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IWSKさんの発言一覧(評価・コメント) 301-350
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SOULFLY-3
SOULFLY-Dark Ages
SOULFLY-Primitive
SOULFLY-Soulfly
SOUTH OF HEAVEN-東方鋼鉄組曲 第二章~永夜夢幻の月~
SPIRITUAL BEGGARS-Ad Astra
SPIRITUAL BEGGARS-Another Way to Shine
SPIRITUAL BEGGARS-Demons
SPIRITUAL BEGGARS-Mantra III
SPIRITUAL BEGGARS-On Fire
STILL REMAINS-Of Love and Lunacy
STRATOVARIUS-Destiny
STRATOVARIUS-Dreamspace
STRATOVARIUS-Elysium
STRATOVARIUS-Episode
STRATOVARIUS-Fourth Dimension
STRATOVARIUS-Fright Night
STRATOVARIUS-Infinite
STRATOVARIUS-Polaris
STRATOVARIUS-Twilight Time
STRATOVARIUS-Visions
SUICIDE SILENCE-No Time to Bleed
SUM 41-All Killer No Filler
SUM 41-Chuck
SUM 41-Does This Look Infected?
SYMFONIA-In Paradisum
SYMPHONY X-Symphony X
SYMPHONY X-The Damnation Game
SYMPHONY X-The Divine Wings of Tragedy
SYSTEM OF A DOWN-System of a Down
SYSTEM OF A DOWN-Toxicity
Storm of the Light's Bane
TESTAMENT-Dark Roots of Earth
TESTAMENT-Demonic
TESTAMENT-Low
TESTAMENT-Practice What You Preach
TESTAMENT-Souls of Black
TESTAMENT-The Formation of Damnation
TESTAMENT-The Gathering
TESTAMENT-The Legacy
TESTAMENT-The New Order
TESTAMENT-The Ritual
THE AGONIST-Prisoners
THE DEVIL WEARS PRADA-With Roots Above and Branches Below
THEATRE OF TRAGEDY-Aégis
THOUSAND EYES-BLOODY EMPIRE
THOUSAND LEAVES-GENESIS
TIMO TOLKKI-Classical Variations and Themes
TO/DIE/FOR-All Eternity
TO/DIE/FOR-Epilogue

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SOULFLY-3 ★★ (2014-05-25 00:45:11)

以前は多くのゲストミュージシャンが参加したためプロジェクト的な色合いが強かった。今作はバンドとして活動することを掲げたせいかトライバル路線をキープしつつよりメタリックでシンプルな作品となった。結構賛否両論あるけど前作、前々作ほど複雑ではなくメタルに徹しているところがいいな。目立つ曲は少ない反面割とかっこいい曲が多いのも本作の魅力である。全曲ではないがギターソロを解禁してくれたことが何よりも嬉しいな。

SOULFLY-Dark Ages ★★ (2013-08-18 20:54:52)

本作がSoulflyの中でメタルらしくコンパクトなアルバムである。最初に聴いたとき衝撃を受けた。マークのギターソロは楽曲によってDeathのチャックを連想させる。

SOULFLY-Primitive ★★ (2013-08-18 20:51:30)

前作もいいが今作もいいぞ!一曲一曲の印象がとにかく強い。

SOULFLY-Soulfly ★★ (2013-08-18 20:49:34)

マックスは素晴らしいアーティストであることがこのアルバムで分かった。どんなジャンルの音楽も拒否せず楽曲に取り込んでいる。マックスのソウルを聴け!

