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IN TRANCE (1975年)
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IN TRANCE
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解説 - IN TRANCE

1975年9月17日、RCA Recordsよりリリースされた3rdアルバム。
前2作で提示したプログレッシブなクラウトロックからの脱却が見られ、楽曲はより短くなり、よりタイトなアレンジが聴ける。

Recorded:1975, Dierks Studios, Cologne, West Germany
Producer:Dieter Dierks
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 柴が2匹 ★★ (2001-11-11 15:56:00)

70年代は個性の時代であった。80年代以降、シングル志向のファンは初期
スコーピオンズはクセがありすぎて聴き辛いかもしれない。しかし、当時は
日本でもこのクセがゆえに人気が高かったことは知られていない。
これは彼らの3rdアルバムであるが、荒々しさがとれ、一層洗練された
様式美を体現している。70年代全般に言えることだが、このウリの絡みつくような
ギターの音の太さ、リズムセクションの力強さ、若きヴォーカルの雄たけび
どれをとっても、名盤であることに間違いは無い。



2. こーじー ★★ (2002-01-19 23:04:00)

ウリ時代のスコピ最高!



3. りっち~ ★★ (2002-05-06 15:15:00)

80年代以後のスコーピオンズと70年代のスコーピオンズは全然違うと、自分は、思っている。その原因はいくつかあるのだが、やっぱり一番大きかったのは、ウリ・ロートの脱退そして、マティアス・ヤプスの加入だろう。この事によって、ウリが書いていた、ジミヘン風のダークな楽曲は消え去り、だんだんとアメリカン・ハードの趣に路線を変えてった事が原因だと思う。
そんな、スコーピオンズのRCA第2弾がこの「復習の蠍団~IN TRANNCE」である。とにかくダークなイメージのアルバムだと思っている。この中で聞いてほしい曲は、「Dark Rady」と「In Trance」この2曲が、お勧めだろう。
(Lonesome Crow/fly to the rainbow/IN TRANCEこの3枚のデジタルリマスタ盤出してくれないかなぁ~。)



4. EM ★★ (2003-03-29 21:01:00)

わたくしにとって、Scorpionsはやっぱりウリのいた時代が最高です。3連符を駆使したDarkLadyのリズムやメロディは英国人やアメリカ人のHRグループには発想できない楽曲のような気がします。



5. ホセメンドーサ ★★ (2003-08-07 21:21:00)

ええなあ~、この暗さ。
Dark Ladyもいいけど、Robot Manが最高。



6. ブルーオイスターカルトファン ★★ (2003-10-13 19:13:00)

TOP OF THE HILL最高



7. ロージー ★★ (2003-11-11 10:12:00)

scorpionsはやっぱり初期(crazy world以前)の独特な陰湿さと暗さが売りだと思う。
最近はバラードバンドのイメージしかありません。
「dark lady」「in trance」「robot man」等名曲揃いで、当時問題になったエロチックなジャケも芸術的で素晴らしいです。




8. shin. ★★ (2004-01-01 02:30:00)

このやろう!!
ハードロック好きなら聴きなさいよこのやろう!!
タイトル曲イントランスはエアロのドリームオン以上の名曲ですよこのやろう!!



9. 3割2分5厘 ★★ (2004-02-16 18:09:00)

ウリさん泣きまくりです。泣きのギター好きな人はぜひぜひ。
ハードロックの理想形が展開されてます。




10. 蛇昆布 ★★ (2004-03-31 19:37:00)

これには、痺れさせられた。①~⑥の流れは奇跡的によい。
このアルバムの主役は、クラウス・マイネ!!!
妙な色気のある、パワフルなハイトーン!!
いつ聞いてもいいね。これこそ真の癒し系。



11. せーら ★★ (2004-04-17 21:20:00)

75年発表の3rdアルバム。邦題「復活の蠍団」。ジャケットアートは性行為を思わせるものとして発禁になった国もあるらしい...。
2nd「FLY TO THE RAINBOW」同様、凄く好きな作品です。「IN TRANCE」「人生は川の如し」「生と死」「日暮れ時の風」「NIGHT LIGHTS」における悲嘆にくれるダークさが堪らなく味わい深い。こんなにも暗い曲なのに、聴き手をうつな気持ちにさせることなく、美しさを感じさせてくれるのが凄い。深みのある名曲です。しかし凄いタイトルだ、人生は川の如しだなんて...。
まさにロボットを連想させるカクカクと角張ったリズムを持つ「ROBOT MAN」、ルドルフのギターリフが印象的な「TOP OF THE BILL」も素晴らしく、捨て曲なしと言えるでしょう。ウリの歌う「SUN IN MY HAND」は好みの別れるところかもしれませんが、ギターが良いので目をつぶりましょう(笑)
わたしはアルバム全体を覆うダークさが気に入っていますが、これは聴き手を選ぶ音かもしれませんね。




