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正直者さんの発言一覧(評価・コメント) 351-400
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LOUDNESS-SOLDIER OF FORTUNE-Running for Cover
LOUDNESS-SOLDIER OF FORTUNE-Soldier of Fortune
LOUDNESS-TERROR 〜剥離〜
LOUDNESS-THE BIRTHDAY EVE 〜誕生前夜〜
LOUDNESS-THE LAW OF DEVIL'S LAND 〜魔界典章〜
LOUDNESS-THUNDER IN THE EAST
LOUDNESS-THUNDER IN THE EAST
LYNYRD SKYNYRD-(pronounced 'lĕh-'nérd 'skin-'nérd)
MAGNUM-Sacred Blood “Divine” Lies
MANIC EDEN-Manic Eden
MANOWAR-The Triumph of Steel
MARINO-FROM ALL OF US TO ALL OF YOU
MARINO-MARINOⅡ
MARINO-TARGET
MARK BOALS-Ignition
MARTY FRIEDMAN-Dragon's Kiss
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.
MCAULEY SCHENKER GROUP-Perfect Timing
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-Bad Boys
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-Destiny
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-Save Yourself
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-Take Me Back
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-There Has to Be Another Way
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-This Is My Heart
MEAT LOAF-Bat Out of Hell
MEGADETH-So Far, So Good... So What!-Liar
METALLICA-Death Magnetic
METALLICA-Master of Puppets
METALLICA-…and Justice for All
MICHAEL KISKE-Past in Different Ways-We Got the Right (voice-over)
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy-Systems Failing
MICHAEL SCHENKER GROUP-The Michael Schenker Group-Lost Horizons
MONTROSE-Montrose
MONTROSE-Paper Money
MR. BIG-Mr. Big
Mr. Big
NIRVANA-Bleach
OUTRAGE-Outrage(1987)
OUTRAGE-The Final Day
OUTRAGE-The Final Day-My Final Day
OZZY OSBOURNE-Bark at the Moon
OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz
OZZY OSBOURNE-Diary of a Madman
OZZY OSBOURNE-No More Tears
OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked
OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked-Miracle Man
OZZY OSBOURNE-Ordinary Man
OZZY OSBOURNE-Prince of Darkness
OZZY OSBOURNE-Speak of the Devil

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LOUDNESS-SOLDIER OF FORTUNE-Running for Cover ★★★ (2020-06-25 18:32:07)

強力なグルーブがむっちゃ気持ちいい。
マイクの歌もガッツリハマっている。二井原ヴァージョンも聞いたがむこうはバタ臭い。
コマーシャル性の高い曲なのに複雑と思わせる構成。LOUDNESSの立体的な組み立てによる美学を感じる。
難しいことをやっているよ。

LOUDNESS-SOLDIER OF FORTUNE-Soldier of Fortune ★★★ (2019-02-10 19:27:37)

ヴォーカルがマイクに変わり本格的にワールドワイドなバンドになったと印象付けたアルバムのオープニングにて最高傑作。
しかし、このアルバムは、二井原が抜けた事により人気を落とし売り上げが凄く悪かったと言われている。
中途半端なジェラシーの方がうけたなんて信じられないぞ。何度聞いても両手交差タッピングのパート凄い。

LOUDNESS-TERROR 〜剥離〜 ★★★ (2020-09-17 20:47:38)

失敗作と世間から烙印を押されているが、初期の悪魔3部作に通ずるダークメタルサウンドに震えあがる。雑誌のインタビューでもサバスを意識したと発言していたが、その言葉に偽りなし、無駄なモダンメタルもトリップしたインドメタルとも、遠からず離れてはいない統一感すら感じさせ聞き込むほどに味わいが深まる。
密接に絡み合う一体感のあるサウンドの凄み、厚みのあるサウンドの向こうから聞こえる緻密な仕掛けを用意と、勢いだけで逃げない70年代テイストのロックと向き合った拘りに驚かされる。
このバンド、想像以上に器用なんだと思い知った。ヘヴィでありながらもリズミカルなドラムとベースが土台を築き、高崎のオープンマインドが空間をトリップしている。リリースされた時から、こういうアプローチのサウンドが続くとは思わないが、スラッシュ、グランジ、ドゥームと全てのヘヴィミュージックと繋がっているかのような、濃密な世
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LOUDNESS-THE BIRTHDAY EVE 〜誕生前夜〜 ★★★ (2018-08-07 12:02:33)

