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PESTILENCE UPON MANKIND (2004年)
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PESTILENCE UPON MANKIND
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解説 - PESTILENCE UPON MANKIND
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-05-09 00:03:19)

2004年発表の6th。
バンドはこの作品をリリースした翌年、解散してしまった模様。

スウェーデンのファストさとメロディックさを兼ね備えたブラックとしては、DARK FUNERALやSETHERIALに次ぐ存在として語られていたバンドらしいですが、確かに風格のある音だと思います。DARK FUNERALがファストパート重視、リフ押しの曲構成を取る事が多いのに対し、こっちはリードフレーズやミドルパートもそれなりに入れてくる、なかなかに劇的な曲展開。

ただし、だからと言ってDARK FUNERALより聴きやすいかと言えばそうでもない感じ。ノイジーなギターと轟音のドラムが織り成す、土石流のようなプロダクション(低音質ではない)はメタル聴いてる人でも好みが分かれそう。ただ、この音質のお陰で、ファストパートは圧倒的な迫力を、ミドルパートでは鋸を引くような強烈さを、それぞれ演出できていると思う。

ヴォーカルの切れっぷりも素晴らしいし、要所で出てくるメロいリフは、悪魔学的という言葉が浮かぶような邪悪さも兼ね備えているし、クオリティ的にはなんら問題ない作品だと思う。ただ、個人的にはプロダクションがドラム強調型よりもリフ強調型の方が好みなんですよね…好みの問題で、星は二つとしました。




2. GOD ★★★ (2012-01-27 16:56:06)

彼らの最終作となってしまった作品。
前作の5thまでヴォーカルを務めていたIsidorが脱退し、Niklasに変わってます。

まず音質ですが、彼らの作品中最もストロングでパワフルな音だと思います。
トリガーを使うようになったのかしれませんが、ドラムの迫力が凄いです。
ツーバスとブラストの迫力はこれまでの比じゃないですね。
ただちょっとシンバル類の音がキンキンしてて耳に痛い面もあります。

ギターはややノイジーな音でメロディックな音を奏でています。
初期と比べるとメロウさやドラマティック度は下がってしまいましたが、ところどころ流石と思わせるメロウなリフが聴けます。

ヴォーカルのNiklasは前のIsidorよりも声量が上だと思います。
中音絶叫スタイルといったところでしょうか。
キレッぷりは凄まじく、まさにサタンの代弁者といった感じです。

個人的には初期のメロメロなスタイルの方が好きなんですが、このアルバムも充分カッコイイです。
パワフルかつドラマティックなファストブラックが好きな方にオススメ。



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