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正直者さんの発言一覧(評価・コメント) 151-200
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DAVID COVERDALE-Whitesnake
DAVID COVERDALE-Whitesnake-Blindman
DEAD END-DEAD LINE
DEAD END-Ghost of Romance
DEEP PURPLE-Burn
DEEP PURPLE-Come Taste the Band
DEEP PURPLE-Deep Purple
DEEP PURPLE-Deep Purple in Rock
DEEP PURPLE-Deepest Purple: The Very Best of Deep Purple-Black Night
DEEP PURPLE-Deepest Purple: The Very Best of Deep Purple-Black Night
DEEP PURPLE-Fireball
DEEP PURPLE-Last Concert in Japan
DEEP PURPLE-Live in London
DEEP PURPLE-Machine Head
DEEP PURPLE-Made in Europe
DEEP PURPLE-Made in Japan
DEEP PURPLE-Perfect Strangers
DEEP PURPLE-Purpendicular
DEEP PURPLE-Scandinavian Nights
DEEP PURPLE-Shades of Deep Purple
DEEP PURPLE-Slaves and Masters
DEEP PURPLE-Stormbringer
DEEP PURPLE-The Battle Rages On...
DEEP PURPLE-The Book of Taliesyn
DEEP PURPLE-The House of Blue Light
DEEP PURPLE-The House of Blue Light-Mitzi Dupree
DEEP PURPLE-Who Do We Think We Are
DEF LEPPARD-Hysteria
DIAMOND DAWN-Overdrive
DIO-Holy Diver
DIRTY TRASHROAD-Dirty Trashroad
DOCTOR BUTCHER-Doctor Butcher
DOKKEN-Return to the East Live 2016
DOKKEN-Tooth and Nail
DOKKEN-Under Lock and Key
DORO-Forever Warriors-All for Metal
DREAM THEATER-Dream Theater
DREAM THEATER-The Astonishing
Don't Break My Heart Again
EARTHSHAKER-EARTHSHAKER
EARTHSHAKER-FUGITIVE
EARTHSHAKER-Live in Budohkan
EARTHSHAKER-MIDNIGHT FLIGHT
EARTHSHAKER-Overrun
EARTHSHAKER-PASSION
EARTHSHAKER-Pretty Good!
EARTHSHAKER-Treachery
EARTHSHAKER-Treachery-Treachery・トレチュアリー
EUROPE-Bag of Bones
EUROPE-Walk the Earth

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発言している7曲を連続再生 - Youtube



DAVID COVERDALE-Whitesnake ★★ (2018-07-21 20:52:45)

以前から顔見知りだったミッキー・ムーディらと曲作りを始め、ロジャー・グローバーにプロデュースを頼みリリースしたソロアルバム。パープルを抜けたばかりの影響なのか第4期時代の影を引きずりつつも、よりファンキーでソウルなロックナンバーやフリーのようなブルージーなバラードを軸としたスタンダードな音楽性をお披露目する形となった。
諸般の事情があり英国に帰国できなかったカヴァーデイルはドイツで歌入れを行っている。名曲Blindmanなど聞くべき曲が多いアルバムだ。

DAVID COVERDALE-Whitesnake-Blindman ★★★ (2018-07-21 21:09:24)

魂を震わす本物の歌がここにある。
ジョー・コッカーも真っ青だね。

DEAD END-DEAD LINE ★★★ (2018-03-20 20:28:33)

ヘヴィメタルという言葉では収まらないクロスオーバーな世界観が独特だった。モーリーの歌詞も刺激的だったがYOUのメロディアスなギターがさらなる刺激を生み出した。インディーズシーンで爆発的な売り上げを記録したアルバムなのだが、聴けばその答えが見つかるはずだ。

DEAD END-Ghost of Romance ★★★ (2018-04-01 13:35:38)

テラ・ローザから完全移籍を果たしたYOUさんの存在感がエグイ。音楽性の違うメンバーが集まったごった煮サウンドを上手くとりまとめ、一つの方向性に導いたのはYOUさんのギターがあるから、もっと評価される存在ですよYOUさんは。

DEEP PURPLE-Burn ★★★ (2018-07-12 18:16:23)

ジ・エンド・グッバイ…そう大阪の公演を最後にイラン・ギランはバンドを去り、ベースプレイヤーのみならずソングライターとしても優秀でバンドを確実に支えていたロジャー・グローバーも脱退。バンドは大きな転換期を迎える事となった。
前作で見せた多様性はリッチーの望むものではなかったし、ファンにとっても類似性の高い音楽であろうとスピーディーなロックを望んだ。ライバル、レッドツェペリンは全米を熱狂させるもパープルは何時も後塵を拝する思いで見ていたであろう。やりたいことと望まれることの違いに苦しむメンバー、それは修復不可能になるまで決定的な亀裂を生みだすことに、華麗なる黄金期と呼ばれた第二期は危うさのうえで成り立っていた。

