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Vanadium Tribute / FIRE TRAILS (失恋船長)
ひょうたんからこま / バラッド '77〜'82 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
ムクが泣く / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
今日の10曲 (失恋船長)
ステレオ太陽族 / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)


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Killing Is My Business... and Business Is Good! / MEGADETH

本当に自分がどうしようもない状態に陥ったようなときに聞くと莫大なカタルシスを感じられる。

AMASAG ★★★ (2024-10-06 22:43:20)


Vanadium Tribute / FIRE TRAILS
イタリアのHM/HRにおいて黎明期を支えた伝説のバンドVanadiumその屈強なサウンドは、伝統的なスタイルを堅守するものであり、正統派メタルファンに取っては頼もしい限りでしたが、メタルバブルが隆盛を極める80年代末期にメインストリーム寄りのサウンドで勝負。結局は負け組となりシーンから姿を消す。90年代に一瞬復活するもバンドは凍結されてしまった。

そのイタリアンメタルの雄、我らがVanadiumが返ってきた。厳密に言えば、新たなるプロジェクトだが、シンガーとドラマーの声かけで実現した再始動バンド。結局シンガーのジュゼッペ・スコット・ディ・カルロことピノ・スコットだけ残ったが、彼は看板シンガーだったので、あの声があればVanadiumという事になる。新曲は3曲のみ、あとはVanadiumのカヴァーという、アルバムタイトル通りの内容。それだけに、変則的な形ではあるがベストアルバムのような出で立ちとなったが、このバンドを知らない人には最適の一枚となるだろう。

懐かしきハモンドオルガンの音色。そこに絡むメタリックなギターとワイルドなドラム、ベースは賑やかなサウンドを裏で支え王道路線を皆でキープ。2005年にリリースされた今作だが、その背景を考えただけでもニヤリとさせられる。

商業誌がアメリカで売れているオシャレロックを前面に押し出している時代に、既に地下では、こういうトラディショナルなメタルが復権するムーブメントが起こり、思考停止しているメディア論者以外の耳には確実に届いてた。
このバンドがかき鳴らす古典ロックの旨味。その実直な姿勢は少々、声に衰えを感じさせるモノだが、サウンドは鮮度があり巧みに打ち消している。ある意味、リアルな等身大の姿を反映させた。それだけに、リヴィングレジェンドとかしたピノの歌声はイタリアンメタルシーンの生き字引として、高らかに噛みつきシャウトをかましてくれる。

変則的な形故に、正統なアルバムとして認めるのは難しいが単なるカヴァーアルバムで括るのも違う。やはりメンツも時代背景も違うからだ。でも高らかになるハモンドの音色を聴かされると、細かいことなどどうでも良い。
この古典ロックを全身で浴びればよいのである。ワカチコワカチコ楽しんだモノ勝ちだ。配信盤がなさそうなのは残念だが、本家はあるので、是非とも正統派メタルファンのマニアはVanadiumに手を出して欲しい。

失恋船長 ★★★ (2024-10-06 14:39:04)



ひょうたんからこま / バラッド '77〜'82 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
1980年6月"ジャズマン"のB面としてリリースなるも収録アルバムは本作と"すいか"のみ。ムクちゃんこと関口和之作詞作曲&ヴォーカルのBEATLES色濃厚なバラードですが"恋なんかなりゆき いつだって Hope your good luck"と桑田がLEON RUSSELL風に掛けあうパートが良いアクセントになっています。原坊のコーラスも加わり全体に心地よい雰囲気で"せめてCまでの関係"まで行ったのか否かが気になりますね。

MK-OVERDRIVE ★★ (2024-10-06 02:25:55)



ムクが泣く / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
貴重な一曲です。"ジャズマン"のB面"ひょうたんからこま"同様、桑田とは青学時代から腐れ縁というムクちゃんことベーシストの関口和之をフィーチャー、もちろん彼の作詞作曲&ヴォーカルのデリケートなフォークロックバラード。タイトルはBEATLESの"I'LL Cry Instead"をパロったそうで。英語詞が多い中でも"Why am I so shy"と自身のキャラを語る所が印象に残りますね。

MK-OVERDRIVE ★★ (2024-10-05 02:26:40)



今日の10曲

『胸キュン/胸熱ロック 87』10選



①Impellitteri - Power Grab
激しいツーバスのリズムによって導かれるドメタル
こういう曲をやってきていないインペリテリ
常に彼はグラハム時代の幻影と闘ってきた
特にポニーキャニオン時代は同じような作風を連発して求心力を失う
あれは日本側の意向だろう
流石はフロンティア
先行された曲はどれもがトラディショナルなサウンド
そこに閃光の如きソロが彩る
それでイイ
これが聴きたかった




