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NO BOUNDARIES (2002年)
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NO BOUNDARIES
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解説 - NO BOUNDARIES
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ぜるる♪ ★★ (2003-11-29 16:40:00)

日本最速の世界に誇る炎のギタリスト太田カツ率いるARK STORMのファースト
ぶっちゃけ声がめちゃくちゃ変です。
笑いそうになります。
でもギターとキーボードとドラムは良いですよ
ベースは2枚目の瀧田には及びませんが、その他でカヴァーしてます。
声なんか気にせずすごいネオクラシカルを聴きたいという人は是非。
自分はこの声嫌いですけどね(笑)
曲は良いです




2. ヒヨリ ★★ (2004-04-27 17:14:00)

1曲目のイントロに胸躍らせたのも束の間
ショボいウド・ダークシュナイダーのような声にコケそうになった。
しかしギターはもの凄いし、曲も良い。
本家インギーがショボいアルバム、雑なギターソロを連発し
ネオクラから遠ざかっていたが、太田カツは聞ける!
Vo替えて作りなおして欲しいッス。



3. BTB ★★ (2007-04-27 22:07:00)

自分も上の人と同じく、1曲目のイントロに胸躍らせてズッコケたタチです。(苦笑)
なんだか、『カラオケで歌い出したらマイクのスイッチOFFだった』みたいな感じに聴こえて笑っちゃうんだよね。
変な愛着が湧いて、今でもたまに聴いてはニヤニヤ笑ってます。
と、書きながら聴きなおしてます。
あぁ 遠くで断末魔が聴こえる・・・



4. 失恋船長 ★★ (2008-07-29 22:36:00)

日本が誇る北欧系速弾きギタリスト大田カツ率いるアークストームの1st
自らが影響を受けたインギー、リッチー、シェンカー、ウリ・ロートと言ったギタリストのカラーを受け継ぎ独自の様式美路線を極めんとする名盤ですね。ネオクラ様式美が好きな方なら必ず満足出来る内容を誇っていると思いますよ、ヴィニームーアやマカパインにも負けずとも劣らない超絶速弾きプレイの数々に魅了されてください。大田の独壇場的なアプローチと感じる向きもありますがワビサビを経た扇情的なメロディと多彩なフレージングを奏でるギタープレイを堪能してもらいたいですね、本家がここまでカッチリと弾かなくなりましたから個人的には重宝しましたよ。惜しむらくはかつて大田と共にアストニッシュメントなるパワーメタル系のバンドを組んでいたVo今西氏の声質的適合力、その手のスラッシーなサウンドには適しているがこの手の様式美サウンドでは機能しないタイプと言えよう、LIVEではパワフルな歌を披露していただけに、今作のパフォーマンスは彼の持ち味を活かしきれていないように感じられます。




5. さいたまの仙人 ★★ (2009-04-12 01:48:00)

2000年にソロアルバムを発表した縁か、突如ネクサスからのメジャーデビューを果たした
ギタリスト太田カツ(G:ex.Astonishment、Rip Van Winkle)率いるArk Stormのデビューアルバム。2002年。
脇を固めるミュージシャンもYuhki(key:from Marge Litch ex.Castle in the Air)、山田ミチロー(B:from Voodoo Caravan)、
下田武男(Dr:from Nuovo Immigrato ex.White Fang)と錚錚たるメンツです。
肝心のボーカルはカツのAstonishment時代の同僚今西洋明(ex.Lucifer)なのだが、
これが上の人たちを始めエラく評判が悪い。確かに声質自体が様式美向きではないということもある。
しかし出来がここまでになってしまったのはひとえにミキシングのせいである。過去のデモテープでは遥かにパワフルなハイトーンシャウトを決めており、
失恋船長さんやお城を始めライブでの評判もなかなかのものだ。本作でのパフォーマンスは今西の本領では明らかにない。
では何故今西を本作のボーカルに起用したのか。無論、ジャパメタ界の宿痾である「予算不足」もあろう。
しかし、今西よりも声質だけを鑑みれば同じく元同僚の野中和彦でも良いはずだが、そういう意見は寡聞にして知らない。
(Rip Van Winkleを聞いたことないと言う人がいる可能性はここでは捨象する)
言い方は悪いが、ハッキリ言うと本作のボーカルを聴いた時点で殆どの人は試聴機を止めるか、BOOK○FFに売り飛ばすだろう。
しかしこうしてファンは確かに存在し、ライブにも動員した。
僕の推測だが、太田は本作を限り無くデモテープに近い意味合いを含ませて製作したのではないだろうか。
彼の音楽を実現するためにはそれなり以上のミュージシャンが必要である。
が、ボーカルとなるとそこはジャパメタ。だから彼は野中以上に声が出る今西に歌わせたのだ。
今作は曲ありきのアルバムであり、太田が今西を選んだ理由は野中よりも歌いこなせるという一点に尽きる、と考えている。
Astonishmentではもっと彼の声域を活かした作曲になっていることからも、今西の最高点以外の声域は全く問題ではなかったろう。
実際、#7や#8は随所で苦しげであり、後者などは如何にも佐々井向けの音域である。
それに様式美メタルを聴かせるにあたって、特殊すぎるボーカルが良い意味でキモになっている。野中は如何にも典型的なアングラ様式美にいそうな声であり、
ジョー・スタンプやカールヨハン・グリマークのようにレッテルを貼られて捨て置かれかねない。
むしろ今西を起用し、よりインストパートに注目させようという意図が感じられなくもない。
つまり太田の今西起用は、人材難の中で太田の作曲能力そのものを売り込もうという意図によってなされたものである、と考えても不自然ではないのではないか。
してみると、本作にはバンド名の冠に自身の名があることも、「境界(限界)はない」というタイトル、そして
何よりも次作のタイトルこそが「新たな伝説の始まり」であることの理由が分かるのではないだろうか。

……などとあまり思ってもないことを書きましたが(笑)、今西ファンとしてはやはり声で聴かず嫌いせず、メロディを感じ取って欲しいなと思うのです。
実は曲のバラエティにも富んでいるし、佐々井映えしそうなバラード#6まで収録している。ジャケは……イカしてますよね?(爆)
ところで、近年のセットリストから本作のナンバーが消えつつある事実は、佐々井が素晴らしいボーカルでありながらも、
太田の要求に完全には応える能力がないことを露呈している。
何故なら本作は佐々井に合うサウンドとして作曲されたものではないし、#2などはキーを下げて演奏された。
また、次作以降よりも本作のメロディが最も素晴らしい、という意見がインターネット上には確かに存在するということを付記しておく。



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