新ヴォーカルを探すのに難航したバンドは、雑誌に広告を打つほど困窮することに、やっとの思いで加入させたのがディヴィット・カヴァーディル。ブルーアイドソウル丸出しの歌
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DEEP PURPLE-Come Taste the Band ★★★ (2018-03-27 21:17:46)

リッチー・ブラックモアが抜けてファンクとソウルが強まった。それでも制約の外れた自由な思想がサウンドに反映。メンバーチェンジは成功したかに見えたがトラブル続きでバンドは解散。グレンとボーリンの相性の良さはGettin' Tighterに表れている。例えパープルらしくなくとももう一枚くらいアルバム出して欲しかった。

DEEP PURPLE-Deep Purple ★★ (2018-07-10 20:58:00)

前作ではブラックモアのギターが目立つ内容だったが、今回はデビュー作のようにジョン・ロードのプレイを前面に出した作風に戻った。そして各メンバーがアイデアを寄せあい自己主張を強めたアルバムでもある。
特にアルバムリリース後にクビになる、ロッド・エヴァンスとニック・シンパーの二人が今まで以上に個性を発揮。その各メンバーの個性が噛み合えば良かったが、アイデアが渋滞を引き起こし上手くいったと言えないアルバム。
もしこのままバンドが継続していたら、のちのパープルは存在したのか興味深い。ジョン・ロード主導の制作環境にブラックモアもストレスをため込んだろうにね。

DEEP PURPLE-Deep Purple in Rock ★★★ (2018-07-11 18:17:53)

ジョン・ロードとクラシック路線のアルバムを作った後に、制作されたハードロック路線へと変貌を遂げた第2期メンバーによる最強のアルバム。その魅力は①から炸裂。ブラックモアとジョンによるスリリングな掛け合い、それが最高潮に達したとき、ギランの歌が爆発するという構成はロック史に残るハイパフォーマンだろう。
冴えわたるギランのパフォーマンスは早くも③で頂点を迎えた。そしてブラックモアも③において今もってベストテイクと言える完璧なソロを弾いてる。
ギランとブラックモアのタッグは⑤でも高い相性の良さを見せている。ハードなリズムセクションとヘヴィなギターリフ、そこにギランのシャウトがハードロックのお手本のような迫力を生み、このアルバムに対する意気込みが伝わってくる。

このバンドはハードロックの元祖として祭り上げられているが、けして新しいアイデアを用いたわけではない。
しか
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DEEP PURPLE-Deepest Purple: The Very Best of Deep Purple-Black Night (2018-11-22 23:01:25)

アメリカで人気のないディープ・パープルに対してレコード会社からプロモーションようにヒットシングルを書けと命令された。

焦ったが急には書けない、酒場で憂さ晴らしをするジョン・ロードとリッチー、

アメリカのガレージロックバンドThe Blues MaGoosが1965年にヒットさせた We Ain't Got Nothin' Yetを偶然耳にして、

俺たちもこれをやろうと簡単に作った曲。多くの人が絶賛するリフも元ネタはWe Ain't Got Nothin' Yet。

そこが重要なんですけど…だからアルバム未収録のシングルのみなのさ~

これだけコメントがあるのに2名しか指摘がないのもつらいな~

DEEP PURPLE-Deepest Purple: The Very Best of Deep Purple-Black Night (2018-11-23 10:48:32)


どこをどのように読めばアナタ個人を攻撃する文面に解釈出来るのか?私には理解が及びません???

自意識過剰なのか?被害妄想が深いのか?

いずれにしろ、アナタに対するなんらかの意図はありません。

パープルがBLUES MAGOOSを模倣して、BLUES MAGOOSはRicky Nelsonからインスパイア。

10年の間にこれだけアイデアの流用があった興味深い事象を段階を踏まえ昨夜投稿。

誰かを私が意図してディスったのなら上の99.9パーセントのユーザーが対象になる。

それがダメなら、なんにもコメント出来ないね。

中曽根さんと通りすがりさんだけが、その事実を知っている。コチラとしてはそれは嬉しい。

そして、この事実を知り、一人二人は興味を持つユーザーもいるだろう。

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DEEP PURPLE-Fireball ★★★ (2018-07-11 18:34:22)

