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00年代 | 10年代 | 80年代 | 90年代 | Y | インスト | ギターヒーロー | テクニカル | ドラマティック | ネオクラシカルメタル | ポップ/キャッチー | メロディック | 叙情/哀愁 | 北欧 | 有名バンド | 様式美
YNGWIE MALMSTEEN
解説
本名:Lars Johan Yngve Lannerbäck (1963年6月30日 - )
スウェーデン・ストックホルム出身のミュージシャン、ギタリスト、作曲家、マルチプレイヤー。
「インギー」の愛称で親しまれている(ただ、本人はこの愛称をあまり好く思っていないとされる)。ロック・ギターにクラシック音楽の要素を盛り込み、驚異的な速弾きでギター奏法に大革命をもたらした。日本でのみMichael Schenkerの「神」に対して「王者」と呼ばれる他、昔に比べ体重が増えてきた結果「豚貴族」「光速の豚」などと呼ばれることも。(自身の主張によると、彼の先祖はスウェーデンの貴族、正確には伯爵だとか)
1983年に、Shrapnel Recordsの設立者Mike Varneyの誘いでロサンゼルスへ渡り、地元のヘヴィメタルバンドSteelerに入るも年内に脱退し、Graham Bonnet率いるAlcatrazzに加入する。
『Graham Bonnetには何もなかった。曲のアイディアも何もなかったから「これはいい!勝手にやれる!」と思って彼のバンドに入ることにした。これもまた、いい踏み台だと思っていた。』
1984年に、自らのバンドをRising Forceを立ち上げ、同名のデビューアルバムをリリースする。
以後、「Yngwie Malmsteen」、「Yngwie J. Malmsteen」、「Yngwie Malmsteen's Rising Force」、「Yngwie J. Malmsteen's Rising Force」、「Yngwie Johann Malmsteen」といった名義で、ソロ活動をしている。ただし、本人の癖のある性格・スタンス(『俺以外の奴等はみんなカス』『俺の音楽が分からない奴等はクズ』等)によりラインナップはリリースの度に変化している。脱退した(解雇した)メンバーについては、ほぼ例外なく激しくこき下ろす一方で稀にだが実力を誉める。
『俺はいつも奴等(メンバー)に言っているんだ。「ヘマをするんじゃない。やるべきことをやっていれば個人的評価も得られるようになる!」ってね。確かに俺のバンドのメンバーでいるってのは、難しいシチュエーションだと思う。俺はリーダー以上の存在…いわば「絶対的存在」だからね!』
楽曲の特徴は、オーセンティックな欧州ヘヴィ・メタルに、ハーモニックマイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウというスケール(本人が言うところのフリジアンスケール)とアルペジオを主とした高速なギター・ソロが加わる所である。スウィープ奏法や、エコノミーピッキングなどのテクニックの存在を広く知らしめたとも言われる。インストゥルメンタルに於いては、大部分がインプロヴィゼーションに基づいている。その超絶なスケーリングは、19世紀の名バイオリニストであるNiccolò Paganiniの技巧に多大なる影響を受けたとされる。Jimi HendrixやUli Jon Roth(Ulrich Roth)などのギタリスト、Genesis、Deep Purple、Queen等の影響が強く、それらのバンドが得意としたクラシカルで盛儀なサウンド、Ritchie Blackmoreが初期Rainbowで展開・確立した「様式美」をヘヴィ・メタルに導入し発展させた作風で欧州や日本における人気を確立した。自らが7歳の時にテレビで観てギターを始めるきっかけになったとされるのがJimi Hendrixである。またスケーリングやJimiの解釈に多大なヒントを与えたのはUlrichであると認識されることが多いが、自身は(スウェーデン時代に初期Scorpionsをカバーしていた映像が残っているにもかかわらず)Ulrichからの影響を初期には否定していたが、現在は肯定に転じ、敬愛するギタリストの一人として挙げている。
驚異的な速弾きばかりが強調されがちであるが、頻繁に交代するヴォーカリストに合わせて作曲の傾向を変えたり、即興的なフレーズにも冴えを見せる器用なギタリストで、ブルース・ロックもプレイできる。使用機材は一貫してフェンダー・ストラトキャスターとマーシャル・アンプで、Ritchie Blackmoreの影響が大きい。
Current members (リーダーはYngwie Malmsteen)
Yngwie Malmsteen(Lars Johan Yngve Lannerbäck) – guitars, vocals (1978–1982, 1984–present)
Ralph Ciavolino – bass, vocals (2012–present)
Mark Ellis – drums, percussion (2013–present)
Nick Marino – keyboards, vocals (2005–2006, 2010–present)
