そうそう、“曲差し替え"“曲順入れ替え"はB!誌上でもちょっとした話題になってましたね。 結果的には“Can't Get Enuff"はアメリカでヒットしたし、“Miles Away"は大ヒット。 どちらも個人的には大好きとは言えないけど、シンプルで覚えやすく、HMリスナー以外にもウケそうな出来。その点では彼らの(もしくはレコード会社の)勝利か? 1stの加工されたサウンドと比べ、割と生音に近い音作りだが、打ち込みらしきドラム(Can't Get~)、管楽器の音(Easy Come~)、ラップ調の歌(Baptized~)等、多彩なアイデアが練り込まれている。 でもやっぱり“Rainbow In The Rose"“You Are The Saint~"“In The Heart~"といった曲に彼等ならではの魅力を感じてしまうな~。
ん~言いたいことは、ほぼ↑のGEORGEさんと一緒です。 そーいやCan't Get Enuffを最初に聴いた時はデフレパードかと思いましたよ。 こりゃー売れるべ!ってね。 売れ線意識とかそういうのは別として素直にMiles Awayは美しい曲ですし、 っていうかベタだけど死ぬほど好きなんだよね~このバラード! ま~Rainbow In The Rose1曲だけで2千円の価値はあるでしょう! まだ聴いたことない人は中古屋で見つけたら買いなさい! ちなみにファーストも買っちゃいなさい!その他のアルバムはFUNになってからでいいから^^
デビュー・アルバムの成功に引き続き、満を持して発表された'90年発表の2nd。 プロデューサーには再びボー・ヒルを起用。 1stほど評価が高くないのは「CAN'T GET ENUFF」や「EASY COME EASY GO」といったヒットを意識したようなポップでダンサンブルなナンバーが収録されているせいであろうか。 しかし、個人的にはこれらの曲も結構好きだったりして、発売当時はかなり聞き込んだとの記憶がある。 他にも、美しくポップなメロディのヒット・バラード「MILES AWAY」、バンドの底力を発揮したアーティスティックな「RAINBOW IN THE ROSE」、ドラマティックかつメロディアスな「IN THE DAY WE'LL NEVER SEE」、イントロのレブのタッピング・プレイが心地よい「BAPTIZED BY FIRE」、明るくキャッチーな「YOU ARE THE SAINT, I AM THE SINNER」、壮大なドラマティックさを誇る「IN THE HEART OF THE YOUNG」等は今聴いても新鮮だ。 個人的には1STに勝るとも劣らぬ傑作だと思いますよ。
善し悪しはともかくオーヴァー・プロデュースを絵に描いたような作品。この時代はこれだけ手間暇とお金掛けて作品が作れてたんだねぇ。今だとなかなか作れなそう・・・。 曲作りはとにかく丁寧。「RAINBOW IN THE ROSE」の完成度だけでも納得せざるを得ないような作品。1990年と言えば、FIREHOUSEとかExtremeとか素晴らしい作品あったね。 WINGERと言い、まさにアメリカン・ハードロック黄金時代と言うべきでした。良い時代だったんだなぁ・・・(遠い目)