この曲を聴け!
DESPAIR (2007年)
MyPage

DESPAIR
モバイル向きページ 
解説 - DESPAIR
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-09-13 23:32:03)

2007年発表の3rd。

このバンドって確かアメリカのブラックでしたよね?パッと聴いた感じ、北欧もしくはドイツ産っぽい雰囲気のある作風ですね。トレモロリフと疾走を組み合わせた展開で寒々しさを演出する音はちょっと昔のノルウェー産ブラックっぽいし、氷の礫を連想させる粗いリフにうっすらメロウなメロディを滲ませ、時折明瞭なメロディのフレーズが出てくるところなんかはジャーマンっぽいと思う。その良いとこ取りをしてドラマティックに仕上げた感じで、あまりアメリカっぽい印象はないですね。

メロウさ、妖艶さを強調するアトモスフェリックなキーボードの導入、メタリックになりすぎない=アトモスフェリックさを壊さない程度に用いられる刻みリフなど、各要素の取り入れ方がセンスいい感じで、北欧やドイツのブラックが好きならば安心して聴いていられる音。敢えて欠点を探すとするなら、ドラムの音が無味乾燥(打ち込み説あり)で、触りだけ聴くとB級ブラックっぽく聞こえるかもしれない点でしょうか。と言っても、曲は悪くなく十分良盤だと思いますが。

あまり話題に上らないですけど、堅実に良いアルバムだと思います。ただ、結成以降メンバーの増減はありつつ、コンスタントに作品を発表していたけど現在は解散しているみたいなのが勿体ないですね…。この堅実さが安心して聴けるのに…。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示