アイドルから本格的にミュージシャンへと変貌。ジャパニーズメタルの扉を開けたLOUDNESSの記念すべきデビューアルバム。メンバー全員20歳そこそこの若者なのに、プレイアビリティの高さがエグイ。しかもレコーディング期間はたったの1週間!!。スゴイよ、スゴクねぇかこれわ!?
短期間のレコーディングだけに荒削りだけど、楽曲の出来は申し分なし、ド頭の雷の如きノイズギターに脳天がカチ割られたかと思ったよ。

ライブの臨場感を出すために一発録りに拘ったレコーディング、これだけ凝ったフュージョンやプログレからの要素も巧みに取り込んでいるのにね。
本当に凄い奴らが日本から現れたと思ったよ。

LOUDNESS-THE LAW OF DEVIL'S LAND 〜魔界典章〜 ★★★ (2018-03-20 19:54:57)

こうして見ると今なおライブの定番ナンバーが収録された3枚目のアルバム。前回と同じくダニー・マクレンドがエンジニアとして参加、顔なじみのメンバーとレコーディング環境にも慣れたのか、LOUDNESSというバンドの音が確立された非常に優れた内容を誇るアルバムです。高崎のギターヒーローしての輝きがエゲツナイ。

ストレートな曲は徹底的に分かりやすく、複雑な曲は細部にわたり徹底的に拘りぬく、今日までに繋がるラウドネス像を明確に打ち出した名盤だ。

LOUDNESS-THUNDER IN THE EAST ★★★ (2018-08-07 12:15:28)

遂に念願の全米デビューが叶った通産5枚目のスタジオアルバム。かねてからプロモーション用に現地で配っていた①を筆頭にシンプルな曲が増えたと評論されているが、②③⑥⑦などを聞けば撃剣霊化にも通ずる凝ったラウドネスサウンドと日本人的なメロディとも言える湿り気があって、アメリカ人には出せない独特のオリエンタルな雰囲気がある。

彼らが売れたのはアメリカのマーケットに迎合したからではない、日本人的感性をアメリカ人がくみ取り個性的と捉えてくれたから売れたのだ。

LOUDNESS-THUNDER IN THE EAST ★★★ (2019-02-18 23:34:47)

私は外資系の会社で勤務しているので日頃から英語に携わることが大きい。よく日本人の英語はと発音云々をしったかぶってイマイチだとのたうち回るイタイ人に出会うのだが、ほとんどのケースでインチキだろう。その人の耳が凄いのではなく、自分自身がしっかりと発音出来ないと聞き分ける事は絶対に出来ないと断言しておきたい。
つまり自分自身が、英語における標準であることが重要なのだが、そんな日本人がどれほどいるのか、もっといえば世界中にどれだけいるのかになる。海外ではニュースキャスターですら、若干のなまりが出るのだ。
例えばアメリカなら完全に東西南北で大きく発音が違う、もっといえば黒人が一般的に使う英語と、白人の話し方が全く違う。黒人のノリというかリズムは白人には出せない。そして黒人が白人みたいな話し方をすると嫌われる。あいつ気取っているなぁとなるのだ。ビジネスシーンでは別だが、日常では当然のよう
…続き

LYNYRD SKYNYRD-(pronounced 'lĕh-'nérd 'skin-'nérd) ★★★ (2018-10-07 23:50:53)

骨太なサザンロックが魅力のバンド。アレン・コリンズ、エド・キング、ゲイリー・ロッシントンによる、トリプルギターが奏でる、三者三様の違いが同時に鳴らされるから、生まれる独特のドライブ感が最大の魅力だった。ダビング録音じゃない三人の持ち味がコクをだしてるんだよ。
シングルカットされた⑧もスマッシュヒット。デビューアルバムなのに代表作と推すファンも多いアルバム。

MAGNUM-Sacred Blood “Divine” Lies ★★★ (2019-11-16 01:21:32)

