「POP化が進んだ」「産業ロックみたい」と言われるが、楽曲の良さではこの作品が一番だと思う。「Embrujo~Play with the Fire」だけのために買っても損はない。初めて聞いた当初は「Somebody Out There」のポップさに「軟弱」のダメ出しをしたが、聞き込んでみると非常に質の高いHR作品だ。
う~ん。このアルバムはやっぱりEmbrujo~Play With The Fireだけで、あとはパッとしなかったなあ。Burrn!じゃないけどホントサバイバーみたいだった。ジャケットもまとまりすぎ。僕はあまり聴き込まなかった。僕の中の最高傑作はリック最後の作品「サヴェイランス」だ。このアルバムこそ捨て曲ナシの名盤だ。これぞトライアンフ・ワールドである。
リック・エメットのソロは、決して駄作じゃないぞー。 HM/HRではないけど、TRIUMPHの泣きを背負ってきたのはリックなんだし。 ・・・と言えるあなたは、まずこれ聴いてください。 実は名曲多し。 "TEARS IN THE RAIN"、"SOMEBODY'S OUT THERE"、"PLAY WITH THEFIRE"なんか、 しっかりTRIUMPHの代表曲ですね。
前作「THUNDER SEVEN」から更にポップ路線に行ってしまった作品。 メロディーの良い楽曲が多いので、特に「ポップだから嫌だな」なんて思うこともありませんでした。ま、これ以前のTRIUMPHの方が断然好きなんですが・・・。 いやしかし、ドラマティックなインスト「EMBRUJO」に続く「PLAY WITH THE FIRE」がホントに素晴らしいですね。ALCATRAZZの「TOO YOUNG TO DIE,TOO DRUNK TO LIVE」に似たクラシカルなギターソロが異常なほどカッコイイ!リック・エメットのハイトーンも相変わらず冴えてます!ポップな味付けをされた他の曲と違い、従来通りの魅力を見せ付けてくれたこの曲、完全に浮いてますが、やっぱりこれがハイライト!