ジョン・サイクスがTygers Of Pan Tangで残した、“Gangland"や“Tyger Bay"など 秀曲目白押しのNWOBHMを代表する文句なしの名盤。 これを発表した後ジョン・サイクスは脱退し、その後バンドは3枚ほど出すが、 彼が抜けた穴は大きく、どれもこのアルバムを超えることなくバンドは消滅していく・・・。
このアルバム聞いてない貴方、即買い!ですよ。これは最高傑作です。"Gangland"と"Blackjack"が私的には1着、2着かなぁ。しかし"Take it","Mirror","Tyger bay","Hellbound","Story so far"も文句無く格好イイです。次のアルバム「Crazy Night」にも "Running Out of Time"という"Gangland"と並ぶ超がつく傑作な曲があります。ホントJohn SykesがTygers of pan tangを抜けたニュースは残念な思いで一杯でした。勿論Thin Lizzyのアルバム「Thunder and lightning」のタイトル曲のソロで力を爆発させてて、John Sykesのアルバム3枚連続でぶったまげたわけですけど。この3枚「SPELLBOUND, CRAZY NIGHT, THUNDER AND LIGHTNING」のギタープレイに比べたら、アルバムとしてはとても良い出来だし(とても売れたし、私もよく聞いた)「WHITESNAKE」でのギタープレイなんぞ問題になりません。その後のBlue murderのアルバムはLIVE「Screaming blue murder」以外はあまり聞いていません..。
最初聴いた時の印象は「ノリの良い曲が多いな」でした。 GANGLAND,TAKE IT,THE STORY SO FAR,BLACKJACKあたりがそれで、目玉と言えるサイクスのプレイも若さ爆発(当時20そこそこだとか)で押し付けがましくないカッコよさがある。 NWOBHMらしい荒削りな勢いもあり、切なくもパワフルなバラードMIRRORやドラマティックなDON'T STOP BYなど直線的に終わらないサウンドが楽しめる。 NWOBHMって個人的にはあまり聴かないけど、これは末永く付き合える愛聴盤です。
実にストレートなへヴィメタル IRON MAIDENのようなメジャー感のある音ではないですが洗練されていて正統派ファンなら食いつく確率100パーセント 曲のレベルが高いので最初から最後まで飽きずに聴けると思います ジョンサイクスも随所で流麗なソロをキメていますが、「ジョンサイクスが過去に在籍していたバンド」ではなく「TYGERS OF PAN TANG」として聴いてほしい一枚です
TOP が81年に2枚リリースしたアルバムのうち最初の方、つまり2作目ですね。告白しますと、リアルタイムではこのバンド自体全然知らなかったです。本サイトの何処かで何方かが「おー、タイガース・オブ・パンタンなつかしー」と仰っていたのを見て知り、某店で80年代当時WARNER-PIONEERから発売された本作のCDを見掛け、そのうちコレクションにと思いつつも、実際にゲットするのは後回しになってしまいました。いや~、もっと早く聴いていれば良かった。まだ本作しか聴いていませんが、NWOBHM御三家に何ら引けを取ってませんね。80年代メタル隆盛への胎動を強く感じさせる超名盤です!