SOUTH OF HEAVEN-東方鋼鉄組曲 第二章~永夜夢幻の月~ ★★ (2013-08-28 23:12:08)

初めて同人メタルと東方メタルアレンジをこのアルバムで知りました。ギターが前面に出でいるため、インストアルバムの中でも名盤のほうだと思う。テクニカルなギターソロを聴きたい人は是非。

SPIRITUAL BEGGARS-Ad Astra ★★ (2013-10-12 21:59:28)

さすがはマイケル。これを聴いた時即座にそう思った。やっていることは昔のハードロックだけど、古臭くなくツボもおさえているので今の時代でも十分聴ける。むしろ今だからこのような音が当時よりも切実に響くのかと思ったりもした。Arch EnemyやCarcassと比べて泣きを重視しているのでこちらのほうがマイケルらしい。また、他のプレイヤーもマイケルに劣らず素晴らしいプレイを聴かせてくれる。

SPIRITUAL BEGGARS-Another Way to Shine ★★ (2014-10-14 23:44:43)

キーボードはないがそれを補うあまりのクオリティはある。3ピースというシンプルな構成ながらも楽曲は年季がはいっており通好みのサウンドだ。後の作品に比べると洗練されきっていない部分はある。しかしドゥーム、ロックという軸はすでに健在だ。初心者向けのアルバムではないが何枚か彼らのアルバムを聴いた人におすすめ。

SPIRITUAL BEGGARS-Demons ★★ (2013-08-18 21:15:04)

渋みとコクが増したアルバム。古き良きハードロックを思い起こさせてくれる。Arch Enemyより泣きやワウをきかせたギターが多い。こっちのほうがマイケルらしい?

SPIRITUAL BEGGARS-Mantra III ★★ (2014-10-22 23:48:41)

体制は変わらないが前作との決定的な違いはオルガンを入れたことで楽曲に更なるアクセントが加わったことだろう。また今作は無駄な曲が一つもなく濃厚なハードロックを堪能できる。70年代のロックをベースにしていることはどの作品にも共通するがこれほど質の高い作品を90年代に発表するとは当時誰も考えつかなかっただろう。マイケルがハードロックアーティストとして認められている理由がこの作品にある。この後これをいとも簡単に超える作品を連発するのでここがターニングポイントととらえることが出来る。

SPIRITUAL BEGGARS-On Fire ★★ (2014-05-12 23:47:46)

70年代のロックなんてろくに聴かないしあまり好きじゃないがこれは正直いってかっこいいと思った。元ネタが分からないせいでパクリかどうか判断出来ないが、70年代ロックをベースにしつつ現代風に作り上げたことは分かる。前任者のVoも上手かったが、本作からのVoがSpiritual Beggars歴代シンガーでトップクラスに入ることは間違いない。ソウルフルな歌い方からブルージーな歌い方までと表現力が幅広い。楽器隊も前作よりコクが増した濃厚なプレイを聴かせてくれる。特にマイケルに関してはより泣きのギターが冴えわたっていて、Arch Enemyより彼特有のプレイが強調されている。最高傑作は次作だが確実に前作を上回ったクオリティを兼ね備えているアルバムだ。

STILL REMAINS-Of Love and Lunacy ★★ (2015-04-09 23:46:38)

北欧メロデスタイプのメタルコアはよくあるが、彼らの場合キーボードを取り入れたことで他の同系統のバンドより一歩進んでいたと思う。これがパーフェクトとは言い難いが、新人ながらも質の高い曲を書いている。今となってはこのスタイルはラウド系のバンドまで普及し目新しいものではなくなったが、元祖キーボードを取り入れたメタルコアバンドとして認知されるべきである。

STRATOVARIUS-Destiny ★★ (2014-05-29 23:48:24)

テーマが壮大であるせいか大作が二曲もあり、しかも一曲目から10分となかなか重い。しかし楽曲に起伏があって聴いててダレることはない。大作以外で印象に残ったのは②だけしかなく、他も悪くはないんだがなんか微妙な出来栄え。もう少しメロスピに徹していれば評価が変わったかもしれない。一応全盛期のサウンドということで細かいことは無視して許すけど。まあいずれにせよファン向けの作品であることは間違いないな。

STRATOVARIUS-Dreamspace ★★ (2013-12-13 20:58:34)

小ティモの方のVoばかり聴いていたが、大ティモのVoも悪くない。近年のモダンで多様な作風に対して本作はストレートかつシンプル。北欧らしい哀愁を纏っており様式美も追求している。パクリ曲あり、疾走曲とミドル曲の配分等いくつか問題はあるが、それさえ考えなければなかなかいいアルバムだと思う。B級メロスピではあるもののこの頃を愛してやまないリスナーも意外といたりするのでは?