前作の爆発的な人気を受け全英1位に輝いた出世作。ただ大規模なツアーの合間に曲作りを行いレコーディングをしたため、前作にあった破壊力や気迫が薄れ、①こそ勢いに満ちているが、それ以降はあっさりとした印象の強いポップな曲も多く、バラエティに富んだ随分と様変わりをした印象を受ける。
特に④のようなカントリー調の曲には、このメンツによるイメージになく初めて聞いたときは驚いたものだ。
しかし、そのイメージの強さが、同時期に活躍したレッドツェペリンとの違いを生み出す結果となったのだろう。多様性を認めてもらえなかったバンドと、アルバムリリースごとに違う音楽性で魅了したバンド。その違いが後世の一般的な知名度と影響度に繋がる事になるとは皮肉なものだ。

DEEP PURPLE-Last Concert in Japan (2018-07-14 22:37:05)

第2期から4期まで幅広くチョイス、トミー・ボーリンのソロまで選ばれているのだから驚きだ。
文字通り、このステージを最後にバンドは解散。このバンドが解散に至らざる理由がパフォーマンスに全て現れているだろう。
安いヘロインを打ち左手をダメにしたボーリンの精鋭を欠いたパフォーマンス。ツインヴォーカルも酷評されても文句の言えない内容だろう。

最後のステージが最低のパフォーマンス。これが最後の音源になるとは残念極まりない。この作品のおかげで第4期のバンド運営は失敗との烙印を押されることとなった。

ちなみに今作は日本限定でのリリース。映像作品も残っているので、興味のある方は是非ともハンカチを片手に見て欲しい。バンドに敬意を払えないメンバーがいるのは不幸なことだ。

DEEP PURPLE-Live in London ★★★ (2018-07-12 18:31:53)

この音源は英国のBBCで放送されたものが元。アルバム「紫の炎」リリース後の英国でのライブ。
やはり注目するのは代表曲「Smoke on the Water」二人のヴォーカルのぶつかり合いは聞きごたえたっぷり。グレンのやり過ぎでカヴァーデイルの立場もなしだが、会場は熱狂的に新しいアイデアを歓迎している。
ライブだから求められる再現性とインプロ。第3期がいかに優れたミュージシャンが集合していたかを、この一枚で明確に表せている。しかし日本では第2期がやたらと人気が高い、それはひとえに我が国での来日公演がなかったからだろうと言われている。
やはり伝説のLIVE IN JAPANの影響が大きいのだろう。

DEEP PURPLE-Machine Head ★★★ (2018-07-11 18:42:46)

このバンドの代表作と言えば、このアルバムを推す人が多いだろう。前作に続き全英1位を獲得。その人気の勢いは留まるところを知らず世界中でも売れまくった。今もって人気のある一枚だろう。
DEEP PURPLE的様式美の確立。レコーディング環境も整い随分とまとまりのある演奏が聞ける。それに一番の強みは前作の負のイメージを払しょくするほど粒の揃った楽曲が多く、その辺りも世界的にうけた要因だろう。
一部の根強いファンからはIN ROCKのような荒さが消えたと残念がるファンがいるのは事実だが、それを差し引いてもハードロックの完成系とも言えるスタイルをさらに推し進めているのは疑いのない事実であり、やはり代表作と呼ぶに相応しいハイパフォーマンスと曲の良さは特筆すべきであろう。

DEEP PURPLE-Made in Europe ★★★ (2018-07-14 22:19:55)

第3期メンバーによる1975年パリでのライブ音源。二人のシンガーによるバトルが凄い。ベースも歌も目立ちまくりのグレンだが、沢山のステージで鍛えられたカヴァーデイルの自信を深めた歌も圧巻だ。
選曲も3期のものばかりでファンキーなサウンドに変貌を遂げる姿を克明に伝えている。変わりゆく姿に嫌気をさし、このステージを最後にブラックモアはバンドを去った。その意味でも今作を聞く価値は高いだろう。

DEEP PURPLE-Made in Japan ★★★ (2018-07-11 18:54:35)

我々日本人にとっては「LIVE IN JAPAN」の名で浸透している、初来日の模様を録音した当初は日本のみでリリースされたライブアルバム。このライブアルバムを聞けば、いかにバンドが均整のとれた演奏をしている事に驚かされる。ムリ無駄のないプレイ、ライブでも完璧にこなす高い技術、それでありながらも臨場感のある才気に満ちた演奏は、このバンドの真骨頂とも言えるドラマシズムと構成力の高さとアイデアを見事に具現化している。
その完璧な演奏の中にあっても、リッチーは枠をはみ出たプレイで一人狂乱とも言えるパフォーマンスを披露。その崩し方の美学は言葉に尽くせぬほど、才気に溢れていて、そりゃ毎回凄いってわけじゃないけど、このバンドの原動力はリッチーだったことは疑いのない事実だろう。
そして気管支炎になり万全な体調ではない中でもギランのパフォーマンス力はファンを満足させるものだ。
日本限定で
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DEEP PURPLE-Perfect Strangers ★★ (2018-07-18 18:03:42)

