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THE DARK (1986年)
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THE DARK
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解説 - THE DARK
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. KUZU ★★ (2001-07-25 00:58:00)

当時驚異的な「のど」を披露していたディビッド・ウェイン氏、絶妙なリフメイキングを見せるカート・ヴァンダーフーフ氏、両者の個性と緊張感が、ナイフの刃先を思わせる切れ味とケミストリを生み出している1枚と思います。プロデューサー、マーク・ドッドソン氏の、Dsの切れ味を強調した絶妙な音づくりも、この緊張感を高めるのに大きく寄与していると思われます。
'Ton Of Bricks'、 'Start The Fire'、と言ったPower Metal Tune、'Watch The Children Pray'、'Burial At Sea'といったバラッド調Tune、'Psyco'のスピードTune、そして持ち味を凝縮した'Method To Your Madness'...。アルバム全体の緩急、それぞれに持ち味を持った曲、1986年リリース当時は、この1枚にはまりっぱなしでした。
この遺伝子は、現在僕の知る限りでは、FORTE、IMAGIKA、SQUEALERに引き継がれているように思えます。現在は輸入盤で、比較的低価格で手に入れられると思います。古き良きPower Metalを、機会が有ればどうぞ...




2. 29 ★★ (2001-10-20 02:59:00)

マイク・ハウのVoも個性的で嫌いじゃないですが、個人的にはデヴィッド・ウェインの方が好みです。このアルバムは彼らの作品中、最もHMの攻撃的な一面が強調された一枚だと思います。その緊張感にあふれた音の洪水の中でしっかりと主張できて説得力のあるVoは貴重だったと思います。音楽的にはスラッシュに近いとおもいますが、彼の声がMETAL CHURCHの正統派HMバンドとしてのアイデンティティになっていたと思います。



3. casa ★★ (2002-11-07 18:42:00)

ヤケクソ気味に叩きつけられた印象の1stと較べて、端正に練り込まれた感じがする。
プロの仕事だねぇ。このアルバムも大好きだ!
アグレッションを損なわない歌メロの充実ぶりも嬉しいな。
私は完全な後追いで90年代半ばに聴いたけど、何より曲のよさにびっくりしました。
男臭い正統派ヘヴィメタルの中に見るダークな叙情がたまりません。



4. GIHALA ★★ (2003-04-17 11:55:00)

いいですねえ、こういうメタルは。へヴィーメタルの「ヘヴィー」で「メタリック」な要素が前面に出ているパワーメタルです。voの声質・歌唱は正にメタルシンガー然りとしているし、ギターのトーンもゴリゴリとした重さと金属的な光沢を伴った「実にヘヴィーメタルな」音です。
しかも、決して「剛球一直線」に終わっていない曲作りの妙が実に素晴らしい。どの曲もそれぞれに個性的であり、さらに独特の"DARK"な雰囲気を持った劇性が貫かれています。
(以前、「質問箱」でこのバンドをお教え頂いた御陰でこんな素晴らしいアルバムに出会えました。いや~、何ていいサイトなんでしょう!)




5. Yoshima ★★ (2003-09-08 23:55:00)

まさに正統派POWERMETAL。今でも聞ける。
最近こういう音を出すバンドはいないのかなあ。



6. Kamiko ★★ (2003-09-14 17:39:00)

超正統派パワーメタル。まさに古き良き正統派アルバムの名盤ッス。



7. Warlust ★★ (2005-05-16 23:37:00)

1stでやや物足りなかった部分が充填され、一つのスタイルの完成を見せた名作中の名作。ヴァンダーフーフの真骨頂とも言える、温かみのある叙情性が最前に押し出され、剛直で終わらない豊かなサウンドに仕上がっていると思う。"Method To Your Madness"などは、その醍醐味がつまった正に名曲だろう。実力面ではマイク・ハウに一歩譲るイメージの強かったデヴィドのヴォーカルも、今聴くとその熱唱ぶりに心打たれる。3rd以降のこのバンドを否定するわけではないのだが、それでもこの名作の核を成していたのは、やはりこの2人だったんだなと思わずに入られない。それにしてもDavid...安らかに。