12. フライングV ★★ (2004-06-09 15:59:00)

ルドルフのリズムギター、クラウスのボーカルがかっこよく親しみやすいメロディーが好きな
『Robot Man』。
ウリ得意のトリルリフとダークなリフがイントロでも間奏でも怪しげな雰囲気を醸し出し、
でもどこか悲しげでサビでクラウスが発狂?するヘヴィーな『Top Of The Bill』。
哀愁の『Intrance』。
初期独特のダークで歌謡曲を思わせるヘヴィーロックに浸りたい時によく聞くアルバムだな~。




13. モンターヘッド ★★ (2004-08-24 22:25:00)

人生の最後はこのアルバムを聞きながら成仏し、「炎を求めて」をバックに火葬されたい。



14. モンターヘッド ★★ (2004-08-24 22:27:00)

そして葬式のエンディングはナイトライツ!!



15. 泣きおやじ(完全版) ★★ (2004-09-28 20:37:00)

ワシはNights Lightsを夏の夕涼みがわり、つまり、風鈴みたいな感じで聴いていました。



16. milk ★★ (2004-10-14 09:05:00)

マジ最高何ですケドケド2俄然trance ジャン。。。。どんだけえ------------------------.
だしッッッ!!!!!!!!!!!!!!!



17. ら~しょん ★★ (2004-11-05 22:49:00)

暗さ妖しさでは前作以上ですね。
①のDark LadyのイントロでまずKOされ、絶望的に暗く美しい②③⑤、
クラウスの鬼気迫る絶唱が轟く④など、前半はほぼパーフェクトな内容です。
後半も前半ほどではないがなかなかの内容。




18. ワイトグラフ ★★ (2005-02-01 13:01:00)

タイトル曲とロボットマンがいい



19. Ranzzy ★★ (2005-07-09 03:19:00)

DARK LADYはウリが歌ってる曲の中で唯一かっこいい曲。ウリの声が気にならない。タイトルトラックは名曲だし、LIFE'S LIKE A RIVERやLIVING AND DYINGの暗い感じも最高。ROBOT MANも疾走するロックンロールって感じでかっこいい。(JUDASのRUNNING WILDとなんとなく曲の感じが似てる)



20. 中曽根栄作 ★★ (2005-10-19 20:38:00)

いいアルバムじゃのう。
上の方で持ち上がってるNight Lights、ポイント入れたげてつかあさい…




21. かのん ★★ (2005-12-22 06:15:00)

最初、ピンとこなかったが実は凄いアルバムと今は思ってますね
ディープパープルの即興を聴いてるかのような錯角に思える
曲がありますね。



22. 堕天使ひで ★★ (2006-09-13 18:52:00)

仙人在籍時では最初に聴いた作品なので、「SCORPIONSといえば?」と聞かれたら、このHなジャケが頭に浮かんじゃうんですね。(笑)
陰湿で扇情的で美しく、仙人のVoもここでは良いし、大好きなIN TRANCEもある。
それにしても、当時の洋楽曲の日本名は凄いね。SCORPIONSに限らず、結構一生懸命に日本名を付けていたもんな。「なんだこの曲名は?」っていう楽しみは重要ですよね。



23. ムッチー ★★ (2008-06-11 14:22:00)

A面の5曲はどれも最高!
特に"Life's Like A River"なんてメッチャクチャ大好きじゃい!
それに比べるとB面の5曲は少し劣るかなぁ。
クラウスのヴォーカルとウリのギターが圧倒的にスゴイ。
哀愁ただよう、初期SCORPIONSの代表作!