再結成の噂がずっとあった第2期DEEP PURPLEが遂に再始動。多くのファンは往年のキレまくった暴走ロックを期待したが、いきなり後期RAINBOW時代から存在していた「Knocking at Your Back Door」でスタート。
当然あれっ?と肩透かしを喰らったファンも多かったでしょうが、ここはかつてのバンドと切り離して聞いて欲しい。
貫禄溢れるオープニングナンバーはライブでも重要なレパートリー、その雰囲気をそのままに、またも後期RAINBOWな「Under the Gun」の登場と完全にアダルトなロックサウンドへと変貌を遂げました。

そんな中でも「Perfect Strangers」は再結成パープルの指針となる新境地開拓の名曲。これが中盤にあるからディープ・パープルだと認識できると言えよう。それくらい全般的に後期RAINBOW風の楽曲が多いアルバムだ。
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DEEP PURPLE-Purpendicular ★★ (2018-03-27 21:22:14)

スティーブ・モーズはテクニシャンだから問題はない。一番の問題はギランの衰え、どうすることも出来ないよ。モーズは自分らしさを押し殺してバンドの一員になっているよね。

DEEP PURPLE-Scandinavian Nights ★★★ (2018-07-11 18:25:57)

1970年にストックホルムで行われたライブ。IN ROCKリリースの後だから、とにかく暴れまくりだ。第1期の曲もギランが上手くアジャスト。この時期のギランは凄い。

DEEP PURPLE-Shades of Deep Purple ★★★ (2018-07-10 20:43:31)

ハードロックの創始者として語られるバンドだけに、60年代後半に流行ったサイケデリックロックは随分とイメージとはかけ離れたものだろう。
ジョン・ロードもクラシカルなフレーズというよりはR&Bやジャズの要素が強いプレイは多い。ブラックモアのアコギを随分と多用している。

このバンドの面白さは、やはり泥臭いブルース臭が薄い。そして覚えやすいメロディが多い。その分かりやすさからくる親しみやすさが人気の秘訣だろう。このポップ性が第2期時代の成功に繋がっている。
やりたい事が明確になっていない分、散漫な印象を強く与えるが、そこが魅力と言えるデビュー作。このメンバーだから④のような曲が生まれイメージ的にピッタリとハマっている。

DEEP PURPLE-Slaves and Masters ★★★ (2018-07-21 17:56:00)

作品も低調だった前作、その余波は犬猿の仲である、ブラックモアとギランの対立構造をより明確になものへとなる。そしてギランの解雇という最悪のシナリオを迎えることとなった。バンド存続の危機を乗り越えるべく、数多のオーディションの末に迎えられたシンガーが、ジョー・リン・ターナーという意外な形で決着することなったのも驚きだ。
実質ソングライティングチームがRAINBOWになったことで益々RAINBOW化に拍車が掛ったが、BURRN!のクーデター酒井ほど、極端なレビューを受け入れるほど、あの雑誌の信者ではないので、再結成DEEP PURPLEらしい雰囲気が前作よりも戻っている。
また野心の燃えるジョーの歌は、覇気のないギランなど比べ物にならない精気に満ちていて、へなちょこな歌を聞かされるストレスが無くなったことがストレス発散へと繋がった。
頭3曲の流れは良いし威厳も戻っているが、ど
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DEEP PURPLE-Stormbringer ★★★ (2018-07-14 22:09:59)

新メンバーの加入が奇跡的な化学反応を起こし既に漂っていたマンネリの雰囲気を打破。前作は今まで以上に多彩な顔をもつ表情豊かな音楽へと進化した。
今回はよりファンキーなリズムを前作以上に推し進め、二人のヴォーカルを中心としたスタイルへと向かった。
それはハードロックギタリストのパイオニア、リッチー・ブラックモアのプレイを抑えることにも繋がり、リリース面の失敗もさるここながら、ファンからも不評を買う形となった。

理由は各メンバーのインタビューなどを要約すれば、シンガーの座を巡る対立と、ブラックモアが新しい音楽性に不満を持っていた等など、メンバー間の不和が一番の問題だ。
その決定的な軋轢がスタジオに入りアイデアを集約して曲作りを行う当時の録音法にも大きな影響を及ぼし、リスナーにとっても不満をため込む内容と仕上がりになってしまった。

しかしプロミュージ
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DEEP PURPLE-The Battle Rages On... (2018-07-21 18:12:42)

