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SIRENS (2004年)
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SIRENS
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解説 - SIRENS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-09-19 23:28:54)

2004年発表の4th。

メロディック・ブラックの中にはほとんどメロデスと区別が付かなくなっている音楽性のバンドがいますが、これを聴く限り、このバンドはその中でもメロデス要素が強い作風ですね。ブラック特有の邪悪さやRAWさなどはほとんど感じない作風で、ギターによる泣きメロを中心に、丁寧に展開していく音には、正統派メタルにも通じるものを感じます。

かなり聴きやすい音ですが、女性特有の狡猾さ・しなやかさを感じさせるデスボイス、トレモロリフを交え苛烈なブラストを聴かせる、寒々しい疾走パート、ゴシック的耽美さを感じるピアノやキーの導入など、暗黒風味もしっかり残してくれているのが嬉しいところ。音質からマイナーバンド臭がするのが残念ですが、楽曲自体の作りは悪くないと思う。

アルバム全体を通じて、上品なメロディが聴ける、聴きやすいメロディックブラックなので、ジャンルに嵌まりかけの人が更に一歩踏み込むための作品としてもいいかも。入門にはちょっとインパクトが足りない…かな?



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