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INSURRECTION RISING (2009年)
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INSURRECTION RISING
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解説 - INSURRECTION RISING
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Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★ (2012-08-24 07:17:54)

デイヴ・シルヴァー(Vo、G)が結成したHEADLESS CROSSを前身に、'07年に英国はロンドンにて誕生。自主制作でEPや1stフル・アルバムをリリースした後、CANDLELIGHT RECORDSと契約を交わして'09年に発表した2ndアルバムがこれ。(プロデューサーには、かのクリス・タンガリーディスを起用)
しっかりとメロディを追って歌うVoに、JUDAS PRIEST、IRON MAIDENの流れを汲む劇的なツインG、そして派手さやスピード以上に「展開」と「構築感」を重視する英国流HMの流儀に則ったスラッシュ・サウンドを基調に、そこへモダンなエッジと重量感を流し込んで仕上げられた作風が本作の持ち味。③⑦といった重厚且つメロディアスな楽曲の存在や、場面によってはKeyを隠し味的に用いる手法からもパワー・メタル志向が既に明確に見て取れますが、それでも次作に比べるとスラッシーな色合いは強め。
①⑥等、ストレートなスピード・ナンバーのカッコ良さは勿論のこと、個人的にガツンとやられたのは「英国流スラッシュ・メタル」を魅力を体現したかのような④と、2本のGがドラマティックにハモる様に痺れまくりのラスト・ナンバー⑨。これは出色の出来栄えですよ。
80年代のMETALLICAやTESTAMENTに震える向きにお薦めの1枚、かな。




2. 失恋船長 ★★★ (2016-05-31 13:23:38)

Headless Cross(渋いバンド名じゃ)というバンドを率いていたデイヴ・シルヴァーが、よりファストにアグレッションを求めて結成されたのがこちら、展開に拘った構成を下地に耳を奪う印象的なギターのフレーズ、しっかりと歌い込めるシンガーの存在感、先人たちの影響をおくびにも出さずに、切り貼りだらけのバンドが成功を収めている中で、彼の音楽性は実に興味深い仕上がりを感じさせています。攻撃的なリフワークから繰り出されるアグレッシブな疾走ナンバーの中で、テクニカルなソロも一際光を放ち、スリルに満ちた構成と展開には知的なムードも存分に漂い、非常にレベルの高い音楽性を披露しています。デイブのセンスがバンドの原動力となり、密度の濃い楽曲群は緩急のバランスに優れており、ダイナミックな演奏はある意味、ヘヴィメタルという言葉を体感させるのに最も相応しいスタイルで挑んでいますね。


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