いかにもブリティッシュな憂いが満ち溢れている。新しい要素は見当たらないが、音に対する信頼と深みが物凄く強い。70年代から変わらぬ音楽性を温めながら、無理なく今の時代に相応しい音を響かせる音楽的ブレインであるトニーのセンスに毎度ながらも感嘆させられる。ボブの歌声も衰え知らずだ。マグナムの歴史に相応しいアルバムだ。

MANIC EDEN-Manic Eden ★★★ (2019-02-05 18:21:05)

渋い渋いって言われているけど、70年代のロックを聞いてきた身としては凄く若々しい音にしか聞こえない。80年代のバブリーな時代を通過して耳がおかしくなってしまった、90年代にリアルタイムで体感した世代は古いと感じたはずだ。
こういうのは経験値がものをいうのだが、まぁ俺はロックを何十年聞いているとか、寝ぼけた爺さんのクソみたいな戯言には付き合わない方がいい。あてになりませんからね。
歳もキャリアも関係ない、どれだけフラットに、そしてフレッシュな感性を維持できるかが重要。この音は、聞いてると身体が勝手に反応する、当時も昔も今も変わらない、躍動する原始時代のロックを再現しているよ。

MANOWAR-The Triumph of Steel ★★★ (2020-03-21 15:05:51)

「アンプの音量を下げるくらいなら死を選ぶ」こんな明言を残した男の中の男、ジョーイ・ディマイオはメタルの中のメタルを突き進んでいる。偽メタルに死を合言葉に、濃厚マッチョメタルを展開。並々ならぬメタル道を極める姿勢に信者が続出、今なお熱狂的なファンを生み続けている。
この音を聞け、重厚で切れ味鋭い任侠メタルの応酬に快感を覚える。中世ヨーロッパの英雄伝説になぞらえた、物語が見せるドラマティックサウンドに圧倒されっぱなしだ。一ミリのブレもない構造を伴ったヘヴィメタルサウンドは一種異様なほど際立った存在だ。

MARINO-FROM ALL OF US TO ALL OF YOU ★★★ (2018-08-09 10:09:01)

前作同様ダークス・スタジオで録音されたスタジオラスト作。
日本人好みのメロセンスやキャッチネスさもあるが、大谷令文のギタープレイには、どこかアーバンな大人の魅力があって、他のバンドとは違う魅力がマリノにはあった。
男性化粧品のタイアップソングにも選ばれた「BRAKE」もそんな魅力が感じ取れるからだと思う。
前作同様、重厚なマリノサウンドとドイツレコーディングが生みだす独特の空気は、メンバーの個性が互いに共鳴しあうことで成り立ったんだと思う。

MARINO-MARINOⅡ ★★★ (2018-08-09 09:55:32)

当時は大谷令文の人気は高くデビューアルバムのと2枚目のアルバムの間にソロアルバムをリリースしていた。そんな勢いはバンドをドイツのダークス・スタジオへと連れていく。
前作と同じくマリノらしい重厚なメタルサウンドは、2枚目にして既に王者の風格が漂い、浮つき始めたメタルシーンに一石を投じてるようだった。
それにしても皆がロスやサンフランシスコなどアメリカでのレコーディングが多いのにドイツを選んだというのが、いかにもマリノらしい、そりゃ爽やかな青空が似合わないバンドだったけどさ(笑)

MARINO-TARGET ★★★ (2018-08-09 09:45:57)

ストラトの魔術師とギター誌などで呼ばれた大谷令文のテクニカルなギターに注目が集まるが、マリノの魅力と言えば関西の重戦車と名付けられた重厚なリズムプレイを中心としたパワーと、キレのある演奏が魅力だと思う。
その魅力を表しているのが、バンドの代表曲「IMPACT」でしょうね。
1984年にリリースされたデビューアルバム。ルックス重視の音楽界に一石を投じる本格派のバンドが登場したと注目された。

MARK BOALS-Ignition ★★★ (2018-04-22 23:05:38)

繊細さと力強さを兼ね備えたマーク・ボールズの歌声には、本当に惚れぼれする。曲はオーセンティックすぎるのだが、マークの伸びやかで華麗な歌声が全曲を一段上に押し上げたのが凄い。シーンを代表するシンガーの一人だろう。

MARTY FRIEDMAN-Dragon's Kiss ★★★ (2018-11-01 21:02:12)

