もう今作で完全復活でしょ。
前作の「TARGET EARTH」から、この従来の路線への前兆はあったが、リヴィングのソファーに寝そべりながらなんて、到底聴けない、ある種、緊張感が張り詰め、音に対峙するサウンドが現在に蘇ったと言えよう。
このバンドのギターのコード進行は、知らない人が聴いたら、不穏になるだろう。
自分も聴いていて緊張感が張り詰めますから。
あと、上のKamiko氏の気持ちも凄く理解出来ますが、「INFINI」や「KATORZ」等も、故人的にはアリなんですが、やはり、複雑怪奇なこのサウンドこそVOIVODである所以であろう。
このバンドはメタルやプログレのみではなく、KILLING JOKEやNOMEANSNO、THE JESUS LIZARDあたりにも影響を受けているのではと推測する。
同意者:
kamiko!全体を通してモノトーンで、無機質な人間味が殆どない作品。
METALLICAの「...AND JUSTICE FOR ALL」に似た感触。
軽く触れただけでもろくも壊れそうな繊細なサウンドで、当時としてはサウンドプロダクションも1stと比較すると、格段に向上している。
1stを聴き狂っていた自分は、これを理解するのに、半年程時間を要した。
この寒々しい荒涼感は、シアトル発のバンドならでは。
この作品が過小評価されているのは、1990年にリリースされたからではないだろうか?
1990年はJUDAS PRIEST「PAINKILLER」MEGADETH「RUST IN PEACE」SLAYER「SEASONS IN THE ABYSS」そしてPANTERAが「COWBOYS FROM HELL」で、メジャーデ
…続き同意者:
kamiko!