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Birth of Malice / DESTRUCTION (失恋船長)
今日の10曲 (失恋船長)
夏しぐれ / 青春の記憶 / THE ALFEE (MK-OVERDRIVE)
The Descending / United States of Anarchy / EVILDEAD (火薬バカ一代)
I Surrender / US1 / HEAD EAST (失恋船長)
Since You've Been Gone / Head East / HEAD EAST (失恋船長)
This Could Be You / Citadel / GUILD OF AGES (失恋船長)
Decade of Decadence '81-'91 / MOTLEY CRUE (失恋船長)


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Birth of Malice / DESTRUCTION

モダンという言葉とは無縁の真正スラッシュメタルを現代に継承するホンモノのスラッシュメタルバンド。我らがシュミーア率いるバンドの最新作。挨拶程度のイントロから怒濤の激音は、堰き止める方法など不可能と言わんばかりに雪崩こんできます。凄いな。ただその一言で十分なのですが、切り刻まれるリフと押し上げる強靱なリズム、その上でシュミーアは鋼の咆哮でバンドの顔は誰かをハッキリとさせてくれる。
その歌声を切り立ててくれるのが流麗に奏でられるリードギター、何度でも全身で浴びたくなるスリルに満ちあふれたリードプレイはメロディの練り具合も素晴らしく、ワクワクゾクゾクとさせてくれる。その勤勉なるギターワークを喰うほどシュミーアとブラックのリズムプレイは素晴らしく、このスラッシュメタルサウンドにエネルギー源となり、破壊の象徴としてビルド&スクラップを繰り返している。

余計な言葉で行間を埋め尽くしたくない。ただただ聞き入りましたね。自分たちが積み上げたキャリアと先達するバンド群からの影響を見事に唱歌しています。ラストに収録されたACCEPTの名曲が違和感なく溶け込んでいるのが全てを物語るだろう。鋭利に研ぎ澄まされたメタルの流儀、スラッシュメタルの枠を越えて全メタルを支配するが如きエキストリームなエナジーを秘めている。

リズムセクションも鬼だけど、ギターワークもまぁ、何度もリピートさせる魅力があるよねぇ。殺られました。お見事です。

今や最も信頼出来るバンドとなった彼ら、

失恋船長 ★★★ (2025-03-11 20:24:47)



今日の10曲

『胸キュン/胸熱ロック 113』10選



①Praying Mantis - I Surrender
ラス・バラードの曲をNWOBHM期にカヴァーして
シングルとしてリリース予定でレコーディングも迎えていたが
同時期にRAINBOWが出すのでやめてくださいと
大人の事情でボツになった経緯がある
20年以上の時を経て蘇った好カヴァー
このバンドによく似合う一曲です










②The Poodles - Metal Will Stand Tall
オリジナルはミッドナイトサンの曲
ヤコブ・サミュエル繋がりでカヴァーしたら本国でスマッシュヒット
なんか複雑な気分ですが
このヴァージョンを聴くとミッドナイトサンのアルバムを見直して欲しくなる
メタルマシーンは名盤だった




③SAXON - Altar of the Gods
伊藤政則と狂信的な信者達のせいでウケが悪いアルバムから
2曲目に飛び出すスピードナンバー
懐かしい時代の空気感を名一杯吐き出しつつも
けして昔の名前では出ていないサウンド
これでけなされたら可哀想だよ
イケイケドンドンです
淡泊なのは昔からです








④Quiet Riot - The Wild And The Young
売れるだろう
売れそうな匂いがプンプンする
狙いすぎだが上手いことやっている
ロックのもつ豪快さと売れそうなメロディ
実にハツラツとしていますねぇ
渋谷陽一が提唱した産業ロックという言葉
バカが真に受けて踊らされていたことを思い出す
売れなきゃ契約打ち切られるだろう
メジャー流通した時点で産業ロックなんですよ








⑤ANNIHILATOR - Armed To The Teeth
イントロからテンションあがりますよ
豪放磊落とはこういうことを言うのだろう
四の五の言わずに理屈抜きで楽しむのが一番
仕掛けは多いが難解ではない
ストレートさとテクニカルさの黄金比
これくらいで聴かせる腕利きのメンツに唸る






⑥UFO - Night Run
洒落てますモダンですなぁ
ドンシャリサウンドも懐かしい
この時代ならではの音色です
少々やり過ぎですがヒット狙いましたよね
アトミック・トミーMは売れ損ねたね






