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Regressus (2003年)
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Regressus
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解説 - Regressus
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. shiningheart97 ★★ (2003-05-21 22:26:00)

最高にすばらしいアルバムです。
ガス・Gばかりが注目されがちですが、
これはバンドとしての一体感を存分に味わえる。
そんなアルバムです!
2ndアルバムにして日本デビュー作でもある本作は、
1stと聴きくらべると分かるのですが、かなり
レベルが上がっていることを確認できます。
このバンド、タダモノではない!



2. GIHALA ★★ (2003-07-03 20:38:00)

なかなかのパワーメタルですよ、これは。
ギターリフが重量感たっぷりにザクザク鳴っていて堪りません。
リズム隊もヘヴィーでタイト極まりなし。
歌メロがさほどメロディアスじゃない代わりに、
パワフルにガンガン押すタイプの歌唱を聴かせるvoもまたツボです。
また上の方の仰るとおり、バンドとしての一体感もしっかりしているので、
安心してそのサウンドに身を委ねられます。
ギタリストの腕がたつのは当然の事ながら、曲も良く出来ているので、
パワーメタル好きの方に是非オススメしたいです。
何かと話題のガス・Gが参加している割に書き込み少ないんですねえ…。
FIREWINDもDREAM EVILも聴きましたが、その2バンド以上に私は気に入りました。




3. 逆十字 ★★ (2003-12-17 11:18:00)

重たいアルバムだなというのが第一印象でした。
超正統派パワーメタルだね。ひたすらパワーとへヴィサウンドで押しまくる。
ガス・Gはほんとはこういう音楽をやりたいんだろうなと思いました。
あともうちょっとスピードがあってもいいかと思う。




4. cri0841 ★★ (2007-05-08 15:21:00)

典型的パワーメタルだが、ガスさんみたいなネオクラシカル系の人が
こーゆーリフでグイグイ押すタイプの音楽やってるのって珍しい。
ギターソロは超絶に流麗かつメロディアスで、これ聴くために買って
る人が多いのも無理はない。でも、FIREWINDの方が彼に合ってるよね。
個人的要望からすると、こっちの方が好みなんだが・・・。
ガスさん抜けた後の作品もクオリティ落ちてないので、実質はボーカルの
ロバート・デミトリ・リアパキスが楽曲をコントロールしてると見た。
ハッキリ言って、声域は狭いが、メタルマインドは十分感じられる。
ギリシャのパワーメタラーか。応援したいな~




5. 失恋船長 ★★★ (2025-11-09 16:41:48)

国内盤がリリースされた2枚目のアルバム。ちなみに国内盤の帯にはガス・G率いる第三のプロジェクトを大嘘が書いてありました。逮捕されるぞ。日本語圏でよかった。英語圏で今ならばSNS大炎上であろう。というか日本語だから大嘘を宣伝出来たといえる。ちなみに今作もプロデューサーはヴォーカルのR.D. リアパキスである。彼がバンドを率いている。

オープニングからメロディアスなギターが飛び出し早くも前作との違いを見せつけた、これはレコード会社の思惑もあるのだろうが、次にくる曲も同様にメロディアス。前作で聴かせた閉塞感に満ち溢れたUS産パワーメタル色は減退、王道路線へと舵を切っている。聴きやすくなったが個性は失った。シンガーもメロディアスな歌メロを魅力的に歌い、あの男気溢れる熱唱型を捨てたのは大いに不満の残る出来栄えとなった。また、スラッシーなリフワークもなくなり、不満の一途をたどっていくのだが③で持ち返す、プログレッシブな展開、そして密度の濃い、このバンドらしい拘りが戻るも、サビメロはやはり高揚感を優先する形になり前作よりも愛想の好いサウンドへと向かっている。

メタル初心者向けと言えばよいのかライトリスナーには、こっちの方が聞きかじりがイイ、しかし、ある程度聴き漁るマニアには、ありがちな展開はやめてほしい。③のギターソロなどある意味、メロディアスすぎる。前作はもっと好戦的で野心があったのだが、とにかく広く認知される方向に向かった。

Valley's EveのR.D.リアパキスとマーティン・アルブレヒトにガス・Gを紹介したのはデヴィット・T・チャステイン総帥という逸話がある。そう考えると、このバンドが欧州型のメタルではなく王道US産パワーメタルへ進んだ事にも合点がいくのだが、MANOWARスタイルの④なんて、シンガーの性質的にもぴったりだ。ザクザクと刻まれるリフ、前作以上のメロディアスさを強調するギターも違和感がない、こういうナンバーのおかげで持ち直すのだが、①と②は賛否の分かれるところだろう。

個性と引き換えに手にしたNuclear Blast Recordsからのバックアップ。潤沢な資金を得たのか音質も良くなり分離のハッキリとした音像は非常に聴きやすい、またメタリックな曲は徹底的に鍛え上げ男気溢れるパワフル路線を推進。とくに歌メロと歌唱スタイルに柔軟さを取り込み、聴きやすくしたことでメジャー感がUPしている。密度の濃さが売りだったけどね。

トータルとしては前作を上回っているのだが、いまだにエイリアンもランボーもターミネーターもファーストシリーズが最高傑作なように、お金だけでは解決できない問題、もっというと間口を広げるという事は同時に失うものがあるという事を知らしめた。やはり⑤などリフが強烈で耳を引き付ける、そこに流麗なソロが飛び出すというのは面白さとミスマッチ感、この究極の味付けが、やはり評価を分けるだろう。

今作、実はアマゾンで商品説明で三人くらい日本人がレビューを投稿しているのだが、まぁシンガーが一本調子と論じられていた。なるほどなぁ。と妙に納得した。
それは昔、チャステイン総帥率いるバンドのシンガー、鋼鉄の女神、レザー・レオーネの歌を、一本調子を言った知人がいる、正直驚いたのだが、何十年ぶりに腑に落ちた。
ここで歌い上げるパフォーマンス、前作よりも格段に広がりを見せた。一本調子という表現は適切ではないのだが、例えばウド・ダークシュナイダーをそう表現する人は少ないだろう、ビフ・バイフォードはR.D.リアパキスよりも声域が狭く似たり寄ったりの音階を行ったり来たりするが一本調子と揶揄されることは少ない。

US産パワーメタルは不愛想だ。売れるためのキャッチーさや親しみやすさ、何より日本人好みのワビサビが感じられない。しかし、あの鉛色に輝くなまめかしい光沢感、妖しげなサウンドは確実に日本にも需要があるJag Panzer人気ないもんなぁ。欧州やアメリカでは地下番人として一目置かれているけどね。このバンドはもっと聴きやすい、それはガス・Gの正統派寄りのメロディアスなリードが増えたからだ。

可能性を広げた意欲作。国内盤のライナーノーツが読みたくなるのだが、それだけの為に金は払えないのでやめとくが凄く読みたいのは間違いない。なんて書いてあるのだろう、ガス・Gが率いているのか?一本調子論はここからなのか?BURRN!の仕業か?興味は尽きない。アマゾンのレビューなんて気にしたことないよ。どうせ買うならYouTubeで漁るかサブスクがあるからねぇ。



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