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JUMP THE GUN (1990年)
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JUMP THE GUN
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解説 - JUMP THE GUN

1990年4月20日、CBS Recordsよりリリースされた3rdアルバム。
アメリカでは「Lethal Heroes」という名でリリースされた。
プロデューサーにはDeep PurpleのRoger Gloverが迎えられた。

Producer:Roger Glover
Recorded:Puk Studio, Denmark, 1990
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. imogan ★★ (2000-07-10 20:27:00)

SAVAGE HEART サイコウ! もちろん、STRIPPED のテイクも凄いゾ!



2. youngsoo ★★ (2000-10-08 04:33:00)

オーバープロデュースで賛否両論ありましたが、楽曲の質はピカイチです!



3. こうじ ★★ (2003-01-13 21:48:00)

これはちと趣向の違う作品ですな。
速い曲が少なめで、音もピカピカした80年代な音。
ミドル主体ですが、聴けば聴くほど、ジワジワと味が出てきます。




4. ひたひたコラーゲン ★★ (2003-11-24 23:43:00)

キーボード主体の音作り、いわゆるPRETTYMAIDSらしさは薄いかもしれないが、それに反比例して楽曲の完成度はピカイチなのではないかと思う。



5. ヤング・ラジオ ★★ (2003-12-20 22:17:00)

前作の流れを更にパワーアップしたサウンドである。このアルバムに、あの曲とあの曲とあの曲とあの曲が無ければ、かなりお気に入りの作品になるのになあ.......と当時はずっと思っていた。この頃は、全世界をターゲットにしていたためか、サウンドプロダクションも比較的ポップだし楽曲もいい意味でアメリカンな匂いがする。ポップな面と硬派な面を持つバンドらしく、それがバンドとしての個性に見事に繋がっている。疾走するナンバーには、ジャーマンな香りがするし、曲作りの上手さは天下一品かもしれない。ここ数作はイマイチだが、「スプークト」までの作品は、どれも完成度が高い。



6. ★★ (2004-02-26 06:51:00)

最近こればっか聴いてます。
何で書き込み少ないの?つうかPRETTY MAIDS自体ここでは人気ないですね。
ジャーマン系が好きな人は聴いてないのかな?
初心者には、このアルバムが1番聴きやすいんではないでしょうか。
音的にはそれまでの作品よりポップな感じですが、楽曲の質は良くハード・ポップ好きな方も気に入ると思います。
特にバラード④と、これぞメロディアス・ハード!といった⑨は必聴です。



7. HIGASHI ★★ (2004-07-11 21:43:00)

90年発表の3rd。
ジャケット自体は前作の延長線上であるが、中身は随分変化した印象を受ける本作。ロジャーグローバーのプロジュースの件でいろいろ言われる事が多いが、個人的にはあまり気にならない。それよりもやはり、前作、前々作のようなスピードチューンでの立ち上がりを期待していたファンが多く、肩透かしを喰らったような印象を受けたのが正直なところではないだろうか。それが全体の印象を弱くしている。
ただし、“Don't Settle For Less"などは違った意味で名曲だと思うのだが、全体の印象を変えるまでには至っていない。
結局この頃のLAメタル、スラッシュ、そしてその後猛威をふるうグランジのムーブメントの中で、彼らのようなメロディアスな正統派HMはどうしても苦戦を強いられてしまったのと、それまでの期待があまりにも高すぎたため、好盤程度では評価してもらえなかった事は同情に値する。




8. 酒とバラの日々 ★★ (2004-12-13 20:03:00)

ロジャー・グローヴァーがプロデュース。イアン・ペイスが「YOUNG BLOOD」にドラムで参加。
プリティ・メイズの最高傑作かどうかは自分は分かりませんけど、とても高品質のHMアルバムだと思います。
…今作は若干キーボードが鬱陶しく感じる曲が何曲かあるのも事実ですが、メロディ、パワー、叙情性、どれをとっても
正統派HMの秀作と言うにふさわしいと思います。「ATTENTION」はこの時期を代表する彼らの疾走曲ですけど、
個人的にはそれほど疾走せずとも、キャッチーなメロディーとパワフルなリフで押し切る曲のほうが好感。
ラストの「DREAM ON」はご愛嬌的な曲ですけど、ロニーって案外ソウルフルなボーカルもこなせるんですね??意外と音楽的な素養が幅広いのかも。




9. ピュアメタラー ★★ (2005-01-25 22:27:00)

良質な楽曲が多く、キーボードが活かされている名盤だと思う。ロニーの圧倒的なヴォーカルもすごい。ギターリフがまたいい!正統派HM好きにはたまらないものがある。



10. 林川秋作 ★★ (2005-06-16 13:28:00)

