この曲を聴け!
STRAIGHT DOWN THE LINE (1989年)
MyPage

STRAIGHT DOWN THE LINE
モバイル向きページ 
解説 - STRAIGHT DOWN THE LINE
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2013-04-24 22:15:33)

80年代初頭にノルウェーはオスロにて結成され、アルバムを次々にチャート上位へと送り込んで、母国においてトップ・バンドとしての確固たる地位を築き上げた5人組が、'89年に発表した3rdアルバム。(勿論本作も№1ヒットを記録)
国内盤も出た5th『Ⅴ』の解説で「彼らの3rdはもっと凄い」的なことが書かれていたことに興味を持ち購入したのですが、これが確かに素晴しい内容でした。
本編は心地良く弾むポップな楽曲と、感傷的な泣きを発散する哀メロ・チューンの2本立てで構成されており、それらを歌い上げるのは、どちらかと言えばロックンロール系がハマりそうなシャガレ声のVo。聴き始めこそ違和感を覚えますが、表現力豊かな上に、このシンガーの独特の歌声が楽曲の持つ叙情性を効果的に増幅していて、終わってみれば「この声でなきゃダメだろ!」と思うまでになっていましたよ。
本国において№1ヒットを飛ばしたという②を手始めに、初期ミカエル・アンダーソンを彷彿とさせる⑤(こっちが先ですが)、おセンチ且つ劇的な⑨、かすれ声のVoの熱唱が胸を打つバラード⑩といった強い哀愁に包まれた楽曲の数々はアルバムの白眉。
同郷の後輩バンド、DA VINCIのメンバーもバック・ボーカルとして参加しとりますので、哀メロ派は是非。




2. 正直者 ★★★ (2019-01-18 18:13:27)

日本デビューは1993年と遅かったが、その時は既に実態のないバンドだったのは有名な話だ。北米マーケットの移り変わりがビックインジャパンを生み出したのは有名な話だが、1989年といえば空前のガンズブームが到来、猫も杓子もバットボーイズR&Rだったね。
そんな時代にメロディ派の淋しさを埋めたのが北欧勢だった。輸入盤ながらセールスも好調。本国ノルウェーでは国民的な人気の掴むほど、成功していたバンドだけにクオリティは高い。
たらればは良くないが、BURRN!がこの手のグループを適切に支持していたら、日本独自のマーケットが出来上がっていたろう。耳触りのよい叙情メロディがたっぷり配した北欧ハードポップの名盤である。

日本ではいち早く世界で成功を収めたヨーロッパばかりを褒めちぎるが、このバンドもレベルは高い。少なくとも売れる為だけにリリースされたOUT OF THIS WORLDの何百倍も価値のあるアルバム。北欧と言えばヨーロッパなんてミーハーすぎる。本当に、あの音を求めているなら必然的に、このバンドに辿りつくよ。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示