01年発表。ライヴ盤。 しかし、ただのライヴ音源ではない。 ツアーで訪れた国ごとに捧げるという形をとり、全くのオリジナル(一部除く)をライヴ・レコーディングした作品です。 そして、一曲一曲が高いクオリティを持っているということにまた驚かされました。 ほんと、この人のマルチな才能、ヴァイタリティの凄さには驚くばかりですね・・・。 もちろん、一流のミュージシャンをバンド・メンバーとして擁するVAIだからこそできたのだと思います。感服。 全部で16曲、すなわち16ヵ国に捧げる曲で構成されているのだが、その中にはもちろん日本に向けて作られた曲もあります。 Burning Rainという曲ですが、これはイマイチ・・・ピンときませんでした。 今作は好きな曲が結構多いです。Blood And Glory、The Power of Bombos、Babushka、Being With Youとかがかっこいいと思います。 特にBabushkaは、ヴァイオリンとギターの微妙な音程が妖しい響きを持つ曲ですが、一度演奏をストップして再開するまでの流れなども含めてかっこよかったですね。