外部リンク
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コメント・評価
Selected Comments
401. 枯林 (2014-05-17 09:39:09)
オリンピアさん>
2ですねー。インギが適当に弾いた音を編曲者が曲に当てはめてるレベルのものだと思います。ま、お互い話題作りとしてはいいんじゃない(笑)今年のラウドパークとかで共演したりして。
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403. ムッチー (2014-09-01 02:16:20)
9月10日に2枚組のライヴアルバム『SPELLBOUND LIVE IN TAMPA』がリリースされますね。
曲目を見る限り、割と定番曲と最近の曲がバランスよく選ばれているように思えます。
インスト曲は半分くらいの割合の様ですね。残念ながら"Shot Across The Bow"はないようですが。
しかし、専任ヴォーカリストは不在のままなんですよね…。
最新作からの曲はインギー自身で、それ以外はキーボードプレイヤーが歌っているようですが、
やはり、見栄えの面も含めて、どうしても物足りなさは感じますね。
でもまぁ、なんだかんだ言っても、楽しみではあります。
2002年のコンチェルトの作品を除けば、1998年の『LIVE!!』以来の久々のライヴアルバムですもんね。
DVDも出すそうですが、CDの方を買おうかなと思っています。
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422. 銘菓ひよこ ★★ (2014-11-18 02:53:37)
去年のLOUD PARKでのライヴをWOW WOWでやってたんで観たんですけど、正直、???マークが
10個ぐらい付くステージでしたね(笑。
つーか、何じゃこりゃ?レベルでしょ、今のインギーは。
ギターインストだったらジェフ・ベックの領域には絶対に敵わないわけだし、一体、何がしたいのか。
やっぱ強力な専任Voを入れて欲しいなぁ。
このへんで起死回生の一発!を頼むよ、ほんと。
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Recent 20 Comments
431. 枯林 (2015-01-02 10:43:19)
> gyope77さん
インギのインスト、良いものもありますがつまらないものもあります。Attack以降は特に。
gyope77さん何か演奏されるんですね。インギ2回見たことありますよ。2005年と2008年。2005年はスタンディングだったのでインギのギターソロ(ノイズ)タイムで寝てしまいました。今回は全編に渡り爆睡しないことを祈っております。バズレ公演臭がムンムンですけど、行きますよ。
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432. gyope77 (2015-01-03 01:25:14)
>枯林さん
インギーを観たのは、初来日公演 グラハム・ボネット率いるアルカトラズでのLiveを1984年に東京公演で。インギーとても格好良かったですよ。あとは1994年、1998年は地方公演で。3回観て来ました。1998年のFacing The Animal Tour はスタジオ盤の出来が良かっただけにLiveを期待して行きましたが、コージー・パウエル不在でガッカリ。↓ 代替えのドラマーが下手くそで最悪でした。
僕はドラム・ベース・ギター・ボーカルを奏でる「自称:大したことのないマルチプレイヤー」です。
年度幕開けのLive 楽しんで来て下さい。
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433. 枯林 (2015-01-05 00:36:11)
> gyope77さん
行くだけ行ってみますよ!
gyope77さん以前あまりお好きではないと言っていたのに、結構見ているじゃありませんか(笑)
Facing~は私のインギデビューアルバムなんで、好きならなお幸いです。代わりのヨナスさんはLive!のアルバムで聞く限りは、大きな破綻はありませんが普通でしたね。コージーの特徴的なプレイの再現は難しいでしょう。
インギの今のところ最新作のSpellboundは彼が全部演奏したと言ってます。gyope77さんもマルチプレイヤーなら似たようなことが出来そうです!ただこの作品のドラムは味気ない打ち込みでした。ヴァイオリンの音も確かB!誌では「俺がプレイしたんだ」と言っていたのに、YG誌では「サンプリング音源を使った」みたいなこと言ってました。手抜きですね。音楽に対してはクオリティは別として手を抜かない
…続き
434. gyope77 (2015-01-05 18:38:38)
>枯林さん
インギーはただ、初来日公演の印象がやたら強くて、アーティストとしては嫌いですが何か、憎めない存在です。…!? この次は何かやってくれるだろうと。いつも期待感を抱かせて。… 僕はただ観て来ただけですよ。(苦笑) 枯林さんの実直な投稿好きです。とても旬を観ている。!