8. クリスオリヴァ ★★ (2005-07-16 15:12:00)

「パワーメタルの教典」と言ってしまっても過言でない出来です。



9. ex_shimon ★★ (2006-05-27 22:34:00)

86年,2nd
③がお気に入りだな
正統派丸出しのリズミカルな曲
⑥THE DARKの後の曲はなんだか印象薄かった




10. cri0841 ★★ (2006-07-24 22:05:00)

デビット・ウェインの強烈なボーカル。パワー・ヘビィネス・スピード・不気味さ・そして叙情性と何だか全く隙がありません。100点満点。パワフルなのに暗い!



11. 火薬バカ一代 ★★ (2006-12-14 21:19:00)

多くのファンが「デヴィッド・ウェイン在籍時代の最高傑作」と太鼓判を押す、'86年発表の2ndアルバム。
勢い任せの荒っぽさが影を潜め、まさに『THE DARK』な収録曲の数々はより一層練り上げられ、
重厚さを増したサウンド・プロダクションも充実と、バンドがデビュー作『METAL CHURCH』から
格段の成長を遂げた事実が、しかと刻み込まれたクオリティを誇る。
怒涛の突進力と、シャープなツインGが奏でる欧州風味のメロディのコンビネーションが強力な
「これでツカミはOK」のOPチューン①に始まるアルバム本編の方も、スピード・チューンは更に鋭く
(ウェインの噛み付くような歌唱がスラッシーな雰囲気を演出)、ゾクゾクさせられる不穏な緊張感を孕んだ
ヘヴィ・チューンは益々ヘヴィにと、メリハリの効いた曲作りが為されていて、だからこそ、
憂いを帯びたヘヴィ・バラード風の④や、中期IRON MAIDENを彷彿とさせるドラマチックな③といった楽曲の存在も活きて来る。
全10曲、捨て曲なし。METAL CHURCH初心者が先ず最初に聴くべきはこのアルバムだろう。
個人的にも、彼らのアルバムの中では本作がベスト1。




12. モブルールズ ★★ (2009-05-02 10:10:00)

全体的に邪悪なムードが漂ってる。曲も良いし歌も演奏も良い。マイク・ハウ時代の方が好きだが、名盤には違いない。



13. 失恋船長 ★★★ (2012-05-30 01:00:28)

US産の正統派パワーメタルバンドの2nd。前作で見せたスピーディーさとパワフルさはそのままに音楽的にはバリエーションを広げ深みを感じさせてくれます、この手のサウンドにありがちな突っ走るだけではない起承転結があり各楽曲に山場を見事に盛り込み飽きさせることの無いアレンジを施してくれます。あくまでもアグレッシブに獰猛なパフォーマンスを披露するVoのデイヴィット・ウェインもメロディをしっかりと歌い上げ凡百のパワーメタルバンドとの違いを見せ付けてくれます。桁違いのパワーと突進力を兼ね備えた今作は実に清清しいですね、ダークな音像もUS産ならではのクールな質感と合致し独自の色合いを感じさせてくれる、またメタル然とした楽曲の方向性を如実に握っているツインギターのコンビネーションも素晴らしく鋭く尖がっています。このサウンドにこのボーカルと超一流のメタルサウンドに仰け反りつつ、ある意味アルバムタイトルの如き闇の中で輝くメタリックなサウンドに畏怖を感じます。



14. てかぷりお ★★★ (2015-06-13 16:18:08)

1986年作の2ndアルバム
おどろおどろしく、ジメッとして凶悪な空気を発散するMETAL CHURCHのパワーメタルは、よくあるような暑苦しいそれらとは一線を画すサウンド 1stの時点ですでに十分な個性を出していましたが、この2ndではその雰囲気はそのままに、プロダクションの向上もあってあらゆるベクトルでさらにグレードアップしたかのような内容だと思います
それにしても暗い作品だな 「The Dark」というタイトルほんとピッタリ こういう焦点が絞れたアルバムってのはいいよね 名盤でしょう!



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