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RECIPE FERRUM! 777
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解説 - RECIPE FERRUM! 777
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-12-03 18:48:34)

2000年発表の2nd。
ネット上の流行語を使うなら「どうしてこうなった…」です(笑)。良くも悪くも。

SE的な曲を多用した、シアトリカルなスラッシュメタル/ハードロックという感じの作風で、アンダーグラウンドの熱気をそのままコンパイルしたような、名盤だった1stとは全く別物。表題曲や「Iron Country」辺りはまだ暗黒臭が仄香るものの、「Little Match Girl」なんかほとんど(Vo以外)普通のハードロックだし、全体的なファニーでユーモラスと言うか、ジョークめいた雰囲気が漂ってる。

とりわけそれが顕著なのが後半の「The Hungarian Trilogy」で、MachatとAttilaの狂気の…というか、酔っ払ったようなデュエットでしょう。にゃんにゃん掛け合いをしてみたり、「♪カシャ、カシャ、かーーーーしゃーーー」「♪もにょ」など強烈な電波を放つフレーズを連呼したりして、嫌でも印象に残ってしまう。一緒になって歌いたくなるか、うんざりしてCD止めるかは聞き手しだい。好き嫌い分かれるにも程がある!まあ、面白いと言えば面白いですけど。

そういう訳で、Attilaのドス声や悪魔笑いはあるにしろ、ブラックメタラーやAttilaの名前に惹かれた人は、後回しにして1stを買ったほうがいいかも。逆に変わったもの好き、アヴァンギャルド好きはこっちからでもいいと思う。グロい感性と、高いミュージシャンシップを持ったアーティストが全力でふざけて出来た作品という感じのアルバムです。

…でも正直、伝説的バンドの2ndの割りに今ひとつ話題にならないのも分かるなぁ…(苦笑)。変化っぷり、期待への(故意の)背きっぷりはMAYHEMのGDoWなど目じゃないレベルです。



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