Facing~の次作以降の作品はあまり知りません。最新作はドラムの打ち込みですか。?ヴァイオリン? それは手抜きですね。全部パートを成しえた事にはなりませんね。基本、僕はベース・プレイヤーです。ギター・プレイヤーはドラムを上手く演奏する事なんか出来ません。その逆は出来ますが。…
実際に偏って出来ないんです。
そろそろ本当に真面目にやってほしいですね。(汗) 同意。
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435. 枯林 (2015-01-07 15:57:17)
> gyope77さん
誉めていただけて大変嬉しいのですが、実直過ぎるのも問題かなと、この前X JAPANの板で思いました(苦笑)
インギは音楽だけでなくキャラクターとしても面白いので、憎めないのはよくわかります。最近は大人になってしまったせいか、破天荒なことをしなくなってしまったのが少しもの足りません(笑)
2012年発売の作品にヴァイオリンの音が入る曲があるんですよ。聴いた瞬間「ああ、これはコンピュータで作った音だな」と解るくらいの表情のないチープなものですが。雑誌で俺がプレイしたんだ!ので、色々残念な気持ちになりました。
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436. gyope77 (2015-01-12 19:38:55)
>枯林さん
実直の部分は自分のカラーを変える必要はないと思います。!
例の件ですよね。!弱腰になり都合が悪くなると投稿を全部削除する人は居ますね。!(苦笑)
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437. 枯林 (2015-01-13 00:21:08)
> gyope77さん
お若い方だと勝手に思っているので、何年か経ったら批判的な意見も愛の一つだと気付いてくれると願っております(苦笑)スタイルは変えません。色んな意見があったほうが面白いと思いますし。まあ否定的になことを言っている理由をもうちょっときちんと明記することにこれからしていきます。
私は削除しませんが何年か過ぎて意見が変わった時、昔の意見に対して追記するようにしています。修正した日付けを付けて。
インギに対しても文句ばっかり言っていますが、時間が経って良いなと思えるようになったら素直に認めます。
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438. ムッチー (2015-02-01 17:18:09)
明日、初めてインギーのライヴに行きます!
バンドのラインナップは変わってないんでしょうかね〜。
自分としては、最新作のライヴ盤も気に入りましたし、楽しみにしています!
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439. gyope77 (2015-02-03 14:40:23)
>枯林さん。
2015年 インギーLive どうでしたか。!?
集客とか、音楽のクオリティ、ボーカル体制でLive を挑んだのか。内容がどうであったか。…?!
実直な感想を是非、聞きたいです。
→同意(0)
440. 枯林 (2015-02-04 13:21:02)
>gyope77さん
お疲れ様です。ちょい長くなります。
結論は案外面白かったんです!
事前情報通りキーボードがボーカル兼任の4人編成で、インギーがジャイアンの如くステージ半分以上を使い他の3人が隅っこにいました。噂では変に目立とうとするとインギーに怒られるらしいです。ドラムとベースは良い音量でしたがギターは当然爆音で、キーボードがあまり聴こえませんでした。
ライブは歌モノとインスト半々くらい。ほとんどの曲を完奏しないメドレー形式だったので微妙なインストもあまりダレずに見れました。Seventh Signやってくれたのが凄く嬉しかった。Heaven tonightはインギーが嫌いなはずなのに結局演奏。これやるならAlone in Paradiseをやってほしい私。あと全体的にスピードが速かったです。最新作のSpellbound なんて最初リ
…続き
441. gyope77 (2015-02-08 20:55:18)
>枯林さん。
詳細な回答ありがとうございます。
行って良かったと思いますよ。!
客層は年齢高めですか。…
集客も含め、やっぱり僕の予想通りでした。!!
今後、強力なシンガーを入れないと光が当たらない、ギタリストですよ。
→同意(0)
442. 枯林 (2015-02-10 12:47:55)
>gyope77さん、ムッチーさん
マークボールズなんて暇なのかドッケンでベーシストしてますからね。もう一回一緒にやってほしいな。それかヨルンランデと仲直りしてやり直して。良いシンガーって結構多いけど彼の考えが変わらないことには…。もう前作から2年近く経つわけですから、そろそろ新譜でないかな。
もしこの投稿を見ていたら、ムッチーさんのライブ感想も聞いてみたいのでお願いします。
→同意(0)
443. ムッチー (2015-02-15 03:12:16)
そうですね…、感想はなんていったらいいのか、正直難しいですね…。
いや、思ったよりも音のバランスは良かったし、プレイも結構気合が入ってましたよ。
実際はライヴではまともに弾けてないなんて聞いたこともありましたが、全然そんなことなかったです。
ちなみに自分も当日は二階席にいましたが、割と見やすかったですし、
周りの人達のノリの微妙さを除けば、非常に快適に見えましたし聴けました。
セットリストは『SPELLBOUND LIVE IN TAMPA』と大体似たような流れでしたが、
"Razor Eater"・"Damnation Game"・"Seventh Sign"・"Kree Nakoorie"・"Magic City"・"Cherokee Warrior"も演っていました。
ただ、メドレー形式の曲が多くて、"Seventh Sign"や"Heav
…続き
444. 枯林 (2015-02-15 12:04:51)
>ムッチーさん
大変正直な意見ありがとうございます!
