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SEVEN (1973年)
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SEVEN
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解説 - SEVEN
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1. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2005-02-08 22:36:00)

第7作目。ヒゲがいなくなったと思ったら、今度はヒゲ&ハゲかいっ!。
大作がなくなりコンパクトな曲が多数収められています。でも切れ目がないからそれはあまり気にならないですね。
ラトリッジが4曲、ジェンキンスが7曲作曲していますが、両者とも互いを損ねることなくアルバムを構成しています。ジャズというよりフュージョン寄りの音になり、『THIRD』期のような攻撃性はほぼ皆無ですが、でも、これはこれでやっぱカッコいいんです。
特に新加入のロイ・バビントンのベースプレイがめっさカッコいい。このおっさん、イカすぜ!。反復フレーズが多いですが、自己主張もしっかりしてて渋い!。
ジェンキンス氏も良いプレイを聞かせてくれますね。特に「Day's Eye」の醸し出す哀愁には痺れましたぜぃ。地中海的な匂いを運んできてくれますね。ぶっちゃけ、ファドっぽいんですわ、この曲。く~!、たまらん!。一曲目の「Nettle Head」も変態変拍子が気持ちいいな~。
でもやっぱり初期のように嫌でも耳を惹きつけられるような展開が少ないのは否めないですね。さっと流れて終わってしまう部分は正直あります。
しかし、各人のプレイは秀逸です。特にベースですね。有無を言わせぬカッコよさです。「グルーヴ」あります。



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