⑦原史奈 - Lost Memories
忘れた頃にまだまだ聴いています
哀愁のJーPOP
もうこの歌声に慣れました
彼女が出演する相棒や臨場など見たくなる






⑧Yngwie J Malmsteen - Fire in the Sky
NEVER DIEというアメリカンナイズドの極地のような
速いだけの曲をだし失望したのですが
このアルカトラス時代を想起させるクラシカルなサウンドで溜飲も下がりました
でも世間的には人気ないんだよなぁ
テンポが速い遅いなのかねぇ
これぞイングヴェイなんだけどねぇ
ムチャクチャ好きな一曲です







⑨Michael Bolton - Wait On Love
大人の魅力に富んでいますねぇ
遊び心もそこそこにマイケルの熱の籠もった歌声が
シャレオツサウンドと踊っています
日本ではこの手の曲を歌うアーティストは成功しませんねぇ
大好きなのにねぇ







⑩DON DOKKEN - When Love Finds a Fool
ドンとグレン・ヒューズの共作
バッキングヴォーカルでグレンの歌声も堪能出来ます
哀愁のバラード
そしてのちにドン・ドッケンバンドのアルバムに収録された
デモではグレンが歌うヴァージョンが出回ることに
ヴォーカルアドバイザーとして付いていたという噂が真実になった
完全復活直前のグレンである

失恋船長 (2025-03-11 03:09:16)



夏しぐれ / 青春の記憶 / THE ALFEE
世はフォークブーム、1974年8月にリリースされた"ALFIE"の記念すべき1stシングル。当時高見沢と坂崎は20で桜井と当初在籍した三宅康夫が19、そんな若者たちをフォークアイドルとしてデビューさせるべくレーベル側が用意した松本隆作詞・筒美京平作曲の哀愁ナンバーだとか。この手の楽曲は先人たちによって満ち溢れていた感があり、同時期デビューしたフォーク系の新人勢も1・2曲ヒットを記録しただけで一発屋に終わった例が多かったです。つい最近初めて聴きましたがこりゃ群雄割拠に埋没して売れないわなというのが第一印象。夏の時雨というタイトルが嚙み合いませんが曲は本当にいいんですよ、返す返すも曲に罪はありません。典型的な元祖ネクラ時代のフォークなのには目をつぶって、私の夏ソングリストが1つ増えました。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-03-11 01:23:37)



The Descending / United States of Anarchy / EVILDEAD
フィル・フローレスの荒々しいシャウトVo、フォアン・ガルシアが切れ味鋭く刻むGリフ、
ロブ・アラニスがせかせかと叩き出すリズムに乗って突っ走る様は、
1st『ANNIHILATION OF CIVILIZATION』に収録されていても全く違和感がない。
30年のブランクを瞬く間に埋めてくれる仕上がりとなっています。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-03-11 00:26:13)



I Surrender / US1 / HEAD EAST
看板シンガーのジョン・シュリットからダン・オダムにチェンジしてバンドは再始動
この曲もRAINBOWよりも先にカヴァーしています
日本でも英国でも売れたRAINBOWヴァージョン
だからラス・バラードの曲を上手く運用したのはRAINBOWですが
実は悲劇のメロディックNWOBHM我らがPraying Mantisもレコーディングしようとするも
RAINBOWサイドの動きもありレコーディングは断念
もしあのときマンティスヴァージョンが出ていたら
彼らのレーベルが強ければ結果はどうなっていたのか?
以上ウキペディアでも調べられるような情報を
あたかも俺が発掘したぞ!!どやーと腕組みしてドヤ顔して語るヴァージョンをお送りしました
小っ恥ずかしいわ
当時の思い出を語り人生に厚みを持たせるコメントは流石にハズいので割愛します
これは恥ずかしいぞ
人生が変るくらい恥ずかしいぞ
鏡に映る顔を見てみたい真っ赤だろう

失恋船長 ★★★ (2025-03-10 02:12:28)



Since You've Been Gone / Head East / HEAD EAST
ラス・バラードの曲ですがRAINBOWヴァージョンが日本では超有名
オジリナル曲だと勘違いしている人もいますが
RAINBOWよりも先にやったのが彼ら
AOR系のハードサウンドとして有名なアメリカのバンド
アルバムにこの曲があっても浮きません
でもグラハムが青筋立てて歌うヴァージョンはチョイと苦手なので
オジリナルやこちらの方が好きですね

失恋船長 ★★★ (2025-03-10 02:03:28)



This Could Be You / Citadel / GUILD OF AGES
サビに向かっての爆発力がハンパない泣きの一曲
このバンドらしい構成力に唸る
メロディを大切にするイイバンドですよ
メロディ派のマニアに強く勧めたいバンドだし隠れた名曲ですよ

失恋船長 ★★★ (2025-03-10 01:27:16)



Decade of Decadence '81-'91 / MOTLEY CRUE

ほぼ毎日マグナムの音源を聴いている。トニー・クラーキンの死を中々受け入れられないのだが、Mつながりで見かけるのがモトリークルー。音源は全てうっぱらったが、このベストだけは最後まで売れ残りだ。久しぶりに引っ張り出して聴いたが、懐かしさで胸が一杯になった。