オーバープロデュースというフレーズがこのアルバムにはついてまわるけど、真っ赤なウソだと思ってる。



11. けんしょー ★★ (2005-08-02 21:20:00)

なんにせよ、曲が一番粒揃いなのはこのアルバムです。



12. セッキージョーダン ★★ (2007-04-22 01:49:00)

きらきらした音の、ヘヴィネスがあまり感じられないメロディアスな作品。
これが、結構いい。
私が傑作と考えている次作との違いがあまりに大きいが、これもいいアルバムだとおもうなぁ。
年に1回くらいは聴いてみたりしています。




13. cozy_ima ★★ (2007-09-18 22:19:00)

本作は彼らの作品の中では比較的地味な部類に入る。
ほぼ全編に渡り繰り広げられるマイナースケールの
ミドルテンポナンバーは、彼らに対し、ハロウィーン的な
パワーメタルを求めるリスナーにとって敬遠される材料になった。
逆に唯一のスピードチューンであるAttentionは異彩を放つ
かたちとなり、非常に良いアクセントになっている。
またカントリー調のラストナンバーも個人的には
マイナス材料になっていない。
この作品で聴かれる路線は、85年前後のアメリカの
メインストリームに近い。
80年代も後半にいくにつれ、メジャースケールが中心
になってきたが、中期はまだまだマイナースケールこそが
シーンの中心であった。
本作のリリースは90年で、時期的に見れば、もう既に
この路線は時代遅れだった。
私もマイナースケールは、どちらかというと、好んで
聴かないため、当時よりさほど良い印象はなかった。
しかし、あらためて聴いてみると、PRETTY MAIDSが
本来持っているメロディの凄みが、非常に良い形で
現れている。
本作の中で、1曲、アイコンのギタリストが作曲している
ナンバーがある。
(ただ、この曲はアイコンにしては明るめになっているのは
皮肉なような気もする。)
そういう点においても、アイコンの名作である2NDに
共通する部分は多い。
そして、ちょうどその時期のドッケンの名作にも
肩を並べられるだけの質の高さを持っている。
PRETTY MAIDSと言えば、パワーメタルバンド、という印象が
かなり強いが、そういう先入観を抜きにして、純粋な
メロハーとして本作を聴いてみると、あらたな発見が
あると思う。
アイコンやドッケンにも決してひけをとらない名盤である。




14. デルモンテ古呉 ★★ (2007-11-05 14:22:00)

1~4の流れがクール!
そして問答無用の9ですね。




15. 王子おズボン ★★ (2008-03-04 23:28:00)

アメリカを意識して製作されたアルバムのため、初期のアグレッシヴ性が
抑えられているが、メロディアスでキャッチーな曲が満載の高品質な作品。
キーボードを多用した正統派の欧州HRとして聴けば十分楽しめる。



16. ニャー・アズナブル ★★ (2008-04-15 22:28:00)

PRETTY MAIDSはギターがちと弱いような気が…。
一言で言うと全体的にまあまあかなあ…。
曲もヴォーカルも演奏もまあまあかなあ…。
良い作品だと思うけどまあまあかなあ…。
北欧ぽいという評論があったので聴いてみたけど、
そういう雰囲気は多少は感じ取れる。
オーソドックスな音楽性は評価するけど、
若さというか熱さがやや足りないような…??



17. 失恋船長 ★★ (2008-11-13 23:19:00)

あのロジャー・グローバーをプロデューサーに迎え制作された4th
初期のメロディアスなパワーメタルサウンドを捨て前作で魅せたメロディアスなメジャー志向のサウンドをより高みに望み効果的なKEYの使い方も音楽性の幅を広げ洗練された極上のメロディアスHM/HRを聞かせてくれる名盤です
今作は正統的叙情派HM/HRサウンドへと大きく舵を取り彼らのカタログとしては
異質な感じはするのですが全米史上を意識したメジャーな質感と欧州ならではの湿り気を帯びたメロディが琴線を触れていくアレンジが光ります
ロジャー・グローバーを選んで正解だったね
僕はこのアルバムを支持しますよ




18. zeke ★★ (2009-04-03 09:56:00)