STRATOVARIUS-Elysium ★★ (2013-08-18 21:25:04)

トルキが抜けたらStratovariusは終わりだと思っていたらなんのことはない。むしろ、よくなっているではないか。アルバム全体が多様性を帯びたので、マティアスの加入は大正解だった。路線としてはモダンかつシンフォニックな方向性である。特に⑨は最高!

STRATOVARIUS-Episode ★★ (2014-10-23 23:50:58)

ここで最強の布陣が揃い更なる音楽的発展を遂げたことは言うまでもない。①を聴いた時点で確信した。他にも②や⑤のような疾走曲、③や⑫のようなバラード曲と今までより佳曲が多い。ただ欠点も存在し前半の展開が良すぎたせいか後半ダレてしまうこと、引き出しが狭くパターン化していることが気になった。トータルタイムが60分越えというのも聴き手の集中力をそぎ落としてしまう。コンポーザー能力を疑っているわけではないがアルバム構成が悪い気がする。申し訳ないがこれが最高傑作と言う人の気持ちは理解しにくい。

STRATOVARIUS-Fourth Dimension ★★ (2016-02-05 23:42:18)

コティペルトが加入しただけなのに、全ての面において前作よりパワーアップしている。一番の成果はソングライティング能力が増し、キラーチューンが増えたことである。中には浮いた曲もあって全体としての完成度は今一つだが、シーンを引っ張っていく素質はこの時に覚醒したと断言出来る。

STRATOVARIUS-Fright Night ★★ (2014-10-15 23:50:06)

これはハロウィンとインギーを足して二で割ったサウンドと言われても仕方ないな。曲構成の面ではパクリが目立つしメリハリもない。アルバム自体も短期でレコーディングしたせいか稚拙な部分が目立つし音も良くない。まあだんだん良くなるのでこれは黒歴史としてとらえておくがこのままの方向性だと今ほど成功する確率は低く最悪の場合解散もあり得る。彼らの中では恐ろしく出来が悪いアルバムなのであまりおすすめはしない。当時ライナーノートを書いた人よく冷静にレビュー出来たな。私だったら批判しか思いつかないよ。

STRATOVARIUS-Infinite ★★ (2013-08-18 21:19:58)

③と⑧の大作二曲があるもののなかなかよいアルバムであり、聴きごたえがある。演歌の要素があるのも個人的には気に入りました。このような悲壮感もいいですね。

STRATOVARIUS-Polaris ★★ (2014-01-24 20:17:01)

トルキの脱退で「Stratovariusはもう終わりだ」と思いCD購入を諦めようと思った。とは言え一応好きなバンドだからチェックはしておくかと思ってこのアルバムを買ったが、予想以上の出来に驚かされた。トルキの曲は基本的にワンパターンで正直つまらないが、マティアスの曲は多様性があって面白い。以前よりもプログレ色が増したが、ヨルグの直線的なドラミングでモダンなメロスピ止まりになっているためらしさを完全には失っていない。どの曲も良すぎるためキラーチューンこそ不在なものの、新生Stratovariusの門出にはふさわしいアルバムだしこれまでのイメージを良い意味で崩すアルバムでもある。これまでいくつか名盤を出しているが、トルキ無しでも存在できることを証明できたのでおそらく今後の彼らは多くの名盤を生み出すだろう。彼らの快進撃はここから始まり今も続いている。ちなみに歌詞はトルキへのあてつけだと思うのは
…続き

STRATOVARIUS-Twilight Time ★★ (2014-05-13 23:50:15)

B級メロスピであることは間違いないが、何気に隠れた名曲が多いのも事実。②と⑦はまさしくそうでメロディが美しく疾走感があってよい。今のようなオーラはないが哀愁を帯びているという点に関しては初期の方があるかもしれない。次作よりもトータルタイムが短くアルバムの構成も良いので小ティモが入る前ではこれが一番。トルキはもちろん個人的には緩急を利かせたDrと派手さはないが曲にあったプレイを聴かせてくれるKeyが上手いと思った。

