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解説 - PRETTY MAIDS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. KA'z ★★ (2005-01-16 01:28:00)

個人的には大切なバンドの一つ「PRETTY MAIDS」の真のデビュー(ミニ)アルバムです。
ミニなので全6曲とボリューム不足の感もありますが、全ての曲が佳曲以上のレベルなのでお勧めの一枚です。(ちょっと似た感じの曲があるのが欠点ですが、一曲ごとのクオリティは結構高いです。)
賛否両論分かれるところですが、この頃の彼らは荒削りながらアグレッシブな曲を聴かせてくれるバンドでした。北欧臭いというよりも、正統的でHM然とした攻撃的ナンバーが多くのウェイトを占めていたように感じます。(どちらかと云えば自分は初期支持派です)
このアルバムがあってこそかの名盤『RED, HOT & HEAVY』が生まれたと思いますし、ほとんどの曲は『RED~』に入っていても違和感を感じないほどの曲なのです。
『RED~』が好きな方は熱くなれる必聴の一枚だと個人的には思います。
帯のタタキにもある「すべては、ここから始まった!!幻のデビューアルバム、日本初登場。」を読む度に感無量の自分がいます。




2. noiseism ★★ (2005-09-23 16:48:00)

もう、まさに正統派ってな感じの音だが、このバンドの音ってどことなく哀愁が漂うなあ。
そこがいいんだが。このアルバムも例外ではなく絶品。




3. HIGASHI ★★ (2009-02-22 23:03:00)

名盤“RED,HOT&HEAVY"を当時いたく気に入って輸入盤で手に入れたのが本作だった。音質的には不満が残るものの楽曲自体は彼ららしさに溢れていて満足できる内容だ。確かにミニアルバムなので、曲数は物足りないけど、掘り下げて聴いたファンなら納得できる作品だと思う。
最近愛聴しているSTURM UND DRANGってこの頃のPRETTY MAIDSの香りがプンプンするので聴き直してみたけど、やっぱり正統派っていいね♪




4. 火薬バカ一代 ★★ (2017-06-22 23:21:44)

日本でも確固たるファン・ベースを構築済みのPRETTY MAIDS。その彼らのカタログの中で、次作にして名盤『RED, HOT AND HEAVY』のインパクトに存在感を掻き消されてしまい、「え?そんな作品あったっけ?」と極めて影が薄いのが、’84年発表のこの6曲入りデビューEP。人気がないとか以前に、そもそも知名度がないという点ではTNTの1stに通じるものがあるような、ないような…。中古盤屋じゃとんと見かけない割に、特にプレミア価格で取引されているわけでもない辺りが本作の立ち位置を如実に物語っていますよ。
ロニー・アトキンスの看板Voや、攻撃的なツインGの運用法等、バンドとしての基礎が固まりつつあることは既に本作の時点で伺えるものの、NWOBHMやTHIN LIZZYからの影響の痕跡がハッキリとコンニチワする楽曲に関しては、まだまだ荒削り。例えば疾走ナンバー①④は、名曲“BACK TO BACK”の試し打ち的カッコ良さを有する反面、全体的に力押しに終始する仕上がりで、様式美HMというよりはNWOBHMばりの直線的な荒くれ感の方が強く感じられるという。(HELOWEEN登場前の独産パワー・メタルっぽくもある)
逆にそういう意味では、ここでしか聴くことができないタイプのPRETTY MAIDSサウンドが楽しめる作品であると言えますし、何より「磨けば光るダイヤの原石」としてのポテンシャルの高さは、前述の疾走曲①④、ケンさんのGソロも美味な抒情ナンバー⑤(イントロが“孤独のナイト・ゲームス”みたい)からもびんびんに感じ取れます。
90年代にCD化されたきり、ほったらかしになっている作品なんで(多分)、取り敢えずリマスター再発の方をお願いしたいところなのですが。




5. 失恋船長 ★★★ (2019-06-03 13:31:52)

英国のレーベルに目をつけられデビューを果たした記念すべきEP。その影響はNWOBHM譲りの攻撃性やアイリッシュフレーバーもあったりと、次の作風とは若干違いはあれど、北欧的な甘みとジャーマンテイストにも通ずる硬派なサウンドを両立したようなスタイルを既に披露していたりと、後の片鱗を随所に感じさせるのが最大の聴きどころ。

海外のレーベルから見放されても我が国は最後まで彼らを支援していたのだが、1990年には待望のCD化を日本先行でリリースされたのも貴重な出来事でしたね。当時の日本には、このような世界初のCD化などの快挙は掘り起こしを行う気概があった事が懐かしいです。

厳しいレコーディング環境をものともしない若さに任せた勢いと、先人達の影響下にあれど自分達の確固たる信念に基づいたサウンドは、十二分に個性を際立させている。そのバランス感覚もデビューEPとしては及第点以上のクオリティを感じさせるものとなった。欧州由来の叙情的なメロセンスとパワー溢れるメタルサウンドとの融合。プリティメイズ節を思いっきり楽しめる好盤ですね。

こうして改めて聴くとシンリジィのカヴァーをやったのは実に必然的な流れだったんだなぁ。



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