もうヤバイ1枚。歴史的名盤。 全曲捨て曲なし!! ライブの定番「SUCKERPUNCH」「MY BABY IS A HEADFUCK」が人気だけど、 なんのなんの。「Loveshit」とか「Love U Til I Don't」なんて、 もう本当に名曲中の名曲だよ。昇天するくらい。身体が動き出すもの。 「Love U Til I Don't」の「TOKYO SUITS ME」でもラストでやってるから、 これは死ぬ前に聴いておくべきだと断言してしまおう。 入り方といいめっちゃかっこいいから! とにかく聴いてください!! それこそ「ナウ・ハニー・プリーズ!!」だよ!! (ハニー、お願いだからさあ!!<聴いてください>)
'93年発表の1stフルレンス・アルバム。 不気味なジャケットに思わず敬遠してしまうが、これは紛れもなくロックの名盤である。 うねるようなリフの「GREETINGS FROM SHITSVILLE」に始まり、爽快感さえ伴うハーモニーが絶妙な「TV TAN」、劇的で疾走感に満ちた「EVERLONE」、ハーモニーがポップで美しい「THE MILES AWAY GIRL」、ギターが激しい、元SPIDER FROM MARS等の故ミック・ロンソン参加の「MY BABY IS A HEADFUCK」、劇音爆走ロック・チューン「SUCKERPUNCH」、リフの応酬が激しい「LOVE U TILL I DON'T」等、これまで発表されたEPでは未熟さも感じられた楽曲も、本作では全てにおいて一緒に歌いたくなるような印象的なものばかり。 ライヴで演奏される曲もこのアルバムからのものが多い。 好きになったら病み付きになる不思議な魅力を持ったバンドである。
QUIREBOYSをクビになったジンジャーが中心となって結成されたバンドによる'92発表のデビューEP。 レコーディング・メンバーはジンジャー(Vo,G)、ダニー(B)、CJ(G)、そして元DOGS D'AMOURのバン・バン(Dr)。 スラッシュのようにヘヴィなリフによる曲展開とメロディアスでときに哀愁さえ感じさせるハーモニーとの融合が絶妙にマッチし、早くもTHE WiLDHEARTS以外の何者でもないサウンドを作りあげており、商業的ヒットを狙ってアメリカに渡る英国ミュージシャンを強烈に皮肉った「TURNING AMERICAN」にこのバンドの精神性が表れている気がする。 ヘヴィさとポップ感覚が同居した「CRYING OVER NOTHING」、イントロのギター・メロディが印象的な初期の名曲「NOTHING EVER CHANGES BUT THE SHOES」、ジワジワと始まってサビで爆発する「LIBERTY CAP」を収録。 EPは4曲入りで、のちにもう4曲を加えミックスを施したダブルEP「DONT BE HAPPY...JUST WORRY」として発表される。