STRATOVARIUS-Visions ★★ (2015-04-17 23:48:49)

これまで積み上げてきたものが真価を発揮した。それはBlack Diamondを聴いた時点で一聴瞭然である。他にもスリリングな展開が味わえるインスト曲や、聴き手を飽きさせない壮大な構成のタイトル曲等とにかく駄作がなくライブ映えするものばかりだ。曲のヴァリエーションが増えたことや演奏技術の向上等も彼らの成長の証である。ストラト節はこれで完成され、彼らの最高傑作と同時にメロスピの最重要名盤でもある。

SUICIDE SILENCE-No Time to Bleed ★★ (2015-09-21 23:08:27)

休む間もない熾烈なサウンドと高音絶叫が混ざったことでとてつもない狂気を感じた。同時に刺激が強く一通り聴くのもやっとだった。Morbid Angelのようなテクニカルな演奏とCannibal Corpseのような残虐さにコアの要素を取り込んでいるため、通常のデスメタルより遥かに過激になっている。一本調子にならず、若手ながらもしっかり先人達の音楽を勉強し自らの音に反映させている。勢い重視のところがあり普通に聴くよりかはライブで暴れるほうがこの手の楽しみ方として正しいだろう。

SUM 41-All Killer No Filler ★★ (2014-04-16 23:05:55)

明るく楽しいパンクなのでメタラーにはちょっと不向きかもしれない。だが⑬だけはメイデンっぽい曲なのでこのためだけに買うのは有りかも。ジョークを含みつつ何気に完成度が高いのがいいね。この手にしてはドラムのフレーズが多彩だったのが意外な発見だった。メタラーの場合初めて聴くなら2nd,3rdがおすすめかな。

SUM 41-Chuck ★★ (2014-01-29 22:16:36)

前作よりもさらにへヴィかつメタル寄りになり、曲も多様な展開をみせるようになった。特筆すべきは⑥でまんまメタリカのバッテリーである(やっぱりオマージュ曲は最低でも一曲は欲しいよね)。その他の曲もなかなか捨てがたく、前作みたいにメタルとパンクの中間(それでもこの手はメタラーにとって甘い)ではなくなったと思う。ここまで来たらパンクではなくメタルバンドとしてやってほしいと思ったほど。しかしその思いは叶うはずもなくこの次でただの売れ線重視のバンドに成り下がってしまったことが残念だ。やっぱり今作で脱退したデイヴがいないとSUM41ではなくなるね。パンクでありながらメタルの要素を含んだバンドってなかなかいなかったし、笑えるメタル曲を書けることも素晴らしかった。私のなかではここまでかな。

SUM 41-Does This Look Infected? ★★ (2014-01-28 22:24:32)

いい意味でダマされた。パンクだけどその辺のパンクバンドとは違いメタルの要素が多いので結構楽しめた。この際パンクメタルでもいいんじゃないの?と思ってしまうほど。当然捨て曲はなく、中にはどう考えてもメタリカ、メイデンのオマージュだろという曲もあるがそれはそれでよし。聴いてると自然と顔がにやけるからな。ちなみに買うなら断然日本盤でボートラを聴くと80年代に戻った気分になる。メタラーでも聴けるパンクがあったことを思い知らされた一枚です。こんなにいいアルバムなのになぜ中古屋に売れ残りが多いのか不思議です。

SYMFONIA-In Paradisum ★★ (2014-04-17 22:50:45)

まずはメンツに注目してほしいのだが誰もがメロスピ大御所バンド経験者であるベテランであるため大いに期待出来るはずだ。しかし実際のところ楽曲は全盛期のストラトの再現みたいな楽曲が多く、個人の個性が生かされてない。特にウリとミッコはヨルグとイエンスのプレイを意識させたかのようになっているので最悪だ。また印象に残る楽曲も少なく今一つという曲が多い。せっかく豪華なメンツが集まったのだからストラトとは違うオリジナリティ溢れるメロスピを作ってほしかった。その点を踏まえるとこれは期待外れである。しかもこれ一枚で解散したそうですね。

SYMPHONY X-Symphony X ★★ (2015-11-01 23:48:18)

