピード、ラプソディーのような壮大さだけではなく、映画やゲーム音楽、クラシックの要素も含まれている。トータルタイムは長いが、そんなの全然気にならないし疲れない。知り合いに貸した結果、絶賛していました。まだ聴いていない人は今すぐ買え!

PATHFINDER-Fifth Element ★★ (2013-08-18 19:14:15)

前作がエピック的な要素を含んでいたのに対し、今作はテクニカルかつプログレッシブな作品となった。しかし、シンフォニックな要素は失われていない。個人的な意見だが、今作のほうがキャッチーなメロディーが多い気がする。早く次回作が聴きたい。

PAY MONEY TO MY PAIN-Pictures ★★ (2014-04-08 23:30:40)

アグレッシブな曲は二曲目だけで、他は大人しめであるからあまり期待しないほうがいいかもしれない。ただ一曲目は聴きやすく丁寧に作りこまれていてPTP流ロックといっていいほど。再録が原曲より激しさがなくムード音楽的なアレンジになってしまったのでちょっとどうかなとは思うけれどもたまにはこんなPTPもありかな。叫んでいるKばかりではなく切なさがあるKもいいね。こっちのほうが人によっては心打たれるかも。

PERIPHERY-Periphery II: This Time It's Personal ★★ (2015-09-16 23:51:14)

Djent初体験のアルバム。元々Dream Theaterのようなプログレが好きなのでこの手はすんなり馴染めた。Dream Theaterをエクストリーム路線にもっていったというのがこのバンドの第一印象で、当然のことだが彼らからの影響が強い。基本的にはゴリゴリとした音色で複雑なリズムと曲展開を披露しているが、テクニック一色にならずクリーンVoの導入によりメロディにも気を配っていることがわかる。ボートラにSlipknotのカバーが入っているがオリジナルに忠実すぎるのでもう少しアレンジしても良かったかも。

PINK CREAM 69-Games People Play ★★ (2015-11-10 23:40:29)

今までは明るめで時代に適したものだったが、今作でいきなりモダンでシリアスな展開となった。とはいえHR/HMとしては成立しているし、アンディ特有のメロディもあり、彼の最初のソロアルバムに近い雰囲気があるから問題ないと思う。しかしこれはアンディと他のメンバーに確執があるという伏線を張っていて、結果的にアンディが脱退するという悲劇を招いてしまった。一方、ギリギリのところで音楽性の大胆な変化を食い止めているのでファンが望む形ではなかったにしろ低評価をつける必要はないと思う。

PINK CREAM 69-One Size Fits All ★★ (2015-09-27 23:42:44)

前作よりややシリアスになった気がするが哀愁を好む日本人にとっては好みの作風だろう。ポップだけど湿り気のあるメロディが特徴で、なんといってもバラードの出来は最高クラス。この手の曲はHelloweenでも書いているがあちらより優れていると思う。実際はかなわぬ夢だったが世界制覇を狙えるだけのクオリティはある。

PINK CREAM 69-Pink Cream 69 ★★ (2015-09-17 23:43:59)

Helloweenのようなサウンドを期待したら肩透かしになってしまうが完成度は非常に高い。全体的にはポップ寄りのロックなんだけどどこか哀愁がある。しかもドイツのバンドなのにドイツらしくない。これは真似しようと思ってもなかなか真似できず、PC69独自のロックとしか表現できない。1stなのにアンディ節が完成されている点も注目。

POISONBLACK-A Dead Heavy Day ★★ (2015-04-06 23:50:38)

この作品を聴いてSentencedと比較するのはやめようと思った。同じノーザンメランコリーメタルとはいえこちらはヘヴィに特化したものであり、アップテンポの曲はそのような面が強調された。新しい試みとしてブルースの要素が入り、こちらは古き良き音楽を思い起こさせる。両者の混在こそが今の姿であり過去の音楽と袂を分かちあうことになった。前作でなんとなく方向性が固まっていたがこれがPoisonblackだと言えるのはこちらの方だろう。

POISONBLACK-Lust Stained Despair ★★ (2015-01-01 23:58:45)

Sentencedではなくこれから聴き始めたため比較は出来ないが、Sentencedよりはへヴィな作風であるため受けつけない人もいると思う。キーボード奏者もいるが今回はバンドサウンドを前面に押し出すことをメインに曲を書いたと思うのでその目論みは当たっている。ただへヴィだけではなくメランコリーなメロディもあるのでその辺は北欧のバンドの強みだろう。ホント寒空の下にぴったりだ。目立つものがない反面楽曲の質は平均的に高いので興味を持ったら聴いてみるのもあり。ゴシックを期待するのではなく北欧産HR/HMとしてとらえた方が楽しめる。

