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80年代 | 90年代 | B | NWOBHM | ドラマティック | ブリテン | 叙情/哀愁 | 正統派BLITZKRIEG
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Judge Not! (失恋船長)
Absolute Power (失恋船長)
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Ten (失恋船長)
Unholy Trinity (失恋船長)
Unholy Trinity (うにぶ)
Unholy Trinity (せーら)
Ten (せーら)
The Mists of Avalon (せーら)
Unholy Trinity (めたりーまん)
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Judge Not!
英国のベテランバンドによる2018年リリースの最新作。地道な活動ながら2001年に再結成後、5枚もオリジナルアルバムを作っているのだからマニアにはありがたい存在です。
完熟したブライアン・ロスの歌声、どんよりとしたダーク系のサウンドにピッタリと似合っています。ブリティシュロックのもつ翳りと憂いをダークテイストで味付けした音楽性、それをトロ火でじっくりと煮込んでいるんだからね。陰気臭さも倍増ですが、今回はメリハリをつけるように③のようなJPタイプの疾走ナンバーも放り込み、今まで以上に革新的な意欲と伝統美を守る気概を感じる。相反する要素だが、揺ぎ無きNWOBHM精神が全てを飲みこんでいるので問題はない。むしろ今の時代に嘘のような、オッサン臭い暗黒系のNWOBHMサウンドが聴けるのだからマニア泣かせですよ。
ここにきて全盛期の勢いに肉薄するような質の高い作品を世に送り出した。ベテラ
失恋船長 ★★★ (2018-10-05 15:50:51)
Absolute Power
なかなかメンバーは固定されないがコンスタントに作品をリリースしていた英国のベテランバンドが前作から4年ぶりにリリースしたフルアルバム。オープニングからシンプルでアッパーな楽曲が飛び出し掴みはOK。前作よりもパワフルかつストレートな曲調を主体とした楽曲は聴きやすさも手伝い初見の視聴感は上々だ。とは言いつつも似たようなテンポの疾走ナンバーが続く為に、飽きるのも速いという欠点はあるが、気分に合わせチョイスして聴けば問題はないと思います。
ブライアン・ロスの雰囲気ものの歌声が英国的なムード満点の楽曲に乗るだけで、それは強烈な個性となりビッカビカに輝いてるから不思議なものだ。例えJP風味のナンバーがあろうともロスの個性により、全てを退けさせるのだからマニアならずとも楽しめる要素も大ですね・時代遅れな昔のスタイル、それは生産性のない過去の再構築なんだが、普遍的なHM/HRを伝え続けることの重要
失恋船長 ★★★ (2018-07-22 13:40:27)
The Mists of Avalon
The Mists of Avalonというタイトルのファンタジー小説があるのだが、今作はその物語を題材としたコンセプト色の強いアルバムなのだろう。特にオープニングの①なんで20分もある組曲形式だから、その気合いの入りようが分かるでしょう。
とは言いつつもNEAT RECORDSなんで音質は期待できないから不発弾で終わるのが残念。全般的にメリハリがないのがね。それでも前作にはなかったへヴィなミドルナンバーもありと作品として迫力は倍増、ポップでキャッチーなメロディを沸々と燃え上がる、ブライアン・ロスらしい歌い回しで自分色の染め上げる姿には一日の長を感じ、どこかで聴いたことのあるフレーズがあったとて、気にならないと思わせる手腕に引き込まれますね。
パワフルなへヴィメタルサウンドに持ちこまれる森の奥深くに立ちこめる霧、そのモヤモヤ感と独特のメロセンスが、このバンド最大の魅力だろう。
失恋船長 ★★★ (2018-07-19 13:31:14)
Ten
1991年に『Ten Years of Blitzkrieg』というタイトルのEPをリリースしている彼ら、今作はそのアルバムにセルフリメイク作に新曲を5曲追加してリリースされたもの、国内盤は当時ブイブイと言わせていたPony Canyonからリリースですから驚きですよ。そんな企画モノですが、彼らの初期の楽曲が簡単に聴けたりと悪くはないが、どちからと言えばコレクター向けの一品と言えよう。
でも8曲目のタイトルがSATANのデビューアルバムと同じ『Court in the Act』とか見つけちゃうと、聴きたくなるんですよね。
失恋船長 ★★ (2018-07-19 13:13:08)