俺の中で一番好きな作品!!そして初めてこのバンドを知ったのもこの作品です。当時高2で聴くたびにあの頃をおもいだします。アルバムの内容ですが、やっぱりこれが彼らの最高傑作だと思う、キーボードを多様してた時期が一番良い時だと思うしこのアルバムがその最高峰だと俺は断言します。1曲目の素晴らしい展開、3曲目の輝く様なキーボードの音、どれをとってもこれぞPRETTY MAIDS!!と俺は思います。SIN-DECACEはそのキーボードが無くなりがっかりした思いがあります。「生ぬるい」とか「ポップすぎる」と言われもしたけどそれが嫌なら他のバンドの曲を聴けばいいだけであって、この作品こそが彼らの本当の姿そして一番良い姿だとあもいます。



19. モブルールズ ★★ (2009-06-03 10:22:00)

キーボード入りの正統派HR/HMは最高ですね。そう思わせてくれる作品。



20. IWSK ★★ (2015-03-26 23:54:39)

これが完成するまで様々な困難があったがそれを見事乗り越え万全の状態で世に出した作品だと言える。パワフルだけどどこかコマーシャルな一面を持つ楽曲や、もろ80年代のバンドにありがちなシンセの音のようにアメリカ進出を意識した音作りをしている。ただ一曲一曲は優れたものなのに世界制覇盤にはならなかった。今聴くと悪くはないが当時の飽和状態であったシーンの中だと個性が足りず商業的に失敗となった。あとポップすぎることや時代がメロハーを求めていなかったことも含まれるのではないかと思う。



21. 正直者 ★★★ (2019-05-31 18:52:44)

このアルバムは多くの人から批判されてきました。ソングライティングとプロダクションの弱さを言及したり、以前のアルバムよりも商業的なアプローチをとっているのが気に入らないといった、通り一辺倒の意見。キーボードが多すぎるとか、ロジャー・グローバーのオーバープロデュースなんかも多かったなぁ。ようは歌謡曲が好きなのかロックが好きなのか?和の音楽が身体にしみ込んでいるのか、本当の意味でロックを体感しているのかを問うようなアルバム。

オープニングの“ Lethal Heroes”は、彼らがこれまでに書いた中で傑作の1つ、ゾクゾクとさせるリフと艶のあるヴォーカルが乗った素晴らしく壮大なメタルソングで堂々としたスタートを切る。その流れを壊さぬようにハードロッキンな「Don't Settle for Less」と「Rock the House」と続きワクワクとさせられます。ロジャーの持ち込んだディープパープルのような威厳。そしてストレートなロックサウンドと深淵なるメタルサウンドへと侵攻、そのどちらも感じさせる頭3曲の流れに、このバンドが新たなるフィールドへ進んだと確信しました。

素晴らしいムードを持ったメロウなバラード「Savage Heart」それから、強力なフックを持つ「Young Blood」とメロディアスな「Headlines」、甘い北欧風だがメタリックなアレンジも効果的に持ち込まれ完成度の高さに唸らされます。タイトルトラックの弱さはいかんともしがたいが、「Partners In Crime」は素晴らしいハーモニーとコーラスで横腹をキック。脇見して落胆してんじゃないぞとカツを入れてきました。アルバムのリスタートと言える名曲の登場に安堵。パワーメタル時代を彷彿とさせる「Attention」は想像力の高い曲が続いただけに単調に聞こえるが、ストレートな曲の登場は悪いアイデアではない。


PRETTY MAIDSはこのアルバム「Jump The Gun」を制作したことによりバンドの新たなるレガシーを刻みに行きました。それはなんら非難されるものではないし、ロジャーのオーバープロデュース論は少し本質的な部分とはそれていますが、冒頭でも触れたように和が好きなのか洋の音楽に親しんでいるかが問われている。又、分かりやすいスピード論など論外。伊藤政則のライナーなど議論の余地もない。

彼らは新しいバンドに変貌したのだが、日本ではソコソコ売れたが、海外での評価は散々なものとなった。やはりパワーメタルバンドと認知されていたのに、いきなりディープパープル風は受け入れてもらえなかったのだろう。
制作時から方向性の問題も抱えメンバーチェンジが勃発。バンドは瀕死の重傷を負う。それだけ生死を掛けた大手術を行った。作風としては大正解だが、世間が付いてこれなかった典型的な例であろう。あちこちでメロディが弱いと聞くが、それが日本の歌謡曲的な耳なのか洋のロック好きなのかを単純に問う内容なので言及はしない。

いずれにしろ今回の失敗以降、彼らは単なるありきたりのロックバンドになった。なんの冒険もしない、リスクを冒さない商業バンドになり下がったのは皮肉なものだ。商業的な成功を追い求めた今作は、新しい試みが沢山あり、彼らが北欧のバンドなんだと強く認識させるメロディセンスを感じさせた。それだけに重ね重ね残念だ。



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