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TOWARD THE EMPTINESS
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解説 - TOWARD THE EMPTINESS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-09-22 03:19:03)

2007年発表の1st。

この作品、様式自体はプリミティブブラックのそれを踏襲してる感じなんですが、メロディの使い方がカオスでカルトで非常にかっこいいです。メロ自体は正統派メタルのかっこよさ、もしくはペイガンの勇壮さを感じさせるものなんですが…疾走パートではそれを早回しして剃刀の嵐に叩き込まれるかのような、かなりイカれた感じになっていて非常に邪悪。スピーカーで聴くとコンポに悪霊が憑依したようにも聴こえる。

また、ヴォーカルも悲痛というか、怨念篭もってる感じで良いですね。割れまくりの、怨嗟と怒気を多分に孕んだ怒鳴り声。いわゆる怒号系ですが、野太いだけでなく、負の感情がたっぷり入っている感じが素晴らしい。プリミティブ系としては割と展開を重視した作風なんですが、イカれた部分と叙情的でかっこいい部分が適度にあって、カルトながらカルトすぎて自己満足にならない、マニア向け音楽としての質の高さがありますね。

怒りや恨みに満ちた精神状態を、そのまま音楽にパッケージして届けたような作品。剥き出しの邪悪さに、この手の音楽が好きであればきっと共感できるはず。



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