結成25周年を迎えマネージメント側は強引な形でイラン・ギランを復帰させることに、当然ブラックモアは難色を示したが説得に応じギランが再々カムバック。
その話題性を引っ提げリリースされたのがリッチー・ブラックモアのラスト作となる超問題作。
それまでよりも顕著なアイデアのリサイクルに昔からのファンは戸惑いを隠しきれずに不安を覚える。そして益々衰えが深くなったギランのパフォーマンス。これを最新作として楽しめる若いファンを羨ましく思えるような駄作に仕上がった。
大失敗の余波はリフの流用に留まらず、超産業ロックナンバーTime to Killの場違い感、そしてアグレッシブなA Twistを完全に歌えないのに用意したことなど、問題点は多い。
このアルバムで25周年を祝おうと言うのだから残念だし無念である。巷ではAnyaを名曲とまつられているがリフはまんまRAINBOWのストラン
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DEEP PURPLE-The Book of Taliesyn ★★★ (2018-07-10 20:48:59)

バンドとしてまとまりが出たのか前作以上にバラエティに富んだ内容に仕上げているが、とっちらかった印象はない。ブラックモアのギターもハードで個性的なフレーズが増え明らかに前作よりも冴えている。
それに引っ張られるようにジョン・ロードもロックよリのアプローチが増えた。
しかしアイデアと表現力が追いつかない面も多々あり、その辺りの不満がメンバーチェンジ劇へと発展したのだろう。

DEEP PURPLE-The House of Blue Light (2018-07-21 17:33:46)

再結成DEEP PURPLEの第2弾アルバムは前作以上に後期RAINBOW化していた驚いた。元々、金に困っていたイアン・ギランの働きかけで再始動したみたいな文言が雑誌に踊っていたが、蓋を開けたらブラックモアとロジャーの二人がイニシアチブを握るバンドだった。その二人の趣味が音楽性にモロ反映、それでも前作には王者としての風格が漂っていたが残念ながら今回は、その空気は皆無。究極の産業ロックナンバーCall Of~が始まったときの落胆は相当なダメージを与えた。
雑誌では当然の如く高評価、したがってBURRN!誌の信者は軒並み絶賛したが、それ以外のファンは大声で異を唱えた。
過去の財産を食い潰しリサイクルする音楽性、過去の幻影を追い求めるファンにとっては、もっとも見たくない凋落する姿だろう。それでもブルース色の強いMitzi DupreeやラストのDead or Aliveでは、どうに
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DEEP PURPLE-The House of Blue Light-Mitzi Dupree ★★ (2018-07-21 17:34:29)

このアルバムでは一番まともに聞けるブルースナンバー。

DEEP PURPLE-Who Do We Think We Are ★★ (2018-07-11 19:05:07)

意味深なアルバムタイトルが面白い。そのタイトルが示しように今回のアルバムは、実験的な要素も多くリッチーの関わりが薄いのは明白だと思われる。
その分、ジョン・ロードはメロトロンまで持ち出しバンドをサポート、イアン・ペイスもギランも主役不在の穴を埋めるが如く迫力のあるパフォーマンスでバンドの矜持を保った。
リッチーがいないとロック色が薄まるのは当然の結果だが、ハードロックスタイルとは違う第2期サウンドという新たなる可能性も見せていて、楽曲の出来不出来にバラつきがある割には新鮮に聞けるのが面白い。

リッチーの関わりが薄くなったのは犬猿の仲になったイアン・ギランのせい、その関係性は今作をもって一旦終止符を打つ事になる。ギランとリッチーの関係性は音楽と言う名のもとでは素晴らしいケミストリーがあった。それはIN ROCKやMACHINE HEADを聞けば疑いのない事実だろう
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DEF LEPPARD-Hysteria (2020-06-15 14:04:40)

ドラマーが片腕を失うほどの重症から奇跡のカムバック。日本人は浪花節に弱いからね。もう大絶賛の嵐だよ。

コマーシャル性の極み、とにかくロックと呼ぶには抵抗のあるようなテクノロジーの発達に寄りかかったアルバム。
イギリスのバンドだがアメリカンコミックみたいな音だったな。もうスゴイのなんの。
分厚いコーラス、手拍子しながら皆で大合唱、こ踊りしたくなるリズムカルなミッドテンポ。計算尽くされたゴージャスな音なのに、シンプルに徹したから万人に受け入れられた。文句なしの大傑作アルバムと呼ばれている。

それにしても因果なもんだ。電子ドラムの音が個性に繋がった。怪我の功名とはこのことだろう。

DIAMOND DAWN-Overdrive ★★★ (2020-01-02 18:43:15)