②加瀬竜哉 - Magic
彼が作ったソロ名義のアルバムは歴史に残る名品だった
しかしメディアからのフォローもなく
時代的に最も厳しい背景の中でメロディックメタルをやってくれた
坂本英三と村上宏之の協力を得て作り上げたアルバム
こういうアメリカンでキャッチーな楽曲を作る手腕に脱帽
ギターにベースにキーボード
作詞作曲能力がありエンジニアとして飯を喰った
才人だった
彼の名がメタルシーンに刻まれないのは無念である




③ダンプ松本 - Trouble Maker
Netflixのドラマ効果は凄いね
あの珍品が配信されるとは
44Magnumが手掛けたハードナンバー
こういう哀愁のメロディが映えるミドルの場合
ポールは乾いた声で魅力的に歌い上げてくれる
彼の歌声が聞こえてきそうだ
それにしても凄い歌声だ
ここまで聴きすすめるとマシに聞こえる






④BREEZE LEAST - SCREAM
一部のマニアから愛される国産様式美メタルバンド
ネオクラではないクラシカルなフレーズとロック然とした力強さ
そのサウンドに負けない表現力豊かな女性シンガー
才能溢れるギタリストとシンガーの融合は
1stアルバムを確実に越えている
リメイクが多いのも不満にならない
この曲だってそうだろう
フーガロックここにあり
友人の持つCD-R音源をリッピングしたやつしか持っていないので
正式なヤツが心の底から欲しい
少々高額でもワシは買うぞ





⑤ANTHEM - THE NIGHT WE STAND
ロンドンでレコーディングされたアルバムから
トニー・タヴァナーのプロデュースとロンドンの影響もあるのか
いつもよりも英国メタルに聞こえる
こういうシャッフルナンバーもクールでカッコイイ
世間的にこのアルバムの洋也はイマイチという意見が多いのだが
それは全くの嘘である
ここでも魅力的なソロを弾いている
裏で鳴るキーボードも効果的なんだよな
森川之雄もカッコイイ
今のアンセムに足りないモノが確実に存在している






⑥中間英明 - Last Battle
映画ふうせんのサントラに収録されているインストナンバー
加藤雅也が主演のヤクザ映画だったはずである
ハードでメロディアスなインストナンバー
中間の叙情的なフレージングを存分に味わえる
彼独特のタイム感が独創的な音色を奏でている
ある意味○○の影響下にあるが
それを咀嚼して自己流に昇華しているからカッコイイ






⑦SEBASTIAN BACH - Crucify Me
SKID ROW時代を意識したソロアルバムから
モダンな味付けはSKID ROWの3枚目のアルバムに似ている
浮遊感のあるメロディを彼独特の歌声でメロディックに歌い上げる
その華やかさとダークテイストが上手く合致
ヘアメタルを否定してきたのだからこういう曲が似合わない分けがない
誰が聴いても華のあるミドルナンバー
古さに埋没しない手法は絶対に評価すべき
誰が聴いても鮮度のある曲である
速いだけの曲なんてつまらん







⑧MICHAEL SCHENKER - Love To Love
アクセル・ローズが歌ったリメイクヴァージョン
オリジナルよりも空間演出を強めた一曲
テクノロジーの発達がよりドラマ性を高めた形になった
それにしてもアクセル・ローズが目立たない
彼はこの仕上がりに満足しないだろう
インストパートの緊迫感と美メロ美旋律の数々に焦がれる




⑨Cyntia - Return to Myself~しない、しない、ナツ。
売れないとイケないプレッシャーをヒシヒシと感じさせる
浜田麻里のヒット曲をカヴァー
チョイエロを挟んだPVも作ったが大ヒットとはいかず
絶対にギターの娘は不満そうだもんぁ
このバンドはドラムが上手いのよね
シャープにスパーンとキレる








⑩花冷え。-我甘党- (WE LOVE SWEETS)
日本よりも海外で火がついたメタルコアバンド
2.5次元キャラ全開のビジュアルを活かした女性だけのバンドだが
サウンドは一流
グロウルとカワイイギャルが交互に登場するパフォーマンスは海外でもウケるだろう
BABYMETALに続け
でも日本ではどれだけフォローされているのか?
こういうサウンドは好みではないオジサンでも応援はしたい
少なくとも邪魔はしたくない

失恋船長 (2024-10-04 08:20:05)



ステレオ太陽族 / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
フェイドインで始まりフェイドアウトで終わる1分半のタイトルトラックです。ブラックコンテンポラリー風でもあり(日本で言う)AORっぽさもあるスローな16ビートが叙情的でカッコいい。1988年"男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日"挿入歌になりました。踊る女性に一目惚れした男の歌、長い尺で聴きたいですね。この曲調、ハードにしたら"SKIPPED BEAT"に繋がりそうな気が…。

MK-OVERDRIVE ★★ (2024-10-04 01:40:34)