そうですね。私も昔はライブ行くよりライブCDやDVD買ったほうがいいやなんて思ってましたよ。臨場感ですね、ライブの良さは。スタンディングだともっと楽しいかもしれません。
ライブが人生2回目であのライブは厳しいかもしれません(汗)私もインストって未だにどう乗ればいいのか分からなかったりします。
→同意(0)
445. ムッチー (2015-02-15 14:27:44)
>枯林さん
もう少し安かったらどんどん行きたいんですが、平日な上に10000円超えは少々厳しいなぁ、と思いましたね。
自分はインストでも変わらずに体と頭を上下に動かしてノル感じですが、指定席だとロクに動けないのが辛いですね。
2階席では着席したままの人も結構いましたし、ずっと棒立ちの人も多くてなんだかなぁ…。
さすがに1回最前列でずっと拳を振り上げ続けているのもキツイけど、もうちょっとノろうぜと思いますね。
中野サンプラザの時に続いて今回の渋谷公会堂も全席指定席な上に、客の年齢層も高いですからね(笑)。
5月のIMPELLITTERIのライヴはスタンディングですね。また違う雰囲気を楽しみに参加したいと思ってます。
とまぁ、話は逸れてしまいましたが、インギー健在を見せつけることには成功したと思うので、
次作もおそらく同じような感じでし
…続き
446. 枯林 (2015-02-17 18:54:13)
>ムッチーさん
値段は高かったですね。ちなみにインペリテリのライブは私も行こうと思ってるのですが、調べたら確か7500円。全然違う~。
中々新譜情報無いですね。スタジオアルバムだけでもいいからボーカリストを使ってくれー!
→同意(0)
447. 枯林 (2015-02-21 15:43:28)
な、なんと密かに復帰を願っていたマッツオラウソンが2月19日に亡くなってしまったそうです(涙)インギー再生計画の重要な要素だったマッツオラウソン復帰が…。
御冥福をお祈りします。
→同意(0)
448. 鈴木佐藤田中 ★★★ (2015-05-12 12:50:20)
誰が何と言おうがインギーが神!
確かに当時は革新的速さで弾いたからこそ注目を浴びたのはわかるが
彼の真骨頂はソングライティングにあり!そしてメロディアスなソロ!
断じて速いだけでは無い!
彼の作る曲(特にバラード)のメロディはどれもがメロディアスで悲しく切なくそして叙情的だ!
疾走曲しか聴かないだのヘヴィさが足りないだの、そんな輩は死ねばいい!
もちろん大半の人が初期の曲を評価しておりそれは認めるが最近の曲も決して悪くは無い!
インギーだからこそ作れる曲ばかりである!
彼はいつまでもたっても永遠のギターヒーローであり神であるのだ!
→同意(0)
449. 乃坂 繭士 (2015-08-04 20:51:45)
最近、私の持っている音源で、
「Trilogy」のツアーと
2001年の韓国コンサートでの
ボーカル「マーク・ボールズ」の
音源を聴いて過ごしました。
ちょっと思ったのですが、
イングヴェイは、音楽家として
歴史に名を残す人物なのでは
ないでいしょうかね?
韓国でのコンサートでは、
マーク・ボールがオープニングに
「Rising Force」を歌ったり、
お薦めポイントが高いです。
→同意(0)
450. 乃坂 繭士 (2015-08-08 19:46:20)
早弾きなら、クリス・インペリテルの方が早いし、
音楽大学を卒業しているなら、トニー・マカパインがいる。
しかしながら、イングヴェイ・マルムスティーンは
私達リスナーに、素晴らしい(ネオ・クラッシックを中心とした)曲を
提供してくれている。
性格に問題のある人ですが、(笑)
彼の才能は本物だと確信しています。
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