子供の頃は良く聴いたよLIVE WIRE。もうこんな攻撃的な曲はやらんだろう、ギターソロでライトハンドを弾いたRED HOTなんかもね。新曲やカバー曲を収録。次のアルバムに対する布石を打ったのだが、ヴィンス・ニール脱退という事態が生じる。そういう意味でも、彼らの人気と実力が頂点に達していた時代のベストアルバムという意味では重要だと思う。

曲数も少ないしベストと呼ぶには物足りないし、新曲やカバー曲もチョイと弱いのだが、それでも愛着は一入だ。ブックレットもなんか良かったよね。Dr.FeelgoodのPVはあの時代よく見たよ。

失恋船長 ★★ (2025-03-10 01:22:22)



今週のアルバム10選

『様式美メタルに溺れたい』


①HELLEN - Talon Of King
奇跡のCD化で再発された関東様式美メタルの雄
ヘレンのEPに+1曲でCD化された時は歓喜しましたね
テープでダビングしたヘロヘロのもんしか持っていなかったから
奇跡のCD化でしたがアナログの板起こし
マスターテープが使い物にならなかった悲劇
元のレーベルも潰れたしね
もはや再発は不可能だろう
数万円の規模の取引も状態化している幻の一品です
でもその価値はある
今後は値上がりする一方だろう
軽やかなキーボードが世界観を無限に広げ
攻撃的なギターワークがその世界観を縦横無尽に駆け抜ける
地を這う強靱なリズムプレイはテクニシャン
そこに繊細なメロディを大切に歌うリードヴォーカル
日本人の愛するサウンドがここにある
甘口具合も丁度良い





②Ritchie Blackmore's Rainbow - Live At Monsters Of Rock 2016
突如アナウンスされたというか遂に噂が実現したと言えるリッチー・ブラックモアもハードロックサウンド
ルネッサンスの世界へ籠もったマエストロが新メンバーを引き連れ復活
ロニー・ロメロが歴代の名曲を見事に歌いきりました
演奏は危なっかしいスリルに満ちている
これが最後の動くリッチー・ブラックモアによるハードサウンドだろう
一応配信で新曲だしたが成功とはいかなかった
それでもワタクシはこの動くリッチー・ブラックモアを拝めて良かったと思っている
彼がかつて歌ったセカンドハンドヒーロー
それがリッチー・ブラックモアである




③Jill's Project - Last Contract
元はアニカツの名で親しまれるパチプロライター
元WOLFのベース関勝美と岡垣正志のタッグから生まれたパチンコ関連のプロジェクト
何でもいいからタイアップを受けて極上のメロディックメタルが世に出る機会があっただけでもありがたい
こんなにメロディアスかつハードなサウンドがあるとは
古典に根ざした岡垣の華麗なる鍵盤プレイその野獣と化したマエストロぶりは震え上がる
だからこのテンションを維持できるのだが
それは腕利きのメンツが脇を固めたから可能
天才ギタリスト達の競演にも大興奮
これを国籍で棲み分けしているなんてねぇ
人生が変るわけでもないのにねぇ
つまらない歌謡ロックに用はない
速ければ良いってもんじゃないよ
メタルファンを愚弄するな
ことあるごとに取り上げプッシュしたくなる
どこかジャーマンメタル風味なのも推しどころ






④Impellitteri - Eye Of The Hurricane
日本のレコード会社と契約して主導されたと思われる音楽性
似たような作風を乱発して人気を落としたが
先入観抜きにして聴きと良いアルバムである
それなりに新しい風を送っているし
様式美メタル=インペリテリという図式はいささか強引だが
表現形式にみられる特徴的・類型的な美
という点においてインペリテリサウンドはその解釈に属するバンドだろう
期待して買ったがなんとなく棚の奥にしまってある今作を引っ張り出して聴いてみよう
別に人生が変るわけではないのですがねぇ







⑤aphasia - Ever-lasting Blue
アンドレ・アンダーセンのゲスト参加&楽曲提供も話題
長年在籍したリードヴォーカルが抜けたが
新ラインナップで復活のメロディックメタルを披露
良かった勝手に引退するだの
やっぱり離れられないだの大学生のバイトみたいな出戻りは勘弁して欲しいのでね
別に人生が変る訳ではないのだから
原点回帰とも言える美しいメロディ
EUROPEのインストナンバーからバンド名を拝借したと言われているだけに
この世界観はお見事です
名一杯で感じが好感持てます
ベースはテクニシャンで鳴らした元WOLFの西川健

失恋船長 (2025-03-10 00:51:17)