ネオクラの比率よりプログレの比率の方が高く、楽器隊全てにDream Theaterの影響を強く感じる。シンガーは下手ではないけれど現在のシンガーと比べると力不足だ。この手にしては疾走パートが多くコーラスも入っていてなかなか面白いアレンジをしていることから、ただのバカテク集団ではないことを思い知らされる。

SYMPHONY X-The Damnation Game ★★ (2015-09-23 01:11:23)

マイケルロメオはレガート、ピッキングに優れたギタリストだ。面白いところはネオクラを基調としつつプログレの要素を含んでいるところである。Voのラッセルアレンは本作で加入するがその実力は折り紙付き。凝った楽曲を作りたいという気持ちは分かるが、やはり一曲目のようなものをやるべきだと思う。

SYMPHONY X-The Divine Wings of Tragedy ★★ (2015-12-10 23:49:50)

一曲目がPantera風のリフでこれ以外にもそういった部分が見られたためモダン化の道を辿ったと思った。しかし彼らの本領はネオクラ、プログレといったジャンルである。今作は新たなものと既存のものを足して自分達の音楽を進化させることに成功した。王道を行くものから大作、バラード等過去作に比べて音楽性の幅も広がった。

SYSTEM OF A DOWN-System of a Down ★★ (2015-12-03 23:06:17)

2ndよりもハードコア色が強いため荒々しい部分が多い。またデビュー作であるこれでも2nd同様変則的な曲展開、多彩な声を使い分けるVo、ジャンル区分不能な音楽性は顕在である。完成度は2ndの方が上だがデビュー作でこれだけ面白いアイデアを披露しているバンドはそういないだろう。しかし本当に狂っているな。

SYSTEM OF A DOWN-Toxicity ★★ (2015-09-24 00:38:17)

歌唱法はおかしいし一枚のアルバムの中にいろんなジャンルが入っているから何がしたいかよくわからん、もしくは奇妙だがこれは一種のセンスだと思った人はたくさんいるだろう。確かにこれはどのジャンルに入るかは私も分からないし、最初聴いた時は違和感があった。しかし中毒性は高く先が気になってしまう。またメンバー全員技術が高く個性も強い。しかも哀愁のメロや他国の音楽要素もあるではないか。このバンドのように変態かつコミカルなバンドってあまりいないだろうな。

Storm of the Light's Bane ★★ (2016-01-25 23:57:01)

トレモロリフ、ブラストビートというブラックメタルになくてはならないものがある一方、このバンド独自の特徴はシンセを一切使っていないのにメロディアスだという点で、よくギターで表現出来たなと思う。爆走するのはいいがややタイトさに欠ける、曲に面白みがないという欠点はあるが、それらを帳消しにするほどメロディセンスが高い。極寒の大地で死神が佇んでいるジャケットがこの作品を物語っている気がする。

TESTAMENT-Dark Roots of Earth ★★ (2015-05-05 23:53:41)

これまでの歴史を総括させ最新版にアップデートした前作の流れを引き継ぎ、更にプラスアルファを図った結果ベテランとは思えない切れ味のある作品となった。特にブラストビートが炸裂している点は前作と異なりデスメタル出身のドラマーらしいアレンジとなっている。またアグレッションに関しては前々作に近い雰囲気があり、それに1stから健在である流麗なギターソロが加わることで更なる高みに到達した。速さばかり追求するのではなく聴かせる曲も存在しているから本当に文句のつけようがない。

TESTAMENT-Demonic ★★ (2014-10-29 23:56:29)

これは前作の延長線上でありへヴィネスの追求の結果デスメタル寸前まで接近した。チャックのドスの効いた声とデスメタル出身のジーン・ホグランの参加の二つが貢献している。中途半端ではなく徹底した姿勢を貫いている点も潔い。ただしミドルと重さを主体にしているのでこの手が嫌いな人にはおすすめ出来ない。歴史を語る上では必要だがらしさは感じられないので別バンドとしてとらえたほうが良い。キラーチューンの不在とギターソロの少なさがアルバムの評を下げてる気がする。

