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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-05-24 18:17:38)

94-96年のデモ・スプリット音源等を集めたコンピレーション盤。
今話題の国産レーベルZero Dimensional Recordsより発売。

…当時の日本に、ここまでブラックの真髄を捉えたような音楽性のバンドがいたと言う事実だけで、なんだか嬉しくなってしまうような内容の作品ですね。音質、曲の展開、リフ捌きなど、どこを取っても、スラッシュメタルやデスメタルとは明らかに一線を画する、プリミティブブラック特有のものであるのが素晴らしいです。特にリフ捌き、常にドロドロした邪悪さを演出しているのがいいですね。4曲目などは、メロだけ見たら近年のSATYRICONに通じる威風すらありますし。

この音源、ドラムは打ち込みだし、ヴォーカルは篭ってるしで音質はプリミティブ系の中でも良いとは言えないんですが、逆にそれがプラスになってますよね。打ち込みのドラムはうるさく鳴らされてリフの黒さを打ち消すようなことはせず、人間臭いグルーヴを演出したりもないですし、篭ったヴォーカルのミックスは低音のデス声を獣の息のように、高音の絶叫を亡霊の叫びのように、より非人間的に聴こえさせ、更に陰惨なムードを助長してます。

94年の音源だったので、まだスラッシュ辺りのノリを引きずってる音かな…と予想してましたが、全然現代のプリミティブブラックのスタイルとして通用する音ですね。取り合えずプリブラ・国産ブラックのいずれかが好きならば買いでしょう。



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