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6月17日に新譜『MAGMA』がリリースされるみたいですね.
Youtubeで新曲StrandedのPVが見られます!!!

もはや,ただのDjentバンドではなくなってきています. 新譜のアルファ,オメガは2枚通して1つのテーマ的なメロディがあったり,同じ効果音を随所に散りばめたりで,コンセプト性が高いです(DreamTheaterがよくやるような感じ). 彼らが得意としているサイバー感あふれる近代的なアンビエント演出をもっと発展させて次世代プログレバンドの頂点を取ってほしいです!!!

今までのアルバムと比べてVoのクリーンの割合が増えた割にはメロディが弱い印象です.
何となく「守り」に入ってしまったのかなぁ...このバンドは攻めに攻めきってほしいところです.

まずジャケットの美しさに目が行きますね. 内容もジャケに見合う儚さ美しさ.
アナログ盤で買って真空管アンプで聴きたい音です.

相変わらずのクオリティです.前作Beyondより全体的にアグレッシブになった上に,キーボードがより前面に出てきている印象です. Insomniumとの差別化を意識したのかもしれませんが,逆にMors Principium Estに少々近づいてしまった感じも否めません.しかしメロディは,さすがのOG節.心をグッと掴んできてくれます.アルバム内容も,疾走,ミドルテンポ,インスト曲と緩急をつけて飽きさせない内容でvery good!
日本盤のボートラはセルフカヴァーで1st EP収録のSon's Thoughtsの2015年版です. これもとても良いです!!!

ヌーメタ気味なタイトル曲については各所でツッこまれているので,これ以上は言いません...MUSEを彷彿とさせる曲も見受けられます.
本作は全体的に落ち着いた雰囲気の曲が多かった印象です.アルバム単位で見ると冒頭は曲がいきなり始まって,終盤の終わり方も煮え切らない感じでした.前作『NINE』のアルバム曲構成があまりにも良かったので,少し目劣りしてしまったのかもしれません.
しかし個々のメロディセンスは今回もハイレベルなものです.サウンドプロダクションはベースがよく聞こえて全体のバランスも非常に良いです.キーボードの音作りも近代的で,よりスペーシーになっています.
悪くはないのですが今までの作品と比べると一歩及ばず,という感想です.
初回盤ではラウパ12のライブが丸々入ったCDが付いてます.また来日してほしいですね!!