POISONBLACK-Of Rust and Bones ★★ (2015-04-10 23:49:26)

前作の延長線上にありブルースの要素が濃くなったなと思う。それと同時に正統派のHRへの回帰を目指しているせいかシンプルながらも濃厚な楽曲が増えた気がする。ゴシックの要素が作を重ねるたびに薄くなっていくこととキーボードの割合が減ったことが個人的には寂しいがこの手も渋みがあって良い。どうせならスラッシーなボートラの曲のような路線が良いという言う人もいるだろう。確かに異彩を放つこの曲は完成度が高い。でも彼らの音楽性には合わない気がする。

POWER QUEST-Master of Illusion ★★ (2015-12-06 23:40:51)

かつてのように爽やかかつキャッチーで疾走感のある曲は減ってしまい、つまらないものとなってしまった。その最大の要因がメロハーへの傾倒で、もはやメタルではない曲が目立ってきた。裏返せば成熟したということなのだろうがマイナスの方向に働いている気がする。いつも通りメロディはいいのだがこれだという曲がないのは残念。

POWER QUEST-Neverworld ★★ (2015-12-02 23:42:24)

出だしから大作を持ってくるので聴き疲れると思ったがそうはならなかった。この作品の人気曲①、②、④全てに言えることだが疾走感と同時に爽快感が味わえることが人気の秘訣だろう。またメロスピバンドなのにメロハーの要素を取り入れオリジナリティをアピールしている。ダサいと言われるかもしれないがメロディは良く聴きやすい。

PRETTY MAIDS-Carpe Diem ★★ (2015-04-07 23:47:26)

哀愁を帯びたメロディとポップセンスは彼ららしい部分であり、この作品でもそれらを惜しみなく最大限に発揮していると思う。実際疾走曲よりもこの手のタイプが耳に残ったのは事実であり、名曲とは言い難い部分もあるがそれなりに良い出来だ。ただ全体を通して聴くとポップでメロディアスなロック系の曲が多すぎるので彼らにメタルを求める人には不向きである。疾走曲がもう少しあればまとまりのあるものになり評価も上がったと思う。

PRETTY MAIDS-Jump the Gun ★★ (2015-03-26 23:54:39)

これが完成するまで様々な困難があったがそれを見事乗り越え万全の状態で世に出した作品だと言える。パワフルだけどどこかコマーシャルな一面を持つ楽曲や、もろ80年代のバンドにありがちなシンセの音のようにアメリカ進出を意識した音作りをしている。ただ一曲一曲は優れたものなのに世界制覇盤にはならなかった。今聴くと悪くはないが当時の飽和状態であったシーンの中だと個性が足りず商業的に失敗となった。あとポップすぎることや時代がメロハーを求めていなかったことも含まれるのではないかと思う。

PRETTY MAIDS-Scream ★★ (2015-03-29 23:43:38)

サウンドが前作と比べて図太くなったのは時代のせいかもしれないがライブ映えを意識しているとも捉えることが出来る。ハードな曲だけではなくポップな曲も収録されておりこちらも彼らのセンスを最大限に引き出している。失敗作と言われているが質が決して低いわけではなく内容もコンパクトだ。正統派が冬の時代であったこの頃に正攻法で向き合う姿勢は評価すべきだろう。

PRETTY MAIDS-Sin-Decade ★★ (2015-02-14 23:43:07)

カバーばかりが注目されたためメンバーにとっては重荷だったに違いない。しかしオリジナルの楽曲は質が高く抜きん出たものはないものの疾走曲、ミドル曲共に安定感がある。ハードロックを基調としつつメタリックかつパワフルに仕上げ結成10周年にふさわしい作品となった。

PRETTY MAIDS-Spooked ★★ (2015-12-29 23:42:45)

前作は微妙なもので低迷の兆しが見えかけたが、本作ではそれを払拭するかのような完成度を誇っている。やはり彼らにはメロディアスで疾走感のあるメタルが似合い、ファンの期待通りの仕上がりになった。かつてのような輝きがないため本作は地味な位置づけになってしまったが統制のとれたものであることは確かだ。

PRETTY MAIDS-Wake Up to the Real World ★★ (2015-04-15 23:48:28)

これを発表するまで様々な困難があったがこちらの期待に応えてくれるものではなかった。確かに彼らに求めるメタル像からは大きく外れているわけではないし、楽曲も冷静になって聴きこむと一定の水準は満たしていると思う。しかし守りの姿勢に入ってしまったのかエネルギーに満ち溢れたものがない。今まで培ったものを昇華せずそれなりに仕上げている。これでは現状に甘んじているとしか思えないのだ。一曲も印象に残らないのもそれを裏付ける証拠である。リリースしてくれただけでもありがたいがこんな作風では見切りをつける人もいるに違いない。


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