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ヘヴィメタル/ハードロック
アーティスト分類-ジャンル
年代別区分
80年代 | A | フランス | 正統派
ATTENTAT ROCK

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Strike (失恋船長)
Le gang des saigneurs (失恋船長)
Attentat Rock (失恋船長)
Strike (火薬バカ一代)
Le gang des saigneurs (火薬バカ一代)
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Strike
いまだになんて読むのか分からないフランス産の正統派HM/HRバンドの3rd。1st、2ndと作品を重ねる度に確実に成長してきた彼らですが、今作では見事に音楽性を開花、勢いと若さが漲るサウンドは欧州のバンドらしい叙情性を残しつつも攻撃性を高めており、硬質なツインリードを軸に勢いよく襲いかかる、その姿は正にへヴィメタルという言葉がピッタリとハマる強烈な一撃となっているでしょう。

多彩なイメージを膨らませる音楽性ではあるが、今まで以上に焦点も絞り込まれ、硬軟交えたドラマ性は、どの楽曲で確かな手応えを感じるし、その研ぎ澄まされた感性には、このバンドのスケールの大きさを感じずにはいられません。勢いのある楽曲にも、叙情性とフックのある歌メロをねじ込めるセンス、曲作りも上手さも冴えわたっていますね。そりゃ多少なりとも歌、演奏と未熟な面はあるでしょうけどね、核となるスタイルがあり、パワフル
失恋船長 ★★★ (2018-03-06 16:13:37)

Le gang des saigneurs
前作から3年後にリリースされた2nd。その間に彼らはしっかりと音楽性を研磨していたのでしょう、JP譲りの攻撃性やMSGばりの叙情性も蓄え、しっかりと時代にアジャストしてきました。
前作と比べると明らかにスピードもアグレッションも倍増、エッジの効いたリフワークの切れ味も、シャープなソロも、ハードにドライヴィングするロック然としたリズムも、メタルと呼ぶに相応しいダイナミズムを演出しており、音質も悪さをモノともしない迫力に満ちている。その魅力を端的に伝えているのが、スピーディでエネルギッシュな④に集約されているだろう。歌い手も一生懸命シャウトを決めているしね。
ある意味、彼らの歴史はこのアルバムから始まったと言えるのだが、イギリスのロックと親和性の高いフランスならではの、歯切れの良さとドラマ性にメタルな魅力を思いっきり感じるでしょう。テクノロジーや理論など物ともしない気骨のあるサウ
失恋船長 ★★★ (2018-03-02 20:36:42)

Attentat Rock
フランスの古参バンドが1981年にリリースした1st。全身黒ずくめのマスク男が銃を持って車を襲撃すると言う緊迫感を醸し出すアイデアではあったが、まったく生かされていない緊張感に欠けたジャケットが色んな意味でインパクトを残していますが、時代的にNWOBHMが勃発、隣国のフランスにも、そのブームは直ぐに飛び火、シーン全体も結構な盛り上がりを見せていたとのことでしたが、どういう訳は日本の評論家の耳には届かず、全く情報を伝えることなく、完全なるロック後進国の格下扱いを受けたフランスのロックシーン。彼らはその黎明期を支えたバンドなのだが、どこかいなたい雰囲気があれど、熱きロックスピリットに突き動かされた音楽性は、まだまだ粗削りだが何かを突き破ろうとする初期衝動に包まれており、陽性な雰囲気はあれどロック然としたダイナミズムを生み出しています。彼らがメタルバンドとしての本領発揮は次作以降となるんだろう
失恋船長 ★★ (2018-03-02 20:09:34)

Strike
タイトルが『STRIKE』で「おお、メタルっぽくてカッコイイじゃない」とか思ったら、ジャケットではボウリングをプレイ中の女がニッコリ。…ストライクってそっちのストライクかよ!とまぁ、トホホ臭半端ない脱力アートワークが目印の'85年発表の3rdアルバム。
しかし内容は素晴らしい。晴れてVIRGIN RECORDSとの契約を得たことで、プロダクションの厚みが格段に増しただけでなく、本編開巻を告げる序曲なんて「あれ?俺、間違って別のバンドのアルバム買っちゃった?」と思わされるほど大仰且つシンフォニック。メジャー資本の後ろ盾を得た成果がガッツリ反映されています。
だからと言って浮かれて足元を見失ったり、ポップ路線に日和ったりしていない点もナイス。全曲英語仕様となった収録曲は――汗が飛び散るような熱さこそ薄れたものの――Gリフの切れ味もリズムの疾走感も損なうことなく、よりメロディック&
火薬バカ一代 ★★★ (2016-03-19 10:09:21)

Le gang des saigneurs
80年代のフレンチ・メタル・シーンは、バンドの粒が非常に揃っていたことでマニアから高く評価されていますが、アヴィニョン出身の4人組、ATTENTAT ROCKが'84年に発表したこの2ndアルバムも、そうした中に加えられて然るべき1枚。
ジャケット・デザインや音作りは多少チープですけど、IRON MAIDEN、JUDAS PRIESTからの影響を糧に、荒っぽいシャウトを滾らせるVo、熱くドライヴしまくる2本のG、骨の太いソリッドなリズムとが、「セコセコした小細工なんざいらねぇ!」とばかりに正面突破を図る、タイト&ガッツィーなHMサウンドは火傷しそうなぐらいに熱い仕上がりで最高です。
“ヨーロッパ横断特急”の名に相応しいキレと疾走感に満ちた③や、ツインGが劇的にハモるイントロだけでその名曲ぶりを確信させられるアッパーな④といった、プリミティブな正統派HMの魅力を凝縮したかのよう
火薬バカ一代 ★★★ (2016-03-16 22:51:50)

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