②The Poodles - Metal Will Stand Tall オリジナルはミッドナイトサンの曲 ヤコブ・サミュエル繋がりでカヴァーしたら本国でスマッシュヒット なんか複雑な気分ですが このヴァージョンを聴くとミッドナイトサンのアルバムを見直して欲しくなる メタルマシーンは名盤だった
③SAXON - Altar of the Gods 伊藤政則と狂信的な信者達のせいでウケが悪いアルバムから 2曲目に飛び出すスピードナンバー 懐かしい時代の空気感を名一杯吐き出しつつも けして昔の名前では出ていないサウンド これでけなされたら可哀想だよ イケイケドンドンです 淡泊なのは昔からです
④Quiet Riot - The Wild And The Young 売れるだろう 売れそうな匂いがプンプンする 狙いすぎだが上手いことやっている ロックのもつ豪快さと売れそうなメロディ 実にハツラツとしていますねぇ 渋谷陽一が提唱した産業ロックという言葉 バカが真に受けて踊らされていたことを思い出す 売れなきゃ契約打ち切られるだろう メジャー流通した時点で産業ロックなんですよ
⑤ANNIHILATOR - Armed To The Teeth イントロからテンションあがりますよ 豪放磊落とはこういうことを言うのだろう 四の五の言わずに理屈抜きで楽しむのが一番 仕掛けは多いが難解ではない ストレートさとテクニカルさの黄金比 これくらいで聴かせる腕利きのメンツに唸る
⑥UFO - Night Run 洒落てますモダンですなぁ ドンシャリサウンドも懐かしい この時代ならではの音色です 少々やり過ぎですがヒット狙いましたよね アトミック・トミーMは売れ損ねたね
⑦原史奈 - Lost Memories 忘れた頃にまだまだ聴いています 哀愁のJーPOP もうこの歌声に慣れました 彼女が出演する相棒や臨場など見たくなる
⑧Yngwie J Malmsteen - Fire in the Sky NEVER DIEというアメリカンナイズドの極地のような 速いだけの曲をだし失望したのですが このアルカトラス時代を想起させるクラシカルなサウンドで溜飲も下がりました でも世間的には人気ないんだよなぁ テンポが速い遅いなのかねぇ これぞイングヴェイなんだけどねぇ ムチャクチャ好きな一曲です
⑨Michael Bolton - Wait On Love 大人の魅力に富んでいますねぇ 遊び心もそこそこにマイケルの熱の籠もった歌声が シャレオツサウンドと踊っています 日本ではこの手の曲を歌うアーティストは成功しませんねぇ 大好きなのにねぇ
⑩DON DOKKEN - When Love Finds a Fool ドンとグレン・ヒューズの共作 バッキングヴォーカルでグレンの歌声も堪能出来ます 哀愁のバラード そしてのちにドン・ドッケンバンドのアルバムに収録された デモではグレンが歌うヴァージョンが出回ることに ヴォーカルアドバイザーとして付いていたという噂が真実になった 完全復活直前のグレンである
①HELLEN - Talon Of King 奇跡のCD化で再発された関東様式美メタルの雄 ヘレンのEPに+1曲でCD化された時は歓喜しましたね テープでダビングしたヘロヘロのもんしか持っていなかったから 奇跡のCD化でしたがアナログの板起こし マスターテープが使い物にならなかった悲劇 元のレーベルも潰れたしね もはや再発は不可能だろう 数万円の規模の取引も状態化している幻の一品です でもその価値はある 今後は値上がりする一方だろう 軽やかなキーボードが世界観を無限に広げ 攻撃的なギターワークがその世界観を縦横無尽に駆け抜ける 地を這う強靱なリズムプレイはテクニシャン そこに繊細なメロディを大切に歌うリードヴォーカル 日本人の愛するサウンドがここにある 甘口具合も丁度良い
②Ritchie Blackmore's Rainbow - Live At Monsters Of Rock 2016 突如アナウンスされたというか遂に噂が実現したと言えるリッチー・ブラックモアもハードロックサウンド ルネッサンスの世界へ籠もったマエストロが新メンバーを引き連れ復活 ロニー・ロメロが歴代の名曲を見事に歌いきりました 演奏は危なっかしいスリルに満ちている これが最後の動くリッチー・ブラックモアによるハードサウンドだろう 一応配信で新曲だしたが成功とはいかなかった それでもワタクシはこの動くリッチー・ブラックモアを拝めて良かったと思っている 彼がかつて歌ったセカンドハンドヒーロー それがリッチー・ブラックモアである