TESTAMENT-Low ★★ (2014-10-26 23:42:28)

アレックスの脱退により方向性がガラッと変わった。しかしモダンへヴィネスへのシフトチェンジが功を奏したのか前作の欠点であった退屈さは払拭され攻撃的な曲が増えた。音が重いのは全曲通して言えることだがチャックの声を更にドスを効かせたデスメタル寸前の曲も収録されていることから新たな挑戦もしている。90年代モダンへヴィネスを追求し生き残ったバンドがいる反面らしさを失ったバンドもいた。しかし彼らの場合らしさは残っている。アレックスの脱退により流麗なギターソロは聴けないが彼なしでもバンドが存続出来ることをこのアルバムは示しているし痛手にもなっていない。

TESTAMENT-Practice What You Preach ★★ (2014-02-06 22:38:14)

疾走感よりもグルーヴに重点を置いているせいかスラッシュではなく正統派寄りになったと思う。しかし、それは決して悪くなくギターソロの流麗さは健在でオリジナルの世界観がありアルバム全体のバランスもいい。ポストメタリカという印象を受けた。

TESTAMENT-Souls of Black ★★ (2014-02-12 22:25:35)

音楽性は前作の延長線上で、作を重ねるごとに歌メロを重視してきたと思う。それと同時に疾走感も失われ、バラード曲もこれまでよりメロディアスになった。総合的になんか次回作の予告的なものになったと思う。それでもアレックスのギターソロは最高で3rdがいける人は十分聴けると思います。

TESTAMENT-The Formation of Damnation ★★ (2013-08-18 21:31:21)

どこをきってもTestamentという感じのアルバムですね。もう少し速い曲があれば最高でした。

TESTAMENT-The Gathering ★★ (2013-11-12 20:22:20)

デスラッシュの側面が大きく出たアルバム。90年代スラッシュの代表的な一枚であり、疾走かつアグレッシブな楽曲が多い。このアルバムなんといってもデイブのドラミングがかっこいい。スレイヤーよりもいいプレイをしているのではないかと思えるほど。一気に聴ける反面、叙情感のある流麗なギターソロが聴けないのが残念かな。

TESTAMENT-The Legacy ★★ (2014-01-23 19:36:16)

音質があまり良くなく演奏も1stなので粗削りな部分があるが、これぞベイエリアスラッシュと言わんばかりにザクザク刻まれるリフと疾走感がたまらん。特にギターソロはスラッシュメタルにしては流麗であり、スラッシュ界No.1と言ってもいい。単なる疾走だけのスラッシュとは違うため、これがTestamentの人気の秘訣であり現役バリバリのトップクラスでいられる理由の一つだと思う。他の作品も聴いたが案外これが最高傑作なのかもしれない。若者らしく勢いまかせという点もいいな。

TESTAMENT-The New Order ★★ (2014-02-02 22:19:20)

曲の構成、技術の面では前作より上回ったと思う。ありきたりのスラッシュからTestament独自のスラッシュを築き上げたという点も含めてこのアルバムは名盤とみなされるのだろう。前作もそうだが今作もアレックスのギターが冴えわたりより洗練された。特にインスト曲ではその真価を発揮している。しかし、インパクトは前作よりも弱いので聴いてて煮え切らないリスナーがいるという気持ちもわかる。この点を考慮するとスラッシュが苦手な人向け、もしくはアレックスの流麗なプレーが聴きたい人向けのアルバムかもしれない。

TESTAMENT-The Ritual ★★ (2013-08-18 21:29:37)

スラメタバンドなので速いと思ったら、全然速くない。むしろ、これはハードロックである。しかし、ギターソロはかっこいい。

THE AGONIST-Prisoners ★★ (2013-08-18 21:37:48)

アグレッシブで疾走感のあるサウンドのため、最初から最後まで一気に聴ける。バックの演奏もかなりテクニカルで、アリッサの歌声は最高です(ルックスも)!ほめすぎかもしれないが、これは第二のArch Enemyといっても過言ではない!

