SAMURAIと言うバンド名に日本人なら、ややオフザケな感覚にとらわれてしまいがちですが、出ている音は実に尖った本域のNWOBHMサウンドに惹きつけられるでしょうね。GRIM REAPERなどが籍を置いている事でも知られるEbony Records故に音質やジャケを含む怠慢さは否めないが、若さあふれる弾けっぷりと重量感をのある楽曲は聴き応え十分、1984年という時代背景も巧みに取り込みメジャー感を纏った楽曲も収録されギターオリエンテッドな作風との折衷も上々です。不安定なリズムと一本気な歌い回し、全般的に散見される微妙なズレに、もう少し慎重なレコーディングをと言いたくなりますがこれもEbony Recordsのなせる技と楽しんでもらうのが一番でしょうね。タイガー・オブ・パンタンのような王道と勢いのある曲調にレイブンのような破天荒さが噛み合った楽曲のインパクトは中々の大きさだと思いますよ。弾き倒すギターソロも懐かしいNWOBHMマニアなら手にして欲しい一品ですね。

失恋船長 ★★★ (2015-05-05 15:32:46)

音の悪さは天下一。
工事現場の横で演奏してるみたいだ。
でもカッコイイので良し!
ギターソロもヤケクソっぽいけど、タッピングで奏でる泣きメロは純粋に酔える!

せーら ★★ (2006-01-30 22:06:33)

パワフルなスピードナンバー。
にしても、なんつー分かり易いタイトルだろう

せーら ★★ (2006-01-30 22:02:31)

ただ叫ぶだけのサビが素晴らしい。
「イヤー!」
ライブで盛り上がること必至?

せーら ★★★ (2006-01-30 21:57:35)

86年発表の2nd。
ジャケットアートの殺傷能力、極めて高し。
勢い任せの序盤が最高。「WE ROCK ALL NIGHT」は結構な佳曲。
一転、3曲目からはずっとミドルテンポが続く。
悪くはないですが、このバンドはどう考えてもスピーディーな展開をする方が性に合っているので、その点どうしても物足りなさを感じてしまいます。

せーら ★★ (2006-01-30 21:52:00)

84年発表の1st。イギリス出身。
SHYやSAVAGEを輩出したことで知られるEBONY RECORDSからリリース。
このレーベルの毎度お約束という感じで、音質は劣悪。
2曲目からNWOBHMタイプのスピードナンバーが次々と飛び出す。快感。
中でもサビで「イヤーイヤー!」とただシャウトするのみの「ROCK STEADY」がたまんない。
演奏も上手くないし音質も悪いしシンプルな編成だし、今のHMと比べるとチープなことこの上なしだけれど、それがどうしたと思う。
このガムシャラさ、パワー、これこそ本物のHMだ!
レーベルメイトのSAVAGEやCHATEAUXには敵いませんが、なかなかの逸材。
マニア向けかとは思いますが、MAIDENを筆頭とする激烈系NWOBHMが好きな方、余裕があればお試し下さい。
TOKYO BLADEも真っ青な、とんでもないセンスのジャケットアート、この時点で即買い決定!?
バンド名については愉快な人達だなーと思う反面、付ける気持ちも分かったり。
だって仮に自分が西洋人でバンドマンで、それで黒澤映画見せられたら、やっぱり憧れてバンド名「サンジュウロウ」とか「フウリンカザン」とかにしそうだもの。

せーら ★★ (2006-01-30 21:50:00)