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MISSGEDIEHEN (2008年)
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MISSGEDIEHEN
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解説 - MISSGEDIEHEN
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-03-15 23:58:30)

2007年発表の2nd。

このバンドロゴに、ジャケの黒さに、有刺鉄線をあしらったアートワークに…もう音を聴かずとも、その手のリスナーにはプリミティブブラックであることは予想できる出で立ちですが…実際聴いてみるとやっぱりコテコテのプリブラですね(笑)。篭もったノイジーさが耳に痛くないギターリフに黒く塗り潰された視界に、影だけを残して現世から消失した人々の断末魔が木霊するような絶叫、悲壮感を伴うトレモロが響く音像は、この手が好きな方であれば、間違いなくどっぷり浸れるものになっていますね。

個人的に特筆なのはインスト明けの2曲目の後半。やたらメロディアスなベースラインに、中近東っぽいような、不可思議で得体の知れないギターメロが絡むパートが凄まじいインパクト、かつ深遠な邪悪さを放ってます。ただ、こういう演出が出来るのに、あまりやらないのが勿体無いんですよね…5曲目ではメロディ派なら悶絶できるベースラインとトレモロの絡みがあるし、7曲目でも場違いなくらいメロいベースが聴けるなど、聴き所自体は多いんですが…どれも2曲目の後半ほどの強烈さはない感じ。

個人的には、王道のプリブラも悪くはないんですが…2曲目の後半みたいな作風に特化して欲しかったな…という感じ。そうしたら他から頭一つ抜き出る個性を手に出来ると思いますもん。



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