Unholy Trinity
デビューが遅かった為にイマイチ認知度が低いNWOBHMなサウンドと裏テーマとも言えるキャッチーさを引っ提げた音楽性は完全復活と呼ぶに相応しい再始動フルアルバムとなった。
全17曲入りの為、どうしても中だるみはあるのだが、一曲の完成度は高く、英国的憂いのあるモヤモヤサウンドと主役たるブライアン・ロスの沸騰型ヴォーカルもガッチリと噛みあい独特の世界観を醸し出す事に成功。怪しげなホラーテイストも懐かしい響きだ。
短いSEも込みで17曲、その割にランニングタイムは短めの58分なのだが、それでも長尺を感じさせるCD時代の欠点みたいなものが、最大の評価を分けるでしょう、意外と拝借フレーズも多めだったりするのも気になるだろう。
しかし95年に、往年のサウンドで帰還した事実は、相当な勇気と覚悟がいる事だったろうに、完全に時代遅れの音だもんね。
これ以降、活動をコンスタントにとはい
失恋船長 ★★★ (2018-07-19 12:59:46)
Unholy Trinity
めたりーまんさんのおっしゃるように、ブライアン・ロスの声が変わっていないのが、ちょっと感動です。むしろ歌、上手くなってますね。
まさしくブリティッシュ・ヘヴィ・メタルであり、NWOBHMの頃の空気を'90年代に蘇らせています。
楽曲の質も総じて高く、メロディアスでスピーディーで、そして妖しい雰囲気がたっぷりです。
ただ、けっこうどこかで聴いたような歌メロが多くて、「これはモロJUDAS PRIESTだし、これはASIA? これはオジーだよなぁ……」みたいな、英国出身の大御所たちへのオマージュが目立つのが微妙といえば微妙。まあ、笑って許せる範囲ですが。
うにぶ ★★ (2007-06-20 23:28:00)
Unholy Trinity
グロッキーなジャケットの2nd。
アルバム2枚分はある曲の多さには辟易するけど、ブライアン・ロスが自身の復活劇に熱くなっていることが見て取れ、まぁ微笑ましくもあります。
1st収録の「PULL THE TRIGGER」の第2章「HAIR TRIGGER(PULL THE TRIGGER PART2)」で幕を開け、NWOBHM出身らしい、スピーディーで覇気のある楽曲がその後どんどん続きます。それにしても15秒ほどの超つまらんインストが2曲も収録されているのは何・・・?
それなりに品揃えの良い中古CD屋に行けば、国内盤で転がっているのを見つけられると思います。
なかなかの秀作。このバンドはホント、ハズレなしです。
せーら ★★ (2005-05-31 21:06:00)
Ten
91年に出たミニアルバムを肉付けした3rdアルバム(96年)。
彼等には珍しく、時代を反映させたアレンジもありますが、基本はやっぱり愁いのある正統派HM。今回はMAIDEN張りに合唱出来る曲もあり、大満足。
このバンドには、ホント感心させられっぱなしだ。彼等は今後も期待を裏切ることなく、伝統を重んじた優れた作品を作り続けることでしょう。頑張れ!
せーら ★★ (2004-11-30 05:27:00)
The Mists of Avalon
98年発表の4thアルバム。アルバムジャケットは城に向かう途中例の虫に出くわしビックリする騎士、の図。
アーサー王物語をテーマにしたと思われるTOPの「THE LEGEND」は、5つのパートから成る、トータル20分にも及ぶ超大作。1曲1曲が独立していて、所謂プログレッシヴ・ロックの大作ものとは一線を画しています。
これがもうとてつもなく素晴らしいのです。頭のてっぺんから尻尾の先まで哀愁&ドラマティックな構成で、その手の音に眼がない人にとっては鳥肌モノでしょう。「BLITZKRIEG」「INFERNO」等を凌駕する英国産正統派HMの名曲中の名曲と言えます。
2曲目以降も哀愁味溢れる佳曲が目白押しで、ブライアンの名がクレジットされている曲に関しては捨て曲一切ナシ。哀愁哀愁また哀愁で、もう堪んないです。若干詰め込みすぎの嫌いはありますが...。
しかし暗黒の90年代にも
せーら ★★ (2004-02-28 02:19:00)
Unholy Trinity
フルアルバムとしては2枚目。
95年だってのに80年台初頭となんら変わらぬブライアン・ロスのVoと
正統的なブリティッシュHMの数々。
キャリアが長い割に楽曲のクオリティは全然落ちません。←元々ちょっとイモ臭いんですけどね(笑)
昔の曲も入ってたりしますが違和感ゼロ。
1.4.5.7.12あたりは何度聴いても良いですね。
あ、VENOMに復帰したクロノス先生が"COUNTESS BATHORY"で唸ってます(笑)
めたりーまん ★★ (2004-01-16 23:47:00)
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