24. 失恋船長 ★★ (2008-11-12 14:08:00)

欧州的叙情性とマイナースケールによる猛烈な泣きを加味した哀愁のメロディが耳を惹く1975年リリースの3rdにて初期の代表作。湿り気のあるダークな質感に良質なメロディが絶妙な絡みをみせ若さ溢れる爆発力が見事に昇華した姿がなんとも頼もしい。
アメリカや英国ではないドイツの聡明期を司る個性溢れる名盤ですね




25. はっちゃん ★★ (2009-07-10 04:03:00)

暗い。絶望的に。
この暗さがRCA時代の特徴でもあるんですが、倭民族の琴線に触れまくるんですな。
もう、どうしようもないパトスをてんこ盛りにした楽曲の数々は蠍団の特徴ですが、
70年代~現在にかけて、過去もっとも暗い作品じゃないでしょうか。
ここまで暗黒だと、潔さすら感じますね。好きです。
ルドルフのリズム・ギターは「TOP OF THE BILL」や「ROBOT MAN」のようにリフが
前面に出て楽曲をリードしていくタイプと、「IN TRANCE」や「LIVING AND DYING」
のように訥々とアルペジオで楽曲を紡いでいくタイプとで、スコーピオンズの
楽曲フォーマットを決定づけたと言ってもいいでしょう。
でもミックスのせいで、ルドルフのバッキングよりウリのオブリの方がなぜかしら
目立っているのは、ルドルフ・マニアの僕的には納得できないんですけどね。




26. Dr.Strangelove ★★ (2009-08-05 05:03:00)

SCORPIONSの初期代表作。



27. 沈黙の上州 ★★ (2010-02-08 23:21:00)

ヤバい。暗い。美しい。
どうしようもないくらい好きなアルバム。
ジャケも良し



28. モブルールズ ★★ (2010-05-04 07:31:00)

まさに演歌ロックですね。日本人とドイツ人の国民性の共通点とかも考えさせられてしまうようなアルバムです。



29. エガラー ★★ (2010-07-09 18:57:00)

初期のSCOPIONSの傑作アルバムといえば4THの「VIRGIN KILLER」(76)を挙げるのがい一般的かもしれないが、3rdアルバムでもある本作の「IN TRANCE」(75)を挙げるファンも多いらしい。確かに本作は初期のSCORPIONSのサウンドスタイルを完全に確立した作品であるので、当然であろう。ところで初期のSCORPIONSのサウンドスタイルを軽く説明すると、ブリティッシュハードロックから影響を受けたかのようなハードロックサウンドに、メロディックなサウンドに哀愁的な要素とダークネス要素を追加させたようなサウンドで、ファンからはジャーマンハードロックの手本とまで言われたサウンドと言っていいだろう。そのサウンドが本作で確立されたことを考えると、重要盤として挙げられて当然のことだろう。ちなみに本作が本邦デビュー作となり、大きな話題となったが、その要因が本作のサウンドスタイルが日本人好みのサウンドであったことだろう。またジャケットも初期のSCORPIONSでは有名な発禁ジャケの原点ともいわれ、SCOPIONSのルーツといてはかなり重要なことだ。但し個人的には本作には少々賛否がある。まず「賛」としては初期のSCORPIONSの独特の要素が遺憾なく発揮されており、名作というにふさわしい内容となっており、もうひとつが初期のギターリストのウリ ジョン ロートの個性が強く打ち出されており、恐らくSCORPIONSのアルバムの中では最も彼の個性が強く打ち出されているのではないかと思う。となると本作はウリ ジョン ロートの代表作の一枚でもあると考えてもよいだろう。しかし「否」の面ではあまりにも哀愁的でダークネスすぎたことだろう。となると本作は彼らの作品の中では、哀愁的メロディ要素と要素とダークネスな要素がもっと持つよう作品と見てもいいだろう。また日本人好みということは裏を返せば、あまりにもメロディーが強すぎるということになるし、申し訳ないが「日本人好み」はあまりいい意味ではないと思う。また個人的にはインパクト面では前作と次作と比べると劣ってるような気がするので、哀愁的なメロディ要素とダークネス要素が混ざり合ったサウンドが個人的にはウケがあんまり良くなかったともいえるが(かといってそれほど悪いわけではない)それは聴く者の好みの問題ではある、またもう少しハードロック要素が強ければ良かったのではないかと思う。そこを踏まえて考えると次作の方が評価が高かったことがわかる。からといって本作を批判する気は全くないし、あくまでもそれは個人的な意見であるのであしからず。あともうひとつ、6th以降のSCORPIONSファンには受け入れられにくい面があるが、SCORPIONSを語る上では、決して本作を欠かすことはできないどころか、許されないことだろし、それだけ本作の存在が重要であることを理解すべきであろう。少なくともSCORPIONSファンは必聴作だ!!
評価88p(賛否があるためこの位かな?)



