「TOTAL COTROL」の曲は良かったし、ヨラン・エドマンとの相性も良かったと思う。でもいまいち好きになれなかった。個人的にヨランのヴォーカルがあまり好きじゃないからかもしれない。(本当に個人的な理由だな^_^) このアルバムではグレン・ヒューズがヴォーカルを担当。素晴らしい歌唱である。"Face the truth"が始まった時にはもうノックアウトされてました。ギターもさすがの一言なんだよな。貫禄十分だし、グレンと一歩も引けを取らない。勿論、曲もいい!全体的に「夜」(これがテーマ?)の雰囲気を感じるけど、"We will be strong"でのゲスト参加の誰かさんのもって生まれたスター性の明るい声で台無し(笑)娃、こんな事言ったらヨー○ッパのファンに怒られるかな(爆笑)
間違いなく彼の最高傑作HRアルバム。 ゲイリームーアを意識した(?)プレイも素晴らしく ボーカルのグレン・ヒューズの歌唱もいい。 所々に漂う哀愁もイイ。 ジョーイテンペストとの共演の⑤は他の曲と比べるとちょっと浮いてるが ノーラム脱退後のOUT OF THIS WORLD路線の作風なのも興味深い。 大人も楽しめる渋みのある作品。
前作は初ソロということで、わりと控えめな、いかにも北欧っぽいメロディ重視の作風に感じたが、本作は力強いハード・ロック作に仕上がった。 強力助っ人グレン・ヒューズをフーチャーした"Face The Truth"、"Night Buzz"、"Time Will Find The Answer"、"Counting On Your Love"は素晴らしい出来。シン・リジィのカヴァー"Opium Trail"も渋い選曲でジョンのヴォーカルも冴える。 ジョーイ・テンペストとのデュエット"We Will Be Strong"も皆さん浮いているとの意見があるが、ギターリフが実にヘヴィで前面にフーチャーされており、軟弱になってない所が流石。インストの"Endica"もいい出来、バラエティ豊かな作品だ。 師匠ゲイリー・ムーアをモロに意識した作品だが、完成度が高く、ジョンの最高傑作だ。 この路線で活動して欲しかった。
本当にいいアルバムです。Total Controlも悪くないですが、最初と最後にスピードチェーンを配し、後半のミドルテンポの名曲群"Good Man Shining""Time Will Find The Answer""Counting On Your Love"もギラリと光ってます。捨て曲のないアルバムというのはまさしくこのアルバムのことでしょう。 世間一般では決して評価が高いアルバムではないですが、評価してくれている人が多くて嬉しくなりました。
情熱的に掻き鳴らすジョン・ノーラムの激しいギターに乗っかる、巧みで艶のあるグレン・ヒューズの熱いヴォーカル。 ・・・辛抱堪らんです。燃え滾るようなカッコ良さ。 恐らくジョンのソロ・キャリア中、最高傑作と言えるでしょう。(2作目) 必殺チューンのタイトル曲「Face The Truth」他、「We Will Be Strong」「Time Will Find The Answer」「Distant Voices」など緩急とバラエティに富んだ佳曲が並ぶ充実の内容。 聴き応え抜群の隠れた名作的HRアルバムです。(ギタリストのソロ・アルバムとしては、もぉ出来過ぎ) お盆に帰省した実家で、久しぶりに引っ張り出して聞いたのですが・・・ こんなに暑いのに鳥肌出ちゃいました。
北欧メタルの持つ透明感と、ゲイリー・ムーア~THIN LIZZY的HRサウンドとが巧みに溶け合わされた、ソロ・アーティスト、ジョン・ノーラムの最高傑作の呼び声も高い'92年発表の2ndソロ・アルバム。 楽曲のクオリティのみならず、それを支える参加ミュージシャン達も結構豪華。囁かれていた不仲説を粉砕するEUROPEの盟友ジョーイ・テンペスト(Vo)、DON DOKKEN時代の仕事仲間ビリー・ホワイト(G)とピーター・バルテス(B)、そしてアルバムのメイン・シンガーを務めるのは歌神グレン・ヒューズ(Vo)・・・どうです、この布陣。まるでジョン・ノーラムというギタリストの過去/現在/未来を総括するかのようではありませんか。 特にグレンのソウルフルなVoは、アルバムの品質のみならず「格」の向上にも大きく貢献。とても絶賛ヤク中街道邁進中(当時)とは思えぬ、張りも伸びも艶もある歌声を終始響かせていて、流石THE GOD OF VOICE。中でもハード・ドライヴィンに本編OPを飾るアルバム表題曲①は名曲中の名曲ですよ。(ぶっちゃけ、この曲のインパクトが本編の印象を霞ませているきらいもあるのですが) 他にも哀愁のバラード③、ジョーイ・テンペストのエモーショナルな歌声が彩を添える⑥(浮いてないよねぇ)、HUGHES/THRALLコンビ作曲の⑩(PHENOMENAのカヴァー)等、優れた楽曲が目白押しなので、ジョン・ノーラムのソロ作に触れるのならば、まずはこのアルバムからどうぞ。