スウェーデン出身ならではの眩い光を放つ透明感溢れる北欧的メロディ、鮮度抜群のピカピカの新人らしいポジティヴな空気にクラクラしそうです。エネルギッシュなヴォーカルとハードなギター、キーボードの優しい音色が全てを包み込み、聞きやすくしているのも、なかなかどうして新人のくせに老獪だ。だが、まだまだ荒削りな部分もあるのは事実、今後の成長を見守りたくなる期待の新人の登場です。

DIO-Holy Diver ★★★ (2018-10-13 23:28:26)

この世界で知らぬ者などいない稀代の名シンガー、ロニー・ジェイムス・ディオ。RAINBOW~BLACK SABBATHと渡り歩き、遂に自分が率いるバンドを結成した。
若々しい派手なギタープレイで魅了したヴィヴィアン・キャンベルの存在感、同じく派手なロールプレイでガンガンと攻めるドラマーはカーマイン・アピスの実弟ヴィニー・アピス。ヴィニーの手数の多いドラミングはロニーに重宝され長らく行動を共にするパートナーとしても知られる。
キャリアを重ねベテランの域に入っていたロニー、しかし彼は守りの入ることなどなく果敢にシーンの中心へと攻めこむ。古典的なムードの中でメタリックな若い音へ接近。モダンなアレンジを念頭に
練り上げた楽曲は、ロニーの説得力に満ちた歌唱スタイルによって鍛えられ、見事に独創性を磨きあげた。
自分のイメージを払しょくするのではなく、より広大に膨らませる事に成功
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DIRTY TRASHROAD-Dirty Trashroad ★★★ (2018-03-23 21:49:27)

XからLOUDNESSへとスーパーバンドを渡り歩いた沢田泰司がDANCERの藤本泰司、Joe-Erkの竹内光雄らと歩みだしたスーパーバンド。
リーダーである沢田泰司が何の制約を設けずに自分のルーツとなるヘヴィロックを素直に鳴らしています。
元々アメリカン嗜好が強かった沢田泰司、DANCERの藤本泰司がヘヴィなアメリカンロック?ちょっと眼が点になったけど、ヴィジュアル系出身というレッテルを外そうと、本格派のヘヴィロックを叩きつけたと思う。でも人材不足感は否めず、沢田泰司の相棒、ドラムの岡部はメタルを叩くには排気量不足だ。いろんな声色で歌う竹内さんだけど、 Be Freeみたいな声より、Empty Roomのような声が好きだな。

DOCTOR BUTCHER-Doctor Butcher ★★★ (2018-05-16 20:53:47)

サヴァタージのブレインだったジョン・オリヴァのサイドプロジェクト。ジョンのアジテーションな絶叫が耳に突き刺さります。重く圧し掛かるアグレッションが時代を反映するものだろう。アルバム一枚で終わったが残念だ。

DOKKEN-Return to the East Live 2016 ★★★ (2018-12-21 20:40:05)

ジョージとドンの中が修復されたのかは見当もつかないが、新曲を聞けばドッケンはまだまだ健在だった。本格的な始動を期待したいところだが…

LOUD PARK 16でもドンは歌えていないけど、ジェフ・ピルソンのおかげで場は持った。テンポも遅いし、キーも違う。でもドッケンらしい雰囲気をキープしている。ベストオブなライブを見聞きすれば、このバンドにはマジックは存在する。

DOKKEN-Tooth and Nail ★★★ (2018-04-12 21:52:49)

全米で100万枚も売りあげたアルバムだけに悪いわけがない。ボーカルハーモニーを中心としたドン・ドッケンの主張、ジョージ・リンチの攻撃的なギターワークが火花を散らしている。通産2枚目のアルバムだが、このバンドの歴史は今作から始まったのだろう。

DOKKEN-Under Lock and Key ★★★ (2018-04-12 21:50:13)

犬猿の仲で知られるドン・ドッケンとジョージ・リンチ。その不仲な雰囲気がアルバムに反映されている。両者がお互い譲らないから、このサウンドに仕上がった。個人的にはそう思う。ジョージのカミソリギターも健在だが、儚げなドンのメロディアスな歌声も同時に楽しめる。いいとこどりの快作だ。

DORO-Forever Warriors-All for Metal ★★★ (2019-04-27 22:49:02)

名曲All We Areを思い出させる新たなる名曲の誕生。これからも多くのメタルキッズに歌い継がれるだろう。
日本ではアニメソングの延長みたいなジャーマンメタルが持て囃される。
これ聞いて拳を振り上げ胸が熱くなる同胞も沢山いるだろうよ。
彼女を呼んで興行させるのがプロモーターの腕ってもんよ。

DREAM THEATER-Dream Theater (2018-08-28 18:48:57)

上記の発言を見ても誰ひとりとてRUSHの名前を挙げていない。「The Looking Glass」「Surrender To Reason」の2曲など完全のRUSHそのものと言える。その魅力に気がつかなければDREAM THEATERへの理解など得られないだろう。
日本においてRUSHがいかに人気ないかを痛感するね。そりゃ何度聞いても耳に残らないだろう。雑誌の評価も高いバンドで、イメージも崇高そうだからといって祭り立てることもないがムリは禁物だと言いたい。
とくにImages and Wordsの分かりやすさとヒット曲重視の耳では、耳が可哀そうだよ。

RUSHをお手本にした、超絶技巧が飛び交うバンド・パートからオーケストラ・パートへ移行の仕方など、誰が聞いてもそのものだ。
作品への嗜好など人それぞれ、点数などもどうでもよいが、誰ひとり、その点に気がつかない
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DREAM THEATER-The Astonishing ★★★ (2018-08-28 19:20:13)

音楽と言うのは難しいものだ。健常者であれば音のない生活などあり得ないのだが、そのノイズすらも音階に聞こえる人間もいる。複雑怪奇な音の世界。その深みを理解出来、判断するのも能力の一つでありセンスが問われる。それらのスキルが高いものがミュージシャンとして成功を成し遂げるのだろう。

近年はRUSHやブライアン・メイなどの影響も顕著だったプロデュースも務めるジョン・ペトルーシ。このアルバムではズルリと一皮剥けてきた。
ストーリーの幕開けはポジティブで爽快、壮大なスケールと空間をもったキャッチーなメロディックロックでお出迎え。ゴリゴリのプログレヘヴィメタルとは早々と決別との印象を残す。
その後もダークな色合を排除する傍ら、場面展開に応じた超絶技巧を見せ場としたポジティブなサウンドが続く。
テーマとも言える支配する勢力への反逆はRUSHが得意とするモチーフ、その辺りは
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Don't Break My Heart Again ★★★ (2018-04-01 17:00:06)

これもライブの定番。ヘヴィなリズムがずっしりと鳴り響いてる。
哀愁が出まくりのWSたる強烈なアイデンティティを感じます。

EARTHSHAKER-EARTHSHAKER ★★★ (2018-08-08 10:33:50)

世界的にヘヴィメタルが隆盛を極めた時代に遂にわが国でも本格的なバンドがデビューした。ゴット伊藤政則氏の完全バックアップを受けて華々しくシーンへと登場。
勢いのある楽曲を中心としているが、バンド名と同じなのは自信の表れなんだろうオープニングを飾る劇的な①など貫禄たっぷりだ。
ストレートな②情感は弾け飛ぶバラード④益々攻撃的な⑧と今でもライブで演奏される代表曲が多い。
そのなかでも一際異彩を放つのがエイドリアン・スミスが寄稿してくれた⑥。
こうして改めて聞けば、いまだに色褪せない名曲揃いなのが凄いと思った。改めて再評価されるべき日本を代表するバンドのデビュー作だろう。

EARTHSHAKER-FUGITIVE ★★★ (2018-08-08 10:39:48)

偉そうなことは言えるが制作現場でのプロデュース力は全くなかった伊藤政則氏。バンドは本当のロックな音を求め海外へと向かう。
名曲「MORE」が収録されているのが名盤へと評価される理由だが、やはり多忙なスケジュールの合間を縫っての書き下ろしが多いため、充実度はデビュー作に劣るのだが、それでもY&Tを手掛けケン・ケーシーが参加したのはバンドにとっても嬉しい出来事だろう。
何故かと言えばバンド名の由来がY&Tだからね。
デビューしたての若手が海外レコーディングできたのも、アースシェイカーの為にマリオネットミュージックを立ち上げたゴットのおかげなのだから、やはり彼の影響はビジネス面では相当な力を有しているんだろう。

EARTHSHAKER-Live in Budohkan ★★★ (2018-08-09 09:30:43)

国内のメタルバンド初、武道館でのライブを収めた記念すべきアルバム。ありがとう君にもとい、ありがとう伊藤政則でしょう(笑)
アルバム「PASSION」に伴うツアー、人気も絶頂にあったバンドの勢い、その全てがパッケージされている。
ジェラルドの永川敏郎が正式メンバーとして正式に紹介されたのも、これからだったね。

EARTHSHAKER-MIDNIGHT FLIGHT ★★★ (2018-08-08 10:51:57)

この時期のアースシェイカーの人気は凄かった。特に田舎の不良少年のバイブル的な存在だったともいえる。ボーイとかバービーボーイズとかブルーハーツなんかが登場するバンドブーム前のバンドしてギターキッズに愛されてもいた。
女にもてたいならMOREを弾けないとイケないと初心者がこぞってコピーされていたのも懐かしい逸話だ。

ファンベースが広がるバンドは最大のポップナンバー③絶望的に悲しいバラード⑧などスマッシュヒットへの後押しとなるナンバーも収録と完成度が高い。シリアスな世界観が都会の情景を冷たく見つめる①⑤なんて、このアルバムならではの収録曲だろう。

EARTHSHAKER-Overrun ★★ (2018-08-08 11:03:39)

キーボードの比重が大きくなりファンの間でも賛否が巻き起こった。
個人的にはキーボードの安っぽい音に問題がある。BURRN!誌でも指摘されたスーパーのBGMみたいなである。

趣味の悪いキーボードに邪魔されているが、更なるファンベースを広げるキャッチーな曲はどれも魅力的に映り、時代に合わせバンドの音をアジャストさせていた証拠だろう。
もう一度、ファンの方にはフラットな気持ちで向き合って欲しいアルバムだ。

EARTHSHAKER-PASSION ★★ (2018-08-08 10:58:02)

バンドの勢いは留まる事を知らず、今度はRATTのアルバムにも参加したジム・ファラーシまで呼んでアルバムを制作。ハードさを残しながらも、音楽性はドンドンと拡散傾向にあり、まとまりがなくなりそうな瀬戸際で踏ん張っている。
ファンにとっては長年収録が見送られていた名曲「ありがとう君に」が収録されているのが嬉しい。

EARTHSHAKER-Pretty Good! ★★★ (2020-08-14 12:26:08)

このアルバム、実は同僚の外国人に評判がいい。日本人の耳では、70年代フォークみたいな世界観の歌詞なのに、やたらと彼らはクールと連発する。日本人らしい、音楽だとまできたもんだ。
理由は至極当然とも言える答えが聞ける。バックの演奏、リズムパターンやグルーブには、完全に海の向こうの音なのに、唄が日本人そのものだというのだ。
これって、一般的な日本人には理解できないんだよね。でも本当に音楽を愛している人なら理解できるでしょう。
この音が本物のロックであることを…
洋楽(笑)なるものを聞いている多くの人は、音を聞いているのではなく、誰がやっているかが重要なんだな。つまり、音そのものの評価ではなく、演者の名前が重要になる。何にも分かっていないのに、俺は洋楽(笑)なるものを何十年も聞いているからロックに精通していると思い込み平気で嘘をつく。
そういう人間を見分けるのは簡単
…続き

EARTHSHAKER-Treachery ★★★ (2018-03-20 21:12:42)

みなさんがおっしゃる通り時期的にも完全にB'zの原型です。
ハードなロックサウンドに打ち込みのリズム。EARTHSHAKERがメタルならB'zはTMネットワークから、この音に向かってきた。
こんなに素晴らしい音楽なのに、誰も知らないのが悲しい。B'zファンに教えても伝わらないのが悲しい。
格付けチェックと同じで、目で見えるものがないとダメなんだろう。

EARTHSHAKER-Treachery-Treachery・トレチュアリー ★★★ (2018-03-20 21:16:04)

カラオケで絶対歌う奴。サビがメロディアス。何度聞いても感動的です。

EUROPE-Bag of Bones ★★★ (2018-04-01 13:18:44)

70年代型のロックのヴァイヴを現代に蘇生させた新生EUROPE。どこを切っても憂愁美が溢れ出るメロディに心も濡れるぜ。ギターも太くエモーショナルで、ジョーイとジョンの二人から生み出されるケミストリーに震えます。全部そうなどだが昔なら My Woman My Friendなんて絶対にやらないよね。明るくポップなものが聴きたい人は昔のアルバムを聴けばよい。

EUROPE-Walk the Earth ★★★ (2018-04-01 13:05:06)

BURRN!!の評価が良くなると皆が褒めだす現象が気持ち悪いが、いつまでも昔のスタイル以外を認めないのはもっと気持ちがわるい。
70年代的ロックをダークな音でまとめた作風は再結成後は同じスタンスをとっています。急に今作からこうなったのではない。
ディープパープルや荘厳さ、そしてブラックサバスのような暗黒様式、『WALK THE EARTH』はそれが顕著に出た形に、妙な明るさや昔のスタイルで復帰しない形こそ、ミュージシャンの鑑、このヘヴィでダークな音の緊迫感は新しい魅力だ。とくに緊迫感のあるギターは畏怖の念すら抱かせる。


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