ジェイソン・ベッカーとコンビを組んでいる、カコフォニーとの共通点も多いソロアルバム。スラッシーで攻撃的な曲が満載だ。若さ任せの速弾きだけではない、エモーショナルなギターは唯一無二の個性を感じさせる。日本人の感性に引っかかる④や感動的な⑧など、マーティー節といっても大げさではない。

MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G. (2019-04-16 21:42:53)

叙情的なフレージングの凄味、その凄まじい気に圧倒されたギターキッズは多く、マイケルを神と崇める信者がいたのは間違いない。その男がマネージメントも刷新、新たな相棒にロビン・マッコリーを迎え成功するためのバンド運営に力を注いだが上手くいくことはなかった。
ベースはドッケンのジェフ・ピルソン、ドラムはキングダム・カムのジェイムズ・コタックと新顔を揃えるも、単調な歌声に難のあるロビンの悪い部分が目立つ仕上がりにガッカリさせられたファンは少なくない。
肝心の楽曲の出来も弱くSAVE YOURSELFよりは、まとまりはあるがPERFECT TIMINGよりも地味で全てが印象に残らない。完全な失敗作と言える。
これでマイケルは一気に信頼と人気を失うことにもなった。

MCAULEY SCHENKER GROUP-Perfect Timing ★★★ (2018-10-05 21:57:52)

日本では神を崇められた元祖ビックインジャパン、マイケル・シェンカーが3年間の沈黙を破りリスタート。新たに迎えたロビン・マッコリーの名前もバンド名に組み込んだ溺愛ぶりにファンはどよめいた。
そして蓋を開けたらAUTOGRAPHとの仕事を終えたばかりのアンディ・ジョーンズがプロデュースを務めるハードポップアルバムが出来上がってきた。信者が待ち望んでいたのと乖離した音楽性にファンは大ブーイング。指針となるBURRN!でも高い評価を獲得できず、ブーイングの声は一段と大きくなる。とにかく当時はボロカスだったね。

メジャー化したメタルフィールドにすり寄った駄作。トレンドメタルの急先鋒のような扱いをうける。その戦犯がロビンだった。いわれのない罪のなすり合い、はたから見てればそんな程度にしか映らない。ロビンの歌は個性的で美麗な泣きメロを唄っているよ。
マイケルだってヨーロピアン
…続き

MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself ★★ (2020-01-31 20:24:01)

アメリカで売れようとして大失敗した前作。ファンに対する背信行為ともいえるヴォーカルオリエンテッドな作風に落胆の声は大きかった。今作も中途半端な路線の楽曲が交互に登場するために印象は悪い。統一感に欠けた消化不良気味のアルバムになった。しかしだマイケルのギターに焦点を絞った楽曲のキレは素晴らしい。マイケルらしい叙情性に満ちたフレージングの構築をおろそかにしなかったのも正解。ソロも含めテクニカルなプレイを多く収録しているのもマイケルらしい。でもだSAVE YOURSELFが始まった途端、前作の不甲斐なさを払拭したとガッツポーズを決めたのに、この勢いを持続出来なかったのが残念。

MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-Bad Boys ★★★ (2018-10-09 00:27:03)

ロビンの太い声が似合うね、新生MSGにピッタリとロックナンバー。
これならラジオでもオンエアーしてもらえそうだ。
前作が不評過ぎて、このタイプは不満の槍玉にあげられた。
でもロビン&マイケル両者の特性が見事に融和している名曲なんだけどな。
この曲を楽しめないとアルバムも楽しめないと思う…

MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-Destiny ★★★ (2018-10-09 00:39:57)

アニメソングのような親しみやすさ、成功したならば文句も押さえつけれるが、売れなかったよな。
その空しさが裏で鳴り響いている乾いたロビンの歌声とマイルドさがポイント。
バンドとしては間違いなく成熟しているんだが、キメ手に欠けたアルバムを象徴するような佳曲。
この程度で満足しなければならないアーティストまでマイケルは落ちぶれた。

MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-Save Yourself ★★ (2018-10-09 00:31:23)

冒頭から弾きまくっているな。でもなんかシックリこない。
ソロも技術的に見ても最高峰。やっぱりこの時代のマイケルはらしくない。
その象徴のような曲だ。最高にクールな部分と最悪の不似合いさが共存している。

MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-Take Me Back ★★★ (2018-10-09 00:43:03)

欧州的な繊細さがメロディに編み込まれている。確かにライトでポップな作風だが悪くない。
このアルバムでしか聞けない曲だ。覚えやすすぎる歌メロはエンタメ性の高さを巧みに表現している。

MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-There Has to Be Another Way ★★★ (2018-10-09 00:33:40)

マイケルのギターが大泣きしているインスト。
この叙情性がマイケルでしょうよ。
このアルバムの他の曲ばかり褒めているけど、これが一番だろ。
短いインストにしたのは誰のせいだ!
もっと聞かせろ!!責任者でてこい!!!

MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself-This Is My Heart ★★ (2018-10-09 00:46:51)

前作パーフェクトタイミングに収録されても違和感がない。
アメリカン指向だがドイツで売れる為の仕掛けがほどこされている。
しかしマイケルのギターじゃなくとも成立する曲でもある。
これがMSGなのか…

MEAT LOAF-Bat Out of Hell ★★★ (2020-09-17 19:47:01)

ミュージカル育ちのハードロッカー、ミート・ローフのデビュー作。オープニングナンバーが始まった途端、ワクワク楽しいダイナミックなロックンロールショーが目の前で展開、底抜けに賑やかでショーアップされたサウンドは、地球を丸ごと飲み込むほど勢いがある。
コマーシャル性を取り入れつつも緻密にしてドラマティックな音作りに長けたプロデュースによって成功へと導かれた。

MEGADETH-So Far, So Good... So What!-Liar ★★★ (2020-02-14 20:23:37)

メガデスにしてはストレートでキャッチーな曲調に驚く。
世の中に蔓延る矛盾を嘘つきと罵る歌は痛快だ。
匿名性をいいことにやりたい放題の奴らに向かって叫ぼう。

METALLICA-Death Magnetic ★★★ (2019-03-12 20:34:10)

自らメタルフィールドから離れたメタリカ。多くのファンを落胆させたBURRN!誌におけるインタビューで、あのラーズが「最近はオアシスがお気に入りだよ」発言等など、もはや名前だけが独り歩きする大物になった。
時代に擦り寄り自らを失ったバンド。日本では今でも大御所扱いだが、アメリカでは実は過去の人だ。メタルの看板を背負ったバンドとしては、日本ほど大きな影響をもっていない。
つまんないアルバムを連発したメタリカ。ここにきてようやく原点を見つめ直す。リック・ルービンはデビュー時代を思い出せと何度もハッパをかけたというのだから興味深い。
ここには高速スラッシュもある、ドラマティックなスローナンバーもある、皆の思いを受け止めた結果だった。遅きに失したと言えば、それまでだが、これだけの大物が原点回帰を決め込んだ思いと腹の据わった行動は賛辞に値する。
メタリカは復活した。それだけで
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METALLICA-Master of Puppets ★★★ (2018-10-01 23:39:47)

音楽を聴くうえで一番不必要なものは先入観。食べログの点数を気にしながら飯食う奴の意見を当てにするかね?ここのお店は3.5だから美味いって言われても全然入ってこないよね。理論武装なんて何の役にも立たない、そんなもん後から幾らでもついてくるよ。
BURRN!のレビューみてCD買いにいく奴と同じだね。点数ありきの絶賛じゃ、誰も耳を傾けてくれないよ。嘆かわしい。

メタリカを語るなら間違いなくこれが一番。まだまだマイナーだったスラッシュメタル、メタリカの地道な活動がメジャーレーベルをも動かすことに、大手エレクトラとの契約。既に一部のファン層が楽しみジャンルの枠を超え始めたメタリカ。大がかりな宣伝の効果も功を奏し大成功を収める。

それは音そのものが表す説得力の凄さ、特に①から②の流れはヘヴィメタルの歴史に刻まれる程のインパクトだ。強力なスタートダッシュはメタリカのイ
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METALLICA-…and Justice for All ★★★ (2020-09-17 20:11:21)

