Matthias加入後の、80's Scorpionsの最終形態です。 (ちなみに、「Face The Heat」以降は"90's音楽性拡大期"です) それまでは、「Lovedrive」で新境地開拓、「Animal Magnetism」でグルーヴ感重視、 「Blackout」で"硬"路線、「Love At First Sting」で"8ビート"路線、 「Savage Amusement」で"柔"路線、と、 わりとアルバムごとの性格がハッキリしてたんですが、 このアルバムは、その3枚をごった煮にして、 なおかつちょっとアメリカンな味付けをしたような曲が並んでます。 しかし、独特の叙情性は決して失われず、ですからご安心ください。 バラードの名曲「Wind Of Change」「Send Me An Angel」はこれ収録です。
90年発表の11thアルバム。 個人的に、SCORPIONSはもう圧倒的にウリ時代が凄かった!!と思っているくちですが、マティアス時代もやっぱり良いんですよねー。 ウリ脱退後の作品としては、「BLACKOUT」の次くらいに頻繁に聴いたかな? ポップな要素が強いんですが、「けっ!軟弱になりやがってからに」なんて突き放すことなど出来ません。ちゃんとヘヴィーな側面も持ち合わせているし、何より曲の出来が素晴らしく良いのである! ラストの「SEND ME AN ANGEL」はさすがSCORPIONSと思わせてくれる、最上級のバラード。「WIND OF CHANGE」よりスッゴイよ。
キャッチーな曲が多くて、親しみやすいアルバムだと思いますよ。 ポップで明るい感じもしますね。 ①"Tease Me Please Me"はカラッとしたキャッチーソングで、オープニングにピッタリです。 ③"To Be With You In Heaven"は、カッコいいバラードっていうかな、すごく好きです。 ④"Wind Of Change"は大ヒットした曲で、口笛が哀愁を誘うバラード。いい曲だな~。 ⑩"Crazy World"はノリノリ~っす!「う~う~う~♪」 ⑪"Send Me An Angel"は、いつものSCORPIONSらしく、アルバムを切なく締めてくれるバラードです。これもお気に入り♪ 他はちょっとパッとしない感もありますけど、良曲が多くて、いいアルバムです~。
キース・オルセンのプロデュースによる1990年リリースのアルバム、大ヒット作「WIND OF CHANGE」収録の好盤ですね。シャープでソリッドなサウンドがスコーピオンズという趣きもあるでしょうが程よくエッジの効いたサウンドと欧州産の哀愁のある唄メロがバランスよく溶け合い新機軸を打ち出している90年代と言う背景を上手く利用し時代性を加味したセンスも良い方向に作用している、一聴すると地味なアルバムだが聴き応えはありますよ
キースオルセンをプロデューサーに迎えたアルバム。1つ1つの楽曲の完成度が高い。そのうえヒットポテンシャルの高い楽曲がたくさんつまっており充実した中身。その理由は外部ライターを導入したからで、バンドがサバイバルするにはいたしかたないわけで。『マンネリ打破』するのは容易なことではない。アメリカンマーケット向けの商品が見事に成功した実例。結構POPです。 名曲Wind Of Change、Send Me An Ange、Tease Me Please Meなどを収録。 Wind of Changeはまさにベルリンの壁崩壊とタイムリーであった。