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ヘヴィメタル/ハードロック
アーティスト分類-ABC順
S
SACRILEGE(UK)
Turn Back Trilobite (1989年)
解説
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1. Father Time (Beneath the Gaze), 2. Silent Dark, 3. Soul Search, 4. Awaken (Suryanamaskar), 5. Key to Nirvana, 6. Into the Sea of Tranquility, Parts I, II, and III, 7. Equinox
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. kamiko! ★★★ (2020-07-04 16:41:09)
英国産ドゥーム寄りHM1989年作
この作品はよくドゥームメタルとして紹介されているが、サイケ要素は無くあくまで正統派HMにスローリフを取り入れた感じだ。
とはいえ、ミドルテンポでヘヴィに聴かせる正統派HMとは若干肌色が異なるという、なんども説明し難いこの時代としては異質な音楽性だ。
過去にハードコアやスラッシュをやっていた影響も感じられないでもないが、むしろバラード調の泣きのギターが登場したり
ツインリードで聴かせるリフが登場するなど、より正統派路線にシフトしている上、リフやギターワークで聴かせようという意欲が見え隠れする。
まあ、大きな特徴はLynda Thompsonの女声ヴォーカルなんですが、高い音程を取るのが少し苦手なんでしょう。女性ヴォーカルが際立つワリに
音痴(失礼!)なんですよ。そこをキュートな声質がかろうじてカバーしているという感じ。
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2. 失恋船長 ★★★ (2022-12-03 12:47:02)
アルバム毎に音楽性が変るバンド、今作もモデルチェンジをはかり聴き手を驚かせている。アルバムタイトルを直訳するならば、三葉虫を元に戻すという意味になる。これこそが今作のテーマであり音楽性の変更の意味にも繋がる。
所謂ドゥームロック的なアプローチに進むのだが、それは北欧のCandlemassなどの息吹にも似た感覚があり、メタルバブルの終焉を尻目に、全く違うアプローチでシーンを切り開こうとした、その気概と先見の明には目を見張りますね。
単なるサバスフォロワーのような安直な手法をとらない確信的なアプローチ、ウネリを挙げるファットなギターは鋭く聴き手の感性を抉り、地を這うだけではないギャロップビートで攻撃性もアピール、初期のダーティさもあったスラッシュビートは一切出てこないので寂しさもあるだろうが、当時としてはまだまだ未開の地である90年代型のシンドゥームロックへの布石となる音楽性を高
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