THE DEVIL WEARS PRADA-With Roots Above and Branches Below ★★ (2015-09-11 23:48:56)

出身はおそらくスクリーモ界だろうが強靭なサウンドはメタルコアに通じるものがあるし、このバンドの最大の武器であるシンセを導入している点が非常に良い。しかも電子音よりピアノ、オーケストラといった音色の方が多くこちらとしては嬉しいかぎりだ。攻めの姿勢以外に物悲しさ、美しさを兼ね備えているためありがちなものからの脱出は成功し、オリジナリティを確立している。メタラーやシンフォニックな音楽が好きな人にも十分アピール出来そうな作品。

THEATRE OF TRAGEDY-Aégis ★★ (2015-02-16 23:43:17)

死の淵に引き込まれそうな甘美で妖艶な音楽性こそがゴシックメタルの真骨頂である。女性Voのはかない歌声と男性Voの不気味な歌声がダークでメランコリックな楽曲とマッチしている。メタル特有の激しさはないため人によっては陰鬱なものに聴こえるかもしれないが雰囲気ものに浸るには十分な一枚。

THOUSAND EYES-BLOODY EMPIRE ★★ (2014-09-30 23:49:04)

やっていることはThousand Leavesと変わらないが違いがあるとすればあちらが二次創作に対しこちらがオリジナルであることだ。徹頭徹尾メロデス/デスラッシュを貫き通した結果アグレッシブで高品質な仕上がりとなった。マンネリ化しそうだがここまでくると潔い。おそらくAt The Gatesの影響が強いが泣きのギターはArch Enemyだろう。メンバーは日本のメタルシーンで活躍している歴戦の勇者ばかりなのでそれにつられて買うのもあり。常にタイトな演奏を聴かせてくれるので期待外れはない。流行のメロデスではなくオールドスクールで無骨なメロデスであるところも好印象だ。2013年発表の邦楽アーティストのアルバムの中では間違いなくトップにくるべき作品である。

THOUSAND LEAVES-GENESIS ★★ (2014-06-12 23:45:43)

今やBachのソロとなりメロデス、デスラッシュ化しているがこの頃は川瀬という人物がいてスプリット的なものであったことを初めて知った。Bachは今よりも正統、メロスピ色が強く正直メロデス、デスラッシュの主張が弱い気がするが、上手いギタリストであることがこの時点で分かる。川瀬がやってることはプログレだが質は高く様々なタイプの曲がありジャンルを問わず活躍出来そうだ。8曲目だけIronが参加していて彼らしいプレイが聴ける。どうせなら分けてアルバムを出して欲しかったが、それはもう過去の話でこれはこれで貴重かも。双方とも才能の高いミュージシャンだ。

TIMO TOLKKI-Classical Variations and Themes ★★ (2014-05-28 23:44:21)

ストラト寄りの曲もあるがソロなのでそれよりかはインストやアコースティックが多く、⑦や⑪のように誰もが知っているクラシックやトラッドがある。ギターシンセサイザーを使った曲もあるが、聴いた感じ分からない。ストラトみたいな曲が聴きたいといって買うと期待外れになるので、このアルバムの雰囲気を感じ取ることが一番いい聴き方だと思うしタイトル通りのアルバムでもある。メンバーは初期ストラトと同じ構成なので初期ファンの方はぜひ。ティモのファンも楽しめるかな。

TO/DIE/FOR-All Eternity ★★ (2015-12-04 23:30:20)

ゴシックと聞くとシンフォニックで中二病的なものと個人的に捉えているが、ここで聴けるのはロックをベースにしたものである。Voの声がキモイということを除けば路線変更したSentenced同様ダークで鬱な世界観が味わえる。豪華ゲストが何人か参加しているがあまり反映されていないのは残念。

TO/DIE/FOR-Epilogue ★★ (2015-12-07 23:48:44)

ニューウェーブの要素を取り込んだと書いてあったので少し不安になり、結果HR/HMの要素が減退したという形で不安は的中した。しかし前作収録の一部の曲ではそういった要素が見られたので自然な流れだと思い直し、作風も暗いものから明るいものになったので聴きやすくなったと思う。シークレットトラックで同じフレーズが延々流れるのは何の意図があるのだろうか。


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