まずドラムの音が硬い。物凄くシェイプされている。テンションの高い硬めの音に生々しさはあるのだが、今もって正解だったのかと言いたいがライブさながらの臨場感は伝わる。だからと言ってベースの音を小さくしたのは問題だろうよ。ギターもカッチカチになるまで叩きあげている。
こうして時が立てば、オープニングから恐ろしいほどメロディアスで細部に拘り綿密に音を積み上げている。それにジェイムズの唄を中心とした作風だったことに気が付かされた。
リリース時は聞き逃したが、スラッシュメタルという激しいスピードに重点をおいた音楽性だけにとどまらない、次のフェーズを見据えた新しいメタリカスタイルを堂々と宣言している会心の一撃だった。

MICHAEL KISKE-Past in Different Ways-We Got the Right (voice-over) ★★★ (2019-04-27 22:34:00)

キスク作曲の曲だから堂々とリメイク出来る。本来あるべき形になったといっても大げさではない。
熟成された唄声、輝きをましたキスクのハイクラスなパフォーマンスに惚れ直しました。

MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy-Systems Failing ★★★ (2018-10-09 00:58:36)

ゲイリーの歌をフォローするようにマイケルの弾きまくるソロが超絶クール。
そろそろ初期の曲をセルフリメイクしたアルバムを作ってほしいな。
こんな素晴らしい曲が知られていないなんて不幸だ。

MICHAEL SCHENKER GROUP-The Michael Schenker Group-Lost Horizons ★★★ (2018-10-09 00:54:41)

ゲイリー・バーテンの下手な歌に目眩がする。
ゲイリーショックを引きずるリスナーの目を覚まさせるマイケルのギターソロにぶっ飛んだ。
そしてまたゲイリーの歌が始まりずっこける。
MSGとは、その両極端を楽しむバンドなのだ。
そしてここで泣かせまくったギターを弾きマイケルは”孤高の天才”の名を頂戴したのだ。

MONTROSE-Montrose ★★★ (2018-10-03 22:22:39)

エドガー・ウインターバンドで活動していたギタリスト、ロニー・モントローズ。モット・ザ・フープルからの誘いを蹴ってまで始動させたのがモントローズだ。
当時は無名だったサミー・ヘイガーの野性的な歌声とロニーのハードなギターは、両者の魅力を存分に際立たせ、どストレートなハードロックサウンドを鳴らしている。トータル33分、代表曲が立ち並ぶ本作の聴きやすさはハンパない魅力だ。
プロデュースはヴァン・ヘイレンと同じくテッド・テンプルマン。だからなのか両者には共通する魅力があると思いませんか?ドライブ感のある音作りも類似たかしですよ。

MONTROSE-Paper Money ★★★ (2018-10-03 22:30:00)

期待のスーパーグループ。気合の入ったデビューアルバムだったが全米100位にもランクインせず商業的には失敗。作品のクオリティも高く清いくらいスパッと聞かせてくれるアルバムだったのに残念無念な結果。
結果がすべてのショービズの世界、早々と路線変更に舵を切ってはいるが、前作との類似性も高くサミー・ヘイガーもこなれてきたので歌が上手くなっている。
そのかいあって全米60位代まで駆け上る事に成功。前作の面影がある⑤が突出したイメージを植え付けるが、大人びた普遍的アメリカンロックへの歩み寄りが成功への道のりならばウケいれるべきだろう。これはこれで全然悪くないよ。

MR. BIG-Mr. Big ★★★ (2018-04-07 02:29:18)

テクニカル集団によるスーパーバンドだったMR. BIG。売れるほどにソフトロックバンドに変わっていったけど、ここでは親しみやすさを持ち込んだ、玄人も喜ばせるスタンダードなロックを聞かせていた。英国寄りだが泥臭いブルース風味も漂わせたのが、このアルバム最大の魅力だろう。

Mr. Big ★★★ (2018-04-07 02:29:18)

テクニカル集団によるスーパーバンドだったMR. BIG。売れるほどにソフトロックバンドに変わっていったけど、ここでは親しみやすさを持ち込んだ、玄人も喜ばせるスタンダードなロックを聞かせていた。英国寄りだが泥臭いブルース風味も漂わせたのが、このアルバム最大の魅力だろう。

NIRVANA-Bleach ★★★ (2018-10-02 00:13:12)