30. DRUNKER ★★ (2010-07-22 20:57:00)

ねえ、IN TRANCE って焼酎に合いません?



31. かめはめ ★★★ (2010-10-14 20:55:36)

ウリ期ではVIrgin Killerに次ぐ傑作。日本でのデビュー作。ウリも本格的に参加しており、他メンバーもパワーアップ。
この暗さ、哀愁がたまらない。



32. 朱雲 ★★ (2010-12-23 23:35:52)

ウリ在籍時代は、日本人好みな作品多いなー。



33. 夢想家・I ★★★ (2011-04-01 17:09:33)

'75年発表の3rdアルバムです。
邦題「復讐の蠍団 ~イン・トランス」
あらゆる点で彼等の個性が確立された作品です。
音楽性について、まずは一曲目"Dark Lady"は小手調べ的な感じですが、二曲目"In Trans"以降、聴き進む毎に彼等独特の物憂げな暗い叙情性の色合いをじわじわと深めていきます。実際のサウンドの重さもそれなりにありますが、それ以上に精神的に重くのしかかって来る感覚があります。
アップ・テンポの曲(がそもそも少ない)でも軽快さは無く、個人的にはSCORPIONSの全アルバム中最も暗い印象です。

そして物議を醸すアートワークや現在まで使われるバンド・ロゴ等がこのアルバムから採用されるようになった点も彼等のイメージを決定付ける上で重要な要素となりました。

前述したようにちょっと暗過ぎると思うので、いつでも聴きたいという訳ではありませんが、とても味わい深い素晴らしいアルバムだと思います。




34. 豚千代 ★★★ (2012-10-06 23:31:24)

ジャケはエロいんだが、中身は芸術的としか言いようがない大傑作だ。
ウリ在籍時の蠍団の最高傑作は何か?って話になると、「ヴァージン・キラー」か本作か議論になるけど、「イン・トランス」がクレジットされているという一点において、小生は本作を推したい。
「イン・トランス」、「人生は川の如し」、「生と死」、「日暮れ時の風」・・・と、いかにも蠍団らしい超叙情的な演歌メタルが続き、最後は、インストの「ナイト・ライツ」だ。これがまた素晴らしい。
何百回聴いたかわからないが、歴史に残る名盤であることは間違い無いだろう。
騙されたと思って、ぜひ一度聴いていただきたい。



35. 火薬バカ一代 ★★★ (2016-10-13 00:35:32)

ドラマーをユルゲン・ローゼンタールからルディ・レナーズに代えて、’75年に発表された3rdアルバム(邦題『復讐の蠍団』)。「ギターに跨って悶えるブロンド美女」という、小生の愚息も思わず昇天な(スポーツ新聞風俗欄的表現)、SCORPIONS発禁ジャケット史の記念すべき第一歩ともなった1枚ですが、暗喩を感じさせるエロスの方向性がやっぱヨーロッパのバンドのセンスだなと。
涙なしには聴けぬドラマティックな名曲②、“人生は川の如し”なんて演歌みたいな邦題がドハマりする哀愁ダダ漏れの③、重々しくも憂いに満ちた⑤、タメを効かせて劇的に盛り上がっていく⑦等、ウルリッヒ・ロートが紡ぐ、日本人の感性にぴったりフィットして横漏れしない泣きメロの大洪水と、クラウス・マイネのコブシの入った熱唱を核に、情念が濃密に渦巻く70年代型ロック・サウンドは、基本的に前作『電撃の蠍団』と作風を同じくします。
但し今回は楽曲がコンパクトに、アレンジはタイトにまとめられ、SCORPIONS版“移民の歌”(?)的なOPナンバー①や、耳をつんざく⑥といった楽曲における、2本のGのアグレッシブな暴れっぷりや、スピーカーを食い破らんばかりの勢いで炸裂する、クラウスの(ルドルフ・シェンカーのお株を奪う)カミソリの如きシャウトを聴けば分かる通り、バンドがよりハードな方向へ、ギアを一段も二段も上げたことが伝わって来る仕上がり。
従来のプログ・ロック色を薄れさせたSCORPIONSが、シャープで切れ味鋭いHRバンドとして覚醒する3rd『VIRGIN KILLER』へと至る、その過渡期の魅力を捉えた名盤ではないでしょうか。



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