シアトルのインディレコード、ボブ・サップからリリースされたデビューアルバム。最初に反応が上がったのはイギリスからだった。
突貫工事のレコーディングだからか、非常に生々しい音がパッケージされているのが興味深い。リアルなサウンドはアレンジも含め既に非凡なセンスを感じさせ、特にショッキング・ブルーのカヴァー⑤の料理の仕方を聴いてもらえばご理解出来るだろう。

混沌とした時代に生まれたジェネレーションX世代の若者たちから絶大な支持を受けた時代の寵児。そのニューカーマーを受けれたのがイギリスだったという事実がすべてを物語っている。
有形無形のプレッシャーに押しつぶされる若年層のはけ口になる様な音楽性、激情が暴れる荒々しい音。その奥で鳴り響くのが親しみやすさだというのだから売れる要素も高いよね。

OUTRAGE-Outrage(1987) ★★★ (2018-07-02 22:47:17)

メタリカに影響を受けたバンドと雑誌に書いてあった。その書評通りの音楽性だがクオリティでは負けていない。IT'S PACKED!5曲入りライブ盤にボーナスとして収録されたのは大事件だったろう。
幻の自主製作盤。その仕上がりっぷりに震えあがるぜ!

OUTRAGE-The Final Day ★★★ (2018-03-28 20:39:26)

アクセプトのステファン・カウフマンがプロデュースを担当。日本を代表するメタルバンドからワールドワイドなサウンドへと変貌。
これがアウトレイジの音だと声高に叫んでいる。痛快極まりないアグレッシブなアルバムだ。

OUTRAGE-The Final Day-My Final Day ★★★ (2018-03-28 20:36:12)

ハードコアパンクスなムードもある激烈スピードメタル。アルバムのスタートに相応しいこと、この上ないね

OZZY OSBOURNE-Bark at the Moon ★★★ (2019-01-20 15:32:46)

ランディの死後、多くのギタリストを試したオジー。バーニー・トーメもいれば、ジョージ・リンチもいたが、後任の座に就いたのが日系人のジェイク・E・リー。ツアーで鍛えたリズム隊のコンビネーション力や楽曲面など初期の2枚を意識して作られたアルバムだけに違和感はない。それよりもジェイクのL.Aのクラブシーンで鍛えた派手でフラッシーなギターは新鮮だった。彼を選んだ功績の大きさは、良い曲を書けたという事実にある。難しい後任問題、重要な時期だけにマネージメントは素晴らしいギタリストを発掘した。

OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz ★★★ (2018-04-05 02:15:21)

リズムセクションをロバート・トゥルージロとマイク・ボーディンの演奏に差し替えられた事でも有名なアルバム。ランディ・ローズが悲劇的な死を遂げ神格化されすぎているのが気になる。優れた作曲家だがプレイヤーとしての実力はそこまではない。しかしオジーの引き立て役としては最良の人材だった。そしてオジーもランディを輝かせる人物だった。二人が並ぶ事とでお互いを光らせる奇妙な関係性。それがこのアルバムを後世に語り継がせる原動力になっている。

OZZY OSBOURNE-Diary of a Madman ★★★ (2019-01-20 15:05:25)

デビュー作から間髪いれずリリースした2枚目。一時期は引退を考えたオジー。前作の成功を肌で感じ完全に息を吹き返した。抑揚のない唄い方は、上手いとは言えないが個性は十分。サバス時代のイメージを上手く引きずり悪魔的な要素を倍増させた。
楽曲、演奏、アレンジと全てが前作を上回りオジーとランディの間にある強固なケミストリーを感じた。それだけにランディ非業の死を悔やまずにはいられない。

OZZY OSBOURNE-No More Tears ★★★ (2018-03-28 16:32:42)

デビューした時は金髪のイケ面ギタリストだったザック・ワイルド。その後は、名前の通り毛むくじゃらの粗暴な容姿に変わりましたが、ギタープレイも容姿に引っ張られるようにワイルドに変貌。サザンロック調のナンバーもあったりと、オジーのどの作品とも違う印象が強いです。とにかく技術はあるが技巧的な面よりも力技を聞かせるプレイヤーにザックは成長した。
豪快なギターが暴れるメタルアルバムなのに、BURRN!!の記事に触発され感傷的だと言い張る一部のファンがいる事でも知られています。これを進めてくるオジサン達は異口同音で同じ説明をしてくる。勘弁してくれい。記事を自分が見たように言われるのは本当にキツイ。

OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked ★★★ (2019-01-20 15:52:11)

リリース時、このアルバムの評判は今ほど高くなかった。コマーシャル性もあるしメタリックな要素も高まったが、全てが中途半端でツメが甘いという論調が強かった。
無名のギターを発掘したオジーサイドの眼力の鋭さに毎度、驚かされるがザック・ワイルドのキレのあるメタリックなギタープレイは新時代を迎え討つに相応しい人材だったと言えよう。何度聞いても①のリフとフラッシーなソロにはゾクゾクさせられる。ド派手な印象が強い新生オジーサウンドのカギを握るのはザックだけではない、ランディ・カステロの豪快なドラムは見事な援護射撃を喰らわしていた。

OZZY OSBOURNE-No Rest for the Wicked-Miracle Man ★★★ (2019-03-08 20:02:59)

皮肉たっぷりのシニカルな歌詞もオジーらしいのか?自分を攻撃した奴らに一撃を喰らわしたね。ここで聞けるザックのソロは、彼のベストテイクだろう。長い金髪を振り乱す天才ギタリストが、数年後に、あんなホームレスさながらの野人に変貌するとは、この時は夢にも思わなかった(笑)世間が軽い軽いと非難するドラムも、この乾いた音だからバッチリ合うと思うんだが…

OZZY OSBOURNE-Ordinary Man (2020-06-15 02:31:11)

二度目の引退発言もあるが、にわかには信じられない。シャロンが辞めさせてくれるかね(笑)

それにしても、わざとらしいくらいメディアが口をそろえ大絶賛。これもにわかに信じられない。莫大な広告料と、アクセス数稼ぎが目に見えて辛い。それもこれも結果が伴えばいいけど…

とてもじゃないがダフ・マッケンガイにギーザーのグルーブも、ボブ・デイズリーの魅力的なラインをなぞるなど不可能。役者不足感がハンパない。ものを知らなければ気にならないかもしれないが、メタルに対する一般常識があれば受け入れられない抜擢だ。
昔、喜国さんの漫画であったよな。ヴィヴィアン・キャンベルがデフ・レパードのギターになると予言したネタがね。

この世の中には、作品の質よりも大切なルールがある。バンドの見栄えも重要。インスタ映えって奴だ。好き嫌いと、技術に対する批評は別の次元。そこを聞き分
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OZZY OSBOURNE-Prince of Darkness ★★ (2020-01-26 18:11:24)

これは1984年に日本向けにリリースされた企画EP。目玉はA面収録のランディ・ローズの未発表曲「You, Looking At Me Looking At You」とジェイクの未発表曲「One Up The 'B' Side」が聞けること、ランディの曲は地味だがシンプルな奏法だけに、ランディのファンにとっては、一音に魂を込めるジェイクのプレイに感動できる。
ジェイクは、やっぱ若いよ。これは上手い下手の話じゃない。時代の違いを感じる。趣旨が違うんだよね。

B面はBark At The Moonの Live Versionが聴けるゾ‼

OZZY OSBOURNE-Speak of the Devil ★★★ (2019-01-20 15:19:54)

ランディの死を乗り越えツアーに出るしかなかったオジー。アルバムを売れていたし止めるわけにはいかなったのだろう。バーニー・トーメを代役にツアーに出るも、トーメはオジーとの仕事を続ける気になれなかった。そして次に代役を探すべく、シャロン・オズボーンが白羽の矢を立てたのがブラット・ギルズ。すでに自分のバンドでデビューも決まっていたブラットが後任とは、不思議な人選であり裏にどんな画作があったのか知らないが、今となっては非常に面白い人選になった。

ベースもドラムもオリジナルとは違うしランディもアイオミとは違うが、それでも各自がリスペクトした演奏を行い。イメージを壊していない。オリジナルのラインナップに出せた重厚なサウンドは薄れたが、若々しいプレイヤーによるソリッドでメタリックな演奏は、オジーのバンドがやるサバスの曲として面白い。なにより、この声